最近のアニメや声優、Magicに対する個人的な鬱憤を晴らすためのメモ程度のブログ。
「Call Star-ボクは本当にダメな星?-」 ―→6 あのね、気になっちゃった。もう、これは気にさせた側の勝ちよ。中国産ショートアニメってんでどこまで受け入れられるかと心配だったが、受け入れるとかそういう以前の問題だった。まず理解ができないんだから。そして、理解できないのに、楽しいんだから。 今期はこれと「齢5000年の草食ドラゴン」で中国産ショートが2本という不思議なシーズンだったのだが、「草食ドラゴン」の方でも感じた「ちんまいものを愛でる感覚はかなり両国間で近いんじゃないか?」というムードは今作のおかげでより一層強くなった。今作も(諸々のノイズを見ないことにすれば)デフォルメの効いたちんまいキャラがコロコロと飛び回る様子が楽しい作品。こういう動画の扱いは、もう中国オリジナルで新しい魅力を発信してる気がしますね。そして、そんなお為ごかしの前提を全て無に帰すように、今作は意味が分からん。ほんとにどういう頭からこんな作品が出てくるのかと感心してしまう、想像を絶するオリジナリティである。 スタート時点で「気絶してる時に頭の上を回ってる星が主人公」っていう設定から「???」となっていたわけだが、そこから展開される物語は一応スターの特性を活用している部分こそあれ、本質的には「まぁ、それは割とどうでもいいからこの世界全体のヤク中患者が作ったみたいな自由さを見てくれ」というぶっ飛んだデザイン性が本当に不安になるくらいの独自性。確かに「なんか丸っこくて可愛い」要素もありつつ、そこかしこには可愛いを度外視したクレイジーのタネもちらほらと見えるし、油断するとクレイジーの原液が平然と垂れ流されたりしている。キャラクター間の関係性や物語の展開もハートフルとは程遠いエグいものが多く、「この画面で何見せられとんじゃ」とトリップ気味。いや、エグいだけならまだいい。シュールを通り越してマジで何言ってるか分からんレベルの話もほいほい出てくる。マジで「気持ちよくなる葉っぱでもやってるんか?」の領域。いったいどんなクリエイターが、どんなコンセプトでこの12話の物語を作り出したのだろう。残念ながらスタッフ情報とかがなかなか調べられないので、中国国内でどんな評判が巻き起こっているのかも分からずじまいだ。無理やり既存の国内作品で例えるなら、この困惑度合いは初めて「ミルキィホームズ」に触れた時の感覚にも似ているし、「可愛い」と「キモい」「エグい」の狭間を行き来する感覚は「47都道府犬」に熱狂していた時の感覚にも似ている。デザインの独自性、気持ちよくなる葉っぱの存在を想起させるのは、我が心のベストアニメ「空中ブランコ」に通じるものもあるかもしれない。「空中ブランコ」はテーマそのものが「精神病」だったのでサイケな世界を展開した意味がわかるのだが、今作は別に精神の疾患を見せたいわけじゃない。……いや、どうだろう、もうこの世界自体が箱庭療法の成れの果てなのかも……。 いやはやとにかく凄まじかった。なんであんまり日本国内で話題になってないんだろう。まぁ、理解が及ばないから近づきたくないという気持ちも分かるけども……これ、もう1回みたらちゃんと理解できるんかな? トテモキモチイイ、アブナイ、ナイヨ。
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関西在住の、アニメを見ることを生業にしてるニート。必死で好きな声優を12人まで絞ったら以下のようになった。
大原さやか 桑島法子 ーーーーーーーーーー ↑越えられない壁 沢城みゆき 斎藤千和 中原麻衣 田中理恵 渡辺明乃 能登麻美子 佐藤利奈 佐藤聡美 高垣彩陽 悠木碧
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