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最近のアニメや声優、Magicに対する個人的な鬱憤を晴らすためのメモ程度のブログ。
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 オッパイ、スキスキ、第3話。いちいち画面が衝撃的でどうしても見入ってしまいますな。しかし、残念ながらこちらの作品はいただいた情報の通り、制作遅延のために一旦ここで中止となる様子。こんな気になるとこでお預け食らうのはしんどいなぁ。

 というわけで、再開後に少しでも思い出しやすいように現時点での覚書き程度に記録していくが、とにかく不穏な空気の出し方がうまいな、というのが全体的な印象。2話目もサイレント劇を中心とした機械生命体の物語が何とも不可解なものに仕上がっており、「機械の心」みたいなベタベタなテーマを扱っていて何度も見ている展開なはずなのに、どうにも目が離せない。ひとえに美麗なグラフィックのおかげもあるのだが、今回のお話のロボットセックスの描写なんかも含め、要素の出し方がピンポイントに刺激に溢れているのが実に良いですね。主役である2Bと9Sの2人も人工生命体であるにも関わらず、そこに過剰なまでの「生」を感じさせつつ、2Bの方はそれでも「機械らしさ」を残しているため、見れば見るほどにどんどん機械と人間の境界が曖昧になっていく感覚が実に不安定で気持ち悪いのだ(褒めてます)。

 こういうお話を見ていると、どうにも日本人のDNAに共通して刷り込まれているトラウマ要因に「ロビタ」っていう名前があるんじゃねぇかという気がする。手塚治虫が生み出したSFキャラの最高峰の1体、多分、これまでの人生であれ以上の「ロボットの描き方」の衝撃を受けた存在っていまだに無い気がするのよね。今作の機械生命体も、どこかロビタの面影をまとっているようで必要以上に過去の記憶を想起してしまう。別にパクりとか二番煎じとかいう話ではなく、昔からある根源的な問題意識を、改めて掘り下げてくれるシナリオ展開になっているんじゃないかと。

 てなわけで、やっぱり返す返すも中断は惜しいわね。なるべく早く復帰できるように願っているが、この作画クオリティあってこその話でもあるので、半端な妥協も見たくないという気持ちもある。さて、どうなるものやら。

 

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