最近のアニメや声優、Magicに対する個人的な鬱憤を晴らすためのメモ程度のブログ。
会長が怒るとカオスどころじゃねぇ何かが生み出される第9話。智樹たちもシナプスなんかより五月多根家の方にもっと用心すべきよね。
前回までのシリアス展開でこの作品も我慢の限界だったのか、必死で元の流れに戻りたがっているかのような「分かりやすい」催し物展開。本当にこの街の住民は祭りの縁日が大好きだな。そして会長が思いついた夏のイベントは、ばいんばいんを利用した巨大ヨーヨー釣りだという。まぁ、思いつきで完全に出オチでしかないので、途中からヨーヨーに見立てているのか魚に見立てているのか、さっぱり分からないしっちゃかめっちゃかなシチュエーションになりましたがね。競技の性質上、智樹の変態性もそこまで発揮されなかったし、会長の超人っぷりも単に泳いで暴行を加えにくるだけではあんまり伝わらない。正直言って、これまでに行われた雪合戦やサバゲーなんかと比べると、いささか盛り上がりに欠けるイベントではあったか。智樹が途中で智子になっていた意味もよく分からんし、町内会の他の皆さんの活躍もあまりみられなかったしなぁ。しいていうなら駄菓子であっさりとキャッチされるアストレアと、既にぬし扱いが堂に入ってきたそはらの貫禄が見応えある部分か。 そんなわけでおまけ程度の会長の憂さ晴らしはAパートであっさりと終了し、Bパートはイカロスが「愛」を求めてお小遣いの使い道で悩むお話。ややシリアス要素を残しつつ、こちらの方が本道のストーリーか。今更イカロスが色んな人のアドバイスを受けて智樹に迷惑をかけたりするのはちょっと時期が過ぎているような気がしなくもないが、必死に智樹のことを考えながら右往左往しているイカロスは見ているだけでも可愛らしい。最終的には一番の理解者であると思われる英四郎のアドバイスを元に「自分が嬉しいもの」を買うことで小さな幸せを手にすることが出来たわけだが、その本質を理解するまでには、まだまだ時間がかかりそうである。それにしても……本当にスイカが大好きなんだな。縁日で持ってた風船もスイカだったし。 脇の方であらゆる問題が解決したかのようにお気楽に振る舞うのは、残されたエンジェロイド2人。アストレアは単なるたかりになってしまっているが、ニンフはさりげなく智樹との親密度を上げようと色々手を尽くしている。後輩とのじゃれ合いもあまり気苦労は無いみたいだし、今のところは幸せそうで何よりだ。前回のカオスとの接触で「触れ合い」に対するトラウマが出来たんじゃないかと不安になったものだが、どうやら現時点では心配なさそうである。アストレアも鎖の束縛からは逃れられたけど、正式に櫻井家の住人になったわけではなさそうなので、まだ流浪の身が続くのかしら。野良エンジェロイドの多い町だ。 今回はシリアスとギャグの中継地点みたいな印象が強いので、ちょっとインパクトの薄いおとなしめの仕上がり。ダイダロスや天上の「マスター」には触れられなかったし、英四郎のシナプス探索も一時休止中か。まだまだ解決した問題ではないので、残り少なくなってきた話数でどのように決着を付けるのかは注目したい。 Cパートでは、偶然の出来事からさらに破滅への道を突き進んでいるカオスの現状が何ともやるせない形で表されている。このまま行くと、どうやらこの「f(フォルテ)」のクライマックスは復活したカオスとの再戦ということになりそうだが……今回の描写までを見ていると、カオスというのはあくまで「無垢」の象徴であって、決して「悪」というわけではないのが心苦しい。「無垢なる武力」という意味ではイカロスも同じであって、智樹との触れ合いで人間らしい心(それこそ愛)を得られたのか、理解出来なかったのかという差が、現在のイカロスとカオスの差になっているのである。そう考えると、出来れば深海で1人寂しく笑うカオスにも、何らかの形で幸せに眠ってほしいとも思えるのだが、さて。 PR |
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関西在住の、アニメを見ることを生業にしてるニート。必死で好きな声優を12人まで絞ったら以下のようになった。
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