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最近のアニメや声優、Magicに対する個人的な鬱憤を晴らすためのメモ程度のブログ。
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 運命って便利な言葉、第5話。「んなわけあるかいッ」って展開も、それは運命のいたずらで説明できてしまうのです。でもやっぱり、んなわけあるかいッ。

 クルクルと運命は回っていくよ。3ピースバンドとして着実に流れができつつある新川崎(仮)。「厄介」なボーカルの仁菜が歌うことに積極的になったことが最大要因で、客前で歌うことに快楽を覚えてしまっては、そりゃぁライブ欲求も止まらない。元々生活のためにも演奏したかった桃香、とにかく青春を謳歌すべく好きに邁進するすばるの2名も当然その流れに乗るので、このままバンドは安定期に入るかと思われた。

 しかしそこにダイナミック運命のいたずら。かつて桃香が喧嘩別れ(?)したバンド・ダイヤモンドダスト、通称ダイダスのボーカルがなんとかつての仁菜の知り合いだったという。しかも詳細はまだ分からないが、「友達だったのに絶交した」といい、フラッシュバックした過去の記憶でも仁菜相手にかなり痛烈な当たり方をしている様子が描かれている。もしかしたら仁菜がこの度Tシャツに「不登校」を抱えることになったのもこの子が原因だったのだろうか。とにかくそんな因縁の相手がかつての憧れの中心に居座ってしまったがため、仁菜の反抗心はストップ高。桃香に惚れ込み、崇拝にも近い観念で応援していたバンドだっただけに、新たなセンターを入れての変容は受け入れがたく、それは現在の桃香の状況を見ても覚える感覚。「ダイダスはどうなってしまうのだろう」という漠然とした不安に、最悪の回答が突きつけられた形なのだ。

 もちろん、新たなボーカルの子が入ったからと言って、ダイダスがどれほど変わったかはまだ分からない。テレビに映る様子なども加味すると間違いないく「桃香が脱退してしまうくらいには違う」ことはわかるのだが、新たに発信する音楽性を仁菜が受け入れるかどうかは別問題。もしかしたらこれはこれで肌に合うスタイルになったかもしれないのだが、坊主憎けりゃのたとえの通り、真ん中に鎮座しているのが「絶交野郎」では、受け入れられるはずもなく。仁菜の中では「かつて好きだったバンド」が「桃香を弾き出したバンド」におちぶれ、この下降線の先にぴったりの「自分の大っ嫌いな奴が居座ったバンド」に成り下がってしまった。繋がらないはずの因果を強引に繋げ、今日もやっぱり仁菜さんはプリプリくさくさ。

 そんな仁菜に対する桃香の応対は全て正論正論で返す言葉は一切ない。「自分が脱退した後のことだから関係ない」はそうだし、「お前1人のものじゃないのだからバンドの好きにさせろ」もそうだ。「人間だろうがバンドだろうが、それは変化し続けるもので良し悪しは別問題」という意見だって全くもってその通り。仁菜の勝手な憤りは的外れだし理不尽なのだ。その結果、女子高生と酒飲みが居酒屋で液体を掛け合うという地獄絵図へと展開し、多分サービスだったろう烏龍茶がとても勿体無い結果に。でも、強引にでも仁菜を黙らせようとした桃香の心境だって身につまされるものがあるだろう。自分だって今のダイダスは多分嫌いだろうに、「大人の正論」でなんとか納得しようとしていた桃香。彼女の必死の虚勢も空気を読まない仁菜には通じず、浴びせた冷や水はそのまま返ってくる。もはや、2人の関係性はそれほど肉薄した殴り合いでなければ解決しないのである。この殴り合いができる距離なのである。

