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最近のアニメや声優、Magicに対する個人的な鬱憤を晴らすためのメモ程度のブログ。
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 いつの世も、人類は嫁姑問題で頭を悩ませるのだ、第16話。もう、完全に「あたしとお義母さん、どっちが大事なの?」って言ってるようなもんなのだが、こちらの旦那はお母さん一択でブレないのです。ちなみに、私ももしこの質問をされたらマザコンなので「ごめん、でも、これまでの人生の恩を考えたら、母を優先で考えてしまうんだ」と答えようと思っているんですが、いかんせん問い詰めてくれる相手がいません。

 いろんなところがいろんな風に動きまくってて忙しない。ただ、前回あたりでようやく2期目の状況的基盤が整った感があったので、展開されている事象自体は分かりにくいということもない。世界は着実に戦火を大きくしつつあり、学園はもう全く機能しなくなってしまった(一応決闘はできるように人員が控えてくれてるところに意地を感じるが)。すでに一般生徒たちは世界の動きに翻弄されるばかりで、当然学園という小さな社会にも戦火の種が燻り、スペーシアンとアーシアンの関係性は悪化の一途。そんな中でそれぞれの野心を胸に、御三家連中はそれぞれに動いている。

 分かりやすいのはシャディク。親父を表舞台から消し去り、混沌極める議会の筆頭に踊り出んといつも通りの裏工作を進めている。どうやらニカ姉は本当に用済みになってしまったみたいだが、ニカ姉が話してた取り巻きさんの1人が「元アーシアン」とのことで、シャディク組にもそれなりの正義というか、信念みたいなものが眠っていることも確認できた。あの子、最終的にシャディクと喧嘩別れ、というか「シャディクの非道な行いを一方的に嗜め、周りの連中からフクロにされて惨死しちゃう」みたいな未来が見える気がするんだけど大丈夫でしょうか? 主要メンバーの中でも鬼畜筆頭がシャディクさんだからなぁ……。

 そして劇的な帰還を果たしたのが我らがグエルさん。どこをどうやって通常航路に乗ってコロニーまで帰還できたのかはよく分からんが、そりゃもう、一回りも二回りも大きく育った立派な男として弟のところまで戻ってきたよ。弟さん、ただでさえ疲労困憊だったところにおばけが帰ってきたもんだからひっくり返っちゃったけど、以前よりもぐっと兄弟仲は近づいた感がありますね。そりゃまぁ、親父さんがああなってしまった上に、団結しないと会社が危ない状態ともなればね……ここからのグエル先輩の復帰劇は期待してしまうが、どんだけ弟さんとうまく行っても「実は、親父殺したの俺なんだ……」は絶対どっかで言わないといけないことなので(グエルの性格を考えると、飲み込んだまま弟とは向き合えないだろう)、その時に弟さんがどう反応するかが勝負の分かれ目。普通に考えたら、許せないところだしなぁ……どんだけ緊急事態だったか、伝わればいいのだが……。

 そして意外な方向に動いたのが相変わらずふわふわしてやがるエラン。決闘も婚姻もあんまし意味がなくなっちゃったもんで、もう面倒な搦め手はやめにして直接エアリアル強奪しちゃえばよくね? ってんで盗みに入るも、残念ながらエアリアル(という名のエリクト)によって入店拒否。そのあまりの拒否っぷりに衝撃を受けていたが、なるほど、4号は受け入れられてたんだっけ。ちゃんとおねーちゃん目線でスレッタにあだなす者か否かを判断した上で乗せてるとすると……やべぇ、エアリアルの「家族」具合が尋常じゃねぇな。これ、もう過去のガンダム史の中でも筆頭のエグさを誇る特殊機体になってしまった気が……。エランくん、そろそろ5号の出番も終わりですかね……。

 そして混迷する事態の中を奔走し続けるのはミオリネ嬢である。今回は無事に地球寮へと帰還し、他のメンバーとの交流も深めて社長としての信頼回復。クサクサしていたご本人のメンタルも多少は良い方向に向かったかと思われたが……そこに現れる非道の仮面。能登ボイスは地獄のサインである。せっかくスレッタとの関係性も修復できたと思ったのに……いや、でもスレッタがあの調子のままでは、根本的に関係性を修復するのは不可能だよなぁ。結局トマトぐちゃぁが「良いか悪いか」という議論に答えは無い平行線だったので、そこに答えを出したミオリネの「正しい行いをしたからと言って笑っていいわけではない」という言説は非常に良い提示だったと思う。一旦スレッタに対して「間違ったことをしたわけじゃない」と言い含めておきつつ、「ただし、ことの良し悪しを判断するための別な尺度・基準も存在するのだから、もう少し自分で考えてみたら?」というのが、おそらく情操教育の正しい一歩。そこでスレッタが「ミオリネさんが言うなら、もしかして答えを簡単に出してはいけないことなのかも」と思い直してくれれば一気に方向修正出来たかもしれないのだが……無理でしたね。「魔女」の呪いはまだまだ根深い。

 義母と嫁の戦いは、まだまだ続くのである。

 

 

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