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最近のアニメや声優、Magicに対する個人的な鬱憤を晴らすためのメモ程度のブログ。
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「それでも歩は寄せてくる」 5→4

 高木さん・ツバキと続く山本崇一朗三部作のトリを務めた、将棋アニメっぽい顔をしながら将棋は全然重要じゃないアニメ。まぁ、ツバキのくノ一要素だって重要ではないわけだしな……。高木さんはせいぜい頑張ってからかってくれ。

 何も悪い所はない。放送開始時から、なんなら放送前から「こういうアニメになるんやろな」って思った通りのアニメだったし、最後までその空気感は変わらずに維持されていた。「先輩は可愛いなぁ」と思えばそれで全てが事足りるし、最終的に距離が近づいた2人を観て「はいはい、爆発爆発」と思ってればそれでいい。

 ただ、本当にただそれだけというのも……ねぇ。高木さんには「実は今作で一番やべぇのって西片だよな」という不可解な高木さんへの同情(?)があったし、ツバキにはただひたすら女の子どうしで絡み続けるパライソ状態があった。今作においては……うーん。ほんとに無いんだよなぁ……。もうちょい将棋を深掘りした絡め方があるのかと思ってたんだけど、これ、別に将棋じゃなくてもいいんだ。チェスでも囲碁でもオセロでも、なんならテニスやバドミントンでも成立する話だろう。せっかく将棋という妙なテーマ設定にしたんだから、そこはもうちょっとオリジナルな何かがあれば嬉しかったのだが。でもまぁ、アニメの画面を作るに際して、多分最低限盤上が成立するくらいの気遣いはあったのかな? 映像品質はCloverWorksによる「ツバキ」には流石に敵わないが、高木さんには負けてないくらいのクオリティは維持できていたと思う。周りを固めてる女の子も可愛いといえば可愛かったし、いや本当に「積極的減点」は無いのだけど……環境音楽にするにもなぁ……。たまに羊宮ボイスが聞こえてくるから、それだけでソワソワするんよ。あ、部長役の中村カンナはこれが事実上のデビューみたいなもんだけど、それなりにいい仕事ができたと思うので次につながるといいですね。

 個人的に今作における一番のツボは、何故かwikiのページに「将棋の駒一覧」っていう謎の項目があり、しかも何故か金が載ってなかったことです。どういうことぉ?

 

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