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最近のアニメや声優、Magicに対する個人的な鬱憤を晴らすためのメモ程度のブログ。
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 カワイスギフォーエバー……最終話! 最後のシーンをちゃんとリザ&よぞらで締めてくれるのはとても良かったですね。

 最終話ということで、おれたたエンド……というのもどうかと思うけども、だらだら続きそうな可能性を残しつつ、アニメでは一応節目となりそうなお話も用意してくれた。もちろんシリアスなんて1ミリもない作品なのでいつも通りの雰囲気で無問題だし、その上でキャラクターがわっしょい大集合という賑やかさも見せてくれている(ハムスターのおっさんとかうさぎ親子は欠席だが)。ある意味で宇宙大戦争に地球が勝利した記念すべきエピソード。これできっちり締まったように見えるのは流石に贔屓がすぎるかもしれないが、ほんとに原作ではこの後にどんな話で続いてるんでしょうね。

 最終話の舞台となったのは、なんとまさかのアドベンチャーワールドだった。上野動物園じゃなくてそっちに行くのは、よりコンパクトにいろんなものが楽しめるからなのだろうか(アドベンチャーワールドだってでかいやろ)。お目当ては当然パンダだったが、意外なことにパンダに殺されたのは切込隊長(?)のミトラのみ。艦長はやばかったけどなんとか堪えた。ちなみに艦長のペットのギィちゃんについて、艦長はだいぶ卑屈になってたけど可愛いと言えば可愛くないこともないよね? キモカワも別にお世辞じゃない。なんなら、艦内の動物園にも可愛いやつ何個かいた気がするんだよな。トーテムポールみたいなやつとか、地球の動物園にいてもそれなりに人気はでそうだけどな。

 しかし、そんな動物たちで満足していた宇宙人を迎え撃つは、和歌山が誇る(?)最強可愛い軍団。そうだよ、この地球上にはペンギンなんて動物もいたっけな……そう、私ペンギンも大好きなんですよね。久しぶりに動物園行きたくなってきたわ……ちなみに私が動物園の動物で最推しなのは日本だと2カ所の動物園でしか飼育されていないというカナダヤマアラシである。かつて彼に会うためだけに名古屋の動物園に足を運んだことがあるのだが、残念ながら今は移送されて浜松にいるらしい(もう1匹は東北)。……この夏、なんとか浜松まで会いに行く計画を割と真剣に模索中です。

 宇宙人たちはペンギンやレッサーパンダなどの精鋭に次々と返り討ちにあい、我らがリザさんもここにきてキリン・ゾウのコンボにまさかの敗戦。いや、冷静に考えてキリンとかゾウってそこまで「可愛い」ではないと思うのだが……一度動物園の空気に飲まれると、あらゆる生き物の尊さが数十倍になって叩き込まれるからな……最後まで生き残ったガルミたちを今後は艦内で昇進させてあげてください。実際、地球への切り込み隊長としては、リザ・ガルミ・ラスタの3名が頭抜けて優秀だろうしな。異種間コミュニケーションが捗るといいなぁ。

 最後に、今回一番気になったことに触れておくと……ハリネズミって……キモカワなん? まぁ、自分のペットが「痛い」ってのは確かに異様と言えば異様なのだが……あいつはど真ん中ストレートの「可愛い」じゃね?

 

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 前回の次回予告を見て、「いよいよ本隊が地球上陸ってことはこの作品にあるまじきシリアス展開が来るかもしれないぜ……」とか一瞬でも思ってしまったことを後悔している、第11話。まぁ、そりゃそうですよね。そうなりますよね。

 これまで「いい加減リザは本隊に猫の映像を見せて実情を話してしまった方が楽じゃねぇの?」と何度も思ったものだが、今回の顛末を見て「なるほど、リザはこうなることがわかってたのだな……」と納得するしかなかった。宇宙人たちの可愛すぎ耐性の低さをまだまだ舐めてた。ガルミたちはまだ訓練された精鋭だったってことだな……まとめて瞬殺される四天王的存在、すでに様式美ではあるよな。でも、これまで喧嘩ばかりしていた地球の精鋭が集って宇宙人を返り討ち(?)にする構図は、少年漫画的に燃えるシチュエーションだったのでなんか好き。「敵だったら憎らしいやつだったが、味方になるとこんなに頼りになるやつもおらんわい」がまさかハムスターやハリネズミにかける言葉になろうとは。

