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最近のアニメや声優、Magicに対する個人的な鬱憤を晴らすためのメモ程度のブログ。
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○「文豪ストレイドッグス(第4期)」 ―

 あけましておめでとうございます。過去にあんまり正月休みが無かった当ブログですが、今年は珍しくがっつり空きましたね。特に意図したわけではないんですが、例年、年明けまでもつれ込んでた最終感想がスパッと年末までに片付いただけの話。逆に言えば、毎年どんだけ持ち越してたんだよ、とは思うが。あと、普段から何くれとなく書き散らしてないと気が済まない質なんですが、今年は別件で色々とアウトプットできてたのでストレスがたまらなかったってのもあるかも。そんなこんなで、今年も頑張って新番を追いかけていきましょうね。

 とはいえ、新年一発目はこちらの続編なのでそこまで書くことも無かった。振り返ってみればこの「文豪ストレイドッグス」というのも不思議な作品で、アニメ開始は2016年なのでもう7年も経つが、その間に評価がじわじわと上がっている。続編が続く作品って途中で飽きたり慣れたりしてそこまで興味が続かないことが多いので、こうして少しずつ印象が良くなる作品ってのは珍しい。参考までに確認しておくと、1期2期の評点がどちらも「5→5」だったのに対し、3期だけは最終的に6点になっている。その理由は色々とあったんだろうが、読み返すと逆の意味で「慣れ」が大きかったようにも思える。元々、原作がスタートした時点でちょっと目を通して「作家のこと馬鹿にしてんのか」というよく分からない憤りから嫌悪感を持っていた作品だったはずなのだが、五十嵐卓哉・榎戸洋司というズルい座組のアニメのせいでふつーに面白くなってしまい、いつの間にか「作家の名前を借りたキャラ」もきちんとオリジナルキャラとして立脚できるようになったもんだから、マイナス要素が消えて純粋に「面白いアニメ」までのし上がってきた形。

 4期となる今回は通しナンバーで38話目からのスタートになるらしいが、ぶっちゃけ前期が4年も前という時点でそりゃぁなんも覚えてない。覚えてないのだが、そこは制作側もしっかり備えているようで、まさかの社長と乱歩の過去エピソードからスタート。これなら前クールでやってたことを覚えてなくても問題はない。改めて、乱歩が出てきた時の今作は「そこそこミステリ」になって最低限の説得力を備えており、そこに肝心要のがっつりアクション作劇も絡んでいい具合に刺激が増している。改めて、ズルい作品である。

 長いシリーズになってしまったので今更改めて深掘りしようとは思わないが、きっと今期もこのまま楽しませてもらえるんだろうと勝手に期待している。

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