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最近のアニメや声優、Magicに対する個人的な鬱憤を晴らすためのメモ程度のブログ。
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○「時光代理人 -LINK CLICK- 英都篇」 ー

 一応冬クール最後の新番チェック。だいぶ間が空いてしまったが、一応もう1回確認するとこれで54本目となる。こないだいただいたコメントで完全に見落としていたアニメが1本あったことが発覚して結構なショックだったのだが、最近はアニメの発信方法も多様化してきているし、配信オンリーの作品が話題になることも増えてきている印象。もう、「全部の作品をチェックできていない」ことを気にしてもしょうがない時代なのだろう。

 とかいいながら頑張ってこちらのB8ステーションはチェックしているわけですが。フジテレビ系列が根強くお届けする中国アニメ枠の新作は、日本語版で3クール目となるこちらの作品。当然のごとく前シーズンで何が起こっていたかなんて覚えているわけもないが、一応基本設定くらいはなんとなく覚えている。ただ、2期目と3期目については「なんかすんげぇところで突然終わった」→「そっから容赦無く再開した」という流れなので、そりゃもう覚えてないとかいう話ですらない。どうしたらいいか不安でしょうがないが、作品本体がフォローしてくれることを祈るしかないだろう。

 ちなみに不安だったのでWikiで確認したが、なんとこの3期目、6話しかないらしい(だからこんなスケジュールなのか)。中国本土での配信でも「シーズン1→12話」「シーズン2→12話」ときて何故か「シーズン3→6話」だし、配信期間も日本と同じようにしっかり1年以上空けての「3期目」。つまり「日本の翻訳版だから変なとこで切れてた」わけではなく、本国でもこのスケジュールで放送したというわけで……なんとも妙な作品である。

 今作でめっちゃ気になるのは、2期目で作画の性質がガラッと変わったこと。いわゆる中国的AIっぽい作画になった。ただ、こうして久しぶりに見ると直近の「ある日お姫様に云々」ほど露骨にAI的な違和感があるわけではなく、どちらかというと「TO BE HERO X」に近いかもしれない(あそこまでの超絶作画でもないが)。でも時折元のヘナヘナ作画のニュアンスも見え隠れするので……どうにも製作体制が想像できない作品なんだよなぁ。面白いよね。中国スタジオももっとサンプルを増やして色々と見れば日本のスタジオ同様に個性が見えるのかもしれないが……まだ大枠でざっくり「中国っぽい」というしかなさそうである。

 少なくとも作画状態がストレスにならないので視聴に不便はない。あとはわずか6話で何かしらの爪痕が残せるかどうか。そして、本編シナリオがちゃんとまとまって把握できるか。できれば「中国アニメの中ではいい方の作品」のままでいてほしいところである。

 
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○「名探偵プリキュア!」 6

 興が乗って突発的にリアタイ視聴してしまった……。その結果、最終的に「ちょっと待て、闇麻呂って何だ?!」という番組と関係無い記憶が最後のインパクトだったという……ゆるせねぇぜ……。

<東映的歴史年表>

19992027年から女子中学生がやってきて怪盗団と戦う。

20003000年から未来人がやってきて犯罪者集団と戦う。

 そう、新しい時を刻むために……。時計モチーフも綺麗に重なってるし、どこかでコラボしてほしいですね! Go over time & space....

 などという戯言はさておき、改めて新プリキュアである。別にきみプリが特別好きだとか嫌いだとかいうこともなかったのだが、どうにもモチーフが気になってしまったので久しぶりのリアタイ視聴から何とも不思議なテンションになってしまっている。現状では「なんか新しい時代の扉が開きそう!」という期待感と「このコンセプトが処理し切れるのかどうか……」という不安感がないまぜになっている状態だ。

 先に不安要素からあげてしまおう。それはプリキュアという作品の基本理念と「探偵」というモチーフをレッツラまぜまぜした時の座りの悪さ。どこまで行ってもプリキュアってのは幼女先輩が最大のお客さん。そのため、やはり「分かりやすさ」「シンプルさ」は常に美徳であり、その辺が複雑だった「ヒープリ」みたいな作品は物議を醸した。「探偵」「謎解き」というテーマはどうしたってある程度の理知性を伴うものであり、熱量やテンションで片付けられるものではない(片付けられても困る)。さらにプリキュアは30分の単話完結が基本フォーマットであり、あまり複雑なネタの仕込みにも向いていない。そうした縛りの中、果たして「探偵」としてのオリジナルな魅力を発信できるのかどうか。あまり頭でっかちになってしまうと、プリキュアシリーズの根源的な魅力を損なうのではないか。それが放送前に持っていた不安であり、1話目を視聴し終えた現在も当然雲散霧消するようなものではないだろう。あとはまぁ、矢野茜デザインのクドさがいつもの東映クオリティでは1年間維持できるわけがないってのも端的な不安要素か。