 他にも、よぞらがいきなり腹を見せたことで即落ちした女の子などもいるが、やはり今回の主役は子安であろう。「アニメ最終回間近になると子安と石田彰がどこからともなく湧いてくる現象」は未だ名前がついていない風物詩の1つであるが、こちらの子安は、一応ラスボスの風格を感じさせる「正統派子安」であるにもかかわらず、やってることはボーボボと大して変わらないという変化球というか、大暴投子安である。いや、でもマジボイスで「どれ、少し遊んでやろうか」って言ってる子安が本当にただ遊ぶことが目的だった例はかなり貴重なんじゃないでしょうか。あー、でも結局遊ばれてただけだったからな……。

 これさ、よぞらが猫にあるまじき人懐っこさを発揮しすぎる性格だったもんで事態が悪化した側面はあるよね。うちの猫みたいに激人見知り気質で、知らんやつが突然きたら怒声をあげて逃げ惑うような猫を最初に見せておけばまた違ったファーストコンタクトもあったかもしれないのに。初対面の人間に撫でられて抵抗もせず、あげく腹まで見せる猫はそりゃあかんよ。野良出身のよぞらが何故こんなダメ猫になってしまったのやら……まぁ、もし実在したらそりゃもう撫でまくるでしょうけど。

 もう本隊もだいたい落ちちゃったからあとやることなさそうなんだけど、何が怖いって、この作品は原作もまだ完結したわけじゃないってところ。ここから何をどう繋げて連載を続けてるやら。そんでアニメ最終回は何をしでかすやら。カワイスギフォーエバー。

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 「猫とSNS/メディア」だけでも色々と語るべきことはありそうやな……第10話。ほんとに猫の写真撮るだけで1話分費やしたぞ。なんて潔いアニメなんだ。

 今回は久しぶりに登場する動物がほぼ猫だけ、そして暴れ回るのもリザだけという原点回帰のお話になっており、やっぱりこれこそがカワイスギだよな、という安心感に溢れる展開。もともとリザ(花守ゆみり)のパワーに惚れ込んだところからスタートした作品だし、どれだけ長いこと地球で暮らしてもさっぱり猫への耐性ができずに震え続けているリザさんのリアクションの丁寧さは本当にありがたい。よぞら君も常にフルパワーでサービスを振り撒き続けてくれるのは偉いよな。今回登場したしろみちゃんもそうだけど、今作の猫たち、あまりにも躾が行き届きすぎている。帽子のっけられて嫌がらない猫って、多分それなりに訓練受けてる子だと思うんだけど……よぞらは初体験でいきなり受け入れてるしなぁ。

 というわけで、「リザさんが楽しそうでなにより」というお話だけなのであんまり感想もないので、せっかくだから「猫動画」についても私見をここに記録しておくと、わたしゃYouTubeとかの試聴時間はそれなりにダラダラ長いのだが、動物動画はほとんど見たことがない。まぁ、見たことがないからオススメに上がってこないという理由もあるだろうが、あんまり特定のチャンネル・特定の猫を追いかけたいという気持ちは湧かない。なんか、猫チャンネルの猫って、あざとすぎません? っていうか編集してるうp主の欲があまりに滲み出てる気がして……あんまり好きじゃない。“人工のかわいさ”みたいでなんか好かん。いや、見てる分には可愛いと思うんだけどね。たまたまTwitterで流れてくるショート動画とかは見ちゃうけどね。でも、わざわざどこそこさんちの誰ちゃんを毎日みたい、なんてことは思わない。自然体で偶然出会える猫、それを大切にしたいので、私は今日もわざわざ遠回りして「前に猫に会ったことがある道」を歩いて帰ったりするのです。そういう猫好きの人、いません?

