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最近のアニメや声優、Magicに対する個人的な鬱憤を晴らすためのメモ程度のブログ。
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○「わたしの幸せな結婚(第2期)」 ―

 ハイハイ結婚結婚。結婚アニメはダメージが蓄積するなぁ。……これがもし結魂アニメだったら……あわよくば宿根とか絆魂なら大丈夫なのだが(何を言ってるんだろう)。いちいち布団が1つしかないことに反応しない!

 1期である程度満足してしまった作品なので「2期で何すんだろね」という気持ちが半分くらいあるし、「ベタな設定だし、2期目まで見てたら流石に飽きて退屈になるんじゃ」という不安もあるにはあるのだが、残念ながら美世さんの声を聞いたらもう全部なんでもよくなっちゃう。我ながらほんとにダメな視聴者だ。でもまぁ、元々1期からそういう試聴がメインだったんだから別にいいよね。「流石に上田麗奈ボイスにも飽きたんじゃないのか?」と問われるかもしれないが、美世さんの常時ウィスパーモードの発声はやっぱり格別よ。くらっくらしちゃう。ほんで今作は作画クオリティがド安定なのも大きいですよね。美世かわいいよ美世。

 2期は美世さんの覚醒した能力をめぐりさらなる混乱が巻き起こるご様子なのだが、なんと初戦の相手が姑になりそうなのが昼ドラ感。こっから別な意味での「シンデレラストーリー」が始まっちゃうのではないかとヒヤヒヤする部分もあるが、嫁姑問題は旦那がどっちつかずで泥沼化する可能性はあるが、今作の場合に清霞が1ミリも母親に味方する気配がないから揉めるかどうかもよく分からん。お母様のCV的に「ふつーに性格が苛烈で嫁いびりが楽しいタイプの女」の可能性もあるし、「色々厳しいこと言ってくるけど、なんらかの考えがあってやってる懐の深い女傑」の可能性もあるのでまだまだここは油断できません。

 唯一この2期目に不満があるとするなら、別邸に移ってしまったせいでゆり江さんの出番が無くなりそうなこと。おいおい、今作のメインヒロインは誰だと思ってるんだい? A:香耶さんの可能性が微レ存。

 
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○「もーめんたりー・リリィ」 5

 まーたGoHandsが訳のわからんことを……。学習能力があるやらないやら。

 ただひたすらに独自路線を突き進む個性派スタジオGoHands。設立直後から画面のテイストがほとんど変わらず、オリジナル作品を作ると作品ごとに全然違う世界のはずなのに画面が全部一緒に見えるという、いいのか悪いのかよく分からん制作集団となっている。そしてその個性はCGをゴリゴリに使った「情報過多」。初見ではそのあまりにディティールに凝ったデザイン性に目を奪われてしまうが、次第に冷静になってくると「これはアニメに求められる映像ではないのでは?」と首を傾げてしまう。捨象から始まるアニメーションという文化に真っ向からぶつかる「描きすぎ」の挑戦、それがGoHandsの映像だ。

 しかしその傾向にも一時歯止めがかかったかに見えた。昨年製作した作品は「デキる猫は今日も憂鬱」と「好きな子がめがねを忘れた」の2作。これまでオリジナルアニメにこだわってきたGoHandsの久しぶりの原作あり作品で、しかもCGバリバリの都会的デザインとは一見噛み合わなそうなラブコメやら日常ものやら。最終的にこの作風が噛み合ったかどうかは議論の余地はあるが、ディティールを詰め込む以外の方向性から、自社の特性を活かした画面展開ができるかもしれないという可能性を見出す新たな一歩となった……。