 桃香は仁菜の気持ちもわかっているが飲み込んだ。しかし飲み込んだ言葉はいつか表に溢れ出す。今回はそれを歌に乗せ、バンドとしての「CRY」に転じた。はみ出し者の3人組。そんな3人が精一杯小指を立てて作り上げた初めてのスタジオライブをしっかり噛み締めよう。やっぱり今作の映像作成は面白い部分が多く、ライブシーンにしてもバンドリプロジェクトとは全然違う見せ方になっている。動きの硬さみたいなものはどっこいどっこいだと思っているのだが、こちらはライティングの派手さとか、とっぴなカメラの振り方が特徴的でより動的な印象が強い画面。すっかり鼻つまみ者となったこの3人にはお似合いの駄々っ子みたいな愉快なプレイスタイルであった。

 個人的には今回のお話ですばるの株が一気に上がりましたね。自分の問題だと単なる面倒クセェわがままっこだったが、それがバンド仲間のことになって責任が無くなると、持ち前の適当さというか、底意地の悪さみたいなものが滲み出てきて大変よろしい。ドラムってのはリズム隊、バンドの音の基盤を成す大事なポジションなので、こうして全体を俯瞰して調整役に入ってくれるとホッとしますね。こいつが調整役って、やっぱ残り2人がヤバすぎるってだけなんだろうけどな。

 
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 2人だけで親睦を深める食事に味集中カウンターを使うな、第4話。まぁ、2人の「世界」の間に大きな隔たりがあるということを示すメタファーなのだろうけど……あのカウンター、確か取り外せるんだよな。

 ついに怪異とかほとんど関係なくなったお話。冒頭の畦目先生のツノ以外はもはや単なる団地妻と女学生の触れ合い物語である。そして、視聴者としてはそれで構わないと思っているのが大きな問題(化野の動向に触れる気は無い)。多分、一番見たいシーンは超乳三十路フリーターが自宅でストゼロキメながらダラダラしてる様子である。怪異もホラーも無いお話ならば、多分菫子さんのおっぱいが一番のファンタジーだ。ちなみに1話からずっと登場しているストゼロライクのアルコール飲料の名称は「STRIKE TWO」。……ツーアウトってところか。いろんな作品で「安くてアルコール度数の高い酒」のデザインとしてパロディが量産されてるストゼロ、いわば安酒界におけるマクドみたいな存在だが、そういうイメージを代表する存在になったのはメーカー側としてはOKなのだろうか。

 一応何かしらの怪しさを感じさせるファクターは、冒頭で菫子さんの部屋に侵入した黒猫くらいだが、あいつも「やたら警戒心が薄い」という要素以外は普通の猫っぽくもある。というか、ここで突然菫子さんが謎の存在に付きまとわれる理由もないし、ほんとにただの「春ののどかさを醸し出す背景」だった可能性もある。個人的に一番怖かったのは、安酒かっくらいながらスーパーの刺身食ってキーボード打ち続ける作家ワナビーの存在で、「酔っ払ってキーボードにストゼロぶちまけたらエラいことになるで……」と気が気じゃなかった(余計なお世話だ)。ちゃんとおうちを片付けた方がいいと思うよ……って言おうとしたら乙ちゃんがきてくれたので、無事に団地妻の団地が片付けられたのでした。……人間同じ部屋に住み続けてると謎の超密度圧縮が行われるので、いざものを捨てても捨ててもどっからかものが出てくるという亜空間に住むことになりがちです。私は体験したから知っているのです。おかしいんだよなぁ、長年溜め込んでたカードを大量に売り払ったはずなのに、特に部屋が広くなった気がしないんだよなぁ……。

 などという謎だらけの生活を送っている菫子さんなわけだが、本来なら謎は乙ちゃんの側にあるはず。団地妻とは微妙な距離感を保っていた乙ちゃんだが、今回のルームシェアで多少なりとも距離は縮んだのだろうか。乙ちゃんがこれまで菫子と距離を置いていたのは「お兄ちゃんが取られそう」みたいな嫉妬が第一要因だったと思うのだが、今回のあれこれで性格の部分でも若干合わない部分は見つかったかもしれませんね。菫子は悪い人間じゃないのは間違いないのだが……まぁ、歩く生物兵器みたいなところもありますからね。思い切りぶん殴ってボクササイズでもするといいと思うよ。普段からエロすぎるせいでお風呂シーンがあっても特段エロが加速しないのはもはや問題なのではなかろうか。

