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最近のアニメや声優、Magicに対する個人的な鬱憤を晴らすためのメモ程度のブログ。

 とりとめのない! 第2話。 まだ見方が定まってないし新番期も終わってないから軽めに記録しておきたい。

 やっぱ「観る小説」みたいな印象の作品だなぁ。1語1語、1音1音の選び方が面白い。そして「違国日記」という不思議なタイトルについて、この度めでたく主人公の朝の口から「違国の言葉みたいだ」という感想が飛び出し、「なんかよく分からない言語コミュニケーション」について言及したものであることも判明。この「成立してない対話劇」こそが今作の肝と言えるのかもしれない。

 もちろん、一番大切なのは朝と槙生という中心にいる2人の間で言葉が「通じる」ことである。ただ、まだ出会って間もない2人には分からない生活様式があり、これまで培ってきた社会があり、譲れない人格もある。そこから紡がれる互いの言葉や振る舞いにいちいち小さな「?」を浮かべながら、探り探りで見つけ出す共通の「言葉」。その様子が原初的なコミュニケーションの快楽につながってくる。この世界にはたくさんの「言葉」の使い手がおり、前回時点で強烈な存在感を放っていたのは、決して槙生と「通じる」ことがなかった朝の母親・実里の存在だった。今回も断片的ではあるが実里の影は登場しており、その「圧」は不協和を呼んでいる。ただ、今のところ槙生の周りでキシキシと嫌な音を立てているのはそこくらいなもの。

 今回新たに2人のキャラクターが登場した。後半出てきた「元彼」の笠町は比較的話の分かる人間なのでどちらかというと槙生の社不っぷりに振り回されていた側だったようだが、もう1人の友人・醍醐奈々はずいぶん強烈だった。彼女が繰り出すいくつものコミュニケーションが朝にはなかなか通じず、なんなら友人であるはずの槙生だって「この会話成立してんのか?」と首を傾げたりもする。「違国の言葉」は通じずに頭の上を通り過ぎていくかのようだが、ここで大きなポイントは、「違国の言葉は別に通じなくても構わない」という話。いや、そりゃ通じたら嬉しいんだけど、意味の分からない言葉を聞いても、「まぁ、知らない国だからなー」と思えばそれは当たり前で、何も悲しんだり落ち込んだりする必要もない。結局、人と人とのコミュニケーションなんて、それくらいがちょうどいいのかもしれない。

 朝にとってはしばらく「違国」だった奈々だったが、包(パオ)団を結成し、共同作業を繰り返す中で、少しずつコミュニケーションが積み重なっていく。「変な大人」だと思っていた見知らぬ社会の扉をちょっとずつ開けて覗き見する朝。それは別に成長でも何でもないのだろうが、少なくともちょっとだけ「外」の景色だ。奈々にとっては槙生だって「分からないもの」のはずだけど、言葉の説明は全部槙生に任せたりするくらいに、2人の間には信頼関係がある。どうやら槙生は友人の数こそ少ないようだが、それだけにつながっている友人との密度は濃いものなのだろう。朝にとって、これらの世界との線は、どう映っているのだろうか。

 個人的には、ほんとに醍醐奈々というキャラの立ち方が愉快で、何が最高って、CVが松井恵理子なんですよ。ほら、以前も触れた通りのカッターの「善性」のフル回転。さらにこの醍醐奈々、笑い方に恐ろしい個性があり、腹から絞り出されるようなヘンテコな笑い方が実に印象的。「笑い」とカッターの相性の良さが一際目立つ、実に良い「お友達」でした。

 笠町役のベーさんは言わずもがなで、このアニメ、キャストの選び方が全部ガチ。信頼しかない。あと、牛尾さんが奏でる劇伴もやたら印象的。今回はシフォンケーキ食べてるあたりの後ろでなってる変な音がすごくインパクトがあった。どこかの国の民族楽器なのかな。こういうところにも音響のセンスって出るもんで、やっぱり任せた甲斐がありますな。

 

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