最近のアニメや声優、Magicに対する個人的な鬱憤を晴らすためのメモ程度のブログ。
○「柚木さんちの四兄弟。」 5 「みんな同じ顔をした大勢の兄弟」といえばどこぞの六つ子が真っ先に思い出されますが、コピペじゃなくてちゃんと4人描いている、それがこの作品。いや、コピペで済む方がレアケースだが。 確認したところ、原作は「ベツコミ」掲載ということで一応くくりとしては少女漫画である。ただ、主人公が全員男、そして女の子との絡みもほぼ無い状態で兄弟間の関係を掘り下げるだけなので、あんまり少女漫画っていうラベルは相応しくないかもしれない。ジャンルとしては「ファミリーもの」なので、最近だと近いのは「コタローは一人暮らし」とかかな。いや、あれはファミリーでもなんでもなかったが……。 制作は朱夏。なんだか久しぶりに名前を見た気がするが、元請け作品は3年ぶりということでその間何してたかちょっと気になる。その分(?)映像クオリティは純粋に高く、しっかりとした主線で描かれたキャラ絵も、しっかりした動画回しも原作ファンが満足できるものになっているんじゃなかろうか。その分大きなサプライズなどもない平坦な仕上がりにはなっているが、監督が本郷みつるということで、オープニングやエンディング映像など、多少本筋からズレて遊ぶ余地がある場所ではしっかりオリジナリティも発揮している。おそらく「アニメ化した意味がきちんと見つかるアニメ」になるんじゃなかろうか。 全体的に満足度の高い出だしではあるのだが……そこまで加点していないのは、単純に野郎ばっかりの作品なのでこの先に視聴モチベーションが低下しそうだという予感があること、そして、こういうナイーブな家族関係を描いた作品が個人的には「弱点」であることが関係している。「弱点」という言い方は難しいんだけど、「必要以上に刺さっちゃう」という意味でもあるし、「あんま生々しくなると見ててキツくなっちゃう」という意味でもある。私自身がそこまで一般的じゃない家庭環境で育ったこともあり、兄弟間の感情とか、親子の愛情とか、そういうものが繊細になればなるほど、見てて変な記憶がフラッシュバックしたりする危険があるのである(別に不幸な家庭に育ったわけではないので安心してください)。出来ればいい方向に刺激される作品になってくれると助かる。「別々に生まれてるのにギリで学年としては同い年の兄弟」っていうテーマは現実にもそこそこあり得る事態なのにあまりフィクションで描かれてるのを見たことがないので、その部分はちょっと楽しみかも。 中の人は、メインの四兄弟のキャストがあんまり聞いたことない名前という若手推しの布陣か。サブで出てきた松岡美里の声がもうほとんど男の子なのが面白かった。
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