 いや、なんの話かよく分からなくなってきたけど……SNSを使う目的も人それぞれってことですね。「いいねがつかないことが恐ろしくないのか!」って言ってましたが、恐ろしかったらそもそもSNSをスタートできないのでは? みんな、ツールに振り回される人生にはなるんじゃねぇぞ。(やっぱりなんの話だ)

 

 

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 今更気づいたんですがちゃんとちゅ〜るのCMも流れてましたね、第9話。いや、いつから流れてたか定かじゃないけど。提クレがずっとポニキャ1社だけだったので見落としてただけかもしれん。(だからなんだ)

 Aパート冒頭、よぞらとしたいフィアナ。綺麗なおねーさんが完全にとち狂っている様子は実に滑稽だが、冷静に考えればそもそもリザの時点で「綺麗なおねーさんが完全にとち狂ってる」カテゴリだったので2倍おかしいというだけだった。リザはよぞらとの生活もだいぶ長くなってるはずなのだが、まだろくすっぽ撫でられないような関係性なのか……よぞらがほんとに人懐っこい猫でよかったわねぇ。「おいで」って言って素直に膝に乗ってくれる猫って結構レアだと思うわよ。どんだけ仲良くても気分次第みたいなとこあるし。それにしても、今更だけどただただ誰かが猫を愛でている様子だけを描き続けて成立してる作品ってのもおかしなもんだよな……。いや、もしかしたら他の人から見たら成立してないのかもしれんが……。

 というわけでもうちょっと成立しそうなお話として、いよいよガルミがウサギを飼っちゃうよ、というお話。まぁ結局飼い始めるまでの成り行きは今までのパターンとそんなに差は無いのだが、ガルミはラスタとの関係性もウサギ話で掘り下げてちょっとした友情を描いたような、そうでもないような。ラスタの方は色々と感じ入っていたが、別にガルミ側はそのことに気づいてないんだよな。まぁ、「純粋にいい子だった」ということにしておこう。

 そして問題のウサギ・ひなたの方はというと……さっぱり動かない。そうだよな、やっぱウサギってそういうとこあるよな。とにかく鼻のとこだけヒクヒクし続けてるのは分かるのだが……猫みたいに色んな表情で変化を見せてくれるなんてことはそうそう無いわけで。私はそこがちょっとよく分からないままコミュニケーションが取れずに終わってしまったのだが、幸いガルミはその部分も含めて気にいったようだ。まぁ、猫みたいな存在だとガルミにとってはもふもふの供給過多になってぶっ壊れてしまいかねないので、動かない姿を見ているだけでちょうどいいのかもしれない。ついでにYouTube動画で謎のトークスキルも磨きまくっているようで、彩沙ボイスでひたすら愛を語るチャンネルはそこそこ人気は出るんじゃないかという気もしている。

 ちなみにYouTubeといえば今回動画のバズらせ方みたいな部分にも多少言及していたが、流石に世にペット動画も溢れすぎているし、そんな中で再生数を稼ぐのは難しそうだ。どのあたりの可愛らしさを売り出していくかっていうのも差別化はできないだろうしなぁ。ちなみに、私は今回の話を見ていて「私はウサギの動画も猫の動画もそこまで見たいとは思わないが、宇宙でもあまり可愛い方じゃない種族である下等生物・人間の中でも最上級の可愛さを誇る上田麗奈ボイスなら聞き続けてもいいかもしれない」とかいう訳の分からない結論には辿り着きました。今作はそこの部分にもちょっと幸せ要素が混ざってるので。

 なんかさぁ、最近はもうこのアニメのせいで猫欲がどんどん溜まってきて苦しいんですが……今日は仕事帰りに近所の道でだべりながら歩いてる猫3人(匹)組とすれ違ったので、とても幸せな気持ちになれました。野良で3匹連れ立ってダラダラ歩いているだけの図、結構レア。そしてそれとは全然関係なく、自らを慰めるために猫漫画も衝動買いしたりしてます。良い作品でした。↓

 

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 そんな可愛さに釣られウサー、第8話。基本的にこのアニメに登場するキャラクターはペット類だけじゃなくて全部可愛いんですけどね。こんなのっぺりして動きも乏しいアニメなのに無類の可愛らしさを感じてしまうのは完全に贔屓目なのだろうなぁ。

 今回はなんとガルミメイン回。思い返せばぬるっと登場したリザの舎弟コンビって、いうほど個性を見せるチャンスがなかったんだよね。一応後輩ポジションで「リザの隙を見て地球の侵略を進めに来た生意気ポジかぁ?」と思ってたら秒で地球に陥落されてそのままリザの付属品みたいになっちゃった。ガルミとラスタという2人が並んでるのにそこまで2人で個性を分けるわけでもなく、なんとなく「宇宙人側の反応役A,B」みたいな扱いだった。今回ようやくガルミ単体でスポットが当たり、そのキャラを遺憾無く発揮することができたのである。まぁ、その結果はやっぱり「可愛い」なのだけど。

