最近のアニメや声優、Magicに対する個人的な鬱憤を晴らすためのメモ程度のブログ。
○「解雇された暗黒兵士(30代)のスローなセカンドライフ」 4 6なろう目。そして、すごく普通のなろう。良くも悪くも。悪くも悪くも。 いわゆる追放系の出だしから「スローライフ」というくくりへ。過去に全く同じようなくくりのアニメがあったはずだが、もうタイトルも覚えてないので遡るのは省略する。例によって追放系への理不尽さが募ったり、「ランクではかる冒険者ギルド」の意味がわからなかったり、無意味に才能を開花させたりとイライラポイントは多いのだが、一番耐え難いのは、お約束要素を特に考えもせずペタペタとくっつけた結果なのだろう、「ここにいたるまでの背景」が全く見えてこないことだ。タイトルに「暗黒兵士」と言ってるのに「暗黒」要素がまず分からん。「魔王軍の部下だったこと」を言っているんだろうか? しかし作中で「魔族も人間も見た目が変わらず、魔法を使えるかどうかの差だ」と言っているのだから、魔族側を「暗黒」呼ばわりする必要はない。見た目が同じで能力にも大差なく、同じ世界で同じくらいの文化レベルで生活しているなら、もうそれは「魔族と人間」とかじゃなくて「単なる敵対関係にある隣国」である。「暗黒」要素がわからなければ「兵士」要素も分からない。「30を超えるまで勤めていた魔王軍」と言っていたが、その間に「剣など握ったこともない」と言っていたが、じゃぁ何をしてたんだろう。戦争がある世界にも見えないので戦場に駆り出されていないことはまだ理解できるが(その場合に「魔王軍」という概念がどういうものなのかが怪しくなるが)、一度も剣を握ったことがない「兵士」とはいったいなんなのか? 仮に一度でも剣を握ったことがあるなら今回試したような「秘められた才能」が明るみに出ていたはずで、解雇される謂れはなかったはず。いや、まずもってこのタイミングで解雇された理由も明らかになっていない。「魔法も使えない下賤が四天王補佐ということがそもそもおかしかったのだ」と言っていたが、そりゃそうだ。おかしいなら、なぜ今まで曲がりなりにもそのポジションにいたのか。想定される解としては「先代は主人公の才能を理解して採用していたが、2代目に継ぐ際にホウレンソウを怠ったため、無能だと勘違いされた」というルートが一応あり得るが、その場合にも主人公の自己認識がおかしい。クビを言い渡された際に「いえいえ、私はちゃんとこれまでこういう仕事をしてきたから雇用されていたのです」ということを証明すればいいだけの話。それがないということは、主人公もなぜこれまで働いていたのか分かってないということ。というか、多分5分前仮説みたいなもんで、この世界に「これまで」など存在しない。想定されていないのだ。 そしてもちろん「これから」もあまり想定されていないと思われる。「魔王軍」を抜けたおっさんがふらふら彷徨った程度の距離に、平和に人々が過ごす村がある。その村には「Dランク冒険者」と呼ばれる連中がいる程度。まさに「ラストダンジョン前の村」とでもいうべき立地だと思うのだが、そんな様子はかけらもない。この世界、セカンドじゃないライフでも普通にスローなのでは? もう、世界が一から十まで分からないし、特に説明する意図もない。安心安全のなろう品質でFAでいいんじゃなかろうか。 なんだか杉田の独白テンションだけで乗り切ろうとしてる感があるが、「一見目立たない地味系主人公」って、杉田ボイスに任せる配置じゃないのよ。ダミーヘッドマイクに転生するくらいがちょうどいい声なのよ。
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