 ただ、実際に見せられたスタートラインは思いの外きれいにそのあたりが収まっていた気がして、印象は割と良い(まぁ、プリキュア1話目は作画がいいのが当たり前なのでその分は差っ引いて考える必要があるが)。個人的に一番感触が良かったのは最も大切なキャラ造形で、何といっても久しぶりの完全コンビキュアとしての立ち位置。プリキュアにはどうしたって「おバカ要素」「元気パワー!」が不可欠であり、探偵キャラと相性が悪いのが懸念点だったわけだが、どうやら今回はおバカ要素は相棒の本渡楓ボイス、小林みくるちゃんの方に割り振られた様子。同じくコンビキュアだったみらい・リコの配分とは逆パターンである(いや、リコだってたいがいポンコツではあったが……元気っこは明らかにみらいの方)。メインヒロインの明智あんなももちろん快活ではあるが比較的クレバーな要素を含ませつつ、ちょいポンコツを滲ませる「相棒」みくるのサポートをしていくというのが基本スタイルらしい。これで「友情」と「推理」の同時進行が賄える。ちなみにあくまで謎解きで答えを思いつくのは「2人同時」である。どっちの推理力が優れているとかいう話ではない。

 この「明朗快活、だけどクレバー」というあんなのキャラ、そこに「トラブルメーカーっぽさを出しながらもやるときゃやる」相方のみくるが絡む形が土台として悪くなさそうというのが第一印象。さらに謎解きという要素についても、1話目の謎が(もちろん手垢のついたものではあるが)割としっかり「伏線と回収」していて、このクオリティが毎回提供されるならお子さん的には文句もなかろうな、という満足感がある。思い返せばかつて本作同様に「日曜朝に放送された女の子探偵が主人公の子供向けアニメ」には「レイトンミステリー探偵社」という佳作があり、あれも基本は単話完結だったが1年にわたってちゃんとした「謎解きアニメ」を展開していたのだ。まぁ、プリキュアの場合は絶対に変身バトルが絡むのでさらに尺の余裕はなくなるわけだが、当座の目標としてあのくらいのクオリティが出せれば万々歳であろう。

 思わず「Q.E.D.!」と叫びたくなるようなバトル展開にしても、やはりコンビキュアは変身バンクからして映えるので見応えはありそう。そもそも矢野茜デザインのプリキュア変身はいくら何でもセクシャルキュート過ぎて色んな性癖が心配になるレベル。センターキュアがパープルという新機軸についても、すでにソラ・ハレワタールさんが常識をぶち抜いた後なので違和感は無いし、「真 VS嘘」という対立構図も明確で分かりやすい。あとは肝腎要の怪盗団のキャラがどこまで盛り上げてくれるか。先週に引き続きの話だが、やっぱ敵組織の盛り上がりは重要なファクターなのでね。今作はメインのコンビに加えて謎の存在・キュアアルカナシャドウの登場も決定している。公式情報だと「プリキュアであるにも関わらず怪盗団として活動する」らしく、「それってどこの高尾ノエルだ?」と思わんではないが、色々と引っ掻き回してくれそうじゃないか。

 記念すべき1年のスタート、どうか、楽しいニチアサが続きますように。

 

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○「メダリスト Season2」 ー

 さて、この辺りで一旦今期新番チェックも一区切り。厳密にはまだ2本残っているが(1本が来週のプリキュア、もう1本はさらに翌週にスタートする予定)、ちょっと間が空きすぎるのでひとまず数字をまとめておく。今期執筆された新番チェックは52本で、ここに2本を追加する予定。これに前クールからの引き継ぎ作品6本を含めて全60本が今期視聴アニメの本数となる。前クールの58本からは微増だが、まぁ、これくらいならまだ常識の範囲内。とはいえ流石に全部観ることは能わず、最近はN話切りも調子がよく、現時点ですでに8本を切っている。まだ候補作は結構あるので、トータルで50以内には抑えられるんじゃなかろうか。