 Aパートではペットとの出会いというテーマで様々なペットの飼い主にインタビューを行う。言われてみれば、あんまりペットとの出会いってスポット当てた記憶がないな。さりげなく「運命なんかじゃない」っていうすごく格好いいことを言ってたリザさんみたいに捨て猫を拾うなんてことはレアケースだろうし、みんな普通にどこかから里子に出されたり、ペットショップで買うことになるよね。思い返せば我が家は何代もの猫はもらい子だったり、お店で買ったりで半々くらいだったかな。犬は確かもらってきたはず。まぁ、実家では物心ついた時から猫がいたので、あんまり「始まり」って意識は無かったよね。むしろ猫がいないことの方がおかしいわけでね。……つまり、今の俺の生活はおかしいんだ……猫プリーズ。ギブミー猫。

 作中のキャラはみんなしてそれなりの出会いをしているが、中でも注目はハリネズミブリーダーの例だろうか。そうか、あの針ってそんなに痛いのか……知り合いにハリ愛好家はいるけど、まだ実物見せてもらったり触らせてもらう機会は無いんだよなぁ……針触ってみたいけどなぁ。あの不定形のゆるゆる生物の針が痛いっていう事実が俄かには信じられぬな。今度頼んでみようかしら。そしてハムスター17代飼いのお話のように、やはりペットを飼い始めるとどうしても「次へ次へ」と世代交代してしまうというのも大事な要素だ。ほんとにね、死別しちゃった時の「もう2度とペットなんて飼わねぇ」っていう気持ちも絶対に嘘ではないのだが、それでもしばらくすると愛でたい欲求が止まらなくなってしまうので……かつて別れた全ての猫は今も俺の心の中で生きているよ。でも、目の前の猫も大事にしたい。出会い一猫、思い出は一生。

 Bパート、ガルミはいよいよペットの選別のために初のうさぎカフェに出撃。ウサギ……ウサギなぁ……。ウサギも知り合いがペットとして飼っており、こちらは触らせてもらう……というか見せてもらう機会があったのだが、確かに可愛い。可愛いのだが、少なくともその家のウサギは全く懐いておらず、ちょんちょんとつつくくらいは出来たんだけど、抱いたり愛でたりは結局最後まで叶わなかった。あいつら臆病ですぐ逃げるんだもん。追いかけたりしたらストレスになりそうだからそんなことできないしなぁ。飼い主曰く、猫とかと違ってあんまり飼い主との絆が深まる感じはしないが、慣れれば直接餌を食べるくらいはしてくれるとのこと。……やっぱワシは猫がいいな……猫を覚えてしまった人間は、もう他の生き物には移れないのでは……。

 でもまぁ、作中のウサギのように懐いてきちんとペットとしてのお役目を果たしてくれるパターンもあるんでしょうね。慣れてくれる前提なら、そりゃ確かに屈指のメルヘンというか、愛らしい造形なのは事実だしな。現代日本のペット事情で、ウサギって本当に何位くらいなんでしょうね。(ちなみに今ググったら犬→猫→熱帯魚がベスト3でウサギは9位でした)

 結局うさぎを買うためにはラスタくんのアレルギーをどうにかしなければいけないはずなのだが……来週さらに動きがある? ウサギ、飼いそうだねぇ。

 

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 流石にカブトムシはなんか違わないか? 第7話。いや、イグアナなどの爬虫類も鳥類もOKなんだから昆虫だけ差別するのもおかしな話だが……、いや、でも虫はなぁ……「カワイスギ!」とはならんのよなぁ。まぁ、どこまでいっても個人の趣味趣向の話ではあるが。