 かと思われたが、今回は戻ってきてないか? 見づらい見づらい。だから人間はそんなにチカチカした情報全部を受容できるわけじゃないの! モー、またこの路線で行かれるとやっぱキツいんだよなぁ。さらにキツい要素は脚本にまで現れ出しており、流行り物を狙ったのか「女の子だけの荒廃世界サバイバル」という設定にしたのだが、そこに出てくる女の子たちのキャラがまーあんまりよろしくない方に尖っている。まぁ、久野ちゃんボイスのギャルとかいう異次元存在が出てきちゃってるしおよそ現実感など打ち消そうという意識があるとしか思えないのだが……すげぇ安易な口癖の数々とか、「荒廃した世界にこいつらだけは生き残ってねぇだろ」というわけのわからない設定の「萌えキャラ」たちに割とヒキぎみ。こいつぁもう、立派な「おっさんの脳内から出てきた萌えキャラ」である。流石におっちゃんもこの年になるとこういう原色ゴリゴリみたいな萌えキャラのデザインは胃もたれがして飲み込めなくなってしまっている。全体的に「キモい」という感情が先に立つ。

 というわけで、映像部分にしても脚本部分にしてもマイナス要素ばかりが目立つ1話目だったが……いやぁ、それでも何事かを成そうとはしてるんだよなぁ……ここまであれこれ言われ続けても決して曲げないGoHands魂。もうここまできたらなにかしらの信念があるのだろう。一応「デキる猫」あたりで培ったこの映像の「萌えへの転化」みたいな部分はかろうじて成長の足跡として感じられる部分ではあり、今後この無茶苦茶な設定にあれこれと説明がつき、世界観が飲み込めるようになればもしかしたら大逆転もあるかもしれない。「分からない物」については、「分かりたく」させればその時点で勝ちなのだから。

 ……大丈夫かなぁ……。

 
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○「黒岩メダカに私の可愛いが通じない」 4

 黒○メダカって言われても私の中ではどこぞのジエンドな生徒会長しか認めてないのでちょっと……まだそんな過去の亡霊に囚われているのか。

 いわゆる「○○さんは××」系列のタイトルかと思わせておいて、黒岩メダカってのはヒロインじゃなくて野郎の方の名前だったという。いわば「ライドウくんは距離をはかり続ける」とか「センパイも遊びたい」という名付けロジックである(後者がわかりづらすぎる)。とはいえ男女ともに何か特殊な能力があるというわけでもなく、基本的には「いかにもマガジン系列で載ってそうなユルいラブコメ」でしかない。エロの開陳の仕方がすこぶる雑なあたりがいかにもなんですわ。

 別にそれ自体に何か問題があるというわけではないが、個人的に気になる最大の問題点は、「全校生徒が振り向いちゃうくらいに可愛いからたった1人の朴念仁相手に必死にから回るヒロイン」という設定の主人公(?)・モナが、視聴者目線で別に大して可愛くないところ。まぁ、全体的にキャラデザも作画もユルいので彼女だけでなく女の子全体があんまり可愛くないのだが……おかげで彼女のセックスアピールに魅力を感じず、作品世界全体があんまり成立していないのである。まぁ、この手のあけすけエロシチュでやたらめったら凝った演出にしちゃうとエロが行きすぎちゃうし、あくまで「エロコメ」にしなきゃいけないので真に迫りすぎないバランスにしているのかもしれないが……あんまり切実さが伝わってこないので、ちぐはぐな男女の関係性もあまりピンとこないというのが実情だ。

 あとはまぁ、だいぶ出落ち感が強いため、メダカが振り向いちゃいけない理由がさっさと明かされてしまった時点で、残りの話でいったい何したらええねん、という懸念もある。まぁ、アニメ化されるくらいなんだからそれなりに内容はあるんだろうが、「カノジョも彼女」くらいのぶっ飛んだキャラに任せないと、今後マンネリに陥ることなく1クール走り切るのも結構大変な気が。制作のSynergySPについても特段の期待はないため、現時点ではあまり高望みはしない方がいい気がする。

 一応フォローすべき点があるとしたら、「可愛さの化身で全てを自認しているクイーンビー」の配役に泣く子も黙る芹澤優というキャスティングくらいか。せりこ、関西弁うまいな。

 
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○「全修。」 7

 異世界転生、ここに極まれり。オリジナルアニメらしいですが、アニメーターはアニメーターのアニメを作りがちですよね。漫画家が漫画家の漫画を描くのと同じように、自分に身近なものの方が描きやすく、当然自分の職業が一番取り扱いやすい。だから小説家の小説や漫画家の漫画と同じように、アニメーターのアニメも作られるわけです。そしてそれを今やアニメの定型の1つにまでなった「異世界転移」と組み合わせることで「異世界転移アニメーターアニメ」を作ることになったわけです。なんと安易な発想なんでしょう!

