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最近のアニメや声優、Magicに対する個人的な鬱憤を晴らすためのメモ程度のブログ。
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○「テスラノート」 4

 おそらく誰もが思ったことだろうが、こんなところに「エクスアーム」の残滓が感じられようとは……多分、この後の時代においては「しょぼCG」の代名詞としてエクスアームが使われていくのだろう。かつてのMUSASHI-GUN-みたいなもんやな。ちなみに今作は制作体制などはエクスアームと一切関係無い。……と思う。正直、制作スタジオについては見たことないところなので情報が無いのよね。

 先にフォローしておくと、今作は「エクスアームよりは幾分マシ」である。あっちは本当にPS2以下という凄まじいCG技術を見せつけてくれたが、今作は一応、「CGでなんかやろう」という現代的な工夫が見て取れる。例えば表情パターンの貼り付けとか、モデルと背景のバランス調整とか。だからあまりエクスアームエクスアームいうてやるな、という気もする。するけど……でもやっぱりショボい。冒頭、電車落下シーンまではそこまででもないのだが(鳩が気になるくらい?)、その後のヒロインの登場シーン、そして自転車シーンで「あ、これダメなやつだ」と確信するに至る。あとはまぁ、動くシーンはことごとくショボさを発揮してくれるのであまり救いはない。おかげでそっちの面白さばかりで全然話が頭に入ってこないし、ちゃんと観ようと襟を正したら「いや主人公がたっつんやないかい!」みたいなところでもう1回ツッコんでまた白紙に戻っちゃったりした。多分収録はずっと前に終わってるんやろなぁ。

 ヒロインは頑張って顔パターンを増やしてコミカルな部分を打ち出そうとしているし、「スパイアクションもの」ということで権謀術数の部分がシナリオラインで引っ張れればエクスアーム認定から抜け出せるワンチャンスはあるはず。一応監督が福田さんなので大外しにはならないと思いたいのだが……ただ、福田さんってアニメーターとしては一定以上の評価をしてるんだけど、ことに監督業務を任された作品は敗戦処理みたいな作品が多く、あまり芳しい戦績が残せていないのだよな。今作もどうにも……。

 そういえば、ニコラ・テスラの存在がここまで一般に流布したのってどれくらいの時期なんだろうか。私が初めて認識したのは荒木先生の「変人偏屈列伝」の時なので、90年代くらいまでは「知る人ぞ知る偉人」みたいな扱いだった気がするのだが、最近は大体エジソンとセットで出てくるようになった気がする(そして悪役を任されることも多い)。こういう情報の流れってのも、時代性があるんでしょうかね。

 

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