 対抗するようにして乙ちゃんが披露したのは、お風呂・サウナシーンに加えてお着替えシーン、そしてトイレ……ラインナップがマニアック。まぁほら、毎週言ってる気がするけど、ホラーとエロはやっぱり切っても切れない関係にありますからね。乙ちゃんもホラーアニメのいちヒロインとして、できる限りのサービスは頑張ってください。

 まじでなんの回だったんだ?(これはこれでいいです)

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 エンディングが志方あきこってのもいいですよね、第4話。いや、冒頭に書くことでもないんだけど、前から思ってたから。志方あきこといえばなんといってもうみねこOPですが、「金色の蝶」から「金色の烏」にシフトしたのもちょっと面白いな。宇宙一のキンタマですね(ニコ動の悪い文化)。

 お話はだいぶ見やすくなって、この度めでたく雪哉が若宮と正式契約するに至った。「実力を隠し持った暗君に、鼻つまみ者だと思われていた主人公が付き従う」って設定、これまた定番といえば定番の構図だけどやっぱりアガるものがありますね。うつけとぼんくらによって、旧態依然とした宮内に何か革命が起こるのか、それとも生き残り競争に必死で単なる政争ドラマになるのか。まぁ、それでもスリルはありそうだけど。「山内の九分九厘は敵」とのことで、何をするにも大変そうなこの逆境をばっさばっさと切り捨ててのし上がっていくドラマは普通に面白いよな。現状明確に味方サイドだとされてる人間などほぼおらず、若宮の側近の「澄尾」という純正ファイターが明確につながっているくらい。キレ者だが空気が読めずに平気で無茶をする大将に、実力充分の武官。そこにこまっしゃくれて世慣れた下賤の片腕がつく。こっからの下克上、どうなることやら(まぁ、形の上では君主なので下剋上ではないが)。

 こうなってくると、今回会議でおじいちゃんから突っ込まれてた「嫁はどないすんねん」という部分が今後の焦点になってくるんでしょうか。1話目で東西南北の個性派ヒロイン揃い踏みだった時には「この女の子たちの血みどろの入内争いのお話なのか……」と思ってたのにそっからお預けくらいっぱなしだし、なんとか若宮には4人の姫との合コン展開なんかも見せてほしいところ。まぁ、あの描き方からして本命は東家の子なのだろうが……あれからあんまり出てきてないからよく分からんな。普通に考えるとこういう舞台なら4人が「なんとしても若様の気に入られないと!」って頑張るもんだけど、現状では若宮の地位が全然安定してないせいで、見初められたいかどうかもよく分からんのよな。政治の道具立てだと割り切ったとしても、父親が娘を差し出したがるかどうか。その辺りのやり合いにも要注目。

 今回は澄尾の見せ場となる殺陣のシーンで雅な今作には似つかわしくないスマートなアクションが披露された。影の付け方とか、かなり技術的にレベルの高い画を見せてくれたと思ってるんだが、こういう画を見ると最近は「どこまでコンピューター依存の技術なんだろう……」ってのが分からなくて不安になるんだよな。いや、別にAIとか使っても全然構わないんだけど、「すげぇ!」って思った映像も「あ、CG処理ですぐ作れるんですよ」とか言われるとちょっと悔しいから。そもそもそれで悔しいと思う感情もおかしいんだけどな。

 

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 あの終わり方だったらせっかくだからドラム強めのエンディング用意して欲しかった、第4話。流石にエンディングちょくちょくいじるのは無理かしら。バンドものなんだから曲自体はありそうなもんだが。