 まぁ、面白きゃなんでもいいんですけどね。面白かったですね。監督が山﨑みつえ、制作はMAPPA。久しぶりの完全オリジナルアニメってことで、そりゃ気合いも入ってますわな。多少の安易さも、異世界転生への忌避感も吹き飛ばす実に鮮烈な1話目。

 映像部分がしっかりしているってのは大前提なのでそこだけで評価するべきではないし、シナリオのベースだけ見れば結局は「はめふら」スタイルみたいなもんなので、これがオリジナルアニメだからとてオリジナリティ溢れるかどうかは分かんないんですよ。むしろ適当な品質で出てきたらそれこそなろうアニメに埋もれて「なんのために作ったんや」ってさっさと埋葬されてもおかしくないぐらいの中身なんだけど、きちんと「アニメーターアニメ」を作ってやろうという気概が感じられるというのが一番の評価ポイント。「アニメーターアニメってなんやねん」と言われてもよく分からんが、今作の舞台がゲームでも漫画でもなく「アニメ映画だ」ってことがちゃんと分かるってのは大きいと思いますね。

 主人公・ナツ子が放り込まれた謎の世界。そこが異世界だってことはなんとなく感じられるのだが、その独特の風合いとちょいと古めのデザインセンスが「一昔前のアニメ」の世界であることを伝えてくれるし、ナツ子がこの作品を偏愛していたことからも分かる通り、シナリオは鬱展開だったかもしれないがその作品世界自体は丁寧に描かれて鮮烈な印象を残す。ナツ子が街に流れ着いた後の一連のカットなんかがわかりやすく、背景美術の描き込みは今どき珍しい手書きの風合いをはっきりと示すファンタジックな仕上がりだし、そこを1人歩くナツ子は、「異世界」の人間なのでどこか背景から浮き立って見える。普通なら「背景からキャラが浮いてしまう」ってのはマイナスポイントなんだけど、本作は「アニメの中のアニメ」をしっかりと際立たせるため、あえてそこで風合いの差を出して「アニメの中を探索する」という不可解な夢を表現してくれている。この描画力だけでもかなりの期待値。

 あとは山﨑監督の持ち味であるコミカルなモーション作画や演出、そしてクライマックスを飾る仰々しいまでの「クリエイト」演出。我々がアニメで見たいド派手なシーンががっつり「アニメを描くこと」の楽しさにつながっている。なるほど、これは作ってみたかった作品なのかもしれない。同じアニメーターアニメでも例えば「SHIROBAKO」は作中作の形で何本かのアニメシーンがあったが、今作はそれを「現実(ナツ子自身)と同時並行で」描く物語。ここからの筋運びは容易ではないし、このクオリティを維持できるか分からないが、発想の時点で一本取られましたわ。ぜひ、ここから研ぎ澄ませた刃でバッサバッサと過去の異世界物を切って捨ててほしいもんである。

 
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○「空色ユーティリティ」 5

 ジジイ3人のキャスティングがゴツい。なんか、賢雄さんは暇なときに廊下とかで素振りしてるイメージはあったな(実際どんだけやってるかは知らん)。

 というわけで「オーイ!とんぼ」との繋がりで事前にちょろっと話が出てた新手のゴルフアニメ。まさか2クール連続でゴルフアニメが放送されることになるとは思わなんだ。今期はフィギュアスケートが「金のかかる習い事」と言われる中、さらに金がかかりそうなゴルフまで始まるという……今時の女の子はどんだけ金持ってるんでしょうね(親の金じゃい)。

