最近のアニメや声優、Magicに対する個人的な鬱憤を晴らすためのメモ程度のブログ。
○「ブッチギレ!(一番光れ)」 6 京都アニメの血脈、全く絶たれていませんでしたね。今期はこれで京都を舞台にしたアニメが2本目です。もしかして日本の首都は京都なんじゃないかな?(現代人の発想) さてと、難しい作品である。オリジナルアニメなので1話目の印象ってのはかなり大事だと思うのだが……1話の間に「うわー、クソアニメくせぇ!」という感情と「それでもなんか惹かれる……」という感情がほぼ等量で押し合いへし合いしており、評点するのにかなり勇気がいる状況。ここはあえて、攻めの評価を出してみよう。面白くなってくれ。 まずネガティブな要素から上げていくと、真っ先に思いつくのは「時代物」という区分そのもの、多分、ここ5年10年の単位で「時代物」アニメの成功例ってほとんど無い気がするんだ。かろうじて秀作をあげるとするなら、まさにこれと同じ題材を扱った「薄桜鬼」あたりだろうか。あと私の周りには「幕末ロック」のファンはいますが……それもだいぶレアケース。直近だと「天晴爛漫!」の印象が悪すぎるし、「擾乱」なんかもいまいちパッとしなかった。あと、今の若者は絶対知らないだろうけど、私は愛すべきクソアニメの代表として「幕末義人伝浪漫」っていう作品の記憶がやたら残ってて、どうしても時代劇の映像が出てくるだけでのけぞってしまう。アニメに向かない題材だとも思わないのだが、何故か時代劇の設定を活かした成功例というのが思いつかないのである。もひとつネガティブ要素をあげるなら、1話目からして設定が無茶苦茶で整合性を求めていないことが丸わかりだという点。「新撰組の局長が何者かに皆殺しされた。しょうがないので替え玉連中を死刑間際の罪人たちから選ぼうと思います」という設定、マジで意味が分からない。そんでそれに乗っちゃうようなイカレ野郎ばかりが集められた奇跡も謎である。新撰組ともなれば当時は都の顔役だったわけで、そんな連中の「替え玉」に意味があるわけがない。そして、藤堂はそんなことも気にせずにさっさと替え玉連中を見回りに出している。すでにこの世界に条理を求めていないことは明らかで、ここから端正なドラマが生まれることは期待できない。 ただ、転じてこれが魅力になる可能性も秘めていて、ハナから細かい部分での辻褄など気にしない、勢い任せのかっとびアニメだとするなら、もうこれはこれでいいという考え方もある。「もともと死刑になるはずだった曲者どもが新撰組を名乗って正義の味方になり出したら面白いんじゃね?」という思いつきを、生の素材のまま垂れ流しているだけの話。そういうつもりなら、受け取る側も心を広く構えて受け止めていけばいい。そしてこれは完全に好みの問題だが、わしゃこういう「個性の強い連中が集まって無茶苦茶やりだした!」というジャンプ漫画的設定が好きなのである。1話目の短い時間で8人リストアップされただけでもはっきりとキャラが理解できるし、キャラデザがバリっと分かりやすくて視覚的にも混乱は無い。すげぇ強引に接続するなら、死人を集めて結成したおもしろ集団という意味ではフランシュシュみたいなもんである。今後はおそらくこのキャラ1人1人を掘り下げる展開になるのだろうし、マッド医者は過去に何をしたのか明かすエピソードとか、男装剣士にちらりと女の顔が見える展開とか、そういうのが出てくれば案外楽しくなるんじゃなかろうか。 映像に関しても、ジェノスタジオの肝入りなので動画はかなりハイクオリティ。背景なんかでちょいとCGっぽさが浮き上がってしまう部分もあるにはあるが、これだけ「アニメっぽく」メインキャラがシャキシャキ動き続けるなら文句はないだろう。おそらく「時代物」ってのは海外への売り込みも考えてのことだろうし、このCG+いかにもアニメ風キャラデザ+ハイクオリティモーションという足し算がうまくいけば何か革新的なことができるかもしれない。 というわけでトータルは期待票。これで3話後くらいに見るも無惨なクソアニメになってても責任持ちません。チャレンジは大事よ。それにしてもエンディングで京都使いすぎ。みんな八坂さんが好きなんどすなぁ。
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