最近のアニメや声優、Magicに対する個人的な鬱憤を晴らすためのメモ程度のブログ。
本渡ちゃん。世間的には「えーでちゃん」というのが最も親しまれている愛称な気がするが、そこまでの距離感でもないのでブログ内での呼び方は「本渡ちゃん」である(俺と声優の距離なんて誰であっても無限遠だろうに)。彼女もまだまだ若手だというのに、言及する機会は結構多い。それだけ一気に抜きん出た存在ということであろうなぁ。
・馴れ初め 若手はブログ内の記録だけで馴れ初めからなにから全部振り返ることができるので楽ですね。本渡ちゃんとの出会いもほぼデビュー直後からということになるが、私が初めて名前を認識したのは「ヒミツのここたま」でメインヒロインのこころちゃんを務めた時から。ぶっちゃけ「ここたま」についてはここたま勢の方がメインキャラなので主人公といってもこころちゃんの印象ってそこまで強く残るもんでもないのだが、それでもデビューまもない新人だとは思えないくらいに達者だったことはなんとなく覚えている。ナチュラルに幼女に合わせられる音域と天真爛漫さが出る声がいい具合に噛み合ったおかげかもしれない。 こころちゃんがあんまり印象に残っていないのは、むしろその後の本渡ラッシュ凄まじすぎたせいかもしれない。Wikiによればデビューしたのが「ここたま」放送年の2015年らしいのだが、その翌年を見るとメインサブ合わせて20もの作品に参加しており、いきなり人気声優の仲間入り。事務所がアイムってことで「乗った」役者はガンガン前に出していく体勢なのがプラスに働いたということだろうか。ブログを振り返っても「こんなとこにも本渡ちゃん」と驚いている私がいる。しかもちゃんと本渡ちゃんだと認識してるってことは、モブでも声がちゃんと聞こえてるってことなんだよな。そうして仕事数を増やし、2018年には「ゾンビランドサガ」へと辿り着き、私もそこでグランプリ1位に選出するに至る。デビューからわずか3年でのスピード出世。ここまで分かりやすいスター街道も珍しい気がするのだが、本企画のラインナップを並べてみると、案外伝説に残る声優ってのはこうしてデビュー直後からばしばし何かを人にねじ込んでいく存在なのかもしれません。
・良きところ 2018年のグランプリで1位に選出した時にざっくりと本渡ちゃんの良さについては触れてしまっているが、当時の言葉を借りるなら「明るさ」。まぁ、分かりやすい指標かもしれない。本渡ちゃんをもっと絞り込んで評価するなら、それは圧倒的な「陽」の気といえるのかもしれない。「陽」というのはもちろん「声が明るい」という分かりやすい意味でもあるし、本人の人柄、話し方、考え方の「陽キャ感」に繋げてもいい。この「明るい/陽」というのは全てが全て褒め言葉にならないこともあり、「なんかアホっぽい」とか、「空気を読まない」につながる場合もあるのだが、本渡ちゃんのハレの気というのは、なんかもう、理屈抜きで楽しく明るくしてしまう、そんな無責任なオーラである。別にへにゃへにゃしたアホっぽさがあるわけではなく、そこそこ「固め」の高音であるにもかかわらず、その鳴り響く様が聞いているだけで、なんかいろんなことがどうでも良くなってくる。まるで高田純二のトークのような、無条件での気やすさがある。 この「天真爛漫さ」から主役デビューが子供向け番組のこころちゃんだったのだろうし、どんな苦境だろうが鬱だろうが声色1つでひっくり返して笑い飛ばせるようになるからこそ、史上初のゾンビアイドルにも抜擢された。時にその底抜けの明るさは「こいつ、マジで何も考えてないな……」という中傷すら底抜けの大物感に繋げてしまうし、突き抜ける愛嬌が放っておけない萌え感情につながることもある。我々が異世界に行くとよく本渡ちゃんに遭遇してしまうのも、「なんか細かいことがよく分かんない世界だけど、まぁ気にすんなよ! 本渡ちゃんがいるから大丈夫だ!」という無条件説得装置としていいように使われているからなのかもしれない。 一家に一台、苦しい時の本渡頼み。
・お勧めキャラ3選(そろそろ絞り込まないとまずい) こんだけメインキャストやりまくってるのにどうやって厳選すればいいってんだ(お前が始めた物語だろうが)。
・「刀使ノ巫女」より「衛藤可奈美」 上でこころちゃんの名前を散々上げてしまったので、似たような「まっすぐヒロイン」枠で可奈美をピックアップ。「刀使ノ巫女」は中盤から盛り上がる隠れた秀作だと思っているアニメなのだが、その中でシンプルに元気やる気な主人公を務めていたのが本渡ちゃん。若手がやる主人公にはとてもちょうどいいし、しっかり「らしさ」が出ているグッドキャスティング。これを機会に、みなさんとじみこいかがですか?
