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最近のアニメや声優、Magicに対する個人的な鬱憤を晴らすためのメモ程度のブログ。
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 野球回があるアニメは名作の法則、第8話。最近だとどうだったかなー、と思って過去ログを遡ってみたら、明確な言及があったアニメは「Sonny Boy」と「BNA」だった……。ヲイ! どっちもイカレまくった回じゃねぇか! ちなみにその他「ドロヘドロ」「博多豚骨ラーメンズ」あとジョジョ(ダービー戦)などがあります。…………法則なぁ……。

 どうしても突発的な野球回はイカレエピソードになりやすいですが、今作は元からイカレてるので割と平常運転でしたね。まぁ、相変わらずしれっとした顔でやってることはエグいのだが。どうにも前回までの一件でなごみの脳の一部が破壊されてしまっているらしく、ある意味ではとても主人公らしい真っ直ぐすぎる情熱を手に入れている。それがねるらちゃんの弔い合戦を目指したものなのかはよくわからんのだが……敵対せずに融和を目指すといいながら、彼女のマインドは秋葉原に良い影響を与えているのだろうか。結局は抗争が激化したり、各地に遺恨を残したりしてる気がするんだよな。なにしろ今回はメイドリアントップがついに殺されてしまったわけで。とんとことんの周りには常に火種しかありません。

 野球回のクオリティってのはそのアニメのベースラインを測るのにちょうど良くて、野球のモーションや細かい試合展開などから、どれくらい丁寧に作られているかが読み取りやすい。本作の場合、野球のモーションなどは並程度だが、各所に細かいネタ回しを配置しておく手管は手慣れたもの。そう言えば、同じP.A.WORKS作品である「SHIROBAKO」もバッティングセンターでのモーションだけで話題を呼んだこともありましたね。今回は嵐子のモーションがやたら注目されており、バッティングは王、そしてピッチングはサブマリン。打席は左だから完全に王のコピーだが、ピッチングも左なので、左のアンダースローという非常に珍しいスタイルになっている。今ググったら、少なくとも日本球界ではあまりこの例に出せる選手はいないらしい。そんなところにオリジナリティを発揮されても……。「塀の中」での野球経験でなんでアンダーを学んだのかはよくわからんな。

 その他、なんだかんだでフィジカルが無駄に高いとんとことんの面々は、ゆめちとしぃぽんがやたらハイクオリティな二遊間を見せていたり、とにかくパワーバッティングでスタンドに運びまくる御徒町がいたり。御徒町、あれだけ殺伐とした試合で一番危険なファーストについてるのに無傷で逃げ切るのすげぇよな。敵サイドからすれば主砲のこいつを攻め落とすのが一番旨味が多かっただろうに。やっぱ周りの連中から見ても手ェ出しにくいのかしらね(そりゃそうだろ)。

 そして実はなごみがゲームメイクという意味ではほとんど役に立っていないという事実。足の引っ張り方を考えると、多分ベネズエラ三人衆を上回る最大のウィークポイントだったんじゃなかろうか。まぁ、マスクワークができれば別になんでもいいんですけどね。ソフトボールやってた経験のおかげで野次要員としてそこそこ優秀なのがかえって寂しい。

 結局最後まで見ても「なんで野球だったんだろう?」という疑問は一切解消しないのだが、それが野球回というもの。アニメ業界の理不尽を煮詰めたような存在だな。

 

 

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