 これにてひとまず「すばる加入編」が決着ということでいいんでしょうかね。ダブスタ田舎もんのせいで完全決着とまではいかなかったが、とりあえずバンドを続けるのは問題なさそうだ。今回は形の上での主人公は当然すばる。彼女の家庭事情をめぐってのすったもんだと彼女なりのモチベーションがちゃんと描かれたし、彼女の持つ二面性というか、友達向けの上っ面の下に見える他2人以上に下世話な性質なんかもちゃんと伝わってくる造形。この1話で感心するくらいにキャラが馴染んで、いい3人組になったように感じた。最後にきちんと彼女のCRY(叫び)も聞けたし、1つ大きな壁を破って良い関係性が築けたんじゃないかな、と思う。

 「すばるの物語」としてもお手本のようにまとまった1話だったが、やはり今作の面白さの中心には仁菜がいる。すばるの掘り下げ回と見せかけて、厄介クソJK・井芹仁菜の掘り下げも順調に行われているのだ。彼女の中心属性は「空気の読めない田舎者」で、桃香やすばるから「空気が読めない」と思われているのも、きっと東京もんのドライな人間関係が飲み込めていないからってのがあるだろう。元々仁菜はそれほど人付き合いが上手い方でもなさそうだし、どっちかというとコミュ障とか陰キャと呼ばれる部類の属性だと思うのだが、それでも時にしつこいと思われるほどにグイグイ行ってしまうのは、人間関係の感覚がバグっていて「距離を保つ」という概念に欠けているから。だからこそ今回のすばるの「バンドやめる」宣言にもすぐに反応して、あれだけの熱量で迫ってしまったわけだ。「バンドならよくあること」とクールな桃香とはエラい違いである。

 ただ、これで「田舎の人間は人情があるから」とか、「困ってる人が放っておけないから」とか、「嘘がつけないまっすぐな正義の人だから」みたいな簡単なくくりで説明できればいいのだが、そうじゃないというのが仁菜の面白いところ。アクターズスクールに通い続けてわだかまりが募っていたすばるはようやく祖母との対話をする決心がついたというのに、すんでのところで「やっぱばあちゃん可哀想やん……」というその場の空気のみで咄嗟の判断をしてしまう仁菜。これはもう、ばあちゃんのことを考えてるとかそういう話じゃない。いや、もちろんそういう側面も大いにあるだろうが、一番の理由は単に「今ここですばるがばあちゃんを悲しませたら、それって原因は私だよねェ!」ということに気づいてしまい、悪者になりたくなかったからだろう。すばるが告白した後に、なんともいえない空気になる責任が取れなかったのだろう。もしかしたら「すばるは綺麗な子だし、まだ役者としてものになる可能性もあるよなぁ、あたしと違って」とか考えちゃった可能性すらある。

 仁菜の行動はそのどれもが突発的で短絡的。そこには激情も思いやりもないまぜにした珍妙な感情の噴出のみがある。この辺が面倒臭いところでもあり、面白いところでもある。あくまでも今作のタイトルは「CRY(叫ぶ)」。歌うでもなく、奏でるでもなく、それぞれが抱えた青くて歪な感情を、どこかにぶつけるだけのお話である。こうなってくると、仁菜やすばるが好きに暴れているのを訳知り顔で偉そうに見てる桃香にももう一波乱ほしいところですけどね。最終的には仁菜×桃香に着地する作品だろうしなー。

 
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 あなたは「めぐたい」と読む派ですか、第3話。まー、声に出して読む時は「けいたい」だと伝わりにくいからしょうがないし、元々の意味から「めぐたい」が正式だと主張する派閥もあるわけですが、わたしゃやっぱり読みやすさで「けいたい」を優先してしまいますね。心底どうでもいい話。

 2話で1つの括りを解決する分かりやすい構成。畦目先生のよだれかけ騒動はあんまりスカッとすることもなく粛々と幕を閉じた。「怪異もの」とはいうものの、現状ではまだ化野の能力や目的や人となりがさっぱり分かってないもんだから、なんか知らんけど先生についてた呪いを力技で解いてぶっ壊してしまったようなイメージしかない。「個々の怪異にそれ専用の解き方があって、化野は知識量が豊富だからそれらを熟知している」とかだったら設定としては分かりやすいのだが、もちろん知ってることは前提にしつつ、解決策はかなり強引。毎回この展開で怪異をねじ伏せるだけだとあんまりバリエーションが作れない気もするが……今から心配してもしょうがないか。

