最近のアニメや声優、Magicに対する個人的な鬱憤を晴らすためのメモ程度のブログ。
○「山田くんとLv999の恋をする」 6 そういや「CCさくら」のクリアカード編、続編の製作が決定したそうですね、おめでとうございます。なんでこのアニメの感想の一発目がこんな話題なのか、すぐにわかった人はそれなりに鋭い人。 正解は、「今作の監督が浅香守生だったので思い出した」でした。やっぱり私の原初体験であるCCさくらを生み出してくれた浅香守生については、その後あんまり印象はなくてもちょっと特別視しちゃうところがあるんですよ。今作もその通例に従い、ちょっと特別視しちゃいました。 原作は少女漫画(?)らしいのだが、配信サイトの作品らしいのであんまりカテゴリが明確には分かれてないのかも。「ネトゲから始まる(終わる?)ラブコメ」ってぇとアニメでも先例はちょいちょいあり、最も近いのが「ネト充のススメ」だし、タイトルだけなら「ネトゲ嫁」なんてのもありました。ネトゲ関係の創作物を見ていると、時代と共に目まぐるしく変わっていくネトゲ環境の差も見られて色々と面白くて、今見たら「ネト充」なんてもうちょっと古い印象になりそうだ。今作はネトゲの方こそ「メイプルストーリーっぽい何か」なので新鮮味はないが、彼氏役がプロゲーマーでばりばりFPSで稼いでる人間なあたりに今っぽさを感じる。「少女漫画の彼氏」も時代と共に肩書きが変わってそうだけど、今やゲーマーがその一翼を担うことができるようになったということか。 基本的に「おもしれー女」系の少女漫画のテンプレには乗っているので、出会いと別れをどれだけ印象づけられるかが勝負の鍵だと思うが、その点で今作は特に秀でた点はない。ベタっちゃぁベタだろうし、何より主人公の思考があまりに独りよがりでついていけない部分がある。まぁこれは私が純正喪男だからというのもあるかもしれないが……「彼氏をネトゲ経由の女に取られた」ってんで落ち込んでるのは構わないのだが、そこから「自分が(一夜漬けで)綺麗になって、元カレがいそうなイベントに乗り込んで見返してやる」っていう発想はどう頑張っても私の頭からは出てこない。よく「女の恋愛は上書き保存、男の恋愛は名前をつけて保存」みたいなことをいいますが、その辺は個人差もあるってことでしょうな。それにしたって、別れた相手への溜飲の下げ方があまりに切ないというか、しょうもないというか。あんまり性格のいい女じゃなさそうである。 ヒロインの第一印象があまり良くないはずなのに何故アニメの第一印象がいいかといえば、これはもう演出の勝利である。端的にいって「かわいい」。しかもそれはヒロインが美人だとか愛嬌があるとかいう、そういう「かわいい」はなくて、コロコロとテンポよくデフォルメや変顔を挟んでくるコミカルな演出が「かわいい」。この辺りのテンポの良さもあって、冒頭でスッと監督の名前が出てきたわけである。制作は(浅香監督なので当然)マッドハウスで、1話目時点でのクオリティはかなり高い。会話のテンポも良く、よく分からん思考回路のヒロインの発言でもアホっぽさが先立てばケラケラと笑う分に問題なし。あんまり重たくない、からりとした路線でのラブコメを展開してもらえると嬉しいね。まぁ、男の方がここまで暖簾に腕押しだとイライラポイントも増えてきそうだが……。 もう1つ大きな加点要素をあげておくと、そりゃもう中の人である。主人公を演じるのは我らが水瀬いのりであるが、普段のいのすけの役の中ではかなり年齢が高め(本人より若いのにな)で、聞き慣れた水瀬ボイスよりもちょい低め、なんなら地声よりも低めの音域でやや淡白なくらいに作っている女子大生の声である。こういういのすけの演技はあんまり聞く機会がなかったので、それだけでちょっと嬉しくなってしまった。新たな飛び道具ポジションのヒロインになってくれるといいな。 PR |
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関西在住の、アニメを見ることを生業にしてるニート。必死で好きな声優を12人まで絞ったら以下のようになった。
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