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最近のアニメや声優、Magicに対する個人的な鬱憤を晴らすためのメモ程度のブログ。
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 本企画の最年長選手が登場だ。事前の取り決めとして「1975年以降の生まれ」という設定にしたため、751月生まれのこの人が必然的に最年長。この記事の公開日にめでたく五十路ということになるわけだ。ちなみにわずか1週間の差で19741227日生まれの折笠富美子が掲載に至らなかったというのはとても残念であるが、どこかで線引きが必要なので致し方なし。設定が「75年“度から」と言う設定だったらこの人も外れていたのだけどね。

 




 

・馴れ初め

 さておき、ゆかなである。出会いは世の大半の人と同じであろう、まだ「野上ゆかな」名義だった頃、「CCさくら」の李苺鈴である。確認したらこの数年前から活動して「あずきちゃん」や「ウェディングピーチ」でメイン張ったりしていたようだが、その辺はほぼノータッチだったのでメイリンでの出会いがレギュラーキャラでの初遭遇。改めて思い起こすに、やはり私の中で「CCさくら」の存在というのはあまりに大きく、オタク魔道への第一歩として模範的な導入口であった。確か最初のうちはさ、「攻略したカードを集めて主人公が強化されていく」っていう設定が純粋にバトル設定として面白いと思ったんだよね。だってほら、まんまロックマンなわけじゃん。ロックマンがローリングカッターを手にいれるまではロックバスターだけで挑まなきゃ行けないのに対して木之本桜さんは初手にウインディという最強武器がある状態からスタートしたのはちょっとずるいけど、その後確か2話目で封印したのがややトリッキーなシャドウだったのもうまいと思ったとこでね。そのあとはもう、TCGの面白さをそのままに、「次はどんなカードが出てくるんだろう」ってんで夢中になったもんさ。

 そうして純粋な少年の心で楽しんでいたアニメで様子がおかしくなるのは中盤以降。元々「少女漫画原作だからね」ってんで多少の恋愛要素が入ってくるのはわかっちゃいたが、ユエ、雪兎がらみのところで単なる恋愛漫画でおわらねぇな、みたいな空気になり、そもそも一話目から主人公の隣に大道寺知世という様子のおかしい子がいた。そして投入されるアニメオリジナルキャラクター、メイリン。この子が見事に魂のステージを2段くらい引っ張り上げた。未だ忘れることができないアニメ60話「さくらと大切なお友達」。私はもしかしたらここで初めて「負けヒロイン」の概念を知ったのかもしれない。恋破れてなお、輝くヒロインの存在を理解したのかもしれない。桜の前で気丈に振る舞ったメイリンが知世の膝の上で泣き崩れ、漏らし続ける嗚咽とその優しさ。テレビアニメで涙を流したのはもしかしたらこの時が初めてだったかも。私の中で、メイリンは至高に至ったのであります(と同時に、それを全て受け止めた知世さんのおかげで百合脳も完成に至った)。

 この時にメイリン役を務めた野上ゆかなという声優の存在、そりゃ脳髄にこびりついてもしょうがないってもんでさ。

 

 

・良きところ

 ゆかなの良いところは、もちろんエロいところですね(2回連続)。

 いや、今回は本人が云々じゃなくて(本人もだが)はっきりと声の話ですね。声質としては「高音」「硬質」「鋭利」方向だと思っていますが、いわゆる萌えボイスの中でもどこか大人な色気を醸し出すことを得意とするゆかなボイス。大きくくくると「包容力」とでも言うんでしょうかね。私は当時一切触れてなかったのでここであんまり名前を出せないのだが、彼女が初代プリキュアに抜擢され、白黒の「白」を担ったというのもなぎさという「新しい時代の女の子ヒーロー」を包み込みながら、なおかつ自分も前に出るというハードな二面作戦を同時にこなせる存在だったからだと思う。萌えをグッと上に上げたときのキュート、そしてそこからエロ含みの「器のデカさ」を見せつけるハイクラスへの昇華。この組み合わせこそがゆかなボイスの真骨頂。

 勿体無いのは、そんなゆかなボイスが際立つ作品に私があんまり触れてなかったものがあるってことなんですよ。プリキュアもそうだし、「フルメタルパニック」あたりも当時見てなかったんですよ。今にして思えば結構な機会損失ですよね。私の中で「メイリンで見せつけてくれたあの人」が帰ってきたのは数年後の「コードギアス」だった気がする。それ以降はもう説明不要でしょう。大手を振って「魔女です」と名乗れるようになったゆかな。そこから歳を重ねて拡張した方向が「エロいママン方面」なのは必然of必然なわけで……こんな人に初代を任せて良かったんですかね? プリキュア界隈さん!?

 

 

・お勧めキャラ3選(ぐらい)

 

・「CCさくら」シリーズより「李苺鈴」

 というわけで、上のカテゴリのほとんどを「CCさくら」の紹介に充てつつまだここで名前も出す。まぁ、上述の通り、ゆかなヒストリーを語る上で彼女を外すことはできないのでね。知らない人もなんとかネットを駆使して全部観てください(何話あると思ってんだ)。一応、どうしてもと言う人のために「あの」シーンの切り抜きだけ見つけたけど、久しぶりに観たらほんとすごかった。本当にすごいんだ。メイリンは。

 

 

・「コードギアス」シリーズより「C.C.

 こちらもゆかなヒストリーの大きなターニングポイントとなったキャラでしょう。彼女のエロさと超越性が見事に融合した稀代の「魔女」。ギアスシリーズの凄まじいところは、「天才」とか「怪物」みたいな超越概念を描く時に理屈では本当に馬鹿馬鹿しくなりそうな設定を、演出と画の力で強引に説得力のあるラインまで引き上げてしまうところ。そんな作風も相まってC.C.作品世界全てを覆い尽くす魔女としての存在感を遺憾無く発揮し、その声を万天へ知らしめるに至る。でもピザが好き。

 

 

・「蒼き鋼のアルペジオ」シリーズより「コンゴウ」

 そしてたどり着いたもう1つの超越存在、それがコンゴウさんだ。もう、この作品はコンゴウさん1人のためにあったと言っても過言ではない(過言ではある)。1体1体のメンタルモデルはどれもクセが強くて魅力的なキャラばかりだったが、その元締めを(一時的とはいえ)務め上げたラスボス・コンゴウ。彼女の圧倒的な強さ・恐ろしさについては説明するまでもないが、そこから転じて滲み出す強者故の哀愁、自己言及による懊悩。そして最終的にはコロリと転げてしまうチョロさ(!?)。もう、中盤以降(特に劇場版!)での彼女の自由闊達な振る舞いは本当に「解呪」なんですよ。呪いの中である意味自縄自縛に苦しむ時が長いだけに、そこから解放されて目的を見つけた後の爽快感が一際輝く。この辺はC.C.にも通じるところだが、その全てを支える圧倒的な説得力は、やはりゆかなボイスのクソデカ包容力があってこそであろう。

 

 

 2回連続でエロい人の話をしてしまいましたね。次はエロいかな? どうかな?(次の人が誰だろうと問題ある繋ぎ方)

 

 

・関連リンク集

げんしけん二代目第9話「ホワイトゲートキーパー」

聖闘士星矢Ω第75話「定めの邂逅!双子座、再び!」

番組感想・蒼き鋼のアルペジオ-アルス・ノヴァ-

クロスアンジュ天使と竜の輪舞第18話「決別の海」

番組感想・戦国妖狐 世直し姉弟編

 

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