最近のアニメや声優、Magicに対する個人的な鬱憤を晴らすためのメモ程度のブログ。
安心を越えたクオリティ、第10話。視聴者はどんどん慣れていくはずなのに、この作品から得られる満足度はなかなか下がらない気がするのは何でなんだろうか。
Aパート「てるてる坊主じゃなイカ?」。数学に続いて、美術の才能もあることが判明するイカ娘。触手がものすごく器用なのはいいが、それに比して手が役立たず過ぎるだろうに。あの絵を見せた後の千鶴の反応が気になるところだが……特に何のおとがめも無しだったんですかね。ふざけた絵のデザインとか、最後にイカ娘が見せたグロてるてる坊主の絵柄とか、そこかしこに水島クオリティが見え隠れしている気がします。 なにげに気になったのは、諦めたたけるを見てイカ娘が「このままではたけるが曲がってしまうでゲソ」と心配した部分。お前も充分幼児みたいな精神年齢してるくせに、たけるに対しては何故か保護者目線なのな。ま、数少ない弟分だし、可愛がりたいのは分からないではないが。そういや千鶴の「イカ娘ちゃんも家族みたいなものだから」っていう台詞は本来なら実にハートフルな一言のはずなのだが、その後の展開と発言者の人柄のおかげでスルーされましたね。相沢家はなにげによくできた一家である。 Bパート、「好かれなイカ?」。この作品で一番のネタ要員が早苗であるということがよく分かる1本。ただ、本来ギャグなんだから笑い飛ばすべきエピソードなのだが、途中の想い詰めた早苗の描写があまりに真に迫りすぎて、背筋が寒くなったり胸が痛くなったりする。「想い」を通り越して完全に「症状」になっているわけですが(飼い犬にイカ帽子を被せようとする代替行為の意味がさっぱり分からぬ)、あれだけの苦しみを乗り越えて一時は治癒したんだから、早苗も本当は良い奴なのかもしれません。そして、そんな早苗のことをちゃんと心配して上げている栄子も良い奴だと思います。 アニメとしての見どころは、早苗を追い払う時の容赦無いイカ娘の触手さばきと徹底した攻撃の様子。こうして見るとやっぱりあの触手は殺戮兵器なんだよな。そして、禁断症状に悩まされる早苗の元に現れたのは、なんと幻影のミニイカ娘。「ゲショゲショ」の鳴き声は5話で早苗が夢見た通りのものだが、今回は大増量で妖精のごとく踊り狂う。エンディングでもその愛らしい姿を見せてくれたし、5話でハートを射貫かれた視聴者にはたまらない映像になりました。それだけに、オチの唐突さというか、投げっぱなしぶりが完全に浮いてるんですけど……この適当さこそが本質なんでしょうなぁ。 Cパート「おおきく振りかぶらなイカ?」、もとい「野球しなイカ?」。水島監督がわざわざこの1本のために「おお振り」スタッフに声をかけたというのがマジだと分かる、無駄な野球描写の注力ぶりがすごい。少女野球の試合なのでそこまで劇的な展開があるわけではないのだが、清美のピッチングフォームとか相手チームのバッティングの力の入り方とか、不必要なほどに丁寧で見やすい画面が出来上がっている。普通に考えたら「腕じゃなくて触手で力投するキャラクター」なんて描けるはずもないのだが、ベースにあるのが「ちゃんとした野球アニメの技術」だったおかげで、触手ピッチングまで妙なリアルさが伺えるのが面白い。 シナリオとしては、単なるいいお話。イカ娘の天敵である早苗のエピソードの後に、唯一無二の友達である清美のエピソードを配することでギャップによる見栄えがある。ま、相変わらずそれまでの流れが良すぎるおかげでオチの寂しさが(ry 今回、相手チームの主将役がHEROMANのジョーイ役だった小松未可子だった。ちょっと久し振りだったんだけど、がんばれているようで何よりである。そして、清美に駆け寄るナインの一人が、無情なまでの棒読みキャスト……って、またお前か小見川。なんでそんなところにいるんだよ。小松未可子にしろ金元寿子にしろ、キャリアはお前よりも浅いんだぞ。 PR |
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関西在住の、アニメを見ることを生業にしてるニート。必死で好きな声優を12人まで絞ったら以下のようになった。
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