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最近のアニメや声優、Magicに対する個人的な鬱憤を晴らすためのメモ程度のブログ。
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○「ライアー・ライアー」 5

 もろもろのデータを拾おうと思ってググったら同名の作品がいっぱい出てきて困った。本作のスタートは2019年らしいのだが、本歌取りにしてももうちょい視認性のいいタイトルはなかったもんかね。

 こちらはライトノベル原作のアニメとのこと。今期はちょっと懐かしい匂いのするラノベ原作アニメがそれなりの数作られていて、なんだか先祖返りしてるようなシーズンになっていますね。もしかしたらぼちぼちなろう勢力にも翳りが見え始め、一時期数を減らしていたラノベ軍団が息を吹き返したのだろうか。まぁ、まだまだ要経過観察といったところだが、とにかくぱっと見で「あぁ、ラノベっぽいな」というのが分かるデザイン。特に学園の制服あたりが。

 素直な感想を一言で述べるなら、「なんかよく分からないうちにあれよあれよと進んじゃったお話」。元々そういう狙いで貰い事故みたいにして事件に引っ張り込まれる主人公を描いているのだろうからこの感覚を与える進行で正しかったのだろうが、勢い任せでそれに乗せられちゃったという感覚が半分、そして「いくら何でもがちゃがちゃしすぎだろ」とひいちゃう感覚が半分である。いくら何でもメインヒロインのアホっぷりが加速しすぎていて、主人公のラッキーというよりはそれこそなろう主人公の胡散臭いチートを疑ってしまうレベルでのご都合主義である。一応大筋は「ゲームもの」という設定になっており、デスゲーム好きとしてはどこか気にしたい気持ちもあるのだが……少なくとも1話目で行われたゲームの設定は大雑把すぎてどうにも受け入れ難い。このクオリティのデュエルが続くようだと、今後の展開もお察しだ。なかなか「騙し合いの高度な頭脳戦」ってのは本当に描くのが難しいもんでね……「賭ケグルイ」くらいのクオリティなら満足もするのだが。

 幸か不幸か、全体的な映像クオリティについてはそこまで悪くない。政策のGEEKTOYSは最近「人間不信の冒険者〜」というクソデカやらかしをしているスタジオらしいが、直近の作品が「デッドマウント・デスプレイ」なので、それならまぁ、大丈夫かという気もする。「デスプレイ」の2期が秋からなので、その合間を埋める作品っていう認識でいいんでしょうかね?

 全体的に苦言多めの低い評価になっているのに点数が減点されていないことを疑問に思った人もいるかもしれないが、加点要素は諸悪の根源となった学園の学長の中の人だ! 以上だ!

 

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