最近のアニメや声優、Magicに対する個人的な鬱憤を晴らすためのメモ程度のブログ。
4月に入ってからはちょっと若手枠が続きますが、本日は白石晴香です。この人も急に(俺の中で)盛り上がってきたタイプなのであんまり言及するタイミングもなかった人かも。常に「白石晴香」ってフルネームで呼ばないと白石姓の声優が複数いるから大変。あと、今回ブログ内検索「白石」で調べたらやたらとアニメキャラが多くて大変だった。「アニメキャラにつけやすい苗字」ってあるんでしょうかね。
PR ○「黒執事 -緑の魔女編-」 ― CM跨いだら視聴者目線で急にドイツ語聞き取れるようになったのワロタ。案外良い発明なのかもしれん。 前作「寄宿学校編」が去年の春クールなので、ちょうど1年での続編。その前が10年前だったことを考えれば最速とも言えるスパンであり、これくらいの頻度で繋いでもらえると観てる側も助かります。かく言う私は、ぶっちゃけ最初の方のシリーズはあんまり真剣に観てなかったタイプの人間なんですが(元々女性向けの性格が強いと思っていたので)、「Book of Circus」が意外に面白く、さらにこないだやった寄宿学校編については制作がCloverWorksになったこともあって色々とハイクオリティで楽しい作品だった。それがすぐに帰ってきて続編なので素直に嬉しいです。 今回のテーマは「魔女と人狼」ということで、「悪魔」を題材にした作品としては今更かと思えるくらいの鉄板ネタ。装飾としては手放しで喜ぶようなものでもないのかもしれないが、「魔法と伝承」について、イギリス文化の一部として割と詳細に描いてくれている部分は「魔法使いの嫁」に近いものを感じるし、今回わざわざ「人狼」を持ち出すためにドイツに出張するあたりも丁寧である。イギリス人にとって人狼はよそ様のモンスターなわけだね。個人的には最近人狼ゲーム(観戦)がもっぱらの趣味になっているため、人狼モチーフのお話で理解が深められるのもちょっと嬉しい。「人狼」と「廃村」という言葉が並んだ今回のお話は全然関係ないところでドキドキしました。 まぁ、お話はどう転ぶかもよく分かってないので雰囲気で楽しむとして、引き続きCloverWorksのハイセンスな舞台装飾とがっつりアニメーションを堪能したい。加えて今回はファントムハイヴ使用人チームもわざわざドイツにつれてきているのでなんだか賑やかになりそう。中の人もゲストキャラにくぎゅう、小林親弘と並んで準備万端。小林親弘については「また狼と因縁があるキャラかよ」ってんで笑ってしまった。これ以降ドイツ語シーンが出てくるかは分からないが、どこかで木村昴とカッキーがアップしてる気がする。 ○「俺は星間国家の悪徳領主!」 4 どうにも俺が崇拝する役者ってぇのはクソ女成分が高いみたいでして……こんなにも模範的なNTR劇をやってくれるとは思ってませんでした。いや、別に望んでないんやけど。 今回のを見て改めて思ったのは、やっぱりNTRで興奮するのは男女ともに魂の凋落なんだよなぁ。男側が単なる「被害者」でしか終わらなかったり、女性側が単に小狡いだけの奴だったり、そういうシチュはあんまりグッとこないですね。あと中年男性の孤独死は色々と刺さるから勘弁してください。 などと変なところにじくじくと刺さってしまう、なろうにおける前世パートがやたら長いという親切設計。今期は「最強の王様」もそこそこ長くはあったが、改めて転生前をちゃんと描く風潮に戻ってきているのだろうか。いや、どんだけ前世が不幸だからって、それはもはや転生後の免罪符にも何にもならんのだが……これで「転生後に転生前の憎らしい奴に復讐できる方法がある」とかならわかるんだけど、転生後にどんだけ暴れたところで八つ当たりというか、負け惜しみというか……そんなんで虚しくならないもんなんですかね。まぁ、子安にギフトもらってる時点でお察しだよな。 今作の最大のポイントは、転生後の世界がナーロッパファンタジーではなくまさかのモビルスーツ戦争世界という組み合わせ。一瞬新しいかと思ったが、まぁ、ガワが違うだけでやってることは同じだから別に新鮮味は感じられない。というか、確認したら今作の原作者はかつて「乙女ゲー世界はモブに厳しい世界です」という作品もアニメ化しており、そっちでもモビルスーツ戦闘してるんだよ。単にそれしかできないだけでは? アニメ制作は「僕らの雨いろプロトコル」などで絶妙に絶望的な作画を届けてくれたQuad。監督はエロバカアニメでは安定した結果を残している柳沢テツヤ。なんかこう、てっぺんは目指さないけど、ヌルいラインだけでも超えてくれ、みたいな布陣だろうか。