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最近のアニメや声優、Magicに対する個人的な鬱憤を晴らすためのメモ程度のブログ。
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花咲ける青少年」 5→6

 話数的には3クールだが、BSで色々と休止をはさみ、ほぼ1年の長丁場を渡りきった少女漫画作品。改めて1年前に書いた新番チェックを読み直したら「こういう少女漫画は得手ではないので多分トーンダウンしていくだろう」という予想を立てていたのだが、なかなかどうして、無事にゴール出来てしまった上に、評価点まで上がっている。最終回近くになっても、毎週ほんとに楽しみながら観ていましたよ。

 まず、1話目の時点で「女性主人公が、誰かも明かされない3人の婿候補と勝手に恋愛してこいと親父に言われる」という突拍子も無い出だしに面食らった。そこで「ははーん、このまま3人のイケメンが登場して、主人公の花鹿は逆ハーレムでウハウハする『彩雲国物語』みたいになるのだな」と思っていたのだが、物語は中東情勢や過激派とのテロバトル、あげく隠し子騒動を巡って王位継承権まで争い始めちゃったからもう大変。序盤にユージィンが出てきて「こんな奴おらへんやろ!」と突っ込んでいた頃が懐かしくなる。ユージィンのエピソードがおよそ1クールで幕を閉じたので第2チャレンジャーのルマティも同じくらいの話数で消化するのかと思っていたら、待てども待てどもラギネイの政変は続き、結局作中最大のバトルグラウンドがラギネイ王宮となる。その結果、3人目のチャレンジャーであるカールの存在感の薄いことと言ったら。

 で、最終的にはリーレンのごっつぁんゴール。まぁ、リーレンと花鹿の関係性は序盤から丁寧に伏線が張られており、まさにハリーの思惑通りに全ての物語が進んでいった。このあたりの丁寧な描写がきちんと理解出来たために、次第にリーレンエンドへ突き進み始めた花鹿を観ているのが何とも微笑ましかったりする。また、カールは可哀想な子だったが、最初は少女漫画のテンプレばりばりだと思っていたユージィンが意外に変な奴だったり、これまたテンプレ通りだと思っていたルマティが一時期は完全に花鹿を喰って主人公扱いになり、終わってみれば彼の成長物語としてもきちんと読めるくらいの完成度になっているという。もちろん、そんないい男たちの影で少しずつ株を上げつつ、あまりに無難なゴールテープとして待ち構えていたリーレンの存在感もなかなかである。一応中盤までは誰エンドで終わるのかというのも気にして観てはいたのだが(ひょっとしたら寅之助エンドまであるかとも思った)、次第にリーレンへのフラグを乱立させ始め、エンディングのイラストが3期のものに変わった時点で無事やきもきも解決。その後は実の娘の行く末を見守るかのようにして、余裕を持ってみることが出来ました。

 今作を見ていると、やはり食わず嫌いはよろしくないということを痛感させられる。この作品は1つの大河ロマンとしてきちんとまとまっているし、起伏の設け方、人物の書き方、心情の伝え方など、充分に高品質なものを提供してくれる。これだけの物語が読めるのなら「毎回毎回色恋沙汰にうつつを抜かしてるだけの少女漫画」と十把一絡げにして切り捨ててしまうのは非常に乱暴だ。過去には「スキップ・ビート!」でも似たような感想を持ったし、絵柄が苦手というだけで少女漫画を読まないというのは勿体ないのかもしれない。

 また、「とらドラ!」なんかを観ていても思ったのだが、やはり女性作家の書く女性像というのは非常に面白い。本作の場合は主人公の花鹿が真っ直ぐ天真爛漫系の美少女として描かれながらも、不思議とその無茶苦茶さが嫌みにならない。現実にはあり得ない人物なのは間違いないのだが、その淀みのない人柄は、女性の抱く1つの理想像として興味深く観られる。また、もう1人お気に入りの女性キャラにナジェイラもいて、彼女は一転、女性の持つ腹黒さや、それを後押しする苛烈な性格が実に面白い形で表出する愛らしいキャラクターであった。もちろん、中の人である新井里美の熱演も加点要因なのは間違いないが。

 しかし、なんと言っても格好良かったのはクインザだろう。もう、途中からは彼目線でしか物語を追えなくなるぐらいの男前。彼の末期のシーンでは本当にボロボロ泣けてしまった。最終回で泥を被ったツァオもそうだが、この作品の魅力の1つに、悪役の持つ情念、信念みたいなものの確かさがあるのかもしれない。もちろん、ここでも中の人の功績は大きいと思う。子安、森川、浪川、小野、福山、諏訪部。なんだこの素敵すぎるラインナップは!(あ、柿原忘れてた)

 まぁ、色々と語り足りない見どころはあるのだが、とにかく1つのラブストーリーとしてきちんとまとまり、1つのアニメーション作品としても立派に結実した佳作と言って良いのではなかろうか。是非とも、同じように骨子のしっかりした少女漫画を、こういう尺にゆとりのある枠でアニメ化してほしいものである。 

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 まだまだ混迷を極める、謎膨らむ第6話。だからさ、軍備というものがどの程度必要なのかも分からないようなセッティングで「収入源に疑問を持て」って言われても、無理だと思いません?

