○「RWBY 氷雪帝国」 6
まずもって「タイトルなんて読むねん」というところからスタートしなきゃいけないのだが、確認したら「るびー」でいいようだ。そういう発音にはならない気もするけども。
「どっかで見たタイトルなんだけど、なんだっけ? ソシャゲだっけ?」としばし悩んだが、正解は「アメリカで制作されたアニメ」だそうで。なるほど、そういえば随分前にどこかでビジュアルは見て「なんかすごく日本向けっぽいデザインのメリケンアニメがあるらしいぞ」という認識は得たのだが、如何せんテレビ放送などが無かったために触れる機会がなかった作品だった。Wikiによればシリーズは100話を超えてるようで、かなり大きなプロジェクトになってるのね。まぁ、アメリカってドラマでもなんでも、一度放送が始まると長くなりがちだが。世界的に見て日本のコンテンツが細切れで短すぎるっていう方が正しいのかも。とにかく、よく分からんがそうして結構な長期にわたって愛されたり愛されなかったりする作品っぽい。
今回はそんな作品を改めてジャパナイズしたもので、映像制作はなんとシャフト。そこになぜか原案で虚淵、シリーズ構成に冲方丁という濃いクリエイターが絡んでいる。シャフトは今期「ルミナスウィッチーズ」とこれの2本体制ということになるが、まぁ、大丈夫っぽいですね。こちらの作品の1話目は元のアニメからもいくらかテイストを残しつつ、きっちり日本のアニメーションとしてリライトされている。戦闘シーンがド派手で作画とCGの融和がこなれており、作画クオリティだけで言えばかなり期待できるタイトルになっているだろう。もう、最近のシャフトはいわゆる新房シャフトを離れてふつーの良作画スタジオに成り上がろうとしているな……。
1話目は中心となるヒロイン勢の顔見せエピソードなので設定をなぞっただけ。今後どのように展開するのかは予想もつかないが、既に基盤が出来上がった作品だというなら、ある程度の品質保証はされていると考えていいんじゃなかろうか。キャストもガチガチの鉄板で固めてあり、どこをとっても大崩れしないよう、とにかく安定感重視の展開である。金と手間がかかってるのは間違いないやろ。
ついでにどうでもいい部分を先取りしておくと、今作はプリキュア指数がかなり高め。メインキャラは日笠を抜いて全員プリキュア、途中で出てきたメガネの先生までプリキュア。ここまで来ると、もうさっさと日笠も変身しとけよ、と思う。
PR