 「女子ゴルフアニメ」とはいうものの、過去のサンプルがあまり役に立たないので比較対象はあんまり無い。何しろこの世界には地下に全自動コース生成マシンも存在しないし、クラブ2〜3本でコースを渡り歩く島育ちの天然ゴルファーもいない。「女子高生がなんやかんやでおっさんの趣味を始める」という、もっとも現代アニメ的なスタート地点から紡がれるストーリーである。Wikiで調べたらなんかこれの前身となるショートアニメが3年前の時点で制作されていたらしいのだが、それがシリーズアニメとして膨らんだ理由はよく分からない。企画段階から全部Yostar Picturesが関わっているらしいので、人材と金が余って高度な税金対策として作ってる可能性まである。まぁ、面白くなりゃそれでいいんだけど、発想の起点は割と安易。

 第一印象はそこまで鮮烈なものではなく、無体なクオリティで勝負することで知られるYostarにしては映像はおとなしめ。取り立てて失点もなさそうな画面ではあるが、これだけだとその他の萌えアニメに埋もれて十把一絡げで処理されかねないという不安はある。「女子高生におっさんの趣味」というつながりから何も成さずに消えていった「ぽんのみち」を思い出したが、まぁ、1話の導入は良くも悪くもスタンダードなものだったし、流石にあそこまで適当なシナリオにはならないだろうか。

 「偶然ゴルフを始めることになる」は筋立てとしてはかなり無茶苦茶なもので、実際1話目にしていきなりコースにまで出ちゃう展開は流石にどうかとは思うが、ここでディティールにこだわってまごまごしてたらシリーズアニメとしてはあっという間に見放されてしまう。とりあえずなんとなく絵になるシーンまで繋いで、新たな「のんびり女子高生レジャーゴルフ」みたいな広がりを見せられれば今までになかった切り口にはなりうるか? いやでも、ヒロインは「主人公になりたい」んだよなぁ。だとしたらちゃんと大会とか出て勝ち上がるシナリオにしなきゃいけないのだが……七色の弾丸も打てない女子に勝てるかどうか……。先行きが見えないことが楽しみでもあり、不安でもあり。個人的な願いとしては、「なんとかゆみりボイスのお友達もゴルフに引きずりこんでもらえないだろうか」。もしくは「いっそゴルフやめて奨励会を目指す女子高生の将棋アニメにしたらどうだろうか」の2択。花守ゆみりキャラのあの地に足ついた謎の存在感って、ほんとなんなんでしょうね。

 

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○「クラスの大嫌いな女子と結婚することになった。」 5

 って本当ですか? ……前クールにもタイトルに「結婚」を冠した作品があり、今期は2作品もあるという。日本の実情に即してないですね……。ちなみに前クールは「実際は結婚してないのに結婚してるように偽装する物語」で今期は「実際に結婚してるけど隠し通す物語」という全く逆の構造なのに、どう考えてもゴールは一緒になる気がするのはバグですかね?

 というわけで、古式ゆかしい設定のラノベらしき作品。個人的には「ラノベ原作」というと最近ではすっかり受け入れられる土壌が整っているが、これは「なろう原作」というより下に堆積しちゃう要素が発生したことが大きな理由になっている。それ以前の時代には、私は「ラノベ原作だしつまんねーよな」と堂々とイキれるタイプの老害だった。そして、多分今もそうなんだ。久しぶりに「おっ、つまらないと決めつけられるラノベが来たか?」と昔懐かしくなる。それこそ十数年前のラノベアニメ全盛期にうぞうぞしてたタイプの作品に見える。