 今回はちょいと趣向を凝らしてカナタの休日の模様をAパートとBパートで時系列を重ね、1121小隊の「副業」を巡る話と、カナタが修道院の女の子を助ける話を2つの視点から描いていく。その構成自体はそつなくこなしており、Aパートで起こった事件の裏側がBパートで明かされていくのは単純に面白かったし、休日で仕事を忘れたはずのカナタのオフが、実は小隊の裏稼業と切っても切れない奇妙な位置関係で連動して動いていたことが分かると、カナタを取り巻く何とも奇妙な「絆」のようなものが感じられる。正直言うと女の子と髪を結う話はどうでもいい気がするのだが、一応良い話になっているので突っ込むべきところではないだろう。敢えて言うとするなら、「髪は一番大切な人に結ってもらいなさい」っていう女の子の母親の遺言の意味がよく分からないことくらい。

 問題となるのは、やはりAパートで起こったマフィアとの騒動である。まず、1121小隊が副業で酒の密造をしていたという事実。酒には疎いのでちょっと調べたのだが、「カルバドス」はフランスで作られるリンゴの醸造酒で、しかも原産地呼称規制(AOC)の対象である。つまり、フランスがみとめた地域で作られたもの以外はカルバドスとは呼べないはずなのだ。まぁ、この世界がそんな厳正な規格まで受け継いでいるとは思えないので名称についてはさして問題ないのだが、いくら辺境の地とはいえ、未成年の、しかも少女だらけの要塞で酒の密造を伝統的に行っているという構図はいかがなものか。これが「堂々と作っています」ならばそういうものだと受け入れられるのだが、彼女たちの話を聞く限りでは税法などを無視した完全な違法行為ということ。それを平然とやってのけ、さらに利権の臭いをかぎつけたマフィアまで追い払ってしまうとなると、ちょっと今までの彼女たちに対する見方を改める必要が出てくる。というか、はっきり言ってキャラに合っていない。今まで酒の話などおくびにも出さなかったし、日常生活において多忙を極めているような描写もない。それなりの量の酒があったから醸造施設はそれなりの規模になるはずなのだが、隊員4人が関わっていることなのにカナタが一切気付いていないというのはどういうことだろうか。おそらくよほど注意を払って彼女に気付かれないように作業をしていたということなのだろうが、何故そんなことをする必要があるのか。カナタだって立派な隊員になったわけだし、そこまで杓子定規で怒り出すような人間にも見えない。さっさと「事業」の説明をして、作業人員としてかり出した方がいい気がするのだが。

 そして、そもそも「何故彼女たちが密造を続けているのか」が分からない。一番の理由は街の人達からのニーズがあるということなんだろうが、今回のシナリオだけをみると、どうしても「遊ぶ金ほしさにやった」という風にしか見えない。カナタは初任給をもらって素直に喜んでいたが、その資金の出所が「後ろ暗いせいで自分にだけ秘密にし、他の隊員が法を犯して稼いだもの」と知ったら彼女は少なからずショックを受けると思うのだが……そうした倫理観や金銭意識など、これまで一切描写されてこなかった部分で余計な揺さぶりをかけられたせいで、どうにも隊員たちのキャラクターが歪んで見えてしまうのだ。今回のエピソードには、何か重要な意味があるのだろうか。

 そして当然、この密造稼業はこれまで再三疑問として浮上してきたこの国の「戦争」についても揺さぶりをかける。これまでは「戦争がいつ再開するか分からないので、辺境の地でも少女達が甲斐甲斐しく軍を形作っている」という物語になっていたはずが、砦に駐屯する目的に「商売」という項目が加わったことで、彼女たちの軍に対する、戦争に対するモチベーションまで揺らいでしまっている。しかも、この裏事業はあくまで政府には秘密なのである。こんな軍隊を僻地に置いておくような国家は果たして大丈夫なのだろうか。まぁ、僻地だからこそのフリーダムなのかもしれないが……

 なんだか世界観もキャラクターもぐにゃぐにゃと歪んで捉えどころのない本作。一体どのような結末を迎えるというのだろうか。もう、軍服でなくて私服で出歩いて変なTシャツ選んでるカナタが唯にしか見えねぇや。 