 Aパート、リザさんお久しぶりの帰省(?)。もう、こうして見てるとリザたち地球駐屯組と母船で待機してる本隊の差がどうなってるのかはマジでよくわかんなくなるな。最初のうちは猫の存在がひた隠しにされていたからこそすれ違いが生じてコントになっていたはずなのだが、リザ目線ではもうそこまで必死に猫の存在を隠し続ける必要もなく、断片的とはいえ情報は色々と本部の方まで漏れてしまっている。今回はいよいよ艦長とのホットラインまで繋がってるわけで、もういい加減に猫を見せて隊員たちがショック死する心配もしなくていいんじゃないか……いや、でも実際に地球に降りてる連中はみんなして「洗脳」されていることを考えたら危険といえば危険か……いいですよ別に。地球上の猫を1匹残らず徴収するとかじゃない限りはよ。冒頭のナレーションで「侵略」だか「侵攻」という言葉を使ってるのを聞いて「そういやこの宇宙人どもは地球に何しに来たんだっけ?」とよくわからなくなっている。科学技術のレベルは高いのだが、単に地球が誇る「カワイサ」がこいつらにとっては一切免疫の無い病原菌みたいに機能してるって認識でいいんでしょうかね?

 というわけで科学技術の粋を集めた叡智の結晶、メカよぞらがBパート。実を言うと、今作における猫の造形ってのはそこまでびっくりするほど可愛いわけではない。よぞらだってアニメ作中の猫としては並程度の愛らしさだし、それをメカにしてしまったメカよぞらは残念ながらあまり可愛くない。どちらかというと、今作における「カワイスギ」はキャラクターデザインそのものよりも、よぞらたちが披露する「猫あるある」のあれやこれやがいちいち猫好きに刺さるからである。そうよねぇ、猫に踏まれて起こされる朝って、どこか幸せに満ちてるのよね……。我が家の飼い猫はお利口さんだったので「顔を踏む」みたいなことはしなかったが、布団の上で寝てたのが起きて、足だけ踏んでどっか行くみたいなことはよくありました。それで起こされたところで何の文句もないんだよなぁ。むしろ「こんな時間までいてくれてありがとう」くらいの気持ちだし。

 メカよぞらも色々とよぞらの「カワイイ」を研究して頑張ってくれたのだろうが、結局、メカのベースを作っているのが可愛いとは縁遠い連中だったのでマシンの設計理念の限界値を超えてしまっていたのだろう。残念ながらメカよぞらはどっちかというと機械生命体の恐怖の方が色濃く匂わされてしまったのでした。あの技術、柔軟に使いこなせるなら先遣隊として乗り込んだリザに最初から持たせてやればよかったのに……。

 

 

 

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 「そこらへんでうずくまっといて」っていう依頼文は生まれて初めて見たわ、第6話。猫ネタだけで満足してる作品ではあるんですが、リザの扱いの悪さとか、ちょっとズレたボケの部分もちょいちょい楽しみな要素ではあります。

 Aパート、猫と風呂。正直、我が家ではあんまり猫を風呂に入れる文化がなかったので(ほんともう、みんなして絶叫につぐ絶叫で誰一人として入ろうとしなかったし……)あんまり共感ネタは多くないのだが、冒頭の風呂場まで何となく様子を見にくる猫の部分だけやたら懐かしくて泣きそうになった。基本的に風呂のドアは開けないんですよ。っつうか開けられないんですよ。そのくせ、何日かに1回くらいのペースで、風呂の入り口のガラス戸の向こうにシルエットが見えることがあるんです。脱衣所(洗面所)のドアまでは開けられるからそこまでは入ってくるのよ。ほんで人の気配はするから何となく気になって見てくれてる。何回かドアを開けたこともあるけど、もちろんびしょびしょの洗い場になんて入ってくるわけもなく。水が大っ嫌いなのは知ってるから無理やり招き入れることなどせずに「何しに来てん」ってんで不思議なコミュニケーションをとっていましたね。

 幸いよぞらは比較的水への抵抗力がある方の猫だったらしく、初めての風呂も大きな問題もなく、素人でも洗うことが可能だった。その際に副産物として「着衣状態の女子(?)にシャワーで湯を浴びせ続ける」とかいうかなりフェティシズム溢れるシチュエーションになったはずなのだが、今作はリザで萌えポイントを稼ぐ気は一切なさそうで、お色気・サービスとは無縁の作劇。これはBパートの温泉シーンも同様である。まぁ、このキャラデザで下手にエロい方まで欲張ったら世界観が台無しだからね。女の子3人でキャッキャ言いながら猫を洗うだけでAパートが終わるんですよ。そんな作品なかなか無いでしょう。