 化野は「よだれかけ」というあんまり聞いたことがない怪異の正体は牛鬼だということを看破した。看破した結果ちょっと間違ってたらしいが、その辺の差分も素人目にはよく分からないのでもうちょい説明してほしい、というか、そこが違って何が起こったのかを教えてほしい。今(牛鬼のWikiを)確認したら一部の伝承に「塵輪鬼」の存在は確認できたが、別にそれだけが牛鬼の起こりっていう定説があるわけでもなさそうだし、あくまでも化野の世界での解釈はそれが正道ということなのだろうか。そもそも「化野の世界」がなんなのかもよく分かっておらず、あのきさらぎ駅が実在の施設なのかも分からないし、今回ちらっと垣間見えた妹さんとの回想シーンも何を示すものなのかはさっぱり分からない。なんかもう3話目時点で分からないことだらけでなかなか視聴ポイントが定まらないのは困りものである。

 じゃぁなんでそんなあやふやな作品をこうして見られているかといえば、菫子さんのキャラの良さと、そして「ホラー」とセット販売されることが多いエロ要素がいい具合にマニアックなのがヒキになっていますね。ダメージ差分画像の菫子さん衣装、なるほど確かにエロいし、ボコられてKOされた先生の衣装もすこぶるはしたない。そもそも床を舐める先生の動き自体が先週からエロかったわけだが、残念ながらそこは先生の悲壮な過去話に嫌な形でリンクしてしまったのであんまりエロく思えなくなってしまった。いじめテーマだけでもなんか苦しくなっちゃうのに、そこにおばあちゃんの思い出も重ね合わせるコンボがマジキツい。

 「牛鬼」だの「塵輪鬼」だの「よだれかけ」だの、その辺の名付けと存在定義はよく分からぬが、少なくとも今作は「よだれ」という1つのテーマでもって先生の過去話から現在の症状まで、1つの映像イメージを繋ごうとしているのでその部分は芸術点でややプラス。最後の方で先生の顎下から雫が垂れて「またよだれが?!」と思ったら涙だったシーンとか、当たり前のことやってるだけなんだけど勝手に解釈しちゃうもんね。「よだれはエロい」という結論だけとりあえずもらっといて、次のエロ怪異へ行きましょう。もう次回予告ですでにエロそうな匂いはしている。

 
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 普通に気になるアニメ、第3話。こちらもいい具合ですね。同じくNHKで放送していた「十二国記」に通じる雰囲気があるようにも感じる、この容赦ない世界観と緊張感。

 いろんなところでちゃんと世界を作ろうとしているのがわかる作品で、最大のヘンテコポイントである「カラスに変身する人間」(人間に変身する鳥?)という設定が、想像以上に根深い概念であることが明かされたのが今回のお話。まずもってこの世界は多分全員が鳥。1話目の導入だとその辺がはっきりしてなかったんだけど、鳥っぽくなかった4つの宮の姫君らについても、自分たちが「ほとんど烏に変化したことなどない」という認識であり、それはつまり化けようと思えばメタモルフォーゼが可能ということになる。どう考えても烏形態の方が便利なタイミングってのは多いはずなのだが、それでも変身しないということはやはり貴族連中にとっては変化がどこか下卑たものであるとか、下賤な存在との繋がりを意味する行為に映っているということなのだろうか。まぁ、「変身したら服はどうなっちゃうんだよ」とかいう現実的な問題もあるのだが……少なくとも主人公・雪哉の変身を見る限りでは解除後にすっぽんぽんということはなさそう。