 閑話休題、こちらの作品についてだが、まぁ2期目だし安定のスタートなのでぶっちゃけ書くべきことはあまりない。模範的な分割クールできっちり1年のスパンで2期を仕上げてきているし、当然スタッフやスタジオはほぼそのままのために1期のクオリティが高い作品であれば2期だってそりゃ期待大ということになる。1期が終わった後も「2期あるんだぁ」ってんで原作コミックには触れないという判断をしたので、是非ともアニメで楽しませてくれると嬉しい。

 とはいえ、1期は本当に導入というか「立志編」みたいなところがあり、いのりちゃんと司先生の関係性の構築に多く筆を割いた。ここからさらにスポ根としての性格は色濃くなってくると思われ、2期のスタートは天王山となる激アツの試合からいきなりのスタートである。おかげで見たことないキャラが一気に押し寄せ、オープニングはさながらロリの品評会のごとく。みんなして可愛らしいのは当たり前なのだが……なんか複眼ついてる子いませんでした? なんであの子だけやたらとキャラデザがクドかったんだろう。まぁ、1期の頃からゲストキャラとなる脇役もいい具合にキャラは立っていたので大会でのばちばち模様も盛り上がってもらえれば嬉しいが。ただまぁ、一気に出てきて一気に退場となると描き込みの量は限られるだろうが……どのくらいのウェイトで絞り込んでいくかですね。

 ついでにロリに混ざって日本代表選手軍団も登場。周りがちびっこだらけなもんでやたら大人に見えたが、この子らも18歳とかでふつーに若い子なのよね。なんかやたらと迫力ある子がいたけど。ほんで安定のかやのんボイスのママキャラなんかも。キャストの賑やかさは今から色々楽しみですね。夏吉&とのぴーとかが並んでおり、ましゅましゅファン的には無視できない座組みですな(こないだ久しぶりに新曲MVが出ましたよ)。

 
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○「姫様“拷問”の時間です(第2期)」 ー

 「屈し欲」だの「屈し慣れている」だの、聞いたことない言葉がポンポン飛び出す世紀の屈しアニメが満を持しての2期スタートだ! ちなみに何故か関西での放送は関東からは一週間遅れという謎スケジュールなので、すでに東京では2話が放送済みのタイミングだぞ!

 1期の放送は2年前。分割というにはちょいと時間が空きすぎてしまったが、個人的にはかなり好きな作品だっただけに、それだけ待たされても別に不満はないし、覚えておくことも多くないお気楽ギャグということで気負いなく見られるのは大変ありがたい。ちなみに制作のPINE JAMはこの2年間で他の仕事が全然記録されておらず、マジで2年間これだけ作ってたんじゃねぇか疑惑すらある。いや、でもほんとそんだけの労力がかかってましたよ。主にオープニングに。まさかのオープニング会議するオープニング、初っ端から笑わせてもらいました。

 2年の時を経たせいか(?)起こったプチ奇跡として、放送タイミングが「ゴールデンカムイ」と重なったという事実がある。いや、別に奇跡でもなんでもないのだが、中の人的にガッツリ同じ組み合わせなのでなんだか嬉しいというだけの話。さらに一応「魔王様の可愛すぎる娘さんのお話」も同時期に放送されているし、「拷問」をタイトルに持つアニメが2作同時に放送されているなんて奇跡も。まぁ、色々と扱いが違って印象は雲泥の差なんですけどね……もう、僕はこのアニメだけで足りてます。

 PINE JAMによるちょいクセがありつつもいかにも現代アニメらしい素晴らしい作画の数々。軽いノリと不条理なネタ回しによる愉快な展開。そしてどこまでもあったかくほのぼのとしたゆるふわなネタ回し。今期も楽しいお話になるんじゃないでしょうか。1話目はわざわざこの2期をスタートするために魔王様がケーキを用意してくれたり、姫様が記憶を消したりと「ならでは」のサービスも抜かりないのがいいですよね。キャラクターが一気にまとめて登場したのもお祭り感があり、例によってキャストロールは凄まじいことになってたわ。新キャラの狐面忍者はむっちゃんです。さぁ、どんな屈し方になるんでしょうか。

