最近のアニメや声優、Magicに対する個人的な鬱憤を晴らすためのメモ程度のブログ。
インパクトが秒単位で更新されていく、第9話。ラストなんかさぁ、エンディングが新規に切り替わって「おっ、毎回かわいいな! いいエンディングだ!」って満足して終わろうと思ったのに提クレバックでもう一回ネタ重ねてくるやんか。刺激に貪欲すぎるアニメです。 てなわけで、前回とても良い最終回を迎えたので今回何したらいいかよくわかんねぇよ、と思っていたところに、きちんと「第二部始動!」みたいな雰囲気を出してくれている。バンドが成功すればするほどに「ぼっちのアイデンティティが失われていくのでは?」と心配にもなるのだが、この1本を持って「どこまで行っても後藤ひとりは後藤ひとりですよ」という安心保証が提供される。アバンでの「何もない夏休み」の絶妙な「らしさ」が病巣の深さを物語っている。いや、日常の予定を考える際に「家族以外の他者」が介入するようになってんだから、ぼっちからしたら大きな進歩ではあるんですよ? 予定を「空けてる」という意識だって、おそらく数ヶ月前までは出てこなかったものだと思うし、「もし誘われたら行くかもしれない」と思っているだけでも大きな変化には違いない。しかし、そこから「自分から誘う」までのハードルのでかいことでかいこと。いや、偉そうに上から目線で書いてるけど俺だって無理だし。人付き合いがどうこう以前に、何かを企画立案して責任を持つことって、すごく負担が大きいじゃない。そんなん、引きこもりには無理に決まっている。その結果、志こそ変われど結果的にはいつも通りの夏休み。ナチュラル畜生発言をする妹のプレッシャーが大きくなるばかりである。一応アニメ的な話をしておくと、アバンはほとんどが古風な日本家屋である後藤家のフィックスで進行しており、後半の江ノ島パートとのキラキラ度合いが意図的に対比されており、停滞感がより一層肌に感じられるように構成されてますね。 というわけで海だ。ガールズバンドが連れ立って江ノ島ということは事実上の「Jamboree! Journey!」なわけですが、キラキラな青春溢れるafterglowと違い、結束バンドは2/4が陰キャ。喜多ちゃんが一人で陽の成分を担ってくれているが、どう考えてもリョウは陰のものである。間に挟まれる虹夏がどういう立ち回りになるかというのが最大の焦点で、常にバンドリーダーらしく緩衝材になってくれてはいるのだが、今回は慣れない真夏の強行軍のせいで虹夏までがやや陰に寄った印象。3/4がインドアでは、そりゃ陽キャパラダイスの夏の海なんて似合うわけがないのだ。 しかし、どれだけ凸凹でもここまで重ねてきたバンドの結束は一応は本物。ただまぁ、「絆が深まっている」というよりも「ぼっちという要介護者の扱いに慣れてきている」というだけの話な気もするが……奇行に走るぼっちを「いつも通り」と受け流すリョウは一見すると一番ぼっちのことを理解してるように見えるが、多分こいつの場合は単に面倒臭くて放棄してるだけだと思う。今回の精査の結果、実際は頭も悪く、執拗に金をせびる金銭感覚の緩さも取り上げられた。単なるヒモだとすると、やはりこいつ、ろくな人間じゃない……喜多ちゃんがそのことに薄々勘づいてるのに耳を塞いじゃうのは自己否定の痛みに耐えられないという少女の葛藤か。あとはまぁ、ここでリョウに幻滅しちゃうとそれこそバンドが内部崩壊しかねないという現実的な問題もある……。メンバー4人に「引きこもりの対人障害」と「ヒモ属性のクズ」が混ざってるバンド、ロックという言葉を免罪符にするにしてもあまりに重すぎでは? そんなメンバーでいく江ノ島に陽の気などあるはずがなく、そりゃぁトンビだって生ゴミと間違えて突きたくなるのもしょうがないだろう。何しろ女子高生の旅行だというのに、家から着の身着のままの臭そうなジャージがいるわけで、とてもじゃないが青春の1ページには加えられそうもない。まぁ、こんだけ堂々とピンクジャージで出歩ける胆力はむしろ鋼メンタルと言えるのかもしれないが……連れてる残り3人の方が恥ずかしそう。セミのために卒塔婆を抱えてるやつと、値段交渉のために複数本のベース持ち歩いてるやつ……ロックだなぁ(免罪)。 まぁ、結果的にはそんなグダグダな旅行でもぼっちにしてみれば大きな大きな思い出になったのだからよかったというお話だ。心なしかエンディングの曲調も軽く、少しはぼっちも前向きになれたと思っておこうじゃないか(まぁ、歌詞の内容は相変わらずだったが)。エンディングのパワプロ風キャラ作画、ほんと好き。
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関西在住の、アニメを見ることを生業にしてるニート。必死で好きな声優を12人まで絞ったら以下のようになった。
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