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 初春の頭の花についての振る舞いがすでにホラーの領域にまで達している第19話。ひょっとしてあれ、付けてるんじゃなくて憑かれているのでは……恐ろしいことこの上ない。

 で、この期に及んで本当に中身のないお話。これまでのオリジナルはサブキャラの誰かにスポットを当てて展開する話だったわけだが、今回はその中心となる人物すらおらず、オチもなくふいっと終わってしまうという、刺身のつまみたいな内容である。これで黒子の変態が加速するとかなら面白くも見られるのだが……ま、強いてあげるなら今回の主役は初春なのかな。今回は初春っていうよりも平沢唯に見えたけどな。出来ればこのダラダラした流れにはそろそろピリオドを打ってほしいもんではあるのだが、次回予告を見る限りではまだ続くんかねぇ。

 一応、寮のお祭りというありそうでなさげなイベントを舞台にして、これまで物語を彩ったサブキャラが全員集合、というのが今回の見どころ。アンチスキルが何でこんなちっぽけなイベントの警護にあたっているのかとか、どう見てもショボい企画展示で何で客が呼べるのかとか、考えたら負け。初春の反応を見る限りでは、常盤台の女子寮ってだけでなんか付加価値があるみたいだし、きっと集まっているのは初春みたいな妙な嗜好があるお嬢様マニアばかりなのだろう。そして、そんな中には固法先輩や水泳部コンビ、金后さんなどがそろい踏みし、寮監もあすなろ園の子供達を連れて監視をしている。インデックスとの騒動で記憶を飛ばしてしまったらしい上条さんは、どう考えてもあんなところに迷い込む道理はないな。そして一応「レールガン」では初登場になる土御門妹。出てきただけで特に何かしたわけじゃないけど。とにかく色んなところに色んなキャラがいるので、今回と前々回を見ればこの世界の登場人物は大体網羅出来るんじゃなかろうか(まぁ、あくまで序盤の登場人物だけらしいが)。

 今回一番気になったのは、結局御坂さんはなんであんなとこに出て行かなきゃならんのか、という部分。あの御坂が実はバイオリンを弾けるとかいうびっくり事実は、もうこの作品のキャラ作りなんて何でもありなので気にならないし、よりによって独奏会で演奏する曲がなんでそれやねん、とかも別にいいのだが、その動機が謎。まさか彼女が自分から志願してあそこに立つことを望んだとも思えないし、黒子の様子を見る限りでは寮生が義務的に何かをしなきゃいけないとかいうこともなさそう。そして、御坂が特別嫌がっている風でもないので罰ゲームってこともなさそうだ。となると、「ステージ企画があるんですけど、誰かなんか芸を披露してください」って言われたときに、御坂の特技を知っている誰かが「やってみたら?」と押しつけたとしか思えないのだが、御坂は誰か知り合いに得意げに「私バイオリンも弾けるんだよねー」とか自慢したことがあるんだろうか。今のキャラクターからして、極力そういう話はしない気がするんだけど。うーむ、謎だ。

 とまぁ、本当にどうでもいいことにしか目が行かないような話なんだが、それは別にして、今回やたらとキャラクターが映えた。序盤のコロコロした初春のデザインも独特で面白かったし、アバンで布団を被った御坂とか、1枚絵にしても見栄えがするような実にきれいな作画だった。「うわぁ、無駄にきれい」って思ってたら、案の定、作監が藤井昌宏氏でした。毎回このスペックならDVDとかも欲しくなるんだけどね。 

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 「ヴァンパイアは狡猾だ、心の隙を突いてくる!」って、おめぇが勝手に籠絡されただけじゃないかと悪態をつきたくなる第6話。姫さんに自分に内緒の強攻策を採られたことで疑心暗鬼になってしまった暁君の反逆の物語。せっかく血の誓いを立てたと思っていたのに、随分軽薄に動くものです。

 ニナの企てた誘拐はあっさり成功し、総理大臣を椅子から引きずり下ろして特区法案は成立へ向かう。しかし、その影ではヴァンパイアを中心とした黒い疑惑が渦巻いており、暁は強攻策に出たニナへの不信感がつのらせる。さらに、由紀を襲ったのは学園内で数を増やしつつある隠れ吸血鬼学生。確かに、これまでこの作品内では「吸血鬼に噛まれれば吸血鬼になってしまう」というヴァンパイア伝承の最も骨子となる恐怖のエッセンスがほとんど表面化せず、あくまで人道的、理知的に人間と接する吸血鬼だけが描かれてきたわけだが、彼らが本気を出せば、身体能力で人間に負ける道理もない。こうしてジワジワと暴力で攻め立てるだけでも、国を動かすだけの影響を与えるのは容易。まして1つの学園ごとき、混乱にたたき込むことは造作もないことだった。信じていたものに裏切られた暁君は、学内の惨状を契機として自分の責任を全うすべく起ちあがる。具体的には亡き(?)生徒会長の意志を継ぐべく生徒会は撲滅作戦へと乗り出したわけだが、「陽光の下で集会を行う」って、土砂降り雷雨の中で言われても説得力がないですね。

 そして、今回は色々と設定に疑問符がにじみ出る部分が。暁から得られた「遮光ジェルは15分しか保たない」という新情報は有益だが、どうも今までのニナたちの行動を見ていると、流石に15分なんて短い時間に縛られているようには見えなかったのだが。日光に当たると駄目ってのは、どの程度の縛りなんだろうか。曇りの日でもやっぱり駄目なの?

