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最近のアニメや声優、Magicに対する個人的な鬱憤を晴らすためのメモ程度のブログ。
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 3.14は魔法の言葉、第6話。これは……色々と考えを改める必要があるかもしれない。この作品との対峙する姿勢を。

 4話の手強さが呂布クラスだったとすると、5話は一気に魏続レベル。「やっぱり大したことは無いじゃないか」とホッとしていたら、6話は張遼レベルまで押し戻してきた。油断ならない。そして悩ましいのは、この作品において「何が面白いのか」をうまいこと明文化出来ないことである。いや、面白いのかどうかすらよく分かっていない。だって、普通に考えたら面白くないのだもの。

 今回は特にBパートはストーリーを追う流れになったのであまり面白くはない。オチのひどさには笑ったが、Aパートが頑張っていたおかげで、中盤はむしろつなぎのイメージで多少尺も間延びした。そうした「ちょっと緩んだ部分」が見えると、やっぱりこの作品は基本的に面白くないんじゃないかと思える(4話は間延びどころか息つく暇も無かった)。

 しかし、Aパートは勢いもあり、理不尽さ、テンポの崩し方など、4話に負けず劣らずの出来。特に今回は動画面での力の入り方が随所で分かりやすく、シャロのパタパタした騒がしさが見ていて気持ちがいい。台詞によるネタも間断なく詰め込まれており、個人的には王女と出会って首のクラッチを決められた直後の「やっぱ鏡?!」には不覚にも崩れ落ちた。もう訳が分かりません。王子登場時の変態シーンの無駄な作画の気合いとか、背景に流れるかまぼこ、クラゲなどの無意味なイメージ描写、確実に「物語を紡ぐこと」以外に力点を置いている時のこの作品のパワーは、他では味わえないものがあります。

 しかし、この手の不条理を売りとした作品はやはりリスキー。外す時には完全に外すからだ。おかげで、毎回油断が出来ないのである。うーむ、こういう博打性の高い作品もありっちゃありだな……

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