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最近のアニメや声優、Magicに対する個人的な鬱憤を晴らすためのメモ程度のブログ。
変則構成、第19話。でもまぁ、種々の感情が交錯する本作らしい構成と言えるのかもしれない。 前回、こゆんが五十嵐との再会で何かしらの収穫があり、それまでの湊との関係性の蓄積も含めて、一歩前進した感があった。それが正解なのか、そしてこゆんにとっての幸せなのかは結論の出ない部分ではあるが、とりあえず現状で落ち着けそうなスタンスを見出したのは大きな成果だ。そして、そんな状態のこゆんの周りでは、その他の面々がどんな「変遷」を見せていたのかというお話を3つの視点から切り出している(最後が陽太じゃなくて桃香なのがあまりにも陽太)。 1人目「美姫の場合」。彼女は陽太との一件で(自分でも悩みまくるような)結論を出して以来、陽太との関係はずっと停滞している。いや、一応は「決着」している扱いのはずだが、それを受け入れて(少なくとも表面上は)平然としていられるのは陽太だけ。美姫の方はいまだに自分が正しい選択をしたのか悩んでいるし、さらにこゆんと湊の真実まで突きつけられ、情報過多でパニック状態。最大の安寧を見出していた4人の関係性が、今じゃ「これでいいのか」のオンパレード。それでも陽太に相談するわけにもいかないし、こゆんと湊だって2人の問題といえばそれまで。口を出す権利もないし、自分の現状を考えれば口を出せるほどの知見なんてあるわけがない。結果、「どしたらいいのよ」を堂々巡りである。 そして、そんな美姫の隣のこゆんは、いくらかさっぱりした顔をしているのである。いてもたってもいられず、その辺について尋ねてしまう美姫。帰ってきた言葉は予想外のもので、「ケリをつけた」のはあくまで自分の気持ちの正体についてであって、それを無くしたり表に出したり、そういう話ではないとこゆんは言う。全てが表に出て、人間関係という形で答えを出すわけじゃない。自分の気持ちは内面に抱えたままでも、それは自分にとって価値あるものだと、美姫にとっては理解の埒外にある達観をこゆんは得ているのである。そして、そんな前進の裏に五十嵐がいたなんて話をされた日にゃぁ……。パニックも大加速だが、こゆんが進んだのだから自分も進まねばならぬと思えるのは美姫の強さだろうか。こゆんの至った境地が、陽太のそれに非常に近いものであると感じる美姫。こゆんはそれでいいと言っていたが、だからといって自分と陽太の関係も同じとは限らない。今の関係を壊すのが嫌だという気持ちは変わらないが、自分と陽太の関係が動けば、それに付随して「似たような」こゆんにも動きがあるかもしれない。今や、美姫の言動は陽太だけじゃない、4人全員への影響力を持つのだ。せいぜい悩み抜け、若者よ。 2人目「湊の場合」。彼の場合は最近の「変遷」というよりは過去回想による「雨宮湊の作り方」みたいな内容が主であった。3人兄弟のやや歳の離れた末っ子ってのは、なるほど気遣いと遠慮が育まれるのは自然な流れかもしれない。生育環境によって湊が培ったその属性は「義務付けられた配慮」とでもいうべきもので、自分の気持ちはさておいて、周りの人間が理不尽に不幸になることが許せない。自分が手を差し伸べることで誰かが救われるなら、それは自分がやるべきことであると、そんな人間になったのである。 もちろんそれは素晴らしいことではあるが、問題は2つ。1つは湊の行動原理が他者にとって理解困難な場合があること。ことに男女交際においてはこの「義務付けられた」動機は相手の不信を招くものであり、湊が意図しないところで結局は不幸な結末をもたらす。そしてもう1つの問題は、この生き様が湊本人を幸せにするかどうかが分からないということである。集団においては「全員の幸福」を願う思想は真っ当であるが、これが誰かとの1対1の関係性においてはどうか。湊は相手の幸せを優先して動き、それによって湊本人がどうなるかを勘案しない。しかし、男女交際は「互いの最大幸福」を目標とする。そこにはすれ違いが生まれ、結局は2人とも幸せにはなれない。それが、これまで湊が経験してきた「恋愛」の正体だ。本人はそのことに気づいているのかどうか。初めて「自己」を優先した感情を前にして、湊はこゆんのことをうまく処理できずに悩み続けている。 そしてそんな厄介者と対峙し続けている3人目「桃香の場合」。彼女が初めて明かした悩みについては、まぁ分からんでもない。「モテるよね〜」は褒め言葉には違いないが、モテる人間は別にモテたくて生まれてきたわけでもない。そこには非モテには分からない苦労がある。それを背負い込み続けるストレスというのは確かにあるのだろう。一方的な告白を「当たり屋」というのはなかなかうまい表現である。 しかし、「自分が好きな人に好きになって欲しい」と望む桃香が念願の「好きな人」候補である湊と出会い、自分が抱えた感情に矛盾は感じていないのだろうか。たまたま廊下で出会っただけの「運命の人」。彼女はいつしか、自分自身が当たり屋の立場になっていることに気づいているのだろうか。ここで「まぁ、桃香はモテる人間なんだから、そんな彼女から告られても迷惑には思わんやろ」という理屈は通用しない。意に沿わぬ告白は平等に「当たり屋」。そして、桃香は湊がこゆんに対して抱いている気持ちを理解しながら告白しているわけで、なんかもう、計画的で一番タチの悪いアタり方である。そしてよりにもよって、ぶつかった相手はどんな相手にも保険料を全額支払う勢いの人間。そりゃまぁ、表面上は噛み合ってしまう。 しかし、上述の通りに湊の「配慮」は根本的に男女交際を想定したものではない。いつかどこかでほころびが生じるはずなのだが……桃香は、その洞察から湊の一段奥にまで掘り進めたようだ。最後の扉をぶち破るまでの突破力はないが、その手前で大きな気づきを得る。湊は、自分自身を差し置いて目の前の相手を優先することしかできない。つまり、常にイニシアティブは桃香の側にある。桃香がそれを手放さない限り、湊にターンは回ってこない。 生かさず殺さずの無限ターン。果たしてその現状維持に意味があるのかどうか、桃香は、そこまで考えているのだろうか。 PR
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関西在住の、アニメを見ることを生業にしてるニート。必死で好きな声優を12人まで絞ったら以下のようになった。
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