最近のアニメや声優、Magicに対する個人的な鬱憤を晴らすためのメモ程度のブログ。
はい、行きますよ。そりゃ行きますよ。事前にお伝えしておくと、ネタでも自虐でも嘘松でもなんでもなく、同じ劇場に入っている観客の年齢層がすごいことになってました。マジで「えっ、俺ってガルパン視聴者の中では若手だったの?!」ってびっくりするような……まぁ、そりゃなぁ……そこまで相手にしてもらえる恵まれたコンテンツだと思えばいいのだが、流石に色んなものの危機じゃないか? 働け水島、仕事しろ努。……でも、私なんかあまちゃんだから実際に見せられると「……これは時間がかかってもしょうがないな……」とか許す心が生まれてしまうのだよなぁ。今確認したら3章の公開が2年半前。「まぁ、そんなもんだろ」と納得したふりをしたのだが、ブログの「劇場アニメ」タグで遡ったら劇場版スタァライトよりも前やんけ。「あの事件よりも前なの!?」というのは流石にビビったわ。そりゃ高齢化も進む。急げ水島、間に合わんぞ努。ここまでついてくる連中は面構えが違う……。
<そんな精鋭たちはもう観に行ってるだろうけど、今回は割と強めにネタバレ注意ね>
まー、2年半も前なので3話のことを綺麗さっぱり忘れた状態での視聴となり、今までの中では一番書くことが少ない話になったかな。いや、文句はない。ツッコミはあるが何一つ不満はない。だけど、本当に60分を通して徹底的に同じテーマを突き詰めているものだから、あんまり多方面に手を広げて触れるトピックがないというのが正直なところか。これが作りたくて2年半かかってるの、マジで創作物として異常だと思うし、作り手側も受け手側もだいぶ精神はやられてると思う。当然俺もやられているので、このわずかな時間に溢れ出る脳内麻薬の質量に溺れてしまうのだけど。ただひたすらに「戦車アクションによる快楽」を突き詰めるっていう方向性、もうエンタメとか芸術を飛び越えて、宗教の領域に達している気もする。 個人的に語るべきことが出てこない最大の理由は、今回の相手が継続高校だったということがあるのかもしれない。「劇場版ガルパン」ですっかり骨抜きにされてしまった私は、ガルパン世界のツートップが文句なしでドゥーチェとミカである。ドゥーチェは「勝てなくて当然」のキャラなのでその負けの美学を見せつけられれば本当にすっきりするのだが、ミカさんに関しては「負けるところが想像できないキャラ」。おかげで、今作を視聴中は心のどこかで「いっそ継続が勝ち上がる展開になってくれないものか」とマジで願っている自分がいた。そんなことは無理だとわかっていても、ミカさんのフラッグ車から旗が出ることを拒否している自分がいた。だからちょっと複雑な気持ちで見るしかなかったのだ。しかも大洗の方は序盤で西住みほという怪物を失った状態。そんな状態の大洗に負けてしまうキャラなのかと、納得させられる展開があるとは思えなかったのだ。まぁ、実際にはそこも強引にまかり通ってしまったわけだが。 今作(最終章全編通じて)のテーマとして「後進の育成」があり、3話では知波単からの福田の躍進が最大のトピックとなっていた。今回もあんこうチームが早々に脱落し、そこから一旦司令塔の役割が会長にパスされるが、さらにそこから沢ちゃんへ、最後はアリクイさんチームが全員で強引に切り抜けるという「全員が動く戦車道」を見せてくれている。この層の厚さというか、「全員が主役」みたいな体制こそが大洗の真骨頂なのかもしれない。いかに名将ミカとて、気分屋の継続高校をまとめての総力戦では分が悪かったと、そういうことにしておこう。いや、言葉すら発さずに全てを通じ合える継続高校に隙があったとも思えんけど。 いやぁ、でもやっぱ継続戦はテンションが上がるんですよ。最初の穴蔵進行作戦は正直微妙なところで「そんな穴あるかい」「そんなとこ通れるかい」「それで危機を抜け出せるかい」などのツッコミ要素が満載。常に戦車の常識を飛び越えたツッコミ要素しかない作品なのだから今更だが、割れ鍋作戦は(めちゃめちゃ入念に描いていることがわかるとはいえ)画的には地味な時間が長いし、トリックスター・継続を相手にしての作戦としてはややインパクト不足。