・「ゾンビランドサガ」シリーズより「源さくら」 本渡ヒストリーの大きなターニングポイント。いや、本人は何もターンしてないかもしれないが。この辺で完全に認知されたのはバラエティ混じりのあらゆるステージに振り回しても自在に立ち回れる本渡ちゃん本人の個の強さ。言い換えれば「アイム的鉄心臓」。フランシュシュのステージ1つこなしちゃえば、大概の仕事はもうイージーモードよ。
・「手品先輩」より「先輩」 本渡ちゃんの天真爛漫さ、突き抜ける愛嬌が上ブレしすぎてるキャラ。先輩のアホさ加減をこうも嫌味なく拾えるのは本渡ボイスの強みだろう。先輩の持つエロさは……それは画の力じゃない?(戦争だァ)
・「可愛ければ変態でも好きになってくれますか?」より「桐生瑞葉」 ヒロインが大挙するタイプのラノベで、並いるヒロイン勢もハイカロリーな作品ながら、その中で主人公の妹が最後にホームランを打つという狡い構成の作品。ほんと、数々のヒロイン声優が下世話な話で血みどろの戦いを演じる様子が楽しめます。汚れ仕事に若いうちから慣れていくのも、アイム声優の必須課題ですからね? (ね?)
・「魔女の旅々」より「イレイナ」 個人的には本渡ヒロインの完成形の1つがこのイレイナさん。無体な性能、高慢ちきなのにどこか憎めない無敵の性格。そう、私です。もちろん最終話でのイレイナフェスティバルが無条件に盛り上がるのも大きな評価ポイントの1つ。2期まだぁ?
・「パリピ孔明」より「月見英子」 これも本渡パワーに下支えされたキャラクターと言える。英子の特徴は、「なんかよく分かんないけど全部孔明に任せてたらうまいこといっちゃう」という一見ラッキーに見える展開と、その裏にある「孔明が認めた才能である」という無言の説得力。これを満たすためにはただひたすらに明るく前向きに、天才軍師を丸め込むだけの「人望」を発揮する必要がある。しかも歌い手キャラなのに歌パートは別キャストに任せている状態で。それでも本渡は通用する。
・「自動販売機に生まれ変わった俺は迷宮を彷徨う」より「ラッミス」 個人的には異世界本渡の最優秀サンプルとして展示しておきたいのがこのラッミス。理屈抜きの善性、「なんか知らんけどフィジカルがとにかく強い」という頭の悪い個性、そして全力で守ってあげたくなる愛嬌。これこそが、アニメ制作者が本渡楓に求めるエッセンスなんじゃなかろうか。「こまけぇことはいいんだよ」をワードじゃなくてサウンドで伝えてくれる。
・「君のことが大大大大大好きな100人の彼女」より「花園羽香里」 というわけで最後は現在進行形のクレイジーピンクマシンのハカリさんです。第一ヒロインのくせにクレイジー度合いもトップだし、状況に応じて純愛に肉欲、色ボケにツッコミとなんでもこなせる不動のセンター。やはりヨゴレがよく似合う声だぜ。いや、本人が汚れだというわけでなく(言わないわけでもなく)。
やっぱこうして並べていくと、どうしても事務所の特性って出てくるもんだよなぁ……。世間ではこれを「色眼鏡」と言います。
・関連リンク集 君のことが大大大大大好きな100人の彼女 第7話「はじめましてお薬少女」
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関西在住の、アニメを見ることを生業にしてるニート。必死で好きな声優を12人まで絞ったら以下のようになった。
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