 
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○「葬送のフリーレン(第2期)」 ー

 何故か今期妙に重なってしまった「話題の大作の続編」シリーズ。ちなみに個人的には「ゴールデンカムイ」「炎炎ノ消防隊」もこのカテゴリに入れてしまってもいいんじゃないかと思っているが、多分世間的に限定すれば「呪術」「【推しの子】」に続けて今作が3本目くらいの認識じゃなかろうか。そして来週最後の1本が来るので、なんの因果かだいぶにぎやかなシーズンになっているのである。

 てなわけで今作。期待度でいえば【推しの子】にも負けず劣らずといったところだが、個人的な入れ込み度合いで言えば優先度はやや下がる。まぁ、作品の性質の関係もあって毎週感想を書くことがなかったから、ってのはあるかもしれませんがね。最終的に1期は見事な結果を出しているわけで、「大作」と認定することに異論はない。

 その上で【推しの子】と違って若干の不安要素を残すのは、何故かあれだけの話題作だったにも関わらず、2期に移って監督のクレジットが変わってしまったこと。1期の話題性も成果も斎藤圭一郎監督の手による部分が大きかったとは思っているので正直そこは残念ではあるのだが、まぁ、色々と理由はあるのだろうから致し方無し。斎藤氏は一応「監督協力」という謎のクレジットで残っており、新たに監督に抜擢された北川朋哉氏という名前に関しても、斎藤さんが信頼して任せた「後任」なのだろう。1期から関わっている人物なのも事実なので、視聴者はそんなスタッフの采配を信じて、任せるしかないのである。

 ありがたいことに、1話目を見る限りではきちんと作品内の統制は取れているように見える。いろんなスタッフが入れ替わってはいるがスタジオはマッドハウスが続投しているわけで、おそらく社内での連携は取れているのだろう。本当に「雰囲気勝負」な作品なので空気感の掴み方が勝負の鍵。是非とも1期の良い流れをそのまま継続していただきたいところである。

 1期の試験編で1つ大きな山を越え、2期はどんな雰囲気で始まるかと思ったら、いつも通りののんびりまったりな空気から遠慮なしにスタート。フリーレン様、放送時間の半分くらいは寝てたんじゃないでしょうかね。その分フェルン・シュタルクのお弟子さんチームが頑張ることになるわけだが、いきなり「魔法を封じる石」なんて海楼石みたいな物質が登場して世界観が大きく揺らぎ、「……この石があればフリーレンもフェルンもやりたい放題やんけ」という薄い本専用設定みたいな概念が迸る。相変わらず女2:男1のパーティーのバランスが遠慮なくエロい方向に突っ走りそうで刺激的な世界である(脳が腐っているだけという話もある)。さぁ、今期はどれだけ薄い本が量産されることになるのかッ!(結論)

 
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○「【推しの子】(第3期)」 ー

 さぁ、「待望の」第3期。今回もノンストップでぶっ放してくれ。

 明確に「恵まれた」アニメ化作品。1期1話でハートを鷲掴みにされ、なんなら握りつぶされたのが早3年前。そこから第2期が1年半前で、やや間が空く形になってしまったがコンテンツが完全に切れてしまうギリギリくらいのタイミングでなんとか3期目に繋がった。原作はすでに完結しているとのことなので、なんとかアニメファンの私みたいな人間のためにも「アニメで」恵まれたゴールまで走りきって欲しいと切に願っている。

 間が空いたとはいえ、恵まれた作品なので制作側の対応も良く、スタジオはもちろん、メインスタッフはガッツリ引き継ぎ。ノウハウが蓄積した状態で作品をコントロールできるというだけでも昨今のアニメ業界ではかなり恵まれている。正直、原作は後半になると云々みたいな話はいやでも漏れ聞こえてくるので不安がゼロというわけではないのだが、私としては「微妙かも」と言われていた2期の2.5次元舞台編も文句なしで傑作レベルのアニメに仕上がっていたことから、もはやスタッフには全幅の信頼を置いている。トータルで傑作になることを望んではいるが、いっそのこと毎回毎回の刹那的な快楽のために多少無茶して突っ走ってもらっても構わない。強烈なインパクトこそ、この作品の持ち味なのだから。