まー、あとは多分ヒロイン勢とのいちゃいちゃとかを描くだけだろうしなぁ。興味は湧かないが、どこかでロボット好きの視聴者とかが何らかの品評をしてくれるんじゃなかろうか。あ、メイドさんのCVは良い。 ○「小市民シリーズ(第2期)」 ― 相変わらずヘンテコな雰囲気をまとったアニメである。そして小山内さんのビジュがいい。 2期目といっても取り立てて変わらんやろ、と思っていたが、なんかいつものコンビが分裂して2つのカップルに進化。これがシナリオ上どういう意味を持っているのかは分からんが、まぁ、多分最終的にはいつものコンビに戻ってくる気はしてるので気分転換みたいなもんだろうか。もしくは小山内さんと最大の理解者である小鳩を分離することによってツインエンジンみたいな回し方になるのかもしれない。ちゃんと2期目で刺激が増えるならそれはそれで良いことだ。 ただ、1話目を見る限りでは特に刺激は増えておらず、1期の時と同じ不可思議な空気が漂っているだけである。音響すらもセーブした演出方向は明確に「怜悧さ」みたいなところに寄せようとしており、淡々と進む対話劇は、こまっしゃくれた高校生たちのウィットを表現する1手法としては成立しているだろう。ただ、問題としては実際に垂れ流される会話が別に賢そうには聞こえないところで……なんだろね、無理やり「賢そうに見せたい」みたいな下心を勝手に解釈してしまっているせいか、むしろ「笑ってはいけない高校生コント」みたいに見えてしまうんだよね。少人数の高校生新聞部員、あんなにシリアスで真剣な編集会議やってるやつおらんやろ。ほんで部長の貫禄ありすぎやろ(主に声のせい)。まー、メインキャラが存在感を強く出してくるのは当然と言えは当然なんだけどさ。 そして、そんな妙な凄みをまとった高校生たちの周りでは相変わらず物騒な事件が続く。もしかして岐阜県は米花町ばりに治安が悪い場所なのだろうか。岐阜でぇ? ○「クラシック☆スターズ」 4 また上松がなんか変なことやってる……。この人の企画力・行動力はほんとどうなってんだ。 何がすごいって、わたしゃなんも知らんで観はじめたのだが、冒頭のライブシーンの音楽を聴いただけで「これ、上松じゃね?」って分かったところ。タイトルの通り、クラシック音楽から本歌取りしてる状態の楽曲なのだが、それでもなお上松節が滲み出ているというのは面白い。ほんで後半のライブではとっとと火の鳥が飛んでたしな。すーぐフェニックス飛ばす。 さて、そんなわけで有名なクラシック音楽をベースにして新しいバンドやら何やらの音楽を作っちゃおうというのが(多分)コンセプトの新たな音楽アニメ。あまりに有名な楽曲をアレンジしながら新しい音楽を紡いでいくというのは、作曲家目線では楽なのかしんどいのかどっちなのかは分からないが、まぁ、視聴者目線からすれば既存のアイドルアニメ・バンドアニメなどと差別化を図るためのアイディアとしては分かりやすいものである。一応過去のアニメでいえば当然「クラシカロイド」なんかとはかぶってくる概念なわけだが、まぁ、著作権も切れた一般知財音楽を使うのは自由なので大きな問題はない。がっつりと「男子校」が舞台ということで狙っているターゲット層も明確だ。おかげで私としてはそこまで入れ込む必要もなく、「たそは本当に歌キャスとして便利だなぁ」としみじみ思う程度である。 とまぁ、それだけなら特にマイナス感情も抱かずに「いつも通りやな」で終わりなのだが、残念ながら映像部分にあまり魅力がない。歌アニメなんだから演奏シーンだけでもこけおどしでド派手にやってくれりゃいいのだが、よりにもよって世の中にバンドアニメが溢れかえり、ちょっとやそっとの刺激じゃ満足できなくなっているこのタイミングで「ややショボ」くらいの映像が出てきても、そりゃぁピンとこない。それ以外のパートでも特段気合いが入っている様子もなく、アニメとしては贔屓目に見てもB級である。制作はプラチナビジョン。ここって一応5年前に「この音とまれ!」を作ったところではあるのだが、そっから先はパッとしない作品が続いていて、あんまり期待は持てないかも。クラシカロイド再評価の流れくるか? ○「ばいばい、アース(第2シーズン)」 ― 苦しい作品だ。何が苦しいって、自分の怠慢がまざまざと見せつけられているようで苦しい。 第1期が昨年夏クール。そこから半年空けての2クール目なわけだが……「半年で忘れちゃった」とかじゃないんだ。そもそも1期目の視聴時点で適当に観てたせいでほぼついていけなくなってたんだ。