 そして、「身分の高い人があんまり烏に変身しない」のと真逆の概念として、「ウマ」という身分(?)があり、そちらは今度は「人間の形態をとってはならない」という制約がある最下層民の扱い。烏は烏だがこの世界の人間はみな「八咫烏」で、3本目の足がついている。その足に拘束具をつけてふんじばることで人型に化けることができなくなり、移動用の家畜同然の扱いになるとか。これがなんともエグい設定。まー、古代・中世の身分差なんてガチでそれくらいの扱いだった可能性はあるけども。

 こうして「鳥であること」があまり良いことだと思われてない風潮があるくせに、民のてっぺんに立つ人間が「金烏」と呼ばれ、「本物の金烏」とかいうスペシャルの権威が強いという。実際、「真の金烏」ながらもうつけと呼ばれていた若宮がどんな人物かが描かれたわけだが……これまた一筋縄ではいかないやつらしい。今後は雪哉とこの若宮の間のあれやこれやでどんどんお話が転がっていく感じになるのかしら。

 ヘンテコ世界には違いないが、なるほどアニメ化されたのもなんとなくわかる気がする作品。ちなみに今回のコンテが川面真也氏だったのでちょっとびっくり。なんか、監督のコネで強い人脈集められそう。

 
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 やっぱアタイ、バンドアニメは好きだわ、第3話。「音」ってのはアニメの最大の武器の1つだからねぇ。

 「画」については新番チェック時点でそれなりに触れたと思うので今更になるが、やっぱり今作のCGデザインは特殊で考えさせられる部分が多い。例えば今期は「ハイスピードエトワール」が同様にいかにもな「フルCG」なのだが、質感は全然違うし、個人的には好感度も全然違う。あちらにまったく躍動感を感じないのに、こっちのCGは(全てとは言わないまでも)きっちり血が通った人間の挙動に見える。もちろんアニメ的に思い切り戯画化した演出も多いのだが、やはりそこまでやってこそのアニメ演出であり、つまらねーだけのリアルなんて、それこそ小指でも立てて黙ってもらいたい。動いているのを見ていて楽しい、それが今作の良い点の1つ。

 そして「音」が良いのも音楽をテーマにしたアニメなのだから当たり前なのだが……そうなるとやはり勿体無いのは素人キャストの重責。まー、2Dと3Dを行き来する前提の「バンドありきアニメ」でキャスト部分が足を引っ張るというのは我らがバンドリプロジェクトでもお馴染みの現象であり、アニメファン、声優ファンとしては痛し痒し、いや、痛し痛しで、最初から突き抜ける方法があればいいのに、とは思ってしまう。

 ぶっちゃけ、最初の2話では素人キャストに対する不平不満はほとんどなかった。そりゃま、主人公・仁菜役の子なんかは慣れてないのが丸出しではあるのだが、いうほど下手ではなく、むしろちょっとした辿々しさが田舎娘の仁菜の不自由さみたいなものを伝えてくれて面白いと思える要素にすらなっていた。桃香役の子は多分メンバーの中ではトップクラスにこなれており、新人声優と言われても文句のない仕事ぶりだった。しかし、やはりそんなうまい話が続くはずもなく、3人目となったすばる役の子は今のところ一番ダメ。ダメレベルがアニメの視聴を阻害してしまうレベルなのでちょっと惜しい。「アクターズスクールに通ってる役者の卵」役の子が一番の棒ってのも皮肉な話である。でもまぁ、これも今後このプロジェクトが成長するための必要経費だから今は我慢だね。ほら、どこぞのバンドだってドラムが一番棒だったし……(なんなら今も別に上手くなってないし)。いつしかこれも味わいになると思いましょう。

 棒キャストで惜しいと思ってしまうのは、キャラ立ちが充分であることの裏返しとも言える。クソ陰キャ面倒女の仁菜、強かな飲んだくれ桃香に続いて、ええとこのお嬢ドラマー・すばるも分かりやすいキャラ造形ながらもしっかりと面倒さを抱えており、一癖も二癖もあるこのバンドのドラムとしてふさわしいと感じられるキャラ。黒髪ロングで一見すると一番お淑やかな子がドラムで荒ぶるというギャップもなかなか良い。そう、私は基本的にバンドものではドラム贔屓になりやすいのでどうしても注目してしまうのである。文句を言うのも愛情と期待の表れだと思ってくれ、頑張れすばる。