 そしてBパートはサブタイ通りにカピバラマ。リザは自分の「カワイスギて気絶する」という体質については開き直っているようで、動物の群れに飛び込む時には視覚情報を遮断するという恐ろしく後ろ向きな対策で妥協するようになっている。宇宙人連中がみんなこの調子だと、そりゃ地球の調査も捗らんよな。タイアップイベントなんて特に発生しなそうな伊豆シャボテン公園を必死に潜り抜け、たどり着いたカピバラに安寧を得るリザ。私も行ったことはないので試しにググって写真を見てみたが……まぁ、こいつぁ…………。猫とか犬とは全く別種の可愛さなのでリザがどういうふうに受け取ったかは分からんが、やっぱりカピバラさんがある時期から一気に人気を博したのも分かる気がしますね。これは現地まで見にいきたいなぁ。

 さらにそこに可愛いの変種とも言えるラマも投入。ラマさんというと「しろくまカフェ」のトンチキなキャラの印象も強烈だが、改めて見ると……これはこれで可愛いかも。ある程度サイズの大きな動物は犬猫のようにピンポイントで壊滅的な愛くるしさにこそつながらないが、それこそ温泉や宇宙のような奇妙な陶酔感が得られるよい癒しスポットだ。普通にこのアニメを見て動物園に行きたくなりました。「これ、伊豆シャボテン公園のステマかな?」って思ったのに最後の最後で「最寄りの駅まで片道30分あるやん」みたいな盛大なdisも入ってて、応援したいのかどうかよく分からん状態。「けものフレンズ」が各種レジャー施設とコラボしてたんだし、今作でまた新しい伝説を作るジャパリパークがどこかに現れるといいですね。

 

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 最近、近所に貼られてる「子猫譲ります」の貼り紙を嘆息混じりで眺めています、第5話。このアニメ、ほんとに出オチのワンコンセプトアニメで今回はいよいよおっきな新キャラ投入すらなくぼんやりした展開なのだが、それでもただひたすらに共感と「カワイイ」だけで満足度を上げている。ハァ……猫かいてぇ。

 Aパートは「猫科の大型獣、そして子猫」。そうだねリザ、ついに虎やライオンの類の存在に気づいてしまったね。ネコ科は基本的に全部可愛いし格好いいし、子供の時は無条件で可愛くなってしまう罪な存在なのだよ。残念ながら虎やライオンを飼おうとは思わないけど……子供の頃の「まんま猫やんけ」みたいな鳴き声とかたまりませんよね。ムックルみたいなお友達を作って背中に乗りたいです。そういや、ネコが可愛いのって人間の手による品種改良の功績も大きいと思うのだが、ライオンとか虎も全部ひっくるめて「可愛い」と認識してしまうということは、あいつらってハナから人間に愛されるべくして生まれ、進化してきたということなのだろうか。天敵でしかない大型肉食獣を「可愛い」と認識してしまう人間の認知機能、バグりすぎだ。

 そして子猫とかいう反則以外の何ものでもない存在。リザの言葉を借りるなら「かわいさの天国」である。あっという間に大きくなっちゃうから期間は本当に短いが、子猫の期間の愛くるしさ、プライスレス。でも里子に出された子でもペットショップで買う子でも、本当に一瞬だから子猫期間ってほとんど一緒に過ごせないのよねぇ。世界の無情だわぁ……まぁ、大きくなっても可愛いですよ。太々しくなって腹出しておっさんみたいに寝てる愛猫の姿は今でも瞼に焼き付いています。ちょっとくらい踏んでも平気でした。もにもに。あとAパートに関してはなんかちょっとだけラブコメ要素混ぜ込まれてたけど、上田麗奈ボイスについてもカワイスギがクライシスです。

 Bパート、パグ。正直言うと、私は犬も好きだけどパグに関してはやや微妙派。いや、ここで派閥間の対立を煽る気は無いのだが、多分「自分で飼いたい犬」ランキングではかなり下位に位置すると思うし、道で出会っても「ぶっさww」って思うことが多い。ただ、なんかの拍子で「あれ、これはこれで超可愛い……」と思うタイミングも結構頻繁にある。なんなんでしょうね、あの造形は。……でもまぁ、やっぱりモフれる犬がいいな。コーギーが最優先、次点で柴。道で柴犬の散歩とすれ違うと、物惜しげに振り返って柴のケツを見送る不審者が私です。犬も……飼いてぇな……。