雰囲気作りはめちゃめちゃ頑強な作品だったおかげで何となくその雰囲気と言い回しだけで追いかけてはいたものの、改めて半年空けて戻ってこようとすると、ほんとにとっかかりがなくて苦しい。覚えてるも覚えてないも、すでに分からなくなってしまっている。 設定も多いしキャラも多い。専門用語が多くてテロップで説明されたりするので、全部を理解するには本当に1期からちゃんと観てないと無理だろう。半年前の自分の怠慢に対して申し訳なさと苛立ちを覚えつつ、流石にこの状態でついていくのはかなり厳しい気がするので、どうしても切り候補にはなってしまう。そこまで映像的にも必見ってほどでもないしなぁ。すまんね。 ○「GAMERA -Rebirth-」 4 前シーズンはなかったかな? 久しぶりにネトフリ落ちの地上波放送アニメだ。確認したら配信は1年半も前とのことなので、今更ここであーだこーだ言ってもあんまり意味はなさそうなので軽めに。 基本的に私は怪獣映画・怪獣作品の素養がなく、そこまで興味もないためにほんとに単体での印象だけで判断するしかない。ガメラについても周りに熱心な特撮ファンは結構多いのだが、残念ながら私は幼少期にゴジラ・ガメラといった怪獣文化にほとんど触れてこなかったため、おそらくこの作品にも色々と含まれているであろう「既存作品への言及」とかオマージュが分からず、あんまり興味が持てないという状況。以前も劇場作品のゴジラとか、地上波放送でもゴジラ的なやつがあったはずなのだが、どれもこれもそこまで刺さることなく終わってしまっている。 そのため、今作も「まぁ、地上波に降りてきたなら一応……」くらいの気持ちで視聴してみたが、まぁ、そんなもんだよね。スタートした画面を見て「おっ、久しぶりのポリゴンピクチュアズやないけ」と思ったのに制作クレジットはまさかのENGI。「えっ、こういうCG作劇もやるの?」とちょっとびっくりしたが、監督はまさに劇場版「GOZILLA」の人らしいので、なんかよく分からんけどその流れを汲んでいるのだろう。 ただ、残念ながら劇場作品で必死に画面を作り込んだゴジラと違い、こちらの作品は「省エネのためのCG」に見えてしょうがない。まー、この手のデザインも慣れたといえば慣れたのだが……キャラクターモデルがだーいぶ時代遅れな古さでして……カクカク動いてモーションの滑らかさにも難があり、なんかPS2のゲーム見てるみたい。おかげで頑張ってドラマを作ろうにもなかなか頭に入ってこない残念な結果に。……どうしたもんかね。まぁ、まだガメラ出てきてないし、出てくるまでは見守っていくか……(最後まで出てこなかったらどうしよう)。 ○「片田舎のおっさん、剣聖になる」 4 また随分と古式ゆかしいテンプレに則った捻りのないなろうなもんで、結構な古典なのかと思ったら全然そんなこともなかった。なろう世界におけるスタンダードがマジで分からん。 これまで割と名前を見かけることが多かった作品。ちなみに私がなろう作品のタイトルを見る場所というのは、Kindleストアの無料試し読みラインナップである。そこでちらほらタイトルは見た気がしていたので(まぁ、似たようなタイトルだらけなので識別できてないだけかもしれないが)なんか古い作品なのかと勘違いしていただけ。ただ、アニメ制作側も粗製濫造有象無象なアニメに終わらせるつもりの作品ではないらしく、制作は最近まで「異修羅」で頑張ってくれたパッショーネだし(厳密にはよく分からんスタジオとの共同だが)、一番分かりやすい指標として、OPが西川貴教、EDがFLOWというやけに金がかかってそうなアーティスト起用からも「格好いい風に仕上げてみせるぜ!」という意気込みは感じられる。おかげでアニメーション自体は悪くないのだが……。 まぁ、筋立てがね。なろうと言ってもステータスウィンドウも鑑定もアイテムボックスも出てこない、一応は「普通のファンタジー世界」を舞台にしているので世界設定自体の嫌悪感は薄め。ただ、そこで描かれるいつもどーりのヨイショ気質がほんとにきつい。主人公のおっさんは平田さんボイスのおかげで実に良い昼行燈っぷりを演出してくれているのだが、「しょぼくれよう」というおっさんの方向性と周りのアゲのテンションの差が本当に気持ち悪く、集まってくるのがいつも通りのハーレム展開なのでそれだけでそっ閉じものである。主人公とかその親父さんがいくらか和のテイストも含んだ質素な衣類をきて「片田舎」っぷりを出そうとしているところに、毎度お馴染みビキニアーマーで女騎士が訪問する図、ギャグにしか見えない。野郎連中が普通の制服なのに女性陣は軒並みビキニなのはマジでどういう風紀の世界なんでしょうね。 