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最近のアニメや声優、Magicに対する個人的な鬱憤を晴らすためのメモ程度のブログ。
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○「UniteUp!」 6

 やぁ! 最近のCloverWorks作品はやたらと全肯定おじさんだよ! 今期のClover作品はこの男性アイドルものだ! 残念だね!

 とはいいつつも、やはり画の力は強いので今後が気になる作品なのは間違いないですね。実のところ、いつものように男性アイドルものとは知らずに試聴を始めており、適当に録画したレコーダーの番組欄にチラッと「アイドル」という説明が見えたから「アイドルものかぁ」と思いながら再生したらいきなりライブが始まり、「男やないかーい!」と少しがっかり。ライブ演出はそりゃぁ頑張っていたが、やはりCG作画は今どきそこまでびっくりするようなもんでもなく、「もうアイドルはいいよォ」と遠慮しようかと思っていたら「制作がCloverWorks」と表記され。「ほな観るやないか」と手のひらクルリである。

 実際、ライブパートのCGはどうしても硬さが残るが、日常パートに入ってからの画面の強さはいつも通り。ほんと、いつの間にこんなに画面のパワーを保持できるスタジオになったんでしょうねぇ。今や京アニ・CloverP.A.の三巨頭時代ですよね(個人の見解です)。そして、そんな作画力で描かれるアイドル物語も、今まで掃いて捨てるほどあったアイドルアニメとはちょっと違う導入からスタート。デビュー前から追いかける構成は男性女性問わずアイドルアニメなら定番ではあるのだが、アイドルへの憧れを前面に押し出すキャラではなく、あの噂に聞く「友達が勝手に応募して」のパターンである。それにしてもあのデブの手厚すぎる主人公フォローが、単なる友情を通り越してて色々怖い。いや、でもデブの期待に応えてアイドルになったわけやしな。エンディングで執拗に描かれた2人の幼馴染っぷりもなかなかにアツく、もうこのまま2人でアイドルやっちゃえよ、と思わないではないが……普通に考えると、主人公をデビューさせた時点でデブは満たされてしまっている気もするし、今後は事務所でのアイドル活動がメインになり、デブは二度とアニメに出てこなかったりするんだろうか? そんな悲しい献身あるか? 頑張れデブ。

 とにかく、「アイドル」という存在自体をどう捉えているかというのが昨今のアイドルアニメの焦点であることは間違いない。それを奇妙な能力バトルみたいな文脈で落とし込んでカオスを巻き起こしたのが「シャインポスト」だったわけだが、さて、今作はどうなるものやら……ただ、背景を見ると「ソニー・ミュージックがお送りする多次元アイドルプロジェクト」とのことで、あんまり1つのユニットに焦点を絞らずにテーマが散逸してしまう懸念もあるのだけどね。是非とも、最後までデブが幸せでいられるストーリーになることを期待したい。

 ちなみに作品の性質上、残念ながら女性キャラがほとんど登場しないのだが、唯一出てきた主人公のママンは割と可愛かった。声も気になる感じだったんで「誰やろ?」と思ってクレジットを見たらまさかの倉田雅世だった。いつぶりだ、名前見たの。あと、主人公のキャストが「チェンソーマン」のデンジ役だと知ってびっくり。なるほど、こっちの方面がナチュラルなお仕事な気がするわね。

 

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