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最近のアニメや声優、Magicに対する個人的な鬱憤を晴らすためのメモ程度のブログ。
○「まおゆう魔王勇者」 6
以下、視聴開始時の私のテンション推移。「始まったわー、これって確かメインヒロインが小清水なんだなー。お? シリーズ構成荒川さんなのかー、これで監督が高橋さんだったら笑えるんだけどなー。…………あれ? なんかオープニングの構図といい演出といい、やたら高橋さんっぽい気が…………高橋さんかよ! ……これで主人公福山とかだったらすげぇけどな! …………福山かよ!!」 というわけで、どう見ても「狼と香辛料」です。本当にありがとうございます。マジで。あげく作中で経済がどーたら言い始めたしね、まさかそういうかぶり方になるとは思わなかった。事前情報では「魔王=小清水」しか知らなかったんだけど、一気に興味が湧きました。それにしても、意図的に「狼と香辛料」に似せて作ってるのか、それとも高橋丈夫作品なので自然と似るのか。でもエンディングに新居昭乃+保刈久明だし、映像もほぼコンセプト合わせてあるし、意図的に被せてきてるとしか思えないんだけどなぁ。これでOPが新居昭乃、EDがROCKY CHACKだったら完璧だった。惜しい。「いっそラジオもやればいいのに」と思って調べたら、既にやってた。でも、何故かパーソナリティは千和だった。よし、聞こう。 さておき、とにかく高橋丈夫作品ということで、それだけで楽しみな作品。高橋+荒川コンビは「僕H」でちょっと消化不良だったものの、あちらは原作のせいということで勝手に押しつけてしまって期待することにした。1話目からガッツリと魅力が出ており、相変わらず徹底した背景美術との融和を目指したオープニング映像が素敵だし、いきなり世界を二分する勢力の頂上どうしが対話するという突拍子のないスケール感も画の中から現れている。そして高橋監督の真骨頂である「女の子の可愛らしさ」が魔王に注がれており、小清水パワーも相まっていきなり打ちのめされる。ぶっちゃけ、これって確かネットのSSが原作なはずだし、1話目のシチュエーションをやった時点で出オチの臭いもぷんぷんするのだが、もうシナリオラインなんて二の次でいいので、後は延々2人の愛の逃避行を艶っぽくやってくれればいい。「狼と香辛料」にしたって、経済云々のお話は話半分で聞いておいて、最終的にはホロとロレンスがいちゃいちゃしてる様子を見るのが一番の楽しみだったわけだし。ホント、細かい表情とか所作で女の子を可愛くするのが上手いのである。1話目だと抱き枕ゴロゴロは反則として、その前の2人で手を取り合うカットの微細な手の動かし方とか、そういうところがエロいのですよ。 ま、散々期待しておきながら、当然懸念材料も少なくはない。1つは、今回の制作会社がアームスであるという点。アームスの元請け作品でエロを除くと最後までつつがなく走りきった作品って記憶にないんだよなぁ。エロ+高橋さんなら相性はいいはずだし、少なくとも1話はCGモデリングのモブの動きなんかも案外悪くはなかったと思うので、このクオリティで逃げ切ってくれれば不満は無いのだけれど。また、全く知らないので完全な予断ではあるのだが、やっぱりSS発祥となるとストーリーの面白さ云々についてはそこまで期待しない方がいいのかな、という懸念もある。1話目は本当に思いつきで見切り発車してるんじゃないかという雰囲気があるし、ここから綺麗に収束する物語を作れという方が無茶だろう。SS発祥でノベライズ、アニメ化までこぎ着けたということは万人受けする魅力があるのかも、という楽しみはあるが、あまり過剰な期待は持たずに見守っていきたい。「勇者が何故単身魔王の城に乗り込んだのか」とか、「なんであんな細腕の女性が魔王をやっていたのか」とか、そういう説明があるのかどうか怪しいもんだけど。 中の人的には当然小清水劇場が8割を占めてもらって構わない。ホロのような高潔さは薄いが、その分デレ成分強めの魔王のキャラをどこまで好き放題いじれるか。相方福山も心配は何一つないが、ロレンスに比べると魔王に対抗する術を持たない完全な「下の身分」の存在なのがやや気になるか。ロレンスは本当に恰好良かったからなぁ。魔王が勇者に惚れている理由が分かればもう少し見応えのある関係性になるんだけども。その他、回りを囲むモブも相変わらず豪華だが、勇者の過去パーティとか、合流するチャンスはあるんだろうか。福圓先生に「ウルトラハッピー」言わせてたのはおそらく原作では無い台詞だよな……どこまでセーフなんでしょうね。
記念すべき第10回放送! これでしばらく新作コンテンツもお預けかと思うとちょっと切ない。そんなリスナーの空気を読んだのか、いきなり冒頭は「福岡犬のとっておきの話!」からスタートしたぞ。……無茶ぶりに対応出来るようなアドリブ力があるはずなかったけどね! ラジオなんだから打ち合わせしとけよ!
