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最近のアニメや声優、Magicに対する個人的な鬱憤を晴らすためのメモ程度のブログ。
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 通勤通学にかかる時間は短いに越したことはないですからね、第4話。まぁ、だからとて毎日命懸けで通うのは勘弁してほしいけども……。

 サブタイトルの意味を調べたら「頭巾ばかりでは僧侶は出来ぬ」とのことで、「衣装ばかりを取り繕ったところでそのものにはなれない」、「馬子にも衣装」の逆パターンみたいなもの、という解説があった(あんま逆ではない気もするが)。今回のお話と直接関係があるかどうかはちょい微妙なところだが、「お嫁さん」という言葉にとらわれてどうにも気になってしまっていたチセに対し、「別に何かやったらお嫁さんになれるってわけでもないんだよ」と諭しているのかもしれない。まぁ、「題名だけでは嫁にはならぬ」かもしれませんけども。

 というわけで、前回いきなり霧の中に引き摺り込まれたもんだから「まーたチセさんが大変なことになってしまった」と思っていたら、全然大変ではないところに偶然迷い込んだだけだった。自宅の近所でちょっと油断するだけで異界に迷い込んじゃうあたり、立地が問題なのかチセの体質の問題なのか……多分どっちも問題なんだろうな。時間も空間も超越した変なフィールドで待ち受けていたのは、なんとエリアスの「師匠」(?)筋にあたる不思議な魔法使い。ラハブと名乗ったその女性は、エリアスだけじゃなくリンデルにとっても師匠筋に当たるということで、そりゃもう大変な年齢ということになっちゃうんだろうけど、この世界はもはや年齢が云々とかあまり問題じゃないので、見るべきは容姿ではなくて纏っている雰囲気そのものだろうか。なるほど、泰然としたその様子は確かに大物感が出ている。しかし彼女が別に何かすげぇことを成し遂げたというわけではなく、ただ付き纏ってきたエリアスが過去に彼女を真似ることで「人間になる」第一歩を踏み出していたという。我々視聴者やチセから見たら出会った直後からエリアスはそこそこ完成していたように見えたわけだが、なるほどその概形を完成させたのがこのラハブだったということらしい。どう見ても悪人には見えない彼女の下で「真似る」ことを続けたおかげで、エリアスはあの通り理知的で節度を持った「社会規範」を手にいれることが出来た。そういう意味では本当に「師匠」というよりも親代わりと言ってしまっていいのかもしれない。

 ただ、彼女はあまり教えるのが上手くないと自認しているようで、単に一緒に暮らして、エリアスの知的欲求を満たしただけでは「教育」は終わらない。その後のエリアスがどれほどチセに影響を受けたかを考えれば、なるほど別なスタンスからの「人間の先生」が必要だったのは間違いなさそうだ。どちらもエリアスにとっては「先生」と言えるが、チセはその上でエリアスの教え子でもあり、また、「お嫁さん」でもあり。この「お嫁さん」の概念もラハブが教えたものだったわけだが、さて、エリアスさんはどこまでその辺を理解してチセとの関係にその言葉を使っているのかな? まぁ、嫁がいない僕にはより一層分からない世界ですけどね?

 Bパートはヤベェ「裏道」を通ってふたたびカレッジへ。やっぱりこっちにはたくさんの人がいるせいで色々と不穏なことも起こっているようだが、その詳細は今のところさっぱり分からない。来週あたりからぼちぼち事態が動き出しますかねぇ。

 

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