 ところで、今回もちょっと話題になってましたが、「自由と束縛」って皆さんどうお考えですか? うちの実家、私の幼少期の家猫は好き放題玄関から外に出られるようにしていたので、何匹かは交通事故で失ってるんですよ。他にもよそ猫との喧嘩が原因で病気になっちゃったりとか。その結果、最後に飼ってた奴らは完全に室内飼いに切り替えて、最初のうちは「閉じ込めてるみたいでなんか申し訳ないな……」って思ってたんだけど、そのうちに「これはこれで幸せなのかも」と思えるようになった。まぁ、田舎で家が無駄に広かったおかげもあるかもしれないが……流石に今住んでるクソ狭ルームで猫を飼うことはできないだろうし……どれくらいのサイズだったら、猫の幸せを維持できる及第点になるんでしょうね。今の世の中だったら、もしかしたら六畳一間で猫飼ってるところもあったりするんかなぁ。

 

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 そういやさ、このアニメのスポンサーに「ちゅーる」が付いてないのって不思議と言えば不思議だよな、第4話。いや、別にスポンサードする必要はないのだが……地上波でテレビつけてると嫌と言うほど流れてくるんだよ、ちゅーるのCM。あんだけ垂れ流してるのにこんなにぴったりの作品で名前聞かないのも妙な感じだ。いや、ポニキャン単独提供だからなんだけどさ。

 さておき、アバンからいきなり猫の抜け毛とブラッシングのお話。俺さぁ、実家で最後に飼ってた猫を無限に撫で続けていた思い出があるのよ。一人暮らし始めてからは盆と正月くらいしか会えなくなっちゃったんだけど、その頃には向こうももう本当に老猫になってて、自分の身体を舐めてケアすることすらままならなくなってたのね。実家の家族は普段から一緒なもんだから大して気も使わないから、久しぶりに実家に帰ったらゴワゴワの毛で体積が2倍くらいになってる愛猫を目の当たりにしてさ……もう、帰省してる間は延々撫で続けて、ブラシかけて、つやっつやにして帰るっていうのがまた幸せでした。「猫の役に立ててる」っていう実感、プライスレス。

 Aパートは猫ではなくて謎の生物マヌルーのお話。マヌルーの語源はマヌルネコとは一切関係ないのだろうけど、なんでそんなとこで共通点が出てくるのかは謎。そして、なんでこんなもんしかおらんのに宇宙人の間に「ペット」という概念があったのかも謎。まぁ、地球人がサボテンの世話するのと同じ感覚かな……後半になったらマヌルーにも割と表情が出るようになってたし、長いこと飼ってたらどんなもんでも愛着が湧くのかもしれん。実際、別にキモくはないし、馴染んでくればそれなりに可愛い気もする。猫の可愛さが分からない人だって世間にはたくさんいるのだし、可愛いと可愛くないの違いなんて紙一重よ。

 そしてBパートは猫語翻訳と、次なる犠牲者フィアナさんのお話。こうしてみると、やっぱり動物語翻訳なんて夢のまた夢だってことがわかるよねぇ。そもそも「言語」っていう概念自体が人間が勝手に生み出したエゴの塊だからねぇ。猫側からすれば「尻尾もない連中に気持ちを伝えるなんて無理ゲー」くらいなもんじゃなかろうか。まぁ、宇宙人パワーでなんとかなってたけども……結局あの翻訳機は正しい訳が出来てたんでしょうかね。猫がガンガン主張してきたら、マジで地球は征服されかねないのでやめてください。そうして開発途中で巻き込まれて犠牲になったフィアナさんは猫カフェであるある体験。猫カフェってのも罪な施設だよねぇ……動物愛護の観点から云々とかはどうでもいいんだけど、猫好きが行くにしても、決して100%の達成度で満足を得て帰ることができない魔の施設。結局、家猫がナンバーワンなんだけどさ……せめてもの代替行為がさ……。

 エンディングではこないだから爬虫類もガンガン出てくる。爬虫類の「カワイスギ」は若干議論の余地があるな……わし、アマガエルくらいなら「可愛いね」って思えるかもしれないが、それ以上はちょっと……あーでも蛇とか飼ってみたら愛着湧くのかなぁ。足がない分にはまだマシ。足が多いやつは俺絶対無理。

 

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関西在住の、アニメを見ることを生業にしてるニート。必死で好きな声優を12人まで絞ったら以下のようになった。
大原さやか 桑島法子
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