早速1通目のメール。「2人の苦手なものはなんですか?」との問いである。最初の返答では「何も思いつかない!」と即答した福岡だが、「虫とかは?」と聞かれると「あぁ、嫌かも!」と即反応。更に名古屋が「私が苦手なのはたとえばお化け屋敷とか〜」というと「あー、俺も絶対入らない」と同意。「ジェットコースターとかも駄目だがね〜」「あ〜、そうとそうと〜、あれも人が乗る乗り物じゃなかと!」……基本的に全力でビビリの福岡です。ただ、個人的に意外なのは名古屋がジェットコースターとか無理っていうこと。お前、そんなんものともしないキャラじゃないのか。 2通目のメールは、「ぬいぐるみを購入しました。ところで、実物を抱きしめたらどんな抱き心地なのでしょうか」というもの。とりあえず、8000円という大金をはたいてぬいぐるみを買ってくれたリスナーに対して狂喜乱舞の2人。なかなか商魂たくましい。で、質問の「実物の抱き心地」については、互いに抱いてみて確認することに。まずは、名古屋が福岡を……「そぉい!」……確実に殴打です。「福岡の触り心地は、ぬいぐるみと割と似ていただがね!」とのこと。「抱き心地」じゃなくて「殴り心地」なんだね。「ぬいぐるみを殴れば、割とリアルな感触といくらかの達成感が味わえる」とのコメントを頂きました。反撃代わりに「歯を食いしばれ」と拳を振り上げた福岡だったが、「もし殴ったら20倍にして返す」との名古屋の恫喝に秒で屈する。渋々タッチする程度に留め、触り心地を尋ねたところ、「なんだか油がべとべとして気持ち悪い……」「おるぁ!」…………2度目の殴打。揚げ物はこれだから。 3通目は恒例の仲間からの手紙。今回はなんと愛媛からのメールだ。「最近、おはようからおやすみまで、誰かに見られている気がするぞなもし。不安で眠れないぞなもし」という不安のお手紙。メールを聞くやいなや激昂する福岡。ストーカー許すまじと鼻息を荒げるが、福岡も名古屋もストーカーに心当たりはないらしい。そして当然のオチは、「こんなこともあろうかと、半年前から愛媛犬のことをずっと見守っていたとよ!」「やっぱりオマエかぁぁぁい!」……以降、名古屋の責任ある折檻により、ストーカーはいなくなった模様。本日3度目の殴打音。名古屋のコークスクリューは輝いているなぁ。 3通のメールを読み終わり、無事にこのラジオシリーズも終了。でもまぁ、2本のメディアを合わせて10本放送出来たんだから、次の夏コミくらいで1クールは突破出来そうやな。楽しみに待とう。 ○「ギリギリ! イケメン執事福岡犬」 ……予想通りの展開です。お召し物を懐で暖めるのはどうかと思いますが。語尾はちゃんと「とよ」なのね。実はアスミスの(偽)イケメンボイスって聞く機会が無かったな。これ、ギャグじゃなくて本気でいったらどうなるんだろうな。 Aerie Worshippers 高巣の崇拝者 (3)(U) U クリーチャー・人間、クレリック 2/4 神啓 - あなたは(2)(U)を支払っても良い。そうしたなら、2/2で飛行を持つ、青の鳥・エンチャント・クリーチャー・トークンを1体戦場に出す。 トークン生成神啓サイクルの青。サイクルでは2番目にサイズがでかい。「アタックしやすさ」がこのサイクル(というか神啓全体)を評価する1つの鍵だが、このクリーチャーは、タフネス偏重になることで、なんとかアタックの隙間を作ろうと狙っている。確かに、2/4が殴ってくるのを迎え撃つのって、けっこうめんどくさいものだ。そして、生まれるトークンがサイクル中でも上位の2/2フライヤーというのも非常にそそられる。これだけのペイがあるなら、「液態化」や「こそ泥の兜」を使ってでも何とかして無事にタップを完遂させたいもの。一度回り始めたらあっという間にクロックが膨れあがってバードニックオーラが充ち満ちる。ただ、色々と準備が大変なのは事実なので、サイクル中では一番投入時に注意が必要なカードともいえる。まぁ、最悪「単に2/4のブロッカーだから」と開き直っちゃうのもありなんだけどね。タフ4は正義。
Arbiter of the Ideal 理想の調停者 (4)(U)(U) R クリーチャー・スフィンクス 4/5 飛行 神啓 - あなたのライブラリの一番上を公開する。それがアーティファクトか、クリーチャーか、土地カードであるなら、それを顕現カウンターが置かれた状態で戦場に出しても良い。それは、他のタイプに加えてエンチャントでもある。 朝、目が覚めると無茶するタイプのスフィンクス。アドバンテージなんて言葉が馬鹿馬鹿しくなるような実物で提示で教育な能力を持つ。ただし、「殴った時」よりも更に一段階発生が遅い能力なので、書いてあることは強いけども割と微妙なクリーチャー。これまでの歴史の中には場に出ただけで相手を絶望させるスフィンクスがたくさんいたのだから、この程度ではまだまだ。まぁ、リミテッドなら当然の鬼畜だが、「アタック」「評決」「ですよねー」の流れも様式美。
