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最近のアニメや声優、Magicに対する個人的な鬱憤を晴らすためのメモ程度のブログ。
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○「灼熱の卓球娘」 4

 なかなかレアなジャンルとなる卓球アニメ。「ピンポン」があったのでそこまでレアな感じしないかもしれないけど、それ以外に存在しないのでは(稲中を除く)。

 割とユルめのデザインの女の子がわちゃわちゃ出てきて部活を始めたのでてっきり「そふてにっ」みたいな日常系ユルギャグアニメかと思いきや、やってることは完全にスポ根展開。見れば掲載誌はジャンプ(SQ)とのこと。もう、完全にジャンプ用のネームですね、これ。1話目の転校生が来る流れ、その転校生が部活内をボコボコにする流れ、何度も繰り返しジャンプで見てきたやつだ。冒頭の「王者陥落」のくだりなんかも、「これ、巻頭カラーで映えるヤツや」とか思ったりする。思いの外硬派なアニメになるのかね。

 王道展開、悪く言えばベタ。1話目ではそのベタベタな展開の要所を押さえての無難な立ち上がり。部活内のキャラも何となく見えるし、主人公を含めて「とりあえず卓球といういくらかニッチなスポーツだけどみんなして真面目にやってるし青春賭けてる」ことは伝わってくる。ただ、理解は及ぶのだが、全体的にユルめの画との釣り合いが取れてないような気がするんだよな。何が悪いと明確に提示出来ないのでおそらく個人的な好みで処理出来る問題なのだろうけど、キャラクターデザインの「萌えっぽさ」と「王道スポ根」のかみ合わせがしっくり来ない。キャラデザのせいというわけでもなかろうが、卓球の試合描写は割と平坦なものになっており、「卓球アクションで見せるぜ」というほどの気合いも感じられず、この作品が何を個性として売り出したいアニメなのかがピンと来ないのだ。まぁ、王道展開を王道でそのまま進めていきます、で別に構わないんだけど。それならもうちょっと見応えのある演出方向がある気がするんだよな。

 製作はキネマシトラス、監督は「ハガレン(後期)」の入江泰浩。ただ、監督の名前を挙げられてもピンと来ないので、どっちかっていうと気になるのは副監督に名前があがっている「かおり」の方。キネマシトラスとこの名前の組み合わせはなかなか忘れられませんよね。そう、「ゆゆ式」である。ぶっちゃけ、「かおり」っていう名前なのか屋号なのかもよく分からない名前なのでどういう人なのかはいまいち分からないけど、クレジットされると割と印象に残るのよね。履歴を遡って見ると、キネマシトラス絡みだと「ばらかもん」と「ごちうさ」のコンテ担当に名前が確認出来る。この人の仕事が再び見られるとなると、そっち方面の興味はそれなりに。ま、あくまで「1話目はなんかピンと来なかった」程度なので、2話目以降でキャラが動き始めたら面白くなってくる可能性はあると思っていますよ。

 中の人は、これでもかと若手を並べた、いかにも今風のラインナップ。主人公の天然役には進撃止まぬ花守ゆみり。ガンガンメインヒロインを取っていくなぁ。パイの取り合いが激しいロリボイス枠で、こののし上がり方は見事。その他、1話目で存在感を放っていた中心的人物には田中美海、その他端役に奥野・髙木というWake up girlsがエントリー。この辺がまとめてキャスティングされるのはしょうがない。他にも高野麻里佳、桑原由気などの新進気鋭の面子も続々揃いつつある。1話目で印象が良かったのは野生児っぽい子だったので高野麻里佳に1点。点数が溜まったら何かいいことあるんでしょうかね。無いですね。

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