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最近のアニメや声優、Magicに対する個人的な鬱憤を晴らすためのメモ程度のブログ。
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 ロリユナかぁいい、第14話。今回は(今回も?)馬越キャラ作画バリバリで色々気持ちいい回。シナリオ云々は放っておいて、この画が見られるだけでもいいような気がしてきた。今回はコンテも神保さんで、色々神がかったシーンが多かったですよ。

 今回はサブタイトルの内容で全て。これまで最もイケメンポジションを維持してきた美闘士ユナと、輪をかけて女性の魅力を加速させるその師匠ピーコックのパブリーン様。この2人のプリキュア聖闘士の戦いが見られるだけで眼福もの。……でもやっぱりプリキュアだよなぁ。パブリーンさんなんか仮面はずしたら完全にキュアムーンライトだったし。ユナは今回聖衣装着シークェンスをたっぷり見せてくれたのだが、装着後には是非「雪原に咲く、一輪の花!」と叫んで欲しかったものである。キュアアクィラ。

 パブリーンさんの必殺技は「ピーコックブリザード」。どう見ても氷河と同じ系統なわけだが、水属性なんだろうか、風属性なんだろうか。流石にユナの師匠なんだから風かしら。きちんと師匠としての威厳もありつつ(声とか!)、ちゃんと弟子の成長と信念を信じてあげられる器の大きさも見せる。仮面を巡っての問答で意思の疎通を行い、最後には弟子の成長を最大限に認めるために仮面を外す、っていうのも良い演出。「男の前で仮面を外すってことは、そいつら皆殺しにするっていう証」って、原作でやったこと無いのが勿体ないくらいに鉄板だ。もう、相手にした3人は確実に助からない。まぁ、残り3人の雑魚っぽさを考えれば当たり前と言えるし、むしろあんな3人と相果てたかと思うとパブリーンさんが不憫でならんが。ちなみに、今回登場した3人組はサジッタ、アウリガは分かりやすかったのだが、もう1人が何座なのかよくわからんかった。調べたら「レチクル座」とやららしいのだが……なんで1人だけオリジナル起用なんだろう。サジッタなんて原作ではあれだけ重要な役割だったのに使い潰されちゃって不憫。結局、この世界で一番不憫なのは、シルバーなのである。

 で、せっかくのいい話だったのに……次回予告!! 全部もっていきやがった! イチさん流石やで!! こりゃぁ来週は荒れた展開になるな……オラすっげぇワクワクしてきた! え? 来週休みなの? ……イチさぁん! 「迫る毒牙」て!

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6月29日 ドラフト模様(AVR×3)
ピック順 【Metallica】→【Serra】→【Sangriter】→【Mei】→【Alessi】→【Thraxi】→
 おそらく史上最も遅い時間、2時半から開始されたドラフト。まぁ、既に時間が遅くなることは覚悟の上だったし、この大きく空いたブランクの中で仮眠を取っていた人間が結果を残すという、「遅らせたかいがあった」結果になっているのだから、これはこれで良しと見るべきか。気付けば夏至も回って朝日の登る時間は少しずつ遅くなっていくのだから、今のうちに朝日を出迎えながらの清々しさを味わっておけばいいじゃない。クソ暑いだけだけどさ。

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「這いよれ! ニャル子さん」 5→5

 よし、大丈夫。おおかた予想通りに推移した。改めて、人間の叡智に感謝するとしよう。

 ことアニメ視聴に関しては、パターンによる解釈は一長一短であり、個人的にはあまり短絡的になってはならない、という自戒もあり、なるべく機能させたくないと思っている部分はあるのだが、今作に関しては、予測していたパターンとの合致部分が多く、「やっぱり経験って捨てたもんじゃないな」と思ったものだ。12話の視聴を終えた後に残った感想は、1話を見た時に予測されたこの作品の大体の到達地点に一致していたのである。やはり、この作品はラノベアニメであった。粗製濫造のこの世の中、思いつきだけで作品を飛ばすことは大量消費の世相に合致しているので決して悪いことではない。悪いことではないが、そこから何か未知の面白さが出てくるかといえば、それはなかなか難しい。あくまでも「思いつきで出てきた新規性」なので、その部分の熱が冷めてしまえば、後にはどこかで見たもの、取り立てる価値のないものが残ることになる。