 そういう意味では、3期目のスタートとなるお話も充分に期待に応えてくれるものになっている。2期目でアクアが1つの結論を出してしまったためにバトンは一旦ルビーに渡された。これまでずっとアクアの影に隠れていたお飾り人形のルビーが「先生」の死を知ったことからじわじわとその闇を拡大し、その目に「星」を宿したことから嫌でも「怪物」星野アイを想起させる大きな(望まざる)成長を遂げている。どう考えても悲劇に向かおうとしているこの局面を、双子の兄妹が、そして周りの「天才」たちがどのように対処していくのか、常に緊迫感MAXの物語展開だ。

 そして、そんな汚泥のような世界の中で唯一無二の輝きを放つのが、聖母・MEMちょ。もう、ほんとにいい女過ぎて、彼女の頑張りを見るだけで泣けてくる。俺ぁ以前から言ってるけどさ、この世界がどんな結末を迎えようと構いやしないが、MEMちょが不幸になる未来だけは許せんからね。

 負けないでMEMちょ。若さなんて幻想でしかないのよ!

 
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○「魔都精兵のスレイブ2」 ー

 一気に「十番組」とやらまでキャラが登場した上に敵キャラまで含めて主人公以外全部女性キャラということで、1話目からすでにキャストロールが現代声優物産市みたいになっとる。ある意味で超豪華アニメと言えなくもない。

 いつも通り、第2期ではあるが1期のことを全く覚えてない作品。確認したら1期はちょうど2年前とのことでそこまで昔じゃないのだが……えぇ……2年前ぇ……? せめてコロナより前じゃなかったでしたっけ……もはや時代感覚と記憶が何も当てにならぬ。2年くらい前だったら覚えててもおかしくないんだけどな……。しかも記録を確認したら私の中でも結構好評な作品だったみたいだし。良い子の諸君はこんなに当てにならない大人になっちゃダメだぞ。

 というわけでちょっとずつ思い出しながらではあるが、幸か不幸か、この2年で制作スタッフはガラリと変わってしまった。まずもって制作スタジオがセブンアークスからパッショーネ主体へと変化。2次請けには「片田舎のおっさん」を作っていたハヤブサフィルムもクレジットされ、元々そんなに不安もなかった映像制作面は比較的安定の択。監督も変更になっているが、元々監督がどうこういうタイプの作品でもなかったのであまり気にはしていない。多分キャラデザが変わったことが一番のニュースで、なんとなくおっきな変化があったような気もするのだが、そもそも1期のデザインを覚えてないのであんまり気にはならない。映像面での評価はバトルシーンが本格化してからの話になりそうだ。

 その上で、特に1期の振り返りもなしに始まった2期1話目は「味方チーム全員集合」というスペシャルな展開からスタートしており、オープニングの演出を見る限りでは七番組・六番組中心だった1期から範囲が広がり、どうやら10個のチーム全てが関わってきそうな雰囲気。それだけにさまざまな能力バトルやエロシチュエーションが期待できるということで、シンプルにジャンプ漫画的な世界観の拡大には期待しておこう。キャストの安定感からキャラが増えることは純粋に楽しみだしね(個人的には、こんだけゴリゴリのキャスティングの中にしれっとゆーきちが混ざってたのがちょっと愉快)。

 唯一気になったことといえば……エンディングの花澤歌唱、なんか変な歌だったわ……。

 
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○「勇者のクズ」 5

 あっさりしたタイトルからネイキッドななろう的作品なのだろうと予想したのだが、厳密には「カクヨム」出身ということでちょっと雰囲気が違い、内容についても想定していたものとはだいぶ違った。さらにWikiによれば出自から色々と複雑らしく、現在は「カクヨムの小説が出自だがなんやかんやあってコミック版となってWeb漫画として生存」と言う不思議な状態で生き残っているらしい。なろう的な小説界隈にも色々とあるもんだ。

 まぁ、だからとて既存の作品と何かが明確に違うってこともないのだろうが……いわゆる異世界転生とかではなく、「魔王やら勇者やらが普通にいる現代日本」が舞台のパラレルファンタジー。雰囲気としては「魔王2099」あたりが近いが、あんなにサイバーで刹那的な設定ではなく、ほんとに現代における「マフィア」とか「ギャング」とかそういう類のものが「魔王」に置き換わり、「勇者」はそれらを討伐する荒くれ者くらいの認識だろうか。一応「養成する学校」があるらしいので名誉職ではあるが、現代の警察ともちょっと違って私立探偵みたいなニュアンスもある。ふむ、不思議な味わいである。

