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最近のアニメや声優、Magicに対する個人的な鬱憤を晴らすためのメモ程度のブログ。
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Free! -Dive to the Future-」 5→4

 ごめん、多分もうストーリー部分はあんまり追えてない。ほんとに脚本に興味がわかないんだよ……。そして、実際にその脚本は物語を終えてない……(うまいこと言った)。

 真面目に追いかけていない視聴者サイドに責任があるかもしれないが、やっぱり今期分のエピソードは視点が散りすぎている気がした。1話目を見た時点で「メインの連中がこんだけ散り散りになってしまって、どうやって収拾つけるんやろ……」と不安視していたわけだが、結局収拾をつけるというよりは「あるものをそのままお届け」みたいな展開になった。各方面に新キャラを追加し、なんとか「水泳」というテーマから離れないように男と男の関係性をつないでいく。こうした個人競技の場合に戦略性も何もないのでどうしたって「泳げるか? より速く泳げるのか?」という精神性を掘り下げる物語にならざるを得ず、行くの行かないのといった筋立ては旧作2作のドラマとかぶる部分が多くなってしまう。あまり真面目に見ていない人間からすると、派手な事件やイベントがないと、どうしても興味を維持できなくなってしまうのだ。正しい対象層にとっては、新しい筋肉キャラが出てきてくれるだけでも充分惹きつける要素になったのだろうが……。

 しかし、そんな「惹かれない」お話でもやっぱり最後まで見続けてしまうのが京アニクオリティである。贔屓目かもしれないが、作品を重ねるにつれて、同じ「水泳」というモチーフでもより際立ちの強い映像になっている気がする。水の描写なんてサボろうと思えばいくらでも適当にして怒られない部分なのに、本作の場合は作品全体を費やしてどこまで描ききれるかを実験しているかのような映像美を繰り広げる。とにかくその部分だけでも脱帽。これだけ透明度が高く、真に迫った「水」の存在感は、およそ他のスタジオでは望むべくもないだろう。どれだけ分からんと言いながらも、やっぱり本作は見続けるしかないのだ。2020年かぁ……。

 あ、あと女性キャストの起用法が狂おしいほど好き。男性メインなのでどうしても添え物程度の印象になりがちだが、長年メインを務める江役の明乃に加えて今回はナバ、涼さん、そして妹ポジのサトリナという俺ら世代へのご褒美みたいな配置。今時貴重な贅沢ぶりは本当に最高。

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