最近のアニメや声優、Magicに対する個人的な鬱憤を晴らすためのメモ程度のブログ。
○「ワールドダイスター」 6 まーたアイドルアニメかと思ったらまさかの舞台役者アニメだった。まんま「大スター」とは思い切ったネーミングをつけてくれたもんだが……これまた狙ってるダサさだろうから面白いといえば面白い。ちなみにイントネーションは普通に「大スター」と同じようです。普通に考えたらこの字面だけだともっと英語チックな発音だと思うよな。カジキイエローの「フードマイスター!」と同じ。 さて、舞台アニメといえば、そりゃもう高い高い壁が何層にもそびえ立っているのはご承知の通り。今作の舞台は東京・浅草だが、同じ東京下町で畳屋の爺さんに育てられた歌劇の少女が主人公のアニメは見事な作品だったし、下町といえばスカイツリーだが、ちょっと足を伸ばせば東京タワーをポジションゼロに叩き込んだ舞台少女が未だきらめきを発信し続けている。舞台役者をテーマにするということは、少なくともこの2本と比較されることを覚悟しなければならないということ。はっきり言って、「無理ゲー」である。しかしまぁ、先人たち(特に後者)が異常なだけで、後発組がそんな無茶に倣う必要はない。できる範囲でやれる「いいアニメ」はあるはず。正直評点をどうするかはギリギリまで悩んだが、1話目はそこかしこから「何か風穴を開けてやろう」という気概が感じ取れたので、期待をこめてこの点数で勝負だ。 正直、1話目の引きはそこまでではない。「大演劇時代」というゴールドロジャーが何も置いてきてない感じの時代は引き笑いくらいしか出てこないが、思い返せばバンドリだって「大バンド時代」だし、もっとよく考えてみれば聖翔音楽学園があるあの世界だってレヴューにどの程度の意味があるのかはよくわかっていない。とにかく舞台が超大事な次元がここに生まれたのだから納得するしかない。そして、そんな憧れの舞台を目指す主人公の少女が何かしらのポテンシャルを秘めているのも、「主人公だから当たり前」と言われたら間違い無いので、これまたしばらくは様子見だ。なかなか「舞台で凄まじいものを見せつけるのだ」という事象をアニメで表現するのが大変で、1話目ではドイツ人少女と主人公の2人の舞台テクニックが披露されたわけだが、ことドイツ人の方はだいたいがオーディエンスの説明台詞で処理されてしまったため、画面を見ていて「こいつすげぇな」とはなかなか思えない。「舞台役者がすごい時代になったんだぞ」という世界観の説得力は今一つ。ここで何か炸裂するものがなければ、おそらくは有象無象のアイドルアニメなんかに飲まれて「フツーの作品」で終わってしまうことだろう。 一応、「舞台演劇をやってる時だけは特別なんです」という説得力を増す方策として、演技中だけモーションの質が変わるという演出になっており、細かい技術は分からんがモーションキャプチャーなのか、それとも動画処理になにかエフェクトがかかっているのか、普段よりも「生身に近い」動きが見えるようになっている(八戸の駅で親友が動いた時もそうだった)。また、作画全般はちゃんとキャラを描き切ってやろうという頑張りも見えるし、この手のアニメでは必須条件となった「とにかくクドいくらいに描き込まれた目」のデザインもばっちりだ。あとはほんとに脚本と、文字通り「舞台の演出」次第。個性的な役者は色々出てくるようなので、その辺のキャラで賑やかさが出せればチャンスもあるんじゃなかろうか。 そして、個人的にはたった1つ、主人公の親友ポジの青髪の今後の挙動が一番の注目ポイントだ。正直、この手の作品の主人公ってのは基本的に真っ直ぐキャラでブレないのでそこまで意外性はない(青天国春くらいまでいけば別だが)。となると脇でそんな怪物を支える「嫁」ポジションが非常に大事になってきて、愛城華恋には神楽ひかりが、そして渡辺さらさには奈良田愛がいたのだ。そして今作でも、どうやら鍵を握りそうななんとも気になるお友達。しかも主人公が石見舞菜香なのに対し、青髪は長谷川育美。もう、ぶつける気満々の配置だろう(エンディングの映像とかでも明らかだけども)。果たして、ひかりになるのか、愛になるのか、はたまためぐっちゃんになるのか。関係性を、関係性を見せてくれ! ちなみにこちらの舞台にも佐々木李子がおり、当然のように森なな子もいる。こんなもん、実写版の舞台やるしかないやんけ。
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関西在住の、アニメを見ることを生業にしてるニート。必死で好きな声優を12人まで絞ったら以下のようになった。
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