Archetype of Imagination 空想の元型 (4)(U)(U) U クリーチャー、エンチャント・人間、ウィザード 3/2 あなたがコントロールするクリーチャーは飛行を持つ。 あなたの対戦相手がコントロールするクリーチャーは飛行を失うとともに、飛行を得ることも持つことも出来ない。 元型サイクルの青は飛行を与える。エンチャントとしてのひな形は4マナの「空中浮遊(M12)」だ。自身が3/2フライヤーとそこそこな上、到達を持つ緑以外では絶望的なスルーゲームの幕開け。ゲームエンドを宣言する華々しいクリーチャーである。ただ、相変わらず「青ならどうせ仲間も最初から飛んでるやん」という突っ込みもあるのだけど。このカードは進路こじ開けに加えて、防御用としての役割も果たしており、相手のフライヤーが突然落下してくるので、攻めきれずとも守れる可能性が上がるのが強い。返す刀の「ハリケーン」型呪文に要注意。あと、得意がって殴ると割られて阿鼻叫喚もお約束。
Chorus of the Tides 潮流の合唱者 (3)(U) C クリーチャー・セイレーン 3/2 飛行 英雄的 - 占術1を行う。 まずイラストがキモい。この顔はNGじゃなかろうか。よく事務所がOK出したな。今時戦隊の悪の女幹部でも美人揃いだというのに。そんな威圧系で歌う気配が欠片も感じられないセイレーンだが、素の能力だけでも「噛み付きドレイク」という破格のコモン。リミテッドでこれ以上のものを望むこともないのに、更にアタック性能を上げるために「液態化」とか「ヘリオッドの選抜」とかをつけると、占術までプレゼントしてくれるという。顔が怖い癖に随分優しい奴らだ。ヒロイックが些細なのは素の能力が強いせい。つまり、ヒロイック関係無しでガンガン行こうぜってことなわけで。
Crypsis 保護色 (1)(U) C インスタント 対象の、あなたのコントロールするクリーチャーは、ターン終了時までプロテクション(対戦相手のコントロールするクリーチャー)を持つ。それをアンタップする。 珍妙なプロテクションを与える謎めいたカード。これだったら別に過去に存在していたプロテクション(クリーチャー)でいいんじゃないか、って気もするし、更にその場合でも白じゃなくて青に与えられているのが謎だし。ひょっとして、青は「真の名の宿敵」のヒットに気をよくして、相手をイラッとさせるプレイヤー指名プロテクションをお家芸にしていく気なのだろうか。腹が立つ。まぁ、基本的には白のなんか一色プロテクションと大体一緒。短所はスペルに対する防護手段にならないこと、長所はコレ1枚で確実にアンブロッカブルになること。あ、そうか、これで殴ったクリーチャーが安心して神啓発動出来る部分が青っぽいのか(今回神啓は青と黒に多く与えられている)。これをブロックしたときの「波濤砕きのトリトン」とかに使ったら相当イラッとされるんだろうな。
Deepwater Hypnotist 深海の催眠術師 (1)(U) C クリーチャー・マーフォーク、ウィザード 2/1 神啓 - 対象の、対戦相手のコントロールするクリーチャーは、ターン終了時まで−3/−0の修正を受ける。 青が長らくお家芸にしている「パワーだけ下げる」であるが、リミテッドですらなかなか出番が回ってこないおかげで、「迷路での迷子」もすっかりお荷物扱い。それなら今回は普通のステータスのクリーチャーに持たせればどうよ? ってんで、「珊瑚マーフォーク」に握らせることにした。2ターン目にパワー2が出るというのは青には大事なことで、リミテッド2マナ域ならそれだけでも出番はある。これに、もし自由に神啓を誘発させるタップ・アンタップ機構が備われば、在りし日のトップコモン「銀エラの消し去り(LRW)」に並ぶ存在になる。まぁ、「機構が備われば」の部分のハードルが半端じゃなく高いのだが。3ターン目にうまくワンパンチ入れることが出来れば、そこからは相手ブロッカーを1体無力化出来るので恒常的にアタックを繰り返せるかもしれない。一応寝ているだけでもそれなりに「なにかされたらやだな」と思わせることは出来るかもしれない。そう思えば、案外使ってみたらいい奴なのかも。でも、催眠術師が術の前に自分で寝るのってどうなのよ。