 そうして愉快なドラムがギター・ボーカルと出会ってついに動き出した新川崎(仮)。今回のエピソードでは仁菜の奏でた最初の一声のシーンはめちゃめちゃ好きですよ。バンドの楽しさなんて、そりゃ楽器と声のアンサンブルなわけで。そして歌うことの楽しさはまさに今回すばるが言ってくれた通り。音楽があり、それに自分の声が「合った」という感覚、これがとても気持ちがいい。その殻をぶち壊した大きな一歩を、実に印象的に見せてくれていた。もう抜けられぬ「ロック」の世界。仁菜の物語が、ようやく始まったのである。

 その後のステージングもナイスだったし、バンドアニメとしての楽しさが前面に押し出されているのは嬉しいところ。それこそどこぞのドラムでお馴染みになったフットペダルを抜くアングルのカメラとか、躍動感あふれるパフォーマンスをもっといろんな技巧で見せてほしいもんである。カラオケで歌ってみたい気持ちもあるが、難しそうだし、これ以上カバーするバンド増やすのはきついんだよな……。バンドリじゃなかなか出てこない鬱屈したテーマ性はすごく好きなんだけど(結束バンドもいますけどね)。

 
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 最大の武器をデチューンしてしまう主人公、第2話。爆乳菫子さんはオンリーワンだし、ロリ菫子さんもそれだけで価値があるのだが……女学生菫子さんは、なんか量産型の匂いがする。早く本来の自分を取り戻してほしい。でも若造り熟女という概念自体は嫌いじゃない。28歳の女性を熟女とかいう世界は滅べばいい。

 正直いうと、1話目で期待した部分はちょっと挫かれた印象がある2話目。今期作品中ではかなり期待してたのはデザインが好みだっていう要素が一番大きくて、前クールでいうと「治癒魔法」みたいにこのデザインのままカチッカチッとハマるところにハマってくれれば楽しめる作品になりそうだと思っている。もちろん現時点でもまだ期待してはいるのだが、2話目はなんかみょーにテンポが悪かったり、進行がガタついたところが見られたのでちょい首を傾げる結果となった。脚本の尺の問題でテンポが悪くなってしまったのだろうか。

 まず、映像部分に関しては引き続き嫌いじゃない。そりゃま、菫子さんのおっぱいが常識サイズに収まったのが残念と言えば残念だが、私はいうてそこまで巨乳好きでもないし(重要)、代わりのロリっこ(中学生)が表舞台に出てきて、その御学友の方々も併せて一気に「女学園もの」という賑やかなコンポーネントが出揃った。画面を見てるだけならこれはこれで文句なしである。ただ、そこに至るまでの筋書きが色々とすっ飛ばしてる感じがあり、下手したら「あれ? 2話目飛ばしてみちゃったっけ?」と思うくらいに展開に違和感がある。前回菫子さんは呪書の影響で死にかけていたところを化野に助けられたわけだが、ロリ化から復帰したとて立場は「作家ワナビー&書店員バイト」であることに変わりはない。なぜいきなり化野の突拍子も無いプランに乗るような行動に出たのだろうか。まずもって「女子校に一般人が潜入」の時点で色々と無茶だし、菫子さんは別に怪異ハンターでもなんでもない、つい昨日までは怪異のカの字にも触れてなかった一般人。いくらコナンくん能力を手に入れたからって、単なる「バイトの知り合い」だった化野に提示された無茶な潜入計画にのる理由があったのか。そのあたりのバックグラウンドに全然納得がいかないので、その後の潜入ミッションもなんかのやらせっぽく見えてしまって変な気分だった。