 また、吸血鬼になった人間の意志のあり方というのもよく分からない。ニナたちはどうやらいにしえの昔から吸血鬼である存在(いわゆる真祖)であると思われるのだが、それ以外の急ごしらえの吸血鬼というのは、果たしてバンド設立に協力的なのだろうか。昨日まで反対派だった人間を吸血鬼にしても、そんなに簡単に意志は覆らないような気がするのだが。それとも、「女王を頂点とした縦社会」というのが吸血鬼の至上命題であり、変質した直後からニナに忠誠を誓うようにプログラムでもされるのか。まぁ、反対派、過激派がいる時点でそんなことは無いと分かるわけだけど。現在学園内で起こっているトラブルの主因がよく分からないんだよな。

 そして、暁の胸中というのも複雑である。人道的で、一面的とはいえ正義があると信じていたニナ。それが人間社会に仇なす文字通りの化け物としての側面を見せてしまい、揺れるのは分かる。由紀が襲われたことで怒りを覚えるのも仕方ないことだろう。ただ、そこから急に最右翼に流れて吸血鬼撲滅まで志すのはちょっと短絡的過ぎる気もする。勝手に由紀と良い感じになってるし、心の中から姫のことなど消し去ってしまったかのようである。いくらワガママ娘とはいえ、もう少し冷静に話し合ってみてもよかった気がするのだが……まぁ、対するニナの方も暁に対してとりつく島もない態度だったのでどっちもどっちではあるが。何故、こうも急に2人の間がこじれてしまったのだろうか。展開がちょっと説明足らずなので、いまいちしっくりこない筋運びであった。

 筋運びが追いにくいのは、今回画面にも現れている。冒頭の美刃との会話で音声が途切れ途切れになって断片的な印象を強める演出なんかは面白かったのだが、それ以外の何気ないパートでも、今回は無駄にカットが多い。シャフト作品はただでさえカット割りが細かくなる傾向にあるのだが、今回は制作体勢に齟齬でもあったかのように、非常に断片的な、言い換えれば未消化で分かりにくいカット繋ぎが多くなってしまい、見ている方が落ち着かない。前回や今回のように言いようのない不安、疑惑などが渦巻くようなシチュエーションならば、あまりチカチカと動きを切るよりも、静止画でもいいのでじっとりと間を持たせて描いた方が真に迫るような気がするのだが。まぁ、そのあたりは演出方針に何かポリシーがあるのだろうが、いまいち伝わってこなかったのが勿体ない。

 でもま、最後の委員長復活シーンみたいな設定はやっぱり良い。ホラー映画にありがちな「明らかに罠だから駄目だよ!」って画面に叫びたくなる追い詰め方もそうだけど、堅物で融通の利かなかった委員長がレイプされ、籠絡されて計略の片棒を担ぐ敵の先兵に成り下がるという構図がなんとも。堕とされた女の業って、無駄にエロティック。にやりと笑って牙を見せる会長、彼女にとりつく意味ありげな男吸血鬼ども、「由紀ちゃんごめんね」と囁く伊藤静ボイス。あぁ、これだけで3日は妄想できる。やっぱりNTR(ry 

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 校長の顔の長さはじっくり見せられるとやっぱり凄い第5話。吉野屋先生も気にしてたけど、教員って生徒と一緒に健康診断するもんなのかな?

 今回はAパートが健康診断のお話。ほぼ原作準拠だが、朝の体操が日課になっている部分だけがちょっと違う。この体操シーンはこの春(作中でね)から新しく加わっているものなのだが、何がきっかけで2人は毎朝体を動かすことにしたのだろうか。今回から乃莉も加わったようだが、高校生時代の朝なんてひたすら慌ただしかったイメージしかないので、こうして全員が余裕を持って朝起きられているというのは大変うらやましい。だてに学校の隣に住んでないよな。でも、これって始業前までやってると登校してきた他の学生に見られてはずかしい気がするけど……未だにひだまり荘とやまぶき高校の位置関係がよく分かりませんね。あと、体操しているひだまり荘の庭には、前回購入したトマトの苗が。これって今期中に伏線回収出来るんでしょうか。

