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最近のアニメや声優、Magicに対する個人的な鬱憤を晴らすためのメモ程度のブログ。
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○「てっぺん!!!!!!!!!!!!!!!」 5

 真っ先に断っておくと、おそらくこの評点は最終的に落ちるだろうと思われる。すげぇ勝手な決めつけだが、きっとこれを読んでいるアニメファンの多くは、同じような直感というか、経験則をお持ちのはずだ。それくらいに、「アニメで漫才」は鬼門である。

 まぁ、鬼門とか言うてはみたがそんなに前例はない。直近の「まえせつ!」が想定通りに不発だったことがやたらネガティブな印象になっているだけかもしれないが、基本的にお笑い要素を「アニメの脚本として」やるのは凄まじく難しい。いや、多分実写ドラマでも難しいとは思うのだが、それくらいにお笑い芸人ってのはその場の空気との勝負であって、「演じる」に向かないライブ感第一の存在である。この作品がアニメ化されると聞いた時点で、「あー、ブシロードコンテンツでここまで明確に地雷を踏みに行くのも……」と天を仰いだものだ。いや、中身は全然知らんかったけどね。声優三姉妹(チームY)に関しては、個別に彩沙のファンではあるが、あんまりグループとしての活動はおっかけてない。

 で、そんな状態で覚悟を決めて見始めた1話目だが……まぁ、成立はしてるんじゃないでしょうかね? 1話目は5組のトリオが垂れ流されるだけで本当にドタバタしてる自己紹介エピソードなのであまり内容がうんぬんという心配には直接タッチしない話だったのが逆に良かったのかもしれない。畳み掛けるようにして飛び出す15人のキャラは、そりゃキツいのも何人かいるし、一切頭には入ってこないので紹介としても機能はしてないのだが、「あー、なんか賑やかにやってんねぇ」というのが分かるならそれはそれでOKな気はするのだ。また、個人的に「都道府県もの」というか、「地方ネタ」が割と好きなジャンルなので、個々のグループが都道府県の要素を強めに打ち出しているのも何となく好きな要素。「八十亀ちゃん」が終わったタイミングですぐに若井友希が東海地区を背負って再出発してるのは流石に笑う。

 その他にも、どうやらキャストの選定は「地元民」という制限を徹底しているようで、たとえば我らが茨城大使であるめぐちがフル回転茨城弁キャラで登場しているし、我らがあいなあいばさんも、ようやくキャラとして関西弁でマシンガンを撃つことが可能になった。他にもクラウドファンディングで地元アニメまで作ってしまった邪神ちゃんこと鈴木愛奈など、地元を背負っての配役は見ものではなかろうか。全員知ってるキャストってわけじゃないが、改めて確認しててかすかすの中の人が京都出身だとか、小山百代が道民だということを初めてしりました。「こうなってくると、地元に統一感が無い主人公チームが一番設定にあってないじゃん」と一瞬思ったが、キャラの方もちゃんと「京都から引っ越してきた」「岩手から出てきた」という設定になってるからOKなのね。彩沙と寺川愛美のフェザーズが久しぶりに復活したのだが、なんと愛美の妹役は愛美の妹だそうな。もう、声優業界もやりたい放題やな。

 先の懸念は数知れぬが、個人的には屋台骨となる彩沙のかっとびトークはきっちり空気を掴んでて期待が持てるとは思ってる。どちらかというとキャラを作らなきゃいけない愛美のツッコミの方がちょっと流れに乗れてないようで不安材料か。もう、開き直って中の人と同じにして愛美はボケ側に回らせた方が良かった気がするんですけどね。さて、ブシロードパワーがどこまで通じることやら……。

 

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