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最近のアニメや声優、Magicに対する個人的な鬱憤を晴らすためのメモ程度のブログ。
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 まーた人外で星をどうにかしようとする……第3話。あ、ごめんなさい。始祖様の中の人の話です。どうしてもね、そこはね、触れておかないといけないのでね……。ちょっと油断すると世界とか他人の人生とかめちゃくちゃにしがちなので気をつけましょう。ちなみに、個人的には精霊の国の方の女王との組み合わせも無視できないポイントなんですよ。霧香とクロエ、サンシャインとムーンライト。どうにも致命的な関係性の多い2人が支配しているのが、この作品の精霊王国なのです。

 というわけで、中の人の話だけすれば満足なんですが……なんか予想しない方向に動いてきた。いや、これもある意味自然な流れなのかな? ロミジュリ的ドラマなのだから「惹かれ合う二人」と「引き裂く運命」の2つが必須であり、「惹かれ合う二人」の方は、「お前らさすがにどやねん」と思うくらいにあっさりと急接近。中立都市だって決して小さい街でもなかろうに、一切予定を合わせずに何となく行ったらすぐに会えるって、そりゃ確かに運命だろうよ。これで「お休みの日に自然と落ち合うようになってた」とかなら理解はできるんだが、主人公のイスカは訓練を休んで行ってるってことは普通に仕事の日だからね? かたやお姫様だから勤務日とかはないかもしれんけど……そこはもう「運命」と割り切ってさっさと関係性を構築してしまえってことなのだろう。

 そうしてお互いの目的の確認が行われ、互いの後見人の見ている前でトントン拍子で話を進めていくお似合いカップル。「平和を望む」というのは当たり前の若者像だが、イスカサイドの「ちっちゃい女の子が不当に逮捕されてたから逃しただけだお」というのはちょっと短絡的なエピソードな気もする。戦時下での敵国の人間、年齢やら何やらはあんまり関係なしに危険なものは危険だ。開放するにしたって、戦争法に則って正しいルールで行うべき……って、多分この世界にそんな法律も国際条約も無いからなぁ。まぁ、脱獄させた云々のお話って、結局この手のラノベ的設定として主人公が一度はみ出し者になる必要はあるから設定されてるんだろうね。そうして一度ドロップアウトさせておいて、「平和のためには権力もいるんだよなぁ」という欲求が出てきたところに「敵国の姫を捕まえてきたら口聞いてやるぜ」という餌をぶら下げる。これで「引き裂く運命」の方は準備が進む。さらに姫様サイドについても、話し合いに持ち込もうと思ったところにいきなりの切り札「始祖様」が投入され、文字通りに問答無用で和平など無理なことを叩きつけてくる。まぁ、ここまでされたら、どれだけ脳内お花畑の若者でも「流石に無理すぎるかー」ということは再認識したはず。いや、多分すでに嫌という程分かってたんだろうけど。こうして無理ゲーとも思えるタスクを積み上げられて、二人はハッピーエンドに向かうことができるのだろうか。

 まだ未完の作品らしいのでアニメでは完結のしようもないだろうが、作品としてまじでロミジュリにするのか、ちゃんとめでたしめでたしを用意するつもりなのかは気になるところよね。まー、ラノベって作者が力尽きて完結しないことも多いって聞くしなー(過去に珍しく原作を購入して一気読みしたラノベを思い出しながら)。

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