 身体測定のエピソード自体は特に突っ込む部分もないのだが、今回大家さんの出番が無いのでクラスメイトの1人(真実という名前らしい)で沢城みゆきが登場している。どこにでも出てくるな、ほんとに。

 そしていささか不自然なつなぎから、Bパートは去年の冬に戻り、有沢先輩との出会いの話。ゆのが自分の未来を見て一歩前進する非常に意義深いエピソードなのだが、その出会いはごくごくあっさりしたもの。この後もう1度だけ有沢先輩とは絡むはずだが、結局関係性って言ってもこの2回だけなんだよね。ただし、有沢先輩の存在感というのはなかなか大きくて、ひだまり荘の面々ではなかなか出来ない「絵による感動」という方向性からゆのを大きく動かしてくれる。過去にはOGの岸さんも似たような立ち位置にいたが、有沢先輩の場合、よりゆのに近い年齢で、しかも進路の悩みを完全に解決したわけではない状態での出会いだったので、よりシンクロ率が高かったのだろう。絵を見て感想を言った後のゆのの感極まった様子が実に印象的であった。ちなみに有沢先輩の中の人は、シャフト作品とはなかなか縁がなかった中原麻衣。一言一言の存在感は流石の貫禄。さらに1年上のはずなのに大した威厳も無かったみさと先輩とはエラい違いである。

 「先輩」といえば、ゆの(と宮子)は、2年上の有沢さんを「先輩」と呼んでも、1年上のヒロ沙英コンビは「先輩」とは呼ばない(出会った直後は1回くらい呼んでたかな?)。まぁ、同じ屋根の下で同じ釜の飯を食う間柄なのだから名前で呼び合うのは自然だと思うのだが、今回乃莉がゆのと宮子を見て「先輩方」と呼んでいるのが少し気になった。個人個人で呼ぶ場合には名前を呼んでいた気がするが、流石に出会って1月も経たない間柄なので、まだ堅さが残っていると言うことだろうか。ちなみに、中の人の年齢順に並べると、宮子 → ヒロ+吉野屋先生 → 沙英+有沢先輩+乃莉(不確定) → ゆの → 大家さん+みさと先輩 → なずな。こうしてみるとアスミスはやっぱり下っ端なのである。あ、ウメスはどこなんだろう。 

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 「電撃文庫をモチーフにした拷問」が気になって仕方ない第6話。いや、「ドクロちゃん」は何となく分かるけど……多分それだと「拷問」じゃなくて「処刑」になる気がする。「れでぃ×ばと」風の拷問ってどんなやねん!

 さておき、今回の語り部は謎の4人組の頭領格であるところの門田京平(CV:中村悠一)。今まで単に「紀田が池袋でつるんでいる妙な連中」という認識しかなかったのだが、せっかくなのでここで全員名前を確認しておくと、細目オタクが湯馬崎ウォーカー(CV:梶裕貴)、紅一点が狩沢絵理華(CV:高垣彩陽)、そしてドライバー役が渡草三郎(CV:寺島拓篤)。公式ページのキャラ紹介を見に行ったら、最後の渡草だけが微妙に離れた位置に紹介されてたのは何でだろう。とにかく、この騒がしくもよく分からない4人が、今回の中心だ。ただ、これまでよりも話運びに重点が置かれているためか、門田の語りはそれほど多くなく、しかも作中で「誰にしゃべってんの?」とメタ突っ込みされるという軽い扱い。この時点で、今回のエピソードの毛色が違うということが分かる。

 さらっと出てきて一番驚くのは、やはり彼らが「ダラーズ」であったという部分だろう。門田の独白を聞く限りでは「カラーギャング」とは言っても具体的な活動は何もしていないらしいが、紀田がうわさ話程度に聞きかじった謎の組織が、こんなに軽々しくあっけらかんと出てくると、拍子抜けを通り越して何か壮大な意志が感じられる。門田は当たりを付けているみたいだが、その創立には街を左右する重要な人物である臨也が関わっているとかどうとか。ただでさえ治安の悪いこの街で、さらに臨也の思惑を孕んだ集団が蠢いていると考えるだけでもきな臭い。

 そして、もう1つのグループとして起ちあがってきたのは、1話で神近を誘拐したグループを末端に配する、矢霧製薬。人体実験を何とも思わないキャラクター、矢霧波江の登場により、一応公式ページの人物表に掲載されたキャラクターは全員登場したことになる。そして彼女のラボには、思わせぶりに浮かぶ人間の首。これはつまり、セルティの追い求めていたアレということになるのか。色んなところが繋がっていたり、すれ違ったり、このやきもき感はたまらない。実はほとんど全てのキャラクターが顔を出しており、その1つ1つのベクトルが向かう先が、ゆっくりと「ダラーズ」「セルティ」「矢霧製薬」にまとまりつつあることが伺える。ここまでとっ散らかった展開なのに、何故見ている方は混乱しないのか、不思議で仕方がない。