シナリオを色眼鏡無しで見た時に、「主人公は気づいてなかっただけで普通に優秀な剣士であった」という設定自体は別にいい。チートもステータスもレベルアップもない世界なら、別にそういう人がいる可能性はゼロではないからだ。ただ、周りの人間が満場一致で認めるほどに優れた技能を有していた人間が、じゃぁなんで片田舎で隠遁してたんだよ、という部分については説得力のある説明が必要だ。でないと今作のシチュエーション自体が成り立たないからだ。おっさんがいくつなのかは知らんが、分別のつく年齢である程度常識的なセンスの持ち主なのに、「自分の才能だけ認識できていない」というのはかなりいびつな状況。「主人公がすげぇバカ」以外の説明がつかないと、やはり納得はできない。今作の正式なタイトルは、「片田舎の剣聖、今まで気づかずにおっさんとして生きてた」の方なのだ。 まぁ、そこまで考えて筋立てを作ってないだろうな、とは正直思っている。どこまで行っても、結局は切り候補からは逃れられないだろう。 ○「九龍ジェネリックロマンス」 6 九龍城について私が持っている知識は「金田一少年の事件簿」で舞台になったなぁ、というくらいのものです。あの有名な九龍城って現在は味も素っ気もない公園になっちゃってるのね。 さて、なかなか奇妙なタイトルの作品がスタート。漫画原作で、作者はアニメ作品でいうと「恋は雨上がりのように」の人。確かにヒロインの造形はなんとなく見覚えがあるデザイン。まぁ、それくらいの認識しかないので原作についてはさっぱり知らない。全く事前知識なしの視聴となったが、映像もシナリオも、そしてヒロインのエロさも、いい具合に引き込まれる1話目だった。特にヒロインのエロさが。32歳、巨乳でケツもでかいチャイナ服眼鏡っ子ヒロイン、要素盛りすぎなのに押し付けがましくなく、やたらと艶めかしいのがいい具合にツボ。 いや、別に「ヒロインがエロくていいよね!」だけで話を進めるつもりはなく、このエロさがちゃんと描けている映像部分がまず良いですよね、という話。ぶっちゃけ我々日本人に「九龍の雰囲気」なんて分かんないわけじゃないですか。作中で何度か「懐かしさ」という言葉が出てきているのでイメージとしては昭和の団地みたいなニュアンスの懐古趣味的な要素はありそうだが、どれだけそこに肉薄しても大きなプラス要素にはなりにくい。それでも、きちんと独特の雑多さ、人混みと気候からくるどうしようもない蒸し暑さ、気だるさ、そうした空気が画面に出てくるおかげで、ヒロインのどこか憂いを帯びたような雰囲気もじわっと滲み出してエロさにつながっている。冒頭シーンのパンツもエロいが、ペンキ塗りシーンの際どい格好が特にエロい。もう、エロいだけずっと書いてる。 そんなヒロインが何を思うかはまだまだ分からないところも多いが、タイトルに「ロマンス」と書かれてるんだから当然ラブがメインの要素になってくる。粗雑を絵に描いたような相手役の杉田キャラはちょっと古臭いデザインだが、これまたよくある「スーツ姿が似合う、粗野だが仕事ができそうな男」の模範的なフォーマット。突然の寝ぼけキスの熱量がやけに高いところとか、女性目線から見て魅力なのか欠点なのかよく分からん部分も多いが、ヒロインがちょっと気にしちゃう要素も分かるし、ちゃんと相手役たる権利を認められるくらいには造形が出来上がっている。そんな2人が今後イチャイチャしていくのかと思わせておいて、最後に大きなネタを放り投げて一気に興味を引く筋立てもそつがない。すっかり術中にハマって引き込まれてしまいました。これ、監督が岩崎良明氏なんですが、久しぶりに、ほんと久しぶりに岩崎さんの良いお仕事が見られそうでちょっと楽しみなんですよ。 メガネヒロイン鯨井さんの中の人は白石晴香。メインヒロインが中の人の年齢の方が若いという珍しい例になってますね。いい具合にエロ気だるくて良い。鯨井さんの日常をずっとピーピングしてたい。 |
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声優のこと全般
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関西在住の、アニメを見ることを生業にしてるニート。必死で好きな声優を12人まで絞ったら以下のようになった。
大原さやか 桑島法子 ーーーーーーーーーー ↑越えられない壁 沢城みゆき 斎藤千和 中原麻衣 田中理恵 渡辺明乃 能登麻美子 佐藤利奈 佐藤聡美 高垣彩陽 悠木碧
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