最近のアニメや声優、Magicに対する個人的な鬱憤を晴らすためのメモ程度のブログ。
「人間不信の冒険者たちが世界を救うようです」 3→2 「異世界放浪メシ」の方は、映像部分がちゃんとしていることに加えて、「狙ってる楽しさが全く想像できない」ことが低評価の理由だが、もしかしたら俺の受容体のどこかが鈍い可能性もあるってんで多少躊躇いながらも駄目なろう認定をした。でも、こちらは大丈夫、もう、どこに出しても恥ずかしい盤石のなろうです。クソアニメです。 先に弁解しておかなきゃいけないのは、何故この作品は最後まで観て、「冰剣」や「30代暗黒騎士」は切ってしまったのかという問題について。これはまぁ、単に順番というか巡り合わせの問題で、見切りをつけやすい順番でやってったらたまたまこうなってしまったのだ。また、今作は何か異質さがあるのも事実で、クソっぷりを確信するまでに多少の時間を必要とした。「ダメじゃん」と判断した時点で半分くらい通過していたため、「ほな観とこか」となったわけである。ダメなものをダメなものだと分かった上で摂取するのも、大事な行程ですからね。 さて、ダメだのクソだのと散々に言ってるわけだが、具体的に何がダメだったのか。もちろん、映像部分でのダメさは1話目時点から際立っていた部分で、もともとショートアニメ専門だった布陣で普通のシリーズをやろうとしたらダメだった、という分かりやすい結果が見えている。こればかりは作者や関係者の皆さんには不幸としか言いようがない。ただ、どちらかというと今作の画のグダグダさはむしろ大きな問題ではない。なろうにしては珍しい事態かもしれないが、はっきりくっきりと「ストーリーテリングそのものがダメ」なのだ。なろうを観ていると「既存の要素を切り貼りしてるだけでなーんも考えないで次の話を適当に垂れ流してるようにしか見えんな」と思うことが多いわけだが、今作の場合、多分ちゃんと何か大きな物語をやろうとしている。そのために面白くなりそうな伏線を仕込んだり、独自の感性で生み出した新しい概念を作品世界に持ち込もうとしている。そう、姿勢は前向きなのだ。ただ、そうしてもたらされたあらゆる要素が、とにかく滑り散らかしているのである。 分かりやすい事例でいえば、なんと言っても今作の印象を決定づけた「算数ベアナックル」。最初に言われた時にはギャグだと思ったし、もしかしたら作者もギャグとして扱いたくて生み出した概念なのかもしれないが、それが他の冒険要素と全く同じ純度で作品に割って入ろうとする。まるで小学生が休み時間に自由帳に書いたプロットをそのまま拾ってきたかのような、精神年齢が低すぎる概念が、この世界では「普通のこと」としてまかり通っている。そのほかにもネーミングセンスや話している言葉の端々の語彙が明らかに足りていなかったり、「文筆とはなんなのだろう」と考えさせられる深刻な「思考の欠如」、いや、もうここまできたら「学力の欠如」と言ってしまってもいいかもしれない。とにかく致命的な要素の欠如がまざまざと見せつけられるのだ。 「何故視聴を辞めなかったのか」という冒頭の問いに「タイミングの問題」と答えたわけだが、もしかしたら、この未曾有のクソアニメに私は恐怖心を覚え、怖いもの見たさが勝ってしまったのかもしれない。どこまで酷くなるんだろう、途中で作品として空中分解するところまで観ていこう、そんな邪な感情が無かったと言えば嘘になるかもしれない。そして最後まで観終わって、ようやく「あぁ、クソアニメだった」と嘆息するのである。そういう性癖の人なんです。 ほんと、アニメ業界はそろそろ作品の選考について考え直して。
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関西在住の、アニメを見ることを生業にしてるニート。必死で好きな声優を12人まで絞ったら以下のようになった。
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