しかし、穴を抜けてからの「スナイパー討伐作戦→レース開始!」からの怒涛の(多分今回の制作時間の大半を費やしているであろう)チェイスシーンは、その全てが快楽の種。何がなんだかさっぱり分からないし、人の命の逞しさに呆れるほかないが、これが見たくてわざわざ10年以上も追いかけ続けているガルパンおじさんたちからしたら、「またとんでもない形で新たな快楽が提供されるゥ!」と絶頂する以外にない。やっぱポルッカですよ。ポルカが流れりゃ奴らの時間。継続高校ここにあり! ミッコのドラテクほんと好きだし、ちゃんとファンが望んでいるのがわかっているからこその「トゥータ!」ですよね。改めて、劇場版もう1回観るわ。大洗は今回の試合で「1年生チームの精神性の大幅な向上」と、「サメさんチームの堂々たる立ち回りからのポジション獲得」という大きな2つの成果が得られた。 打倒ミカさんという大金星を成し遂げ、全員サウナというサービスシーン(?)を経て、あとは対戦相手の決定へ。黒森峰対聖グロ。どちらが勝ってもおかしくない名勝負ではあるが、下馬評では「なんだかんだで黒森峰は上がってくるだろ」というのが普通の考え方。いくら西住まほがいないとはいえ、やはり今作最大のライバルたり得るのは黒森峰であり、逸見エリカその人なのだから。というか、ここで黒森峰が負けちゃうと「西住が引退して逸見だから負けた」って言われかねないし……。 まぁ、負けたんですけど……まさかの展開として、「黒森峰が負ける理由」をここまで聖グロが温存してたんですよね。事前に全然知らなかったから、マジで愛里寿が出てきた時に「ヒッ」って声出たもん。ずりぃよ島田流……そこで愛里寿が出てきたら納得するしかないじゃない……途中までずっとダー様が「新しい隊長様が云々」って言ってたのでずっとペコが隊長の座を引き継ぐのかと思ってたのに(そういうミスディレクションになるようにわざわざ描写しているからね)、実際はそこに最大級の爆弾が控えているという。これはまぁ、決勝がそうならざるを得ない……マジで逸見にはかわいそうだがしょうがない。あとペコちゃんたち次代の聖グロ勢にもちょっとかわいそう。ペコは「リボンの武者」での活躍も目覚ましかったし、聖グロの次世代を担うキャラとして申し分ないと思うんですけどね。というかその他の若手がなんか不穏なんだよな、聖グロ……。もちろんばっしゃばっしゃお茶こぼしてるどこぞのスピードスターは論外である。あいつもなんだかんだで先輩ヅラできるようになるのか……。 黒森峰はまほが残した「西住流を旨とした戦い方」から逸見エリカの手によって時代が変わろうという転機。そして聖グロはまさかの島田流の導入による強制的な大改革。いや、しかし案外聖グロの気風とは相性がいいんだろうか? とにかくこの激烈なカンフル剤によって決勝の相手は聖グロに決定した。さて、いったいどんな試合を見せてくれることやら……。そして、いつになることやら……。 あと2話残ってる言うてんねんで? 決勝だけだったらあと1話で終わってもおかしくないわけで、いつになるか分からない「5話」の構想はちゃんとあるんだよな? いっそのこと5話で決勝を終えてしまい、最終話は全校の代表が入り乱れてのオールスターバトルって展開もありなんだよな……東軍の将:島田愛里寿と西軍の将:西住みほによる天下分け目の大決戦。……見たいな……。ローズヒップ&西絹代&ドゥーチェによるジェットストリームアタックとか、見たくない? 追伸:ノンアルコールウォッカって何……。
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関西在住の、アニメを見ることを生業にしてるニート。必死で好きな声優を12人まで絞ったら以下のようになった。
大原さやか 桑島法子 ーーーーーーーーーー ↑越えられない壁 沢城みゆき 斎藤千和 中原麻衣 田中理恵 渡辺明乃 能登麻美子 佐藤利奈 佐藤聡美 高垣彩陽 悠木碧
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