最近のアニメや声優、Magicに対する個人的な鬱憤を晴らすためのメモ程度のブログ。
次回予告が一番面白かった気がする第10話。ぐつぐつさんが頑張ってくれないとこのままどうでもいいシリアス方向に加速しちゃうぞ!
義仙の魔眼に囚われてしまった宗朗。十兵衛も慶彦に検体とされており、残された面々は処刑を待つのみ。幸村の誠意に感銘を受けたダルタニアンによって即時の処断は免れたが、千姫も軟禁状態となり、絶体絶命の状態に変わりはない。 一瞬の隙を突き、かき回し役の兼続と解析役の半蔵の力を利用して抜け穴から隠れ家へと避難した幸村は、一度は秘術・波動霊視を使って宗朗の精神に接触を試みるも、幸村と千姫の力をもってしても呪縛は解けない。結局、力尽くで宗朗の肉体の奪取に挑むことに。わずか5人で研究施設の最深部へ乗り込むメンバーは、その道中で1人また1人と犠牲になっていく。 最深部に到達した幸村と千姫はついに宗朗を発見するが、その前に立ちはだかるのは最強のサムライ、ダルタニアン。絶体絶命のピンチであったが、幸村と千姫の姿勢にサムライとしての矜持を感じ取ったダルタニアンは、慶彦に初めて反抗する。離反の将もろとも亡き者にしようとトラップを発動する慶彦であったが、千姫たちの呼びかけに応え、ようやく宗朗が覚醒。同時に回収に成功した十兵衛に契りをかわし、今再び、マスターサムライ十兵衛が目覚める。 やっていることは実にシンプルな「ここは俺に任せて先に行け!」展開。普通はこういう流れは最終回の1話前とかにやるもんだと思うのだが、この作品の場合は天草四郎と慶彦という「2つの敵対勢力」があるため、ここでまず半蔵や又兵衛たちの見せ場を作った形になるだろうか。地下施設に乗り込んでからの展開は分かりやすくて突っ込みどころもそんなにないんだど、それ故にあんまり面白いとは言えない。 加えて、あまりに物語を切り詰めているせいなのか、各キャラクターの心情面が追いにくく、なんだかちぐはぐな印象が強い。まず、最初に幸村がダルタニアンと対話するシーンだが、幸村が「宗朗の安否が分かれば自分はどうなってもいい」と訴えたのは、本心だったのか、それとも何か狙いがあってのことだったのか。結果的にはその行為のおかげでダルタニアンの忠義を揺さぶることに成功したわけだが、幸村の態度を見ていると、どうやら計算無しの本心という扱いのよう。幸村が宗朗に対してどの程度の親愛を抱いているのかがピンと来ないせいで、なんか上っ面だけの会話に見えてしまうのが難だ。「希代の軍師」であるはずの幸村がさっさと全てを諦めて死を覚悟していたのも、なんだかキャラにそぐわない気がするのだ。もう少し幸村と宗朗の絡みを見せてもらった後ならば、少しは共感出来るものになったのだろうが。 また、そんな幸村を見てやたら影響されたダルタニアンの造反も急過ぎる。幸村たちと違って、これまでダルタニアンが登場したのはほんのわずかな時間だけ。その間に彼女の人となりが理解出来るはずもないし、慶彦との関係の深さも知らない。そんな状態で、ああもあっさりと造反されると忠義が云々というよりも単なる薄情なキャラクターに見えてしまうのだ。なんだか割を食っている勿体ないスタンスである。慶彦の方も、裏切られたと見ると即座に処分する方向に動いてしまったし、想像以上に薄っぺらな関係性だったってことかね。 どうにもメインプロットの方が納得いかないので、見どころというと脇を探すしかない。今回一番楽しかったのは、千姫救出シーンのあたりで又兵衛に頭を撫でられていた兼続さんですかね。っていうか、兼続が暴れてるシーン以外はあんまり見どころがないんだ。精神世界での全裸対決は製品版だったら少しは楽しくなるかもしれないけど……墨汁が空気を読みすぎるからなぁ。この作品で見たいのは、もっと愉快な墨汁なんだよ。今回はなんだかカット割りが頻繁でブツ切り感の強いコンテ構成で、誰がやっているのかと思ったら、何と演出ともにふじもとよしたかの手によるものだった。久し振りに名前を見た気がするのだが、もっと目の醒めるような仕事を期待したいもんです。 PR |
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関西在住の、アニメを見ることを生業にしてるニート。必死で好きな声優を12人まで絞ったら以下のようになった。
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