Dvination 予言 (2)(U) C (色んなとこから再録) ソーサリー カードを2枚引く。 さぼってんじゃねぇよ。流石にこうも同じだと使う気が無くなるわ(使わないとは言っていない)。
Eternity Snare 永遠の罠 (5)(U) U (時のらせんから再録) エンチャント・オーラ エンチャント(クリーチャー) 〜が戦場に出たとき、カードを1枚引く。 エンチャントされたクリーチャーは、そのコントローラーのアンタップステップにアンタップしない。 長年こうしてスポイラを書いていると、無駄にカードの記憶だけは残っているものなのだが、このカードだけは完全に記憶からデリートされていた。時のらせん環境はそれなりにプレイしたし、第1セットなのだから割と長いこと接していたはずなのだが……。イラストを確認して「あぁ、あったな、そういえば」と思い出すのが精一杯。だってしょうがない。多分1年間パックを剥き続けて、個人的にこれをデッキに入れた経験って、1回あるかないかだと思う。それくらいに、あの世界で6マナってのは遠かった。いや、大体の環境で遠いけども。そんな記憶から抹消されたコモンが、まさかのアンコモンになっての帰還。そりゃオーラの価値が上がっている世界なのだから可能性はあるのだろうが……でも自軍クリーチャーには張らないしなぁ……。
Evanescent Intellect 一過性の知力 (U) C エンチャント・オーラ エンチャント(クリーチャー) エンチャントされたクリーチャーは「(1)(U)(T):対象のプレイヤーは、自分のライブラリを上から3枚墓地に置く」を持つ。 全世界の俺が待ち望んでいたカードがついに登場。もう、ダイレクトにライブラリを削ることのみを考えたオーラ。これさえあればどんなクリーチャーでも手軽に石臼化。1回の削り量も3枚とそれなりだし、タップ能力を与えるので神啓持ちを使えばナイスシナジー。これ自体は1マナと軽いのでヒロイック誘発のために使ってもそこまで勿体ないとも思わないだろう。結局、今回のセットで得られたライブラリアタック要素はこれ(とフィナックスさん)のみだが、少なくとも「タッサの褒賞」よりは使いやすいのだから、本当にわずかながらも、ライブラリの底に近づけたはずなのである。頑張れ「蘇りし者のケンタウルス」! 一応、これがあるだけで相手の占術1が弱くなるっていう利点があるぞ!
Fated Infatuation 宿命的心酔 (U)(U)(U) R インスタント 対象の、あなたのコントロールするクリーチャーのコピー・トークンを1体戦場に出す。これがあなたのターンであるなら、占術2を行う。 「宿命的」サイクルの青は、カード単品としては「大笑いの映し身(ISD)」と大体一緒。フラッシュバックが占術ボーナスに入れ替わったりしているが、やっぱりこのサイクルはインスタントであれこれいじりたい場合が多いので、占術を取りに行く機会はあんまり無いような気もする(結局このサイクルは大体そうだな)。「映し身」はリミテッドで大活躍したカードで、自軍限定とはいってもやっぱり一番強いクリーチャーが瞬速タイミングで2倍になるのは洒落になってない。「灰色商人」入りの黒なんかは喉から手が出るほどほしいだろう。色拘束が厳しいのが気になるが、そこさえ乗り越えてしまえばやっぱり一線級のトリックである。ちなみに、「心酔」でコピーが出来ちゃうってどんだけ追従願望が強いねん、と思っていたのだが、このカードはイラストからも分かるように、ナルキッソスの神話が元ネタらしい。なるほどね。
Flitterstep Eidolon 閃足の幻霊 (1)(U) U クリーチャー、エンチャント・スピリット 1/1 授与(5)(U) 〜はブロックされない。 エンチャントされたクリーチャーは+1/+1の修正を受けるとともに、ブロックされない。 ぼくらの身内、どこかの誰かが大好きな2マナ1/1アンブロッカブルクリーチャーの新作。これに感染か呪禁がついていれば絶頂を感じるくらいに満足してくれたのだろうが、流石にここはそんな世界じゃない。代わりに得られたのは、決め技としての威力が更に増す授与だ。+1とアンブロッカブルがついてしまえばどんなクリーチャーでもゲームエンド。「タッサの使者」とのコンビネーションが実に美しい。コストは重いが、「洞窟のランパード」の活躍を考えれば充分な選択肢だろう。3ターン目にここに試練で君もひんしゅく!
