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最近のアニメや声優、Magicに対する個人的な鬱憤を晴らすためのメモ程度のブログ。
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 いいエピローグでしたね……。第19話。前回が「いい最終回」だったので今回が「いいエピローグ」なのは当然の成り行き。また、久しぶりにうたわれでもらい泣きしちゃったかな。

 平和が訪れたヤマト。ライコウ亡き後の新・アンジュ体制が樹立され、これまでパーティメンバーとして活躍していた面々が軒並み八柱将などの要職へと召し上げられ、まさに大団円(あれ、そういやミカヅチさんってどっかいったけ……)。まだ幼いアンジュがこれからどんな国政を振るうのかは分からないが、ムネチカさんをはじめとした有能なサポート陣もついているし、きっとヤマトは以前のような平穏を取り戻すのだろう。めでたしめでたし。

 で、「ヒトの世」の話はおしまいである。あとはその先、「神の世」の物語が続いていく。再会を果たしたホノカ、そしてまさかの「生きてたんかいワレェ!」な帝。ただまぁ、彼の場合は実質的に死んでるようなものなので、そこまで理不尽なサプライズというほどでもないだろう。本人も「死人」としての立場は弁えているようで、現時点での世界的な情勢を弟と共有し、うまいこと新旧の世界の接続を果たしてくれと願うにとどまっている。ハクの方も多少驚きはしたものの、こと「旧時代」の連中の話。多少の無茶はいい加減慣れてしまっているのかもしれない。およその話を受け入れ、平穏な世の中での自分の身の置き方を決める。

 そして、そんな劇的展開の最大の副産物が、これまで分かっちゃいたが事情が事情なだけに情報をシェアできていなかったクオンとの接続。ようやく、本当にようやくクオンに打ち明けた形となり、クオンの方は万感の思いでハクに歩み寄る。形の上では「オシュトル」ではあるものの、もう2人の間に壁は無くなった。クオンもクオンで立場があるもんだから「あとはお二人だけでごゆっくり」ってなわけにもいかないのは残念だが、これまでの長きにわたる断絶を少しずつ埋めていくには充分だろう。

 こうしてクオンに福音がもたらされたことで、改めて気付かされるのがネコネの悲哀であった。クオンは「失ったと思っていたが取り戻せた」側の人間。しかし、ネコネは「失っていないように見せかけていたが、実は失っていた」側の人間。ようやくその事実と向き合うことができるようになり、クオンは真っ先にネコネに対峙。全てを打ち明け、いつぶりかの腹を割っての「姉妹の語らい」である。結局、一番辛かったのは、一番苦しかったのはネコネだったんだよな。そしてそんな彼女の喪失はもう2度と変わることはない。それを考えれば、あの時のハクの決断はやむを得ないものだったということが改めて確認できるし、ここまで話が進んでも、決して埋められない傷のままだったことにも気付かされる。平和な世の中が、少しでも彼女の慰めになれば良いのだが。

 しかし、ここからのハクの旅路、周りにいるのがフミルィルとウルサラって、エロの化身みたいな連中ばっかりなんだが……。

 

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