 まぁ、後のことはどうせ分からないから置いておくとして、今回はダラーズ4人組のへんてこりんな人間関係が見どころ。結局語り手役の門田が「何か良い奴、それなりに思慮分別のある奴」ということと、「渡草はアイドルオタク」ということは分かったのだが(彼が応援してるアイドルがなんとも可愛い)、個人的に気になっている湯馬崎、狩沢のパーソナリティがよく分からないままだ。言動を見る限りでは本当に現実感に乏しいオタク兼DQNって感じなのだが、渡草はなかなかのドライビングテクニックを持っているようだし、彼らにも何か特別なスキルがあるのだろうか? オレオレ詐欺に成功したときの訳の分からないテンション(と演出)とかを見てると、単なる賑やかしのようにも見えるぞ。何にせよ、セルティの仕事をまるまる横からかっさらってしまうほどのバイタリティには感服する。まぁ、あのメモ書きを握りながらも最終的に目的地にたどり着けたセルティも凄いとは思うけど。何で彼女は宇宙人のドキュメンタリー番組を見てたんでしょうね。何か親近感でも湧いてるのかしら。

 なんだかんだと騒がしさばかりが際立つこの作品だが、不思議と煩雑さは感じない。それどころか複層構造で次第にその輪郭を露わにしてくる池袋という街そのものが、あり得ないと分かりながらも奇妙なリアリティを増しているかのようである。変な作品だけど、この馬鹿騒ぎっぷりは嫌いじゃないです。 

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 月に一度のゆかりんアワー、「刀語」待望の第2話。2話目になれば少しは雰囲気が変わるかと思ったが、流石にそんな甘っちょろいもんじゃござんせん。相変わらずドラマCDもびっくりの台詞量です。

 2話目ということで、今回は七花ととがめの関係性の変化が1つの見どころとなる。前回ラストできちんと主従の関係を契った2人ではあるが、七花が浮世離れしているため、なかなか「教育」もままならない。主人と一般人の区別も付かぬ七花には、とりあえず色形、臭いや味までを駆使して、必死で差別化を図るとがめ。彼女のあまりに嘘くさい髪の毛を全身に巻きながら丁寧に味わう七花はどう考えても変質者なのだが、絵柄自体が淡泊なのであまりインモラルな雰囲気を醸し出さないのが良いのか悪いのか。キャラクターデザインと演出の方向性から考えて、あまりそっち方向の味は際立たせない作品作りになってはいるんだろうね。もちろん、だから悪いというわけではなく、最後の最後までどこまで本気でどこまで冗談なのか分からない2人の関係性は、端から見ている分には愉快である。今のところとがめの方だけが顔色を赤くしたり青くしたりしているわけだが、いつか七花の方からとがめに意識を向けてくれることがあるのだろうか。

 そして、今回もう1人の主役となったのが、因幡藩主、宇練銀閣。前回登場した刀所持者、蝙蝠がエキセントリックでアクの強い人物だったので(とがめの言葉を借りるならば「七花よりも明らかに目立っていた」ので)今回の敵は流石に喰われるかと思ったのだが、これがなかなか良いキャラクター。対決のテーマ自体が「守るべきもの」というなかなかシリアスなもので、その中できちんと「武士」のひな形を守りつつ、短時間で魅力を発揮できるだけのキャラクターに仕上がっている。七花も普段は飄々として適当なキャラクターなのだが、こういう懐の深いキャラと対峙してきちんと「剣士」としての矜持を見せてくれるだけの器はある。各々のキャラクターの思考プロセスやイデオロギーにブレがないので、対人関係は非常に見やすいものに仕上がった。

 そして、おそらく作者と制作チームが最も気を遣っているであろう、戦闘シーン。なんだかんだ言って月に1冊の本、月に一本のアニメで、戦闘シーンはたったの1度だけ。そこに全てのアイディアと労力をつぎ込まなければ、「戦国絵巻」としてのこの作品は成り立たない。今回は「超高速の居合い」という非常にシンプルな武器を持った相手であるが、多分西尾維新のことだから、「るろうに剣心」などの剣客もので「結局シンプルな技が一番強い」という理念はあったのだろう。噛ませ犬となった白鷺の貴い犠牲もあり、「零閃」と呼称される居合いの存在感はなかなかのもの。流石にラストステージでソニックブーム連射VS上からなら大丈夫じゃね? という対決姿勢はやや拍子抜けの感はあるが(そもそも虚刀流の真髄とか言っておきながら単に飛んだだけってのが釈然としないが)、刀VS徒手空拳のタイマン勝負としての落としどころはこれくらいだろうか。どちらかというとその前の体裁きで居合いを避けるシーンの方が見応えはあったかね。そもそも、出会い頭の零閃を喰らいながら、相手の挙動を見てから動いてとがめを救った七花の動きの方が明らかに速いのであるが。