 本作についていえば、「思いつきで現れた新規な部分」は大きく2つあると思われる。1つ目は原作の手柄である、ニャル子のキャラクター設定。クトゥルフ関係の設定なんてほとんどが意味をなさなかったが、あけすけな痴女設定のメインヒロインってのは存外新しい。痴女のくせに別にエロいわけでなく、時に苛立たしいくらいなのにどこか可愛い。結局この作品は「ニャル子可愛いよね」といえばそれで済んでしまうほどに、ニャル子に依存した作品だった。そして、それはそれで価値があるものだ。そして、もう1つの新規性はアニメスタッフの力によるもので、「とにかくオープニング」である。史上希に見るオープニング詐欺とも揶揄されるように、とにかくオープニング。これは決して詐欺ではなく、「一番良いものを一番目立つ場所に陳列する」のは商売の基本であろう。うまく客が引き込めればあとはどうとでもなるのだし、最も客の目に入る玄関口を豪華に飾り立てるのは真っ当な戦略である。この部分に関しても、充分に機能を果たしていた。

 でもまぁ、あとは至って普通。いや、最終話の流れを見る限りでは、1話1話の区切りで盛り上がる部分が特になかったのだから、褒めるべき部分が少ない作品とすら言える。しかし、それも仕方あるまい。元々この作品が生まれた時点で、アニメ12話分の持久力を目的としていなかったのだから。ド派手に現れてひっそりと消えていく、7割方余韻みたいな作品のあり方ってのも、日本古来の詫び寂びを思えば案外風情のあるものなのかもしれない。

 あとはまぁ、中の人劇場のミラクルさを堪能するだけ。結局、その要素が楽しすぎるから、散々悪口みたいなことを書き綴ってみたものの、全く嫌いなわけじゃないのである。特に作中で挟まれたニャル子と真尋の入れ替わりシーンなんかは、アスミス・キタエリのスペックを確認出来るぜいたくなエピソード。元々「ニャル子ってどう考えてもキャラ的にキタエリだよね」と思っていたので、あの起用は本当に楽しかった。回りでやいのやいの言っているまつらい先輩とくぎゅの配置も完璧。もう、それだけでいいじゃない。バウムについては作中での出番が予想以上に少なかったのは残念だけど。

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「夏色キセキ」 5→4

 今期の、「心残りだったで賞」が贈られるべき作品。色々とみそがつきつつもそれなりにいじられるこういう作品がいいのか、それとも完全に空気のまま終わってしまうような作品がいいのかは難しいところだが。

 最終回がそれなりにまとまっていたおかげでシナリオ面についての不満点はあまり無い。日常ものでありつつもメインテーマの一端を担う「奇跡」要素を中心に女子中学生の生活を引っかき回し、毎回毎回毛色の違うハプニングの中でドタバタさせつつも「日常」の枠を出ず、最終的にはそうした「奇跡」の効果を「紗季の転校」という、奇跡でも何でもない「日常の大事件」へ収束させていく。少なくとも1クールもののシリーズ構成としては破綻無くまとまっていたし、毎週適度に興味を維持しつつ見られるだけの刺激もあった。考えてみりゃ「超常的な力でもって主人公が毎回全然違う種類の怪奇現象にもてあそばれる」っていうのは、ドラえもんとかキテレツみたいな藤子ワールドのテンプレートと同じなんだ。そう考えると、御石様というやっかいなドラえもんに捕まった4人ののび太のお話が面白くなりやすかったのは当然といえるのかもしれない。そのあたりの「単発としてのシナリオ」と、「シリーズとしてのシナリオ」の組み合わせの妙が、今作の見どころであったと思う。

 ただし、やはりどれだけひいき目に見ても、現代アニメでは珍しいほどの絶望的な作画状態をフォローするまでには至らない