Floodtide Serpent 氾濫潮の海蛇 (4)(U) C クリーチャー・海蛇 4/4 〜はあなたがコントロールするエンチャント1つをそのオーナーの手札に戻さない限り、攻撃出来ない(このコストは攻撃宣言時に支払われる)。 青ならまれに良くある、戻さなきゃ系デメリット持ちクリーチャー。「クリーチャーを戻す」というデメリットの与え方は「暴走するヌー(10ED)」がなんかの拍子に持っちゃったもんだから何故か緑のデメリットになっていたのだが、「戻すなら青だべ」ということでじわじわ青の方ににじり寄ってきており、割と近いカードだと「隠し場所の略奪者(EVE)」なんてきわめて地味なカードもあるし、最近だと青と緑の共同作業である「種喰らい」が何か悪さをしそうに見せかけて特にしなかった。今作はサイズこそそこそこだが、デメリットの誘発は攻撃時に限定され、ブロックだけならやりたい放題になった。これは強化されたね! と言いたいところだが、この手のカードは「戻すデメリットをひっくり返してメリットにする」がお約束であり、特にこの環境では「予記された運命」を含む187オーラサイクルがあるため、もしアップキープ誘発だったらすげぇ手軽なアドバンテージマシンになっていたのに、とむしろ残念な結果になった。一応、その手のオーラさえ用意出来ればアタックするときにアドバンテージ1枚なので割と強い。この世界ならオーラの運用にはさほど困らないだろうし、いいファッティとして活躍するんじゃなかろうか。変な波で戻されないっていうプチメリットつきですよ!
Kraken of the Straits 海峡のクラーケン (5)(U)(U) U クリーチャー・クラーケン 6/6 あなたがコントロールする島の数よりもパワーの少ないクリーチャーは、〜をブロック出来ない。 あの手この手でブロックを制限してくるクラーケン族だが、今回は島の数参照。仮にこれを青単で使っていたなら、(ニクソスはあるだろうけど大体)パワー7未満に止められないことになるわけで、つまりそれってアンブロッカブルである。リミテッドの2色デッキでも、パワー3〜4くらいまで止められないとなるとかなり厄介で、普通こういうクリーチャーに対処するときのように、「パワー5とパワー1で合体ブロック」が使えないのがキツい。出せば強いは魔法の言葉。ちなみに、名前のStraitは和訳の通り「海峡」を意味する言葉だが、その他にも「苦境、難局」を意味するらしい。なるほど良く出来てらっしゃる。
Meletis Astronomer メレティスの天文学者 (1)(U) U クリーチャー・人間、ウィザード 1/3 英雄的 - あなたのライブラリを上から3枚見る。その中から、エンチャントカードを1枚公開して、それを手札に加えても良い。残りのカードを、好きな順番でライブラリの下に置く。 出世した「前兆語り」とでも言うべきか。この挙動は明らかに「ボーラスの占い師(M13)」のものであり、一手間かかる部分が先輩より弱く、恒常的に使える可能性が利点。いくらか運は絡むものの、「トリトンの財宝狩り」と同じくらいの強さと考えればリミテッドでは充分。ぶっちゃけ、ガンガンオーラを引き込んできても全部こいつに回してしまうと土台としては微妙なのだが、その中に授与持ちが紛れ込んでいれば最終的には盤面を大きくプラスに傾けることが出来るはずだ。当然、デッキに仕込んだ枚数次第なので、あんまりオーラが集まらなかったときは自重すること。
○「AKB0048 next stage」 5
帰ってきました。1期目は「やっぱキャストがアカンからクソだわ」と声オタらしい導入から始まったものの、気付けばその頭がイカレているとしか思えない筋立てになんだかんだで翻弄されまくってしまった。いっぺん気になり出してしまうと、もう、色々と許せるようになって2期目も楽しみになっちゃうのが悔しい。 華々しいスタートを切った2期目は、きちんと見たいものを見せてくれる初速を持っており、Aパートではたっぷりとした尺でスケールのでかいライブシーンからスタート。やっぱりこうしてみるとサテライトのCG技術の安定感は格別だ。河森監督自らコンテを切っていることからも分かる通りにかなり気合いの入ったお披露目式の意味合いが強く、これを見てるだけでAKBのファンになってしまいそうである(いや、ならない)。更に、そこからは普通のシナリオに入っていくから大人しくなるかと思いきや、いきなり「敵軍が風呂場に乱入からの拉致」→「死刑法廷」という実に痛快に突っ込み待ちな展開。ここまでアホだと考える必要が無いから本当に楽。「馬鹿だ馬鹿だ!」っていって見てるだけでいいからね。最終的に突入・救出シーンからなんだかイイハナシになってましたしね。歌って怖いね。 とにかく、今期もなかなか楽しませてもらえそうです。選抜試験にセンターノヴァの復活。色々ときな臭すぎてどんなところから悲劇が巻き起こるのかが気になって仕方ない。輝きすぎるとあっちゃんの二の舞やで。くわばらくわばら。個人的には、今回拉致チームが吐いた捨て台詞の「腐れAKBが!」っていうのがお気に入りです。