 とまぁ、今回はバトル要素とそれを見せるシーンがそこそこ多かったので(放送時間を見ていたら、銀閣と出会ったのがちょうど30分目くらい)、前回のような怒濤の会話劇は少なかったのだが、それでも道中の砂漠に座っての長話はやはり凄い。歩いていればまだよかったものを、何故か決め台詞云々のくだりになると、2人は砂漠に座って話を始めてしまう。延々動かぬ背景に、延々変わらない二人の位置。あり得ない構成のはずが、やはり会話の無茶苦茶さを注意が行くのであまり気にならない。卑怯な作品だなぁ。いや、面白いんで文句はないんです。

 さ、今回も当然キャストの話。まず、脇から埋めていくと短いながらも「逆さ言葉」を流暢に使ってみせた白鷺役の羽田野渉。原作を読んでいないので結局彼が何をしゃべっていたのかは分からずじまいなのだが、あの台詞、実はとんでもなく労力を要するもの。次回予告でとがめが「無理に決まっとろーが!」と叫んでいたが、普通の人間は、逆さになって単語、文節が意味を成さなくなった文章など、普通に発話できるはずがない。それをさも「普通の日本語である」かのように普通の抑揚でしゃべり、それが何となく通じてしまいそうになるほど自然に聞こえるというのは、かなり中の人が練習した証拠であろう。しかも彼の出番はここだけだったし……こんなアフレコ、もう2度と無いと思いますよ。

 そして一国の運命を全てその背に受けて座り続けた剣客、宇練銀閣役には、久し振りに名前を見た気がする、宮本充。やっぱり彼の声には色気がある。「気位だよ」という彼の「口から出任せ」に込められた信念の重みを聞け。もっと色んなところで耳にしたい役者さんです。あとは七花役の細谷佳正だが……そりゃ、一ヶ月であんまり変わらないよね。ところどころ棒読みになって気になる部分があるんだよなぁ。七花が唐変木だから救われてる部分はあるけど、今後難度の高い演技を求められた時に大丈夫なんだろうか。

 そして当然、今回もおそらく全力全開、とがめ役の田村ゆかり。やっぱり彼女は何かを持ってますね。ある意味反則ではある。「ちぇりおー!」の説明のくだりで「私は九州にゆかりなどない」みたいなことを言っていたのだが、その台詞を福岡出身のゆかりさんが言うのは高度なギャグだったのだろうか。一瞬だけ油断して飛び出した「もん!」の破壊力がやべぇ。ゆかりんボイスで日本がヤバい。

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 ようやく制作がガイナックスである意味が確認出来た第5話。まぁ、単にガチャガチャの中身の話だけですが……日向マコトのフィギュアってあるんだろうか。出てきても本当に誰も得しない気がするぞ。

 まず、今回のAパートは二重尾行のお話。二重尾行というと個人的には「ハンター×ハンター」なわけですが、今回は桜先輩が割とあっさりしてるのでそこはオチにはなりません。どちらかというと、つっちーの日常が本当に本当に単なる駄目な若者だったのが見どころかもしれない。ゲームやり続けて気付いたら12時っていうのもアウトっぽいが、そのまま(おそらく)寝ないで外出して、子供じみたガチャガチャに無駄金投入。ファミレスでウェイトレスを視姦、その後コンビニでエロ雑誌を立ち読み。そりゃぁ、駄目な大人だ。そして昼過ぎから外出してちょっとファミレスとコンビニに寄っただけで夕方になるという無駄な時間の使い方も凄い。そんなにぶらぶらするくらいなら家でゲーム進めた方がなんぼか生産的だ。夕暮れの公園で黄昏れて「社会人の日曜日なんてこんなものかなぁ」って、絶対に違うと思うぞ。いや、当方毎日がエブリディなんであまりよく分かりませんが。

 それに比べて幼稚園児たちのみなぎっていることと言ったら。まず、我等が柊師匠のコスチュームがどこぞの小学生探偵。サキエルを引き連れたセカンドインパクトは制作会社繋がりでセーフ、魔方陣から手が伸びるイシュヴァール殲滅戦は監督繋がりでセーフなのだが、その蝶ネクタイの人はあまり繋がりが無いですよね。いいんでしょうか。そして、主犯格の杏はというと、勝手な浮気(?)の妄想にやきもきしつつも、つっちーの「男の子」な振る舞いに寛容な姿勢を見せる。ここまで許してもらえるんだったらありがたい恋人じゃないですか。でも、流石にファミレスで一人で行って鑑賞会してる奴は不審者なので取り締まった方がいいと思います。

