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最近のアニメや声優、Magicに対する個人的な鬱憤を晴らすためのメモ程度のブログ。
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 「春日影」という文字列をみると特定の人物を想起しませんか? 第4話。ちなみにこれは呪いです、私と同じ状態になるようにみなさんにも呪いをかけました。トゥース!!

 などとどうでもいいことから入ってみたが、3話一挙放送の熱も冷めやらぬ中、引き続き刺激の多いシナリオ展開になっている。大ガールズバンド時代にはこの東京で数多のバンドが生まれ、消えていっているわけだが、そんな激動の時代の中、1つ2つのバンドが浮いたり沈んだりしている。過去にもバンドリストーリーの中でさまざまな摩擦や衝突が描かれてきたが、ここまでふわふわと定まらぬ状態でぶつかり合ってる展開は初めてのこと。最終的にバンドが結成されるって分かってるから安心して見てられるが……その保証がなかった気が気でないよ。実際に、どこかにCHiSPAが主人公のシナリオとかがあったら、最後はめちゃめちゃしんみりするだろうな。あと、こないだロックがヘルプに行ってたバンドみたいなところも。作中ではCRYCHICというバンドが、そのチクチク要素を担っている。

 覚えにくい名前が多いので、早めに一回整理してしまおう。まずは押しも押されもせぬ我らがメインボーカル・高松燈(tomori)嬢。前回までの時点で「導入の印象が倉田ましろに近いんだよな……」と書いていたが、少しずつ透けて見える燈の人物像は、身も蓋も無い言い方をすればだいぶ「図太い」。ましろのように人の目を気にしまくって、何もできない内気な自分にグッバイするため、憧れのポピパに少しでも近づくためにバンドをやりたい! みたいなモチベではなく、燈の場合、本当に視野に入る要素が少なく、当初はやれと言われたから始めたボーカル。しかし、一度その世界を知ってしまったが故にもう彼女はバンド活動から目を背けられない。CRYCHICが解散してしまったせいで居場所を失って殻に閉じこもったかに見えた燈だったが、誰かがお膳立てをすればまたすぐに舞台の上には上がってくる。そよさんや立希がポッと出のボーカル少女にここまで入れ込むということは、彼女の中に秘められたパワーというのは想像を絶するものなのだろう。メインボーカルはどのバンドもカリスマが求められるが、8バンド中でも屈指のちやほや系お神輿ボーカルである。

 続いて作中では一番にぎやかしになっているのがギターボーカル(素人)の千早愛音(Anon)。表に出てくる系のキャラということでやや近いのはひまり・透子あたりになるだろうか。ただ、これまでバンドリキャラってのはどの子もだいたいは才能や努力に裏打ちされた演奏力が約束された状態だったが(一番大変だったのはリサ姉か、香澄だろうか)、こちらは本当に素人に毛が生えた程度。そして、そんな状態にもかかわらずメインボーカルに居座ろうとする傲慢さは今までになかったタイプ。透子みたいにただ「目立ちたい!」っていうキャラはいたけど、実力も考えずに「あたしがセンター」はこれまでになかったモチベーションだ。最終的にこのモチベは挫かれて傍に引っ込むことになるわけだが、こいつよっぽど鼻っ柱をへし折らないと真面目にギターの練習とかしない気がする。バンド成立の立役者のくせに、一番のお荷物感が出ているのが怖い。

 そして未だ謎に包まれているのがリードギター、オッドアイの要楽奈(rana)。……おもしれー女がおもしれー女とか言うな。一番近いタイプはモカちゃんだと思われるが、それに輪をかけてマイペースかつわがまま勝手。流石にあそこでスタジオに乱入してきたのは想定外。すでにギターテクの凄まじさは見せつけているため、多分来週はこいつがギターを振り回して愛音をボコボコにするところから始まるんじゃなかろうか。現時点でバンドをやるモチベは一切描かれていない謎の人物だが、これくらいの劇薬の方が問題だらけの即興バンドにはちょうどいいのだろうか。

 ベースを担当するのは音だけ聞いてるとサヨだかソヨだかよく分からなくてややこしい長崎そよ。ついにバンドリに現れたママみを振りかざす脅威の高校1年生。これまで今井リサ・山吹沙綾など「姉み」を武器にする気遣いキャラは存在したが、ここまで露骨にママみを見せつけるキャラは意外なことに初(しいていうならレイヤが近いか)。問題児だらけのバンドにおいては、もう監督やリーダーじゃなくて「保護者」が必要ということだろうか。全てを飲み込む器のデカさを見せつけてはいるが、今回のシナリオではいっぺんこいつもぶっ壊れてギャン泣きするくらいのカタルシスが欲しい。

 そして最後は隠す気もないハイパーツンデレ、ドラムの椎名立希。ツン度合いで言ったら最初期の有咲すら凌駕する暴力系に近い立ち位置ながら、燈に対する偏愛も同じくらいに見せつける純正レズ要員。こいつがなんで燈にそこまでご執心になっちゃったのかがちゃんと描かれないと関係性フェチの皆さんは満足しないと思うが、そこできちんと納得できる背景が提示されれば、立希&そよによる最大級の燈甘やかし陣形が完成することになる。暴力系に見えるのは事実だが、冷静に考えると愛音の振る舞いが勝手すぎるだけで、この子が一番の常識人である可能性すらある。

 以上がMyGO!!!!!を構成することになる5人のメンバー。この5人がくっついたり離れたりするというだけでもドラマのうねりが大きくて大変なのだが、今作が厄介なのは、その裏で蠢くもう1つのバンドの存在。「余ったパーツ」が収束し、どこかでAve Mujicaが完成する必要があるという部分。現時点で明らかになっているのは、CRYCHIC解散の直接の原因となった勝手なお嬢、豊川祥子(sakiko)。こいつが理由も言わずにバンドをぶっ壊したことが燈達にとってのトラウマになっていたわけだが、どうやらその裏にはもう1つのバンドの火種があった模様。

 現在、この祥子とのつながりが確認できたのが、すでにメジャーデビューを果たし人気を獲得しているユニット「sumimi」のメンバーである三角初華。こいつが最終的に闇堕ち(?)してメインボーカル・ドロリスになることがほぼ確定しており、自然と祥子はオブリビオニスになる。そしてCRYCHICの残りの1人、「バンドを楽しいと思ったことなんて1度もない」という爆弾発言をぶちかました一番闇が深そうな子・若葉睦がモーティスとなる。今週、祥子と初華の繋がりが明かされ、今後は祥子の裏事情が描かれることになりそうだ。

 そしてなぜかはまだ分からんが立希に教室で絡んでた子も立派に公式ページのキャラ表に登録されており、こちらの名前が八幡海鈴。ポジションからティモリスであることがほぼ確定となり、横のつながりはわからないがAve Mujicaもすでに4人が揃ったことになる。個人的にはこっちの「裏側」も気になってしょうがないのよねぇ。Ave Mujicaは前回の0th ライブで不思議なモノローグを中心とした譫言のようなドラマもあったが、あちらは本筋とは関係ない「イメージ」の話だったのか……謎は謎を呼びっぱなし。

 こうして、また興味を引っ張られるのよねぇ。うまいやり方ですわ。

 

 

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