最近のアニメや声優、Magicに対する個人的な鬱憤を晴らすためのメモ程度のブログ。
はいどうも、僕です。10thライブが去年の9月でしたんで、約半年での11thは結構ハイペースです。その間にブシロードライブなんかもあったし、年末のフェスに出てたバンドなんかもいたようなのでイベントとしてはあまり間は空いてないはずなんだけど、私自身は11月のGBP以来の視聴で、割と久しぶりな気もします。今回は名物となる合同ライブなんですが、個人的優先度がRoselia>RAS>ポピパ>モニカの順なので、組み合わせ的にはどちらもぶち上げってほどではないし、この時期に有明まで出て行くの大変だからライブビューイングでいいかな、とチケットはスルーしたんですが、まさかの声出し解禁という告知が出て、ちょっと後悔しましたね。数年分の鬱憤がたまったコールオンのライブ……現地で見たかったよね……まぁ、しんどかったし、しょうがねぇさ。わたくし的声出し解禁は単独ライブまで取っておくさ。 そして初日は、「Roseliaじゃない方」のペアということで、私としては前哨戦くらいのつもりでいたんですが……さすがブシロード。「予想を裏切り、期待を裏切らない」というイベントメイクの手腕は相変わらずですなぁ。こんだけ回数を重ねて、いい加減ライブだってマンネリ化しても良さそうなもんなのに、まだまだまだまだ新しい刺激を提供してくれる。しかもこれ、絶対に声出し解禁になる前提のセトリだよなぁ……エグかったわぁ……。何が怖いって、今回の演出、思いっきり「ポピパ×RAS」っていう関係性の旨みをしゃぶり尽くしてるじゃないですか。それこそ私が常々言っているガルパの最大の武器である「現実と仮想の重ね合わせ」がフル回転してる演出だったわけですよ。これがさ、明日も同じことができるかって言われたら絶対にNOなんだよね。だってモニカとRoseliaってほとんど絡み無いんだもん。作中であるつながりって言ったら、せいぜい白金VS八潮くらいのもんでしょ(一応あことましろもつながりはあるっちゃぁあるが)。だとすると、明日のライブは旧来型の2ステージ制に戻した方が無難なんだよなぁ……どうなるかなぁ……初日にこれやるんじゃねぇよ……。 というわけで、とにかく技巧を凝らした見事なステージング。ファンからしたらこんなん楽しいに決まってますからね。こんなんなんぼあってもいいですからね。あーありがとうございますぅーー。
<一応、以下ライブのネタバレ注意。ライブのネタバレってなんや>
○RASパート1 DEAD HEART BEAT→HELL! or HELL?→A DECLARATION OF XXX オープニングアクトの子らは相変わらずよく分からんので置いとくとして、当然トップを飾るのはRAS側。まぁ、これはもうバンドリレーベル中での序列がデビュー順(ポピパ/Roselia/RAS/モニカ)と決まっているので仕方がない。いつも通りならRASのステージが前半、ポピパが後半だ。もちろん、遠慮や様子見などという言葉を知らない連中なのでド頭から新曲のDEAD HEART BEATでぶっ込んでくるのもお約束になった。ほんと、新曲頭にぶつける構成好きだよな。まぁ、観客もこれで一気に持っていかれるからいいんですけど。正直、歓声湧き上がる客席の様子を見て私も泣きそうでした。そして2曲目からいきなりのヘルヘル! 声出せるからね! 出さなきゃ死ぬからね! 声出しライブの恩恵を最大限に見せつける、地獄の幕開けである。早く私もヘルヘルに全力でコールしたいよぅ。 そして様子がおかしくなったのは次の3曲目、デクラレ。このタイミングでデクラレがかかるのは別に何もおかしなことはないのだが、ここで初の試みとして、なんとベースにりみりんが駆り出されるというセッションが実現した。こうした絡みは今までのツーマンではなかった展開だ。この時点で、何か違う風を感じさせる幕開けとなったのである。 ほんでまた、RASに呼ばれた西本がもう、荒れる荒れる。元々ポピパのベースとしても振り切れる時の演奏ポーズが凄まじい傾向にはあったが、まるで元からRASのベースを担当していたかのような親和性……西本りみ、恐ろしい子……。ちなみにベースが新加入したおかげでチェルさんがベースの仕事から解放され、RASのステージでは初となる「ベース背負ってないチェルさん歌唱」が見られた。同時進行じゃないと声出しやすくて楽そうにしてたわ。
○座変え そしてここで暗転。なんと舞台上に並んだダブルドラムの片側にへごが座り、そのままマスキングとのドラムセッションに入る。まさかのバンドを超えたコラボ2連発。そして個人的には、普段あんまりスポットが当たることがなかった「大橋彩香のドラム」がついに主役になった瞬間だったので嬉しかったですね。もちろん夏芽ドラムの凄まじさは今更触れるまでもないが、そんな夏芽と並んでドラムアクトを見せるへごの楽しそうなこと。2種類の性格の違うドラムが交互に入り乱れる様子は実に快感。ちゃんとパートごとの色合いを見せてくれる「バンドもの」の作品の良さを見せてくれています。 そして夢のセッションが終わるとそこから「GALAXY」と「GALAXY」をつなぐロケットの映像演出が入り、なんとそのままポピパにスイッチ! まだ3曲しかやってないのにバンドが入れ替わるというのは当然初の事態。お客さんもびっくりだったんじゃなかろうか。この初めての展開を、「へごがステージにいる」という要素を接着剤として利用しているのもニクい演出だ。誰かメンバーを1人インして、そこから切り替えて行くという面白い試みである。
