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最近のアニメや声優、Magicに対する個人的な鬱憤を晴らすためのメモ程度のブログ。
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 笑顔でバイバイ、最終話! お別れの話もありながら、それでもスカッと青春絵巻。良いエピローグだったんじゃないでしょうか。

 Aパート、いよいよ完成した秘密基地の感想戦。それぞれが担当した箇所の出来の良さを褒め称え合う部員たち。ただ、そんな中でもせるふの担当箇所だけは……まぁ、最後までせるふはせるふでしたね。彼女が何か特別な成長をするでもなく、ただ自分であり続ける中で紡がれるお話ってのが、今作最大の特徴と言えるのかもしれません。「日常系」って言葉はよく使うけど、そりゃ人間って日常的に毎日劇的に何かが変わるなんてことはないですからね。自分は自分のままで、それでも少しずつ周りの環境は変化していく。そんな中でちょっぴりの成長が見出せるなら、それは小さな喜びである。

 ジョブ子の帰国は予定通りに(送別会に部長クッキーが降臨しなかったことだけが意外である)。そこを曲げる理由もないが、随分あっさりとした去り際。ただ、当然改めて来日する可能性は示唆されているし、何よりも彼女が短かった日本生活の中で得られたもの、これからの未来に進むべき道もしっかりと示されている。ここにもまた、成長の足跡が確認できる。ジョブ子に触れて、変えてくれた存在がせるふであるとするなら、ジョブ子自身によって変えてあげた存在はぷりんである。ジョブ子による最大の置き土産、それはぷりんが素直に気持ちを表現できるだけの勇気をくれたこと。

 そしていよいよBパート。こちらはもう、まるまるせるふとぷりんだけの2人の時間。最終回のこれだけの時間を「よろしくやってください」とばかりに2人に割り振る采配、非常に正しい。部長ファンとかしーファンにとったらもしかしたら納得できない最終回かもしれないが、やはり今作はここに帰ってこないことには終われないだろう。素直に向き合えるようになったぷりんが、確かな成長を見せつつも、あの頃と変わっていないことを示すのがせるふの絆創膏っていうのも色々と業が深い。結局せるふって、「普段の言動がクズっぽいのに絶妙なタイミングでいいこと言うから放っておけない系の畜生彼氏」みたいな存在だったな……せるふは「こんな奴と付き合ってたらダメになる……」って理性では分かっていたからこそあれだけツンケンして距離を置こうとしていたのに、今回の一連の騒動で結局元鞘に戻り、放っておけないせるふの魅力にずるずると。まぁ、これが2人の幸せの形なのだから、外野が口を挟む問題じゃぁないんですよ。大丈夫、本当にゆっくりだけど、せるふだって確かに成長はしているのだから。

 2人の未来に幸あれ。そしてミート、長生きしろよ。夕食はドン勝だー!

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