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最近のアニメや声優、Magicに対する個人的な鬱憤を晴らすためのメモ程度のブログ。
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 いくら不死身と言ってもあそこまでブン殴られるのは流石にしんどそうな第8話。エラいことになってると思ったら「するがモンキー」はずっと尾石さんがコンテ切ってて、しかも福田道生との共同作業。ありがたいっちゃありがたいんだけど……7割無駄遣い(イイイミデ)。

 神原の過去のエピソードと、それをひっくり返す忍野の推理。忍野の自説披露のパートは多少なりともどんでん返しの要素を含んでいるつもりなのだろうが、神原駿河という少女の人となりがそこまで定着しているわけではないので、彼女の残酷かつ身勝手な無意識を大見得切って看破されても、格別のメリハリは感じられない。むしろ、ひたぎへの思いが全ての理性や打算を越えて怪異に届いてしまった神原駿河の恋心の方が、よっぽど興味深いファクターである。「あまり好きではない」と言われても、「殺す」と言われても、最終的に自我を取り戻した神原に出来るのは、ひたぎに自分の思いを告げることだけ。怪異が完璧に取り除かれなかったことを考えると、彼女の中には、まだ何か可能性が残されているのかもしれない。

 今回は後半のブン殴りパートに労力を消費させてしまったのか、前半パートの紙芝居にもあまり見どころはなく、期待していたオープニングもそつがない仕上がりという程度。ひたぎによって百合の花を無惨に散らされる神原というメタファーは非常に象徴的で面白かったが……真宵版のオープニングが奇跡的に楽しいのは、むしろシャフトらしさが欠片も無いオーソドックスなものだったおかげで際立ったのかも。まぁ、歌唱力は3人とも似たり寄ったりだね。キャラ声でそこそこ歌うことが出来るというのは評価できると思うが。みゆきちは「ご愁傷さま二ノ宮くん」のテーマソングが好きでした。

 そして話題のブン殴りパートは、シャフト風味100%。無味乾燥な白無地のフィールドを見ると「まりあほりっく」のオープニングを思い出すし、蹴散らされる大量の机は「ネギま!?」のオープニング。枠線を際立たせて色味をどぎつくする尾石節は、残虐なシーンをソフトな仕上がりに……はしてない。まぁ、阿良々木のキャラクターのおかげでギリギリギャグと言えなくもないレベルでとどまってはいるかな。もちろん、イカれてる間のみゆきちの息芝居とかは充分に堪能できました。

 とにもかくにも、これで3人分のエピソードが終了。終わってみると、どの娘もなかなか魅力的にみえるのがこの作品の不思議なところ。阿良々木さん、うらやましいです。

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