○ポピパパート1 Moonlight Walk→イニシャル→Time Lapse →ぽっぴん‘しゃっふる→What’s the POPIPA!? てなわけでここから一気にポピパパート。そしてご覧の通り、普段のポピパに輪をかけてのアゲ曲のラッシュである。どの曲にも共通しているのは当然「声出しで楽しい楽曲」という部分。特にMoonlight Walkはコロナ後の新曲なので、ライブ演奏でコールを入れられるのは今回が初めてだ。もう、メンバーもオーディエンスも最高に浮かれ気分だっただろう。同じくWow Wowが大音響でこだまするTime Lapse、ご陽気お祭りぽっぴんしゃっふる、そしてRASに負けるなと気を吐くハードロックのWhat’s the POPIPA。声出し出来なかったとしても、ポピパがRASにぶつけるべき曲はこの辺になってたんでしょうかね。当然アゲ曲ってことは私が大好きなジャンルだったということでもあり、このセトリは神展開と言って差し支えないでしょう。「What’s the POPIPA」、もしかしたらライブで聴いたの初めてかもしれないんだけど、あれって各メンバーのソロの後でさらにパート部分の演奏も入るの結構エグい構造だな、って思いました。 あと、これは1つ残念だった話なのだが……もしかしたら配信の場合は音響との兼ね合いもあったかもしれないが、ぶっちゃけ、今日の愛美は本調子じゃなかったな? ラストで本人がぶっちゃけてたけど、花粉症の影響を薬飲んで抑えてたというし……なんかね、声出しづらそうで、高音とか相当無理が出てた気がする。そこにイニシャルとかハードな曲が多かったもんで、全体的にボーカルのトーンは抑えめ。よりによって今日はチェルさんとの比較になっちゃうので、そういう意味ではほんともったいなかった。まぁ、そういう部分も含めてのライブなのだと、そこは割り切っていきましょう。
○コラボがつながる おたえギターソロ→ぽっぴん’どりーむ たえ・花園のギターソロが展開されて一気に引き締まる舞台。この日は愛美の不調についてはメンバー全員の了承があったからでしょうか。両脇の竿隊2人がいつも以上にはっちゃけて盛り上げてくれましたね。特に、今回の舞台は主役だったといってもいいんじゃなかろうか、ギター荒ぶり侍、大塚紗英。いつも以上に飛ぶわ跳ねるわ寝っ転がるわでエラい騒ぎ。そんなおたえの本気が炸裂したソロパート、死ぬほど格好良かったからね。さすが、ギター1本で生き抜く女。そしてポピパパートの最後はGBPでも披露された「ぽっぴん‘どりーむ」。ご陽気ソングの金字塔にはRASから召喚されたお祭り担当の紡木・倉知が参戦。この曲で呼ばれたってことは絶対に「チュチュとパレオ」じゃなくて「紡木と倉知」なんだよ。そんでポピパ側の主役がおたえだったとするなら、個人的にこの日のRASの主役は玲鳳ちゃんだった気がする。普段から容赦無くぶっ飛ぶキーボードメイド、今回はお祭り騒ぎってことでいつも以上に舞台狭しと飛び回りました。ショルキー背負ってんのに一切衰えない、メンバーでも突出したフィジカルの高さ。多分「ぽっぴんどりーむ」の振り付け、ダンスマスター・あやさちゃん以上のクオリティでシャキシャキ動きまくってたミラクルパレオ。アンストッパブルでございます。
○RASパート2 !NVADE SHOW!→THE WAY OF LIFE→灼熱Bonfire! →Beautiful Birthday→Light a fire→DRIVE US CRAZY チュチュ・パレオがつなぐ形で再びRASへスイッチ。完全にエンジンがかかった状態のRASを止められるものなどあるはずもなく。登場直後にいきなりのインベイド。容赦ゼロ。パレオのハイキックが炸裂し、チェルさんには煽られ、チュチュからは「無観客かしらぁ?!」というとんでもねー台詞まで飛び出す始末。もうしっちゃかめっちゃかだよ! 爆裂曲の繋ぎを締めたのはもちろん、お祭り限界灼熱Bonfire。ここでまさかの「ダンサーとして」あやさちゃんと愛美を起用するという斜め上の展開。見る人から見れば「ミルキーフェザーズ再結成やんけ!」という並びなわけだが、その2人をわざわざ舞台上に呼んでおいて、キーボードでもギターでもボーカルでもなくて、賑やかし。どんな采配だ。いや、多分これで合ってる。彩沙、ヘドバン慣れしてなくて無理くりやってんのがまんま「オタク君が必死にやるヘドバン」でおもろかった。 散々暴れ散らかした2人が退場し、締めはBeautiful BirthdayからのLaFという鉄板にして綺麗な流れ。これで今回のRASステージも終わりかぁ、と思いきや、吐き出したドラクレ。そりゃそうだよね! 声出しOKと言われて、声を出さないはずがない。これにてRASの天下は盤石なものになった!
