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最近のアニメや声優、Magicに対する個人的な鬱憤を晴らすためのメモ程度のブログ。
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○「惑星のさみだれ」 5

 問題・CV榎木淳弥の主人公が、CV津田健次郎の先生役から領域展開について教えてもらうアニメって、な〜んだ? 正解は「時間外労働がOKかどうか」で分岐します。

 タイトルは聞いたことがあるけど何も知らないという、私にはよくあるパターンの作品。今作の話を聞いて「あぁ、あの『プラネットウィズ』の作者の漫画ね」と答えるというのは、多分世間一般とは完全に逆だろう。でもまぁ、接点の無い漫画雑誌の連載作品なんて、普通は知らんよなぁ。最近はそうした「微マイナー作品」みたいなものがちょいちょい発掘されてアニメ化される流れがあるので助かるといえば助かる。ただ、一番近い例が「イエスタデイを歌って」だと思うんだけど、あちらは結局アニメ化に際してあんまり力を入れて追いかけられなかったんだよな。「みんなして知ってるような有名作品ならわざわざ俺が頑張って観ないでも……」というよく分からない心理が働くことがあるんですよ。今作もそうならないことを祈りたいですが。

 というわけで内容については何も知らなかったのだが、まさかの展開にちょっとびっくり。異世界転生と言えなくもないような世界設計になってるのね。1話目から魔法がどーたらユニコーンがどーたら言われて「その辺の設定は宇宙規模の事件のくせに魔法ファンタジーなのかよ」と意外だったが、連載期間は2005年かららしいので、そこまでめちゃめちゃ古い作品ってほどでもないんだよなぁ。まだなろう系なんて出てきてない時期だし、ファンタジーといえば「ラノベ的」な時代かしら。不思議な土壌で育った文化である。

 残念ながら、そうしてわざわざ発掘された古参作品の割には、アニメ自体にはあんまり力が入っているようには見えない。まぁ、それこそ「封神演義」とかも似たようなもんだったが……どこまでやる気があっての映像化なのかは一歩引き気味で見守った方がいいだろう。幸いにして内容は退屈な時間もなくてポンポン進んでいくし、台詞回しなんかもクセはあるけどその分フックもある。ある程度は原作のパワーで引っ張れるようなアニメになってくれればいいのだが。最大の懸念は、1話目でこの作画クオリティだと今後はあんまり期待できない気がすること。コミックは全10巻らしいのだが、さすがに2クールは必要だよねぇ。

 

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