 制作はOLM、監督がウシロシンジということでテイストはそこそこギャグ寄り。以前はOLMというても「ふーん」くらいの印象で子供向けアニメの専門スタジオみたいなイメージだったが、ここ最近は平均的にクオリティを上げており、今作もややデフォルメ強めのキャラクターデザインが安定しており、ちょっとコロコロして可愛らしい画面が悪くない印象。ただ、せっかくテイストは悪くないのに1話目時点であんまり動く要素がなく、なんだかダラダラと話が広がってしまったような感覚もあり、1話目は「可もあり、不可もあり」みたいな印象。主人公のくたびれた「クズ」っぽい造形は悪くないので、今後はうざったい女子高生ヒロインの実直キャラがどこまで突き詰められるかの勝負になる気はする。この子がきちんと強めのキャラで立てられれば凸凹バディものとして何かしらの化学反応が期待できる気はするんだけど。

 個人的なもう1つの注目ポイントは、メインヒロインの脇にいた真面目系の女子高生。この子のCVが「宇宙人ムームー」の桜子役で活躍した晴海百乃ですね。うまい具合にレギュラーキャラをつないだぞ。結果を残してほしいところ。

 
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○「シャンピニオンの魔女」 5

 言葉のイメージって不思議なものよね。なんか小洒落たタイトルに見えたのに、「シャンピニオンってフランス語でキノコやぞ」って言われたら「なんやそれ」ってなるもんね。漢字で書いたら茸魔女ですからね。クリーチャータイプは確実にファンガスですからね(実際そういう話じゃなかった?)。

 「魔女」というモチーフも吸血鬼ほどじゃないが息の長いもので、「魔女アニメ」もミャクミャクとアニメ化され続けている。最近の魔女は「ある魔女が死ぬまで」や「サイレントウィッチ」なんかを見ると人々との融和もうまくいってるし(後者は果たしてどうだったろう)、畏敬の対象にもなっているが、今作の魔女は明確な迫害対象であり、異物である。いくらか近いのは「魔法使いの嫁」の魔女の感覚。人との距離の遠さでいえば「魔女の旅々」も近いと言えば近いか(どこぞの長寿エルフくらいの達観があると楽ですけどね)。とにかく、そんなちょっぴり寂しい魔女のおとぎ話が、なんとも素朴なアニメ化。原作は漫画作品らしく、web系なので分類が難しいが一応レーベルは「花とゆめ」の系列になるらしい。最近は少女漫画原作アニメっていうと露骨な恋愛ゴリゴリの作品ばかりが目立っていたので、こういう素朴な味わいはどこかホッとしますね。

 本当に「おとぎ話」なイメージなのでここから目を見張るような超絶アニメなんて絶対出てこない。なんなら進行は地味だし、映像についてもちょっと古臭いくらいのもんで、夕方5時台にEテレで流れてそうな雰囲気すらある。ただ、だからって退屈だとか、画面がダサいとかいうことではなくて、「この雰囲気なら、この絵なのかもな」と思わせてくれる納得感はある。主人公・ルーナの顔はほんとに「少女漫画らしい」造形だし、男の子の造形も「イケメンはイケメン」とはっきり描いてるところは少女漫画的なのだろうが、それって「童話的」でもあるので別に嫌味には感じない。ほんとに見ていてホッとするテイストなのだ。

 まー、ルーナの身の上がたいそう不幸なものだからなかなか「心温まるハートフルストーリー」になりきらない部分はあるかもしれないが、ちょいと「毒気」のある刺激も含みつつ、普段見かけないようなテイストを提供してもらえると嬉しいですね。ただ、牛の造形は若干キモい(声がえみりんで無駄に可愛いのがそこに拍車をかけている気もする)。

 そうそう、今作で個人的に一番おすすめなのはオープニングだ。映像も悪くはないが楽曲そのものの雰囲気がなんなら今期では一番のお気に入りかもしれない。どっかで聞いたことがあるテイストだと思ったら「げのげ」歌ってた人なのか。非常に遊び心あふれる楽曲でクセになりそう。

 
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関西在住の、アニメを見ることを生業にしてるニート。必死で好きな声優を12人まで絞ったら以下のようになった。
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