 実際、メインの2人の設定はさておくとして、クラスには「実在しない」ことで有名な「周りにあまねく心優しい包容力溢れるギャル」とか、「素直で口数少ないけど理解があって主人公を好いてくれる妹(正確には従姉妹らしいが)」などが臆面もなく配置され、古き悪きラノベ文化がここで復興しているという感覚を明確に伝えてくれている。設定が開陳され、結婚にいたる強引な流れが示された段で「こいつぁダメだろ」と思ったし、多分実際にダメなことの方が多いのだろうが……面倒なことにアニメとしての落ち度がない。設定時点でスタートした「低いであろう」地点から何も落とさずに飛行してくれている。うーん、どうしたものか。

 制作は五組。2年前になんかもう忘れたがとんでもない地雷作品を作ってしまったことはあったが、それを除けば比較的安定した結果を出しており、今作についても映像的な減点は全くなく、演出のテンポも良い。監督はこれが初監督作品になる人のようだが、この1話目のコンテワークなら特に不安になる要素もないし、デフォルメの使い方とか、端々のセンスも合う(良いとかじゃなく、単に私に合う)。あとはここからヒロイン勢が各々魅力を発揮して可愛くなってくれれば、別段視聴に問題はなさそうなのだ。困ったねこりゃ。いや、困ることないが。

 ヒロインが単なる「暴力ヒロイン」だとしたらモチベも下がるのだが、この子、率先して脳内がピンク色なのがどうにも憎めなくてね。いや、もはやここまで来たら「○○○しないと出られない部屋」なんだから地上波でやるなよ、ってレベルの煩悩ダダ漏れ設定でしかないのだが、ヒロイン側からエロに率先して踏み込んでくれるので男側からの罪悪感が薄れるというか、「どうせそこまで行ってもエロ無しなんだろ」という不満に対して事前に予防線張ってくれてるというか。この手のラノベなんてものはメインターゲットが中高生のはずなので(だよね?)、ほどよい匂わせくらいでいかにエロく描けるかが今後の腕の見せ所だろう。なんかこう、大バズりまで行かずとも、「微笑ましい」くらいのところに着地してもらえれば充分なのよね。まぁ、設定が設定なので結局はすぐに飽きてフェードアウトの可能性も低くはないが。ギャルがなー、もうあからさまに三角関係狙ってるのが逆に切ないんだよなー。

 中の人は、なんと今期早くも2度目の登場、矢野妃菜喜。この子のテンション芸もなかなかの武器になっておるな。そしてギャルは安定の鈴代紗弓。鈴代キャラにしてはテンションセーブ目ではあるが、その分だけここからどうギアを上げていくかが見ものだ。

 
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○「メダリスト」 6

 とても真っ当なアニメ化、ラストで米津が流れてきた瞬間に「あぁ、金かけて作る気なんだな……」ってのはよく分かった。なんて不純なアニメの見方だ。

 原作は未読。以前からちょいちょい話題になってるのを見かけたことはあったし、なんならどこぞで叩き売りだった電書の1巻だけ持ってる気もするが、アニメ化が決まったというので読まないようにしていた。まぁ、もしよければ放送後に読みますわ。

 というわけで原作についてはよく知らないわけだが、まぁ「普通のスポ根なのだろう」というのが事前の想定だし、少なくとも1話目は順当な出だしで特に予想も期待も裏切らず。興味を惹かれた部分があるとすれば、フィギュアスケートというやや馴染みの薄い素材について、華々しい世界からじゃなくて「習い事としては文句なしで金がかかるで!」というよく分からない世知辛さから入ってるところがちょっと面白い。そうなんだ。そんなに機材とかにお金かかるイメージもないのだが……レッスン料が高いのかしら?