 残った小梅は尾行中はあまり出番がなかったのだが、代わりにBパートはようやくのお当番回。幼稚園児で初恋ってのはちょっとませ過ぎているような気もするのだが、意外と話には聞く現象だ。小梅が一目惚れしてしまったゆう君は、確かに意識せずに女性を引っかけられるナチュラルボーンすけこましの臭いもする。園内にもファンが多かったりして。そんな小梅のサポートをすべく、スーパー諜報員の柊師匠と、愛の伝道師杏の奇策が冴え渡る。小梅の全身全霊の「抱いてー!」に、つっちーが凍りついたのは分かるんだが、隣で柊師匠も凍りついてましたね。意味が分かってるのか、このエロ園児が! あれ? でも師匠だとあんまりエロい気がしない。ふしぎ!

 今回は当然エンディングも小梅。園児声で歌わなきゃいけないので節もへったくれも無いのだが、MAKOの園児ボイスは何故か自然に受け入れられてしまう。映像も相変わらず良い雰囲気だったし、この作品のクライマックスはいつでもエンディングにある気がするぞ。「キグルミ惑星」を越える回があるかな? 

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 ピカチュウの影響力というのがいかに大きいかが確認出来る第17話。この17話は最速で放送されるサンテレビが何故か1週休んで16話の再放送をするという謎過ぎる対応をしたことで様々な憶測を呼んでいたが、どうやら作中にテロップが出た「ピカチュウフラッシュ」の影響が問題だったようだ。わざわざ先延ばしまでしてどんな対応をするのかと思えば、なんと単にテロップを入れるだけ。そりゃまぁ、いちいち作り替えてられないだろうけど……最初から気をつければいいものを。過去には「ふしぎ星のふたご姫GYU!」で、オープニングの色転換に規定違反があって差し替えたなんて事例もあるけど、今回のは結局放送してしまって良かったんだろうか。

 さておき、クフィーユの記憶が完全にデリートされてしまったお話。終始シリアスムードなのでこれまでとは全然雰囲気が違う上、「記憶がなくなった少女が悪の組織に知らず知らずのうちに籠絡され、最終的に敵の催眠で最愛の人の名前まで抹消してしまう」というコンセプト自体がNTR趣味の人間にはたまらないものとなっている。まぁ、この手の話の場合はどうせ最終的に記憶が戻って無事に帰っちゃうだろうことは分かるから、そこまで盛り上がるものでもないのだが。とにかく純真無垢な状態で敵組織と分け隔て無く接し、様々な感情の吐露を聞かされるクフィーユはなかなか興味深い。

 そして、ついでに明かされるリュビスとサフィルの過去。割とやっつけ気味の悲劇エピソードではあるのだが、脳天気だと思っていたリュビスにも一応辛い過去があったことが分かり、少しずつではあるがGソサエティにも厚みが出てきた。というか、現時点ではGTOの人間よりも敵側の方がよっぽど見ていて興味を引かれる。ガクトエルに対するサフィルやシェイドの姿勢についても気になる部分は多いし、コンビとコンビどうしの関係性も良いバランス。今のところシェイド・トーチ組もリュビス・サフィル組も政府側からの「転び」であり、リトゥーシャ・パウークたちも祖母を思っての意味のある「敵対」。この組織、GTOに倒させてしまって良いものでしょうかね。

 ぶっちゃけ、ここまで進行し続けていたのに14話では一見すると「心配しなくてもいいよ」という落とし方がなされていたクフィーユの記憶障害が一気に進んだのは驚きなのだが、まぁ、あんだけ寒いとこで瀕死になったんだから、それはそれで良しとしようか。ついでに女医の注入した「能力をおさえる薬」の存在もものすごく都合が良くて「その薬を軍事利用しろよ」とか思っちゃうけど、まぁ、そこもいいや。個人的には衝撃のラストシーン、ルージュで鏡に書いたアスクールの文字をあっけなく潰してしまったクフィーユが絶妙な後味の悪さでよろしかったです。ルージュってのは1期のエクレールたちの武器でもあったし、なかなか思わせぶりな道具立てではありますね。

 ただ、細かい部分でも気になったので書いておくと、今回クフィーユの長台詞が多かったわけだが、どうもしゃべる量が多くなると舌っ足らずなところが見え隠れしてしまう。中の人、合田彩はまだまだ新人なので致し方ないところではあるのだが、これまであまり気にならなかっただけに、発声の不備はちょっと勿体なかった。アスクールみたいにテンションで押せない分、ごまかしが効かないのが辛いところだ。まぁ、頑張れ。 

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