最近のアニメや声優、Magicに対する個人的な鬱憤を晴らすためのメモ程度のブログ。
○「ユーレイデコ」 4 OK、何にも分からないな? アニメ1話目で何も分からないなんてのはそう珍しい事態でもないのだが、ここまで分からないと本当に分からないな? 何が分からないかも分からないな? 当方、とりあえず片っ端から録画チェックしていくスタイルなので、時たまこうして何一つ分からない状態のアニメが転がり込んでくることもある。本作は何しろ原案に湯浅政明、当然制作はサイエンスSARUという作品で、開始数秒で「あ、そゆこと」と変な覚悟が決まるある意味で分かりやすい作品だ。別な言い方をするなら、1話目から「覚悟完了」が求められる。この作品世界についてくる勇気はあるかと。そこに労力を割くだけのバイタリティが残っているかと。 そう問われると、体力も落ちたおっさん視聴者はたじろいでしまう。正直1話目では何かが琴線に触れるということもなく、最初から最後まで頭の中には「?」1択。これを2週目も3週目もやられたらたまったもんじゃない。そして、この人らならそれをやりかねない恐ろしさがある。「わけわからんアニメの系譜」というのも実はこの業界に細々と受け継がれており、パッと思い浮かんだ古いところだとアニメ「C」。そのほか、かっとびアニメとしては「フリップフラッパーズ」や「18if」。直近ではちょっとニュアンスは違うが「MUTEKING」あたりは何か共通するものを感じる。とにかくデザインに個性を持たせ、一発でそれと分かる画面のみを展開し続けるため、もしぴったりフィットしたなら、これ以外から摂取できない養分があることになるので中毒になる恐れすらあるタイプだ。 ただ、残念ながら1話目の映像ではあまり依存性を感じさせるものではなかった。劇場作品も含めて、アニメってのはなぜか「バーチャルリアリティ」を描くことが多い。まぁ、それだけ実写にはそぐわない「アニメ向き」の題材ということなのだろうが、それだけ何度もいじられてきたテーマだと流石に食傷気味だ。近頃は現実世界でもバーチャルだのなんだのは絵空事ではなくなりつつあり、「日常の地続きになっていてリアル」か、むしろ突き抜けて未来指向にして「そんな未来無理やろ」かのどちらかでこそ真価を発揮できるような状態。今作の世界観は「高評価ボタンがそのまま通貨にも」という地獄のようなものだが、これがリアルな世界から思い切り乖離するでもなく、かといってまじめに受け取るにも馬鹿馬鹿しいくらいの内容で……どういうテンションで見ていいのかが判断できない。ここからこの設定で面白くなるんだろうか? ま、「18if」あたりはたまに地味なボディブローみたいなエピソードが刺さる時もあったし、今作も何か、1話だけでもいいから爪痕を残すようなお話ができることを祈ろう。
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関西在住の、アニメを見ることを生業にしてるニート。必死で好きな声優を12人まで絞ったら以下のようになった。
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