最近のアニメや声優、Magicに対する個人的な鬱憤を晴らすためのメモ程度のブログ。
「京都寺町三条のホームズ」 4→3 逆に面白くなっていった作品。アニメ世界における京都って2つの意味で特権的なんですよ。1つは、実際に持つ特殊性のおかげで、修学旅行先としてよく登場したり、「青の祓魔師」や「ぬらりひょんの孫」みたいな世界で魔の者が狙って来て決戦場になったり。そしてもう1つは言わずもがな、京都アニメーションというたった1つのスタジオがあるおかげで「京都っぽさ」がなくても京都はアニメの中では聖地になるのです。そうして多くの作品で描かれて来た「聖地」京都は、ただそこにあるだけでアドバンテージになるような存在なんですが(身内びいき)、この作品はそうしたアドバンテージを一切活かそうとしないという意味で、むしろ潔い作品でしたね。 この作品で感じる京都って何だったんだろう。いや、そりゃ舞台は京都だし、登場人物の多くは京都っぽい方言(京都弁とは書かないよ)を話しているのだが……なんだろ、見てて全然綺麗じゃない……もともとショートアニメ専門のスタジオ・セブンが担当している時点で訝しんではいたが、割と早い段階で作画が限界を迎え、マジでショートアニメだったら傷も浅くて済んだのに、みたいなやる気のない映像が続く。「すごいよマサルさん」のギャグみたいになってたからな。このクオリティで「ホームズさんはイケメン」とか言われてもなぁ。 そして、当然描かれている内容にも興味は湧かない。ホームズってんだから推理しろよ、って思うんだけど、毎回真贋鑑定でも特に理由やうんちくを述べるのでなく、単にじっとみて「こっちがニセモン」って言っておしまい。この作品に骨董設定いる? 「ギャラリーフェイク」は本当にためになる良い漫画・アニメなので、そっちを見たほうがいいと思うよ。当然「推理」も同じクオリティで行われており、大体の理由は「探偵役がそう思ったから」である。こんだけガバガバの推理で探偵を気取られると、「いや、別に京都人がアホなわけじゃないんで。この世界が特殊なだけなんで!」ってせんでいい言い訳をしてしまいそうになる。こうしてみると、まだ「推理」のフォーマットに則っていた「氷菓」はまともだったんじゃないかって気もしてくる。雰囲気を出せるか否かっていう時点で、だいぶ印象は変わるものだ。 ミステリとしては元から期待してなかったので別に良かったのだが、京都作品としても失笑もの(誤用)だったのは残念至極。ちなみに、「寺町三条ってかに道楽やんけ!」って言ってたわけですが、アニメ内の描写を見てるともしかしたら新京極通寄りなのかもしれません。その場合は……「天下一品」の可能性があります。「京都天一のホームズ」。こってりしてて面白そうやんけ。推理の味がさねを見せてくれ! PR |
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