○この日の山場 まだだ! まだRASパートは終わっていない! 西本りみ、大橋彩香、そして愛美と伊藤彩沙。まだ1人、コラボに参加していないメンバーがいるではないか! 流れ出すのは全ての始まり、「R・I・O・T」。RASを代表するその1曲目……いや、「The Third(仮)」を代表する1曲目だ! そこにいるのはポピパの花園たえではない、ポピパの大塚紗英でもない。紛れもなく、The Third(仮)の大塚紗英だ! 時を超えて蘇る、奇跡のコラボレーション。全てのコラボはこの瞬間の伏線でしかなかった。6人で1つのチームとなり、RASパートが全てに決着をつけた。 ……しかしまだ終わりは来ない。ステージ上にはベースとギター。和奏レイと花園たえ。ふと脳裏をよぎるのは、「まさかここで『ナカナ イナ カナイ』がかかるのか?!」という思い。しかし、事態はその斜め上を行く。なんとかかった曲は「Returns」!! おたえのギターにレイが歌を合わせる。あの日、花園たえがポピパへの道をひたかけてたどり着いた結論。全ての思いが結実したあの曲を、まさかのレイヤが歌い上げる。レイヤから見て、この曲を作ったはなちゃんの思いはどう映ったのだろうか。2人の間で、この曲はどんな意味を持つのだろうか。さまざまな思いが交差する中で、ステージにあかりが灯り、レイヤの歌をポピパの全員が引き継ぐ。花園たえの道行を受け継ぐ。曲終わりにおたえが涙していたのも当然のこと。こんなん、泣くに決まっている。あまりに見事なコラボレーションの受け渡し。このステージ。強い。
○ポピパパート2 Step×Step!→ミライトレイン→ティアドロップス レイヤが退場し、新たな時代のポピパは未来につなぐ楽曲を並べる。そこには次世代へつなぐ曲があり、最後のコラボはアニメでは第3期、ロックへ届ける応援歌だ。涙ぐんでちょっと大変そうだったおたえの分までりこぴんが受け持つツインギター。思いのリレーとなった今回のコラボ渡し、全てが綺麗に決まりましたな! 最後に舞台は「青から赤に変わる」。ギャラクシーを飛び越えて、見事に繋ぎきった2バンドのリレー。実にお見事。本当に素敵な合同ライブ!
○締めは当然……。 もう、ここまででやれるギミックは全部やってしまい、声出しも相まって消費カロリーは限界オーバー。もう、あとは予定調和で終わりやろ、と……いや、思ってなかったかも。毎度毎度、やっぱり合同ライブ最大の楽しみはこのラストの全員集合コラボ曲ですからね。しかしまー、これまで組み合わせこそ違えど2度3度の合同ライブを経て、もういい加減定番曲では満足できない身体になっちゃってるんですが、コラボして盛り上がる曲残ってましたっけ? ……ちゃんと伏線張ってたんだよなぁ。半年前に用意してたんだよなぁ。てな訳で最後の曲。 ときめきエクSPOSE ’Burn out!!!’ いややるんかい! ほんとにあるんかい! そうかぁ、その伏線はすっかり忘れてたわ……愛美も愛美で、「もうみんな知ってるよね」みたいなふつーの感じでタイトルコールするのやめーや。知らんわそんな曲! 初めて聞くわ! まぁ、普通に繋いだだけだったけども……いや、でもいい具合にカオスが混ざり合い、特に彩沙ちゃんががっつりチュチュパートを引き継いでラップキメてたのは実に愉快でしたね。「こっちはもう飽きちゃってんだ」って、有咲マジ有咲。 ツインドラムが駆け上がり、西本りみが連獅子のごとくヘドバンで髪を振り乱し、登りに登った最高潮。声出し解禁ライブは、見事な大団円を迎えたのでありました。
……いやー……改めて書いちゃうけど、明日は流石にこれ以上のことできねぇんだよな……まぁ、Roseliaライブとして一本立ちしてくれればそれでいいが……それとも、何か期待していいのかしら? このスタッフなら、一見してほぼ絡みが無かった湊友希那と倉田ましろというコミュ障2人に、架け橋を繋いでくれるのかしら?! 頼むわよ!?
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関西在住の、アニメを見ることを生業にしてるニート。必死で好きな声優を12人まで絞ったら以下のようになった。
大原さやか 桑島法子 ーーーーーーーーーー ↑越えられない壁 沢城みゆき 斎藤千和 中原麻衣 田中理恵 渡辺明乃 能登麻美子 佐藤利奈 佐藤聡美 高垣彩陽 悠木碧
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