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最近のアニメや声優、Magicに対する個人的な鬱憤を晴らすためのメモ程度のブログ。
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○「勇者パーティーを追放されたビーストテイマー、最強種の猫耳少女と出会う」 4

 試聴しながら僕はこんなことを考えていました。「千鳥のノブを拘束して、泣こうが喚こうがひたすらなろう系アニメを見せ続けるっていう拷問にかけたら、50作目くらいでどんなツッコミを見せてくれるんだろうか……」と。「そもそも助けとらんッ」「たまたま遭遇するにはデカすぎるじゃろッ」。

 視聴を続けるうちに、どんどん胃が締め付けられるようなこのなろう系独特の感覚。これが快感に感じられるようになればきっと僕の人生も変わるんでしょうけど、まだその道は遠いですね。ほんと、冒頭からキツいし、ラストをきっちり「俺、何かしましたか?」で締めてくれるあたり、逆に制作側は全部わかった上でやってるってことなんだろうか。こんなにも的確に羞恥心を刺激してくれる作劇もなかなか出来ない気がする。

 いわゆる「追放系」のサンプルフォルダに入ってる素材をそのまま持ってきたような1話目。なんで勇者パーティーがこいつを入れたのかも分からんし、なんであの扱いで働き続けたのかも分からんし、このタイミングのクビも分からん。まぁ、全部「それが都合がいいから」という作者側の事情は痛いほど分かるのだが、作品世界のレベルで考えると「そう展開するもんだと教本に書かれていたから」以上の答えがない。主人公は勇者パーティの素行に気付かずにピエロを演じていたならそれはただの馬鹿なわけだし、分かった上であのポジションに甘んじていたなら単なる自業自得。なろう世界は、「すごい才能を持つ奴」が賛美され、「その才能の真価に気づかず、日陰者に甘んじていたこと」に一切の責任は負わせないというルールがあるのでしょうがないのだ。

 もう、タイトルで設定された要項は全て満たしたから1話目が最終回でいいんじゃないかな……。よりによってその出会い方が一番適当だったけどな……。最強種、ギルドの入門試験やるような序盤の街の周りにたまたまいるな。それを襲うモンスターもたまたま出るな。助けようとしたタイミングでたまたま蹴るな。ほんでなんで猫耳娘が最強種やねん。理由は簡単、「可愛いから」だよね。分かってるよ。でも、ケモ耳娘にふさわしい場所はそこじゃない。片田舎のドラッグストアで看板娘やってた方がよっぽど似合うと思いますよ。

 何がやるせないって、1話目段階ではメインヒロインの猫耳っ子はそこそこ可愛く描けてるということである。これで画がメタメタだったらむしろ助かるのだが……話数が進んで崩れていくことに期待するかぁ。私は何のためにアニメを観ているんでせうね。

 よりによって勇者パーティが種﨑・古賀とかいうキャスティングなんだよな。そっちの方がどう考えても強いやろがい。もしかして、主人公はこの2人に嬲られたいから勇者パーティに入っていたのかもしれませんね。キャストに対する見方のクセがァ。

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