 そうして「小学生女児のスポーツ」を扱うという意味ではこないだ終わった「オーイ、とんぼ」に通じる部分もあり、ヒロインを可愛く描いた上で才能を発揮しきらきらしている様子を見せてくれれば面白さは自然とついてくる。そういう意味では「金がかかって」映像が強靭なものであることは純粋な武器。制作のENGIは良くも悪くもかっちりとしてアクの強い線が特徴的だったイメージがあるが、本作においてはそこまで押し出しの強い画だとは感じない。もしかしたらこれまでENGIの特徴だと思ってた要素はずっと監督を任されていた三浦和也の特徴の1つだったのかもしれん。今作を任されたのは山本靖貴で、ENGIでの監督役は初であるが、実績を考えれば特に不満のない配置だろう。原作つきの人気コミックなら「真っ当な」アニメにしてくれるんじゃなかろうか。

 あとはまぁ、中の人の話になるんですが、この布陣なのに一番に小清水ママンに目が(耳が)いってしまうのは私の悪いところでな……怖い役かと思ったらちゃんと可愛いとこあっていいじゃん。そしてコーチ(の先輩?)に配置された加藤英美里も面白い配役。えみりんはもうちょい柔らかめの(というかロリめの)仕事が回ってくることが多いので、成人女性やってるの久しぶりに見た気がするわ。肝心のロリっ子・いのりちゃん役の春瀬なつみという名前はあんまり印象がなかったのだが、「アイマスのU149の1人にいた」と言われたなんとなく思い出せたような。ロリロリしい音域でちゃんとお仕事ができる人っぽいのでこちらもあまり心配はなさそう。他の小学生女児にどんな子が出てくるか楽しみですね(Show you guts cool say what 最高だぜ)

 
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 本企画の最年長選手が登場だ。事前の取り決めとして「1975年以降の生まれ」という設定にしたため、751月生まれのこの人が必然的に最年長。この記事の公開日にめでたく五十路ということになるわけだ。ちなみにわずか1週間の差で19741227日生まれの折笠富美子が掲載に至らなかったというのはとても残念であるが、どこかで線引きが必要なので致し方なし。設定が「75年“度から」と言う設定だったらこの人も外れていたのだけどね。

 


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○「ニートくノ一となぜか同棲はじめました」 5

 ヲイ性欲わぃ。この設定で性的な話にならないのおかしいやろがい。性欲どこいった。

 という不満が真っ先に出ますが、どうなんでしょうね、こっから先にエロシーンは増えたりするんでしょうか。すでにあの太ももだけで充分エロいからいいやろ、という主張かもしれないですが、くのいちなどというエロ存在をそこに置いとくだけで許されると思うな。

 (一旦深呼吸)……15分枠なんでわざわざ書く必要もないかもしれないけど、前クールの「草食ドラゴン」も書いてたし一応記事立て。密度でいえばこのネタだったらこのくらいの枠でいいよね、という適材適所なのでむしろ短いことが印象の良さに繋がっている可能性すらある。まー内容はタイトルで全部言ってしまってるんだけど、実はなんも知らんで視聴し始めたタイミングでは「ニート と くのいちが」だと思ってもっと殺伐とした作品を想像していたのは秘密。「ニートとくのいち」だとヒロイン側に全依存の地獄のような作品になりそうだったが、こちらは「ニート=くのいち」なので問題なし(?)。いや、結局その存在がなんなのかよくわかってないけどね。設定からしたらあとはこの対魔忍が妖魔にエロいことされるのを待つだけのはずなのに……一向に負けないんだよなぁ……どういうことだってばよ。

 ほんとに大したことないアニメだとは思うのだが、全体的なローコスト感というか、ゼロ年代前半くらいの映像クオリティがおっさんには懐かしさすら感じさせる画面。よくよく見れば監督が齋藤久、脚本にあおしまたかしとよく分からんけどしっかりしたスタッフを揃えてお送りしているという謎布陣。制作のQuadというスタジオは「僕らの雨いろプロトコル」を作ったところで、まぁ、スタミナを信用できないとこだとは思うんだけど、15分アニメだし、ぶっちゃけ作画がどうなってもあんまり問題なさそうだし……これはこれでいいんじゃなかろうか。あとはヒロインが適宜可愛くなっていただければ。くのいち役の矢野妃菜喜は「変人のサラダボウル」に続きまたもぐうたら自堕落ヒロインなんですが、人をダメにする魔力みたいなものを持ってるんでしょうかね。もしくは養ってあげたくなるパワー。あると思います。

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