○「D.C.Ⅲ〜ダ・カーポⅢ〜」 4
これまた随分懐かしい名前が帰ってきた。かつて1,2ともにアニメ化された作品、ダカーーポの新作である。試しに確認してみたら、「1」の放送が2003年、「2」でも2007年、既に5年以上も前のことである。更に試しに、当時の自分の評価はどうだったのかと確認してみたら、残念ながら2003年は記録を記述しておらず、「2」についても、初回チェックをしていた記録は残っていたものの、最終評価は残っていない。多分、今より更にギャルゲアニメが苦手だったはずなので、途中でリタイアしてしまったのだろう。おかげで、結局この作品のシリーズについては何も知らないに等しい状態である。 今回は制作スタジオ名が表示されておらず、どこがやっているのかはっきりしない状態。そしてなんと監督が石倉賢一氏である。ひだまり3期の監督(チーフディレクター)など、シャフト作品のイメージが強い人だが、今回はシャフトではないところの制作なのは間違いない。そして、残念ながらひだまりは3期が一番印象の薄いシリーズだったので、正直言うとあんまり記憶が無い。今作1話目も「あぁ、確かにダカーポっていうとこんな感じかなぁ」という程度で、良くも悪くも印象の薄いスタートとなった。元々思い入れが無い上に、ぬるっと始まっていかにもギャルゲーらしいデフォルトハーレム状態とかなぁ。工夫のしようもないのかもしれないが、やっぱり導入でいくらかでも見たい気持ちにさせてもらえないことにはねぇ。作品のトレードマークである桜のエフェクトとかディティールは綺麗なんだけどね。今のところあまり強い誘致要因は無いです。ま、大体のギャルゲアニメはそんなもんだけどね。最近だと「恋チョコ」とか、その辺とどういう差が出てくるのかは根気よく見守っていきたい。 中の人については、本作は原作ゲームも一応全年齢向け作品になっているらしく、いわゆる「エロゲアニメ」っぽいキャスト色はそこまで濃くない。メインヒロインが誰なのかもよく分かってないし、そこまで気にしたいキャストもいないのだが……佐々木未来がエリーと犬っころ以外の役を割り振られたのはおめでとうと言った方がいいのか。あと、宮崎羽衣って久しぶりすぎ。まだ仕事してたんやなぁ。
○「閃乱カグラ」 4
今期の乳アニメ枠にして、割と話題にはなってる感じの作品。これってゲーム原作らしいんだけども、そうとは思えないくらいに色んなところで名前を聞く。同人もよく見るし。設定だけ見れば有象無象の乳作品の大した違いは感じられないんだけど。 乳作品ってことで、当然構成には吉岡たかを。こうなれば監督は金子ひらくに違いない……と思ったら、渡部高志かよ! ちょっと意外だよ。渡部高志っていうと古き良きラノベアニメの大看板ではあるけど、こういうアニメを任されることってあんまり無いよなぁ。いや、ひょっとして「乳アニメ」っていうのがこっちの勝手な先入観で、中身としてはラノベ方向に向かっていく作品なんだろうか。実際、1話目を見る限りでは、乳は乳なのだがそこまで乳押しの画面にはなっていない。ことあるごとにぶるぶる揺れることは揺れるが、必要以上に意識させるアングルとか、嘘くさい脱がせ方とか、そういう「乳アニメ」らしい演出はそこまで多くなく、どちらかというとバトルもの、学園ギャグとしてのシナリオ面を押し出している部分が強い。こういう作品方向を意図しているならば、渡部さんにお鉢が回ってきた理由も分かるんだけどね。 しかし、そういう方向性にしてしまうと、第一印象は他の作品との区別が付けにくくてあまり強くないんだよね。キャラクターデザインも想像していたよりもよほど丸いし(抽象的な意味で)、可愛いっちゃぁ可愛いんだけど、そこまで見ていて「綺麗!」ってわけでもないんだ。冒頭のアクションシーンは非常に見応えのあるものだったが、結局そこがピークで後の部分は画で見せられる部分も特に無かったし。まぁ、一気に大量の女の子が出てくるタイプの作品なので、今後のキャラづけ次第かなぁ、という感じ。 