 そんな菫子さんを迎え入れた学園側の反応もいちいち違和感があり、乙ちゃんが引き回していた「先輩」に何の躊躇いもなく食いついてくる同級生のテンションもよく分からんし、急に割って入った挙句に屋上に引き摺り出した先生の行動も分からん。普通、いじめを懸念した先生がいたなら、まずはクラスと名前、所属をはっきりさせてから問題にあたろうとするはずで、正体不明のインチキ生徒と自然に対話する展開はおかしいと思うのだが。一応あのほっちゃん先生は「何らかの怪異」のようなので、全部が全部常識が通じないと言われればそれまでなのだろうが……なんかアニメ化に際してディティールが削られて変なことになってるんじゃないかと、ちょっと不安である。まー、序盤で同じことを思っていた「ダークギャザリング」は「結果的にそこまではしょられてもいなかった」という結果だったんだけど……不条理ものの怪異漫画ってその辺の匙加減が難しいんでしょうかね。

 とにかくまだちょっと様子見という2話目だが、展開のテンポこそイマイチだが単体での画のクオリティが低いわけではないので画面を見る楽しみはある。女の子が増えてエロい部分はしっかりエロいですし。もしかしたら僕の目が腐ってるだけなのかもしれないんですが、ラストで先生が舐めてたヨダレの形……あれさぁ……(以上)。

 
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 (このアニメにしてはそれなりに)ちゃんとしたライブだ! 第4話。ん、まぁ、世間一般に言われるアイドルアニメとかのライブシーンに比べれば数段ショボいのは承知しているが……でもまぁ、にわか仕込みの高校生のライブとしては上々だと思わんかね? いきなりステージで超絶スペック発揮するスクールアイドルの方が嘘といえば嘘だ。

 まぁ、別にアニメなんだから嘘ついてもいいんだけどね。やはり想定通りの推移で今回はさらに2人の部員が追加されることになったが、回を増すごとにどんどん加入の理由が適当になっている気がする。いや、ハナから理事長が「参加しないとひどい目に遭わすぞ」ってちらつかせてるだけなので一緒と言えば一緒なのかしら。いや、別にオトメとかは退学関係なかったな。今回はなんと双子の加入ということで、理由も2人まとめて完全ニコイチ体制。せっかく双子のモチベが上がった理由が「だんぼっちからきちんと2人の違いを主張してもらえたこと」だったのに、アニメ自体がそもそも2人を区別してない感があるのはもやっとする。ちゃんとキャストも変えているのだが……まぁ、ミギとダリぐらいの違いじゃない?

 だんだん分かってきたんだけど、当初の想定通りに今作があんまりハネてくれない最大の理由として、キャラの導入と設定がすこぶる適当という要因がある。例えば今回加入した双子はとにかく「仲が悪い双子」という設定だけで押し切っており、2人がやったことは理由も特にない喧嘩と、「差別化してもらえた喜び」からの和解。よくある筋立てではあるが、本当に「双子だなぁ」以外の特徴が作中で与えられておらず、それが合唱にどう関わってくるのかも分かんないし、2人が何故「やる気を出さない」術を身につけていたのかもよくわからない。この適当さは何も今回の双子に限った話ではなく、ITだろうがオトメだろうが、「こういう設定の子ね」という最低限の設定情報以外がキャラとして上乗せされず、キャラに奥行きが無いのである。まー、これも何度も書いてることだが、1クールで部員を大量に集めて大会本番まで持っていかなきゃいけない都合上、1キャラに割ける時間が少ないからなるべく要素を削ってるってのはあるだろうが……結果としてキャラの関係性による膨らみがなくなっちゃうなら、わざわざ描く意味もないと思っちゃうけどな。

 この流れにどこかで歯止めがかかるのか、結局はショボアニメとして途中で力尽きるのか。こればかりは神のみぞ知る。いや、関係者も「あんま期待せんとこ」くらいで見守ってる気もするが……。

 

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声優のこと全般
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関西在住の、アニメを見ることを生業にしてるニート。必死で好きな声優を12人まで絞ったら以下のようになった。
大原さやか 桑島法子
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