キャスト的には色々と刺激が多いので聞いてる分にはすごく楽しいですよ。メインヒロイン飛鳥役には、これぞ乳キャス、ダチャーンこと原田ひとみ。この役はかなりやりやすそうな役だよなぁ。エンディングテーマもソロで担当するなど、基本的に今作はダチャーン押し要素が多め。楽しそうにやってますし、色々と派生する期待も持てそう。一人だとかっ飛んじゃうダチャーンの手綱を握るためにわざわざミズハスまで派遣されるという徹底ぶり。さらにそこにゆかちや画伯までぶち込まれており、いったいどんな化学反応が起こるのか想像もつかない。ちなみに、個人的に未だに今井麻美の演技には慣れていないのは内緒だ。芸歴長いのになぁ。敵側には「史上最強のスーパーサブ」キタエリを中心として茅野君、後藤(弱)さんなどの名前が見える。作品放っておいて中の人見てた方が楽しそうな気すらしてきた。そして、個人的に気に入ったのはオープニングの佐咲紗花。「僕H」のオープニングも勢いがあって大好きだったが、今作もアップテンポで非常にノリやすい曲。なんで立て続けに乳アニメ担当なのかは謎。
○「八犬伝ー東方八犬異聞ー」 4
今期のディーン枠。アニメシャワーに乱入してきたのは想定外だが、始まった画面を見ればすぐにそれと分かるので、安心といえば安心。 使っている用語や諸々のファクターを見ると「緋色の欠片」によく似ている。「守護家」みたいなことも言っていたし、現代を舞台にした和風ファンタジーなのでそこそこ似てくるのは仕方ないことだろう。スタッフは総指揮を「薄桜鬼」でお馴染みヤマサキオサムが務めるが、監督としてクレジットされているのは「ピングドラム」で助監督を任されていた山崎みつえである。「薄桜鬼」はそっち向けの作品でありながら男目線で見ても割と面白い作品になっていたので、似たような構成を持つこの作品も、ちょっと期待してみたいところ。まぁ、どうしても「そういう」流れだから第一印象は薄くなってしまうのだけれども。キャラクターデザインだけを見れば非常に安定したディーン作品。この手の作品の良いところは、作画の崩壊懸念がほとんど無いというところ。一応あの「八犬伝」モチーフなのだから少年漫画的な盛り上がれる要素もあるだろうし、今後のシナリオ次第では意外に良いアニメになるんじゃないかという期待もあるのだ。是非とも知らない文化の作品で良いものを見せてほしいものである。 中の人的には分かりやすい集まり方。メインにカッキー、サポートに日野チャマが配属、淫獣ポジション(?)にぴこりんもいる。怪しげな組織の神谷・浪川なんて並びもいかにもだ。女性キャラはほとんど登場しないのだが、唯一のヒロインらしいポジションには久しぶりにレギュラーやってくれそうで嬉しい彩陽がいる。彩陽キャラが「歌う」「お嬢」「料理が壊滅的に下手」と中の人要素を綺麗に拾ってくれているのが素晴らしい。でも、1話目でさらわれちゃったけどね……ちゃんと出番があるといいなぁ。
天秤座聖闘士のラインナップに紫龍を加えるのはいかがなものか、第39話。確かに何回か装着してたけどさ、結局童虎から正式に引き継いだっていう設定になってたんだっけ? まぁ、あれだけ長い間聖衣を守護してたから別にいいのか。
正月明け一発目の放送から作画がメタメタ、あらゆるシーンで聖闘士が格好悪いという、ここ一番の出番で張り切っていた玄武にとっては非常に残念な放送になったのだが、同日に放送されたプリキュアの方も作画がボロボロ状態というよく分からない繋がりが見られた。なんや、正月日程はアニメ制作の現場にもしわ寄せがくるものなんだろうか。せっかくの千日戦争も日程がキツキツだとあまりにあっさり幕を閉じるものである。 今回のメインはタイトルの通りにゴールドとゴールドのぶつかり合いにあるため、それ以外の試合はさっさと終わらせろ、というお達しが下った。おかげで(?)前回まであれだけ壮絶な戦いを繰り広げていたはずのエデンとフドウの試合は、気付いたら判定で試合終了。フドウさん、他の5人はあれだけボコボコにしていたのに、エデン相手だと折れる早すぎである。やっぱり旧友マルスのご子息ってことでいくらか配慮した結果なのだろうか。それにしたって、フドウさんはほとんど動いてすらいないじゃないか。シャカはもうちょっと本気で戦ってくれたと思うんだけど。あれだけ余力を残した状態でボーッと見てるだけの強い聖闘士って、なんだかずるい。でもまぁ、これ以上エデンとの殴り合いを放送されても仕方ないのは事実なんだけども。最終的に、エデンは大した傷を負うこともなく、余裕を持って光牙達の後を追うことが出来るようになった。 そして、本日のメインリング、天秤宮である。光牙が階段から吹っ飛ばされて真っ逆さまかと思いきや、心優しき兄貴、玄武さんのサポートのおかげで事なきを得る。しかも、玄武さんはこの度貴鬼先輩に続くお仲間聖闘士であることが判明し、面倒くさい時貞との戦いをオートバトルで片付けてくれるという。ただ、「手出しするな」は配慮だから分かるとして、それならついでに「先に行け」も言って欲しかった。なんで時間が無いって分かってるのに延々エキシビションマッチを見せられなきゃいかんのやら。龍峰と昔語りがしたかったなら「龍峰だけちょっと待ってて! 他は先行っていいから!」って言えばよかったのにね。一応兄貴分として試合内容を見せる意味があったのかな。「お前らこの水瓶相手に苦戦してたけど、黄金聖闘士って、こんなもんじゃねーから。俺もっとつえーから」ってなもんで。実際、一見すると良い試合をしていたように見えるゴールド対決だが、その実ほとんど試合にもなっていない内容である。 Q「何故時貞さんは負けたんですか?」 A「雑魚だからです」 そりゃぁねぇ、ゆーても中身は白銀だしなぁ。聖衣に操られるとかいう、なかなか情けない理由で戦ってるしなぁ。必殺技が「時間拳」だしなぁ。大技出したと思ったら「クロノ・エクスキューション」とかいう完全パクり技だしなぁ。ちなみにエクスキューションはexecutionで、漢字表記は「極光処刑」である。となると「クロノ・エクスキューション」は「時間処刑」ってことになるが、凍気はぶつければ相手が処刑される理屈は分かるのだが、果たして時間は何をぶつけて相手を処刑するんだろう。謎である。わざわざポーズまでパクってあの美しい「水瓶をかたどる」ところまで何となく再現していたのに、そこから溢れてくるのが何なのか分からないっていう。時貞さん、色々ダメ過ぎるよ。せっかくの速水奨ボイスも台無しである。 「時間を半分にされたら倍速で動けばいい」「俺はまだ充分戦える」などの名言を吐きつつ、廬山の名を持つ玄武さんは結局完勝。童虎の教えを受けた紫龍の兄弟子という設定まで披露し、かつて五老峰で出会った時のドキドキバトルは単なるおふざけの一環であったことも判明。「紫龍は警戒してたけどね(テヘッ)」じゃねぇよ。ちゃんとあの時点で対話しておけば余計なこと考えなくて済んだじゃねーかよ。っつうかお前さんが十二宮を下まで降りてくれば少なくともシラーさんあたりは無傷で通れたんちゃうんか。どうも黄金聖闘士ってのは自分の場所から動く気が無くていかんな。まぁ、共闘状態になって先に進もうとしたところでメディアさんの邪魔が入ったのはサポートとしては適切だったと思うけど。 というわけで、次なるステージに向かうことになった光牙達だが、雑魚と言われてそのまま死ぬわけにもいかなかった時貞さんの最後っ屁により、何故か適当に突っ込んだ栄斗と龍峰が「時間の果て」というちょっとどうしようもなさそうなところに退場。栄斗はまだセブンセンシズに目覚めていないので、この機会にどっかでマスターして帰ってきて欲しい。いや、見せ場すらほとんど無く場外乱闘で覚醒したらそれはそれで寂しいけども。衝撃的な退場だったにも関わらず、光牙さんは割とあっさり「先に行くぞ」と素知らぬ顔である。まぁ、班別行動にも慣れてきましたよね。こんだけ移動が多い展開だとね。次なるステージ天蠍宮を守護するのは、ついに黄金聖衣を受け取った我等がソニアさんである。セブンセンシズに目覚めてた記憶はないのにそんなにあっさりと黄金聖衣を着ていいものかとは思ったが、まぁ、メディアさんがくれるっていうんだから。自由に黄金聖衣の分配を決められるメディアさんって、本当に何者なんでしょうね。とにかくこれで蒼摩にもようやくメイン回が回ってきて、セブンセンシズにも目覚められそうで一安心である。 それにしても、今回の十二宮は女性聖闘士が2人も混ざっているという、なかなか賑やかな舞台になった。新たな聖衣をまとったソニアさんもなかなか精悍なお顔で美しい。次回は作画も回復するみたいだから期待したい。それにしても、蠍座聖衣のソニアさんは誰かに似てると思ったが……多分、ピンク髪のせいで萌えキャラっぽくなっているんだと思われる。パラドクスさんみたいに「人類皆愛しますわ」な性格じゃないから、律儀に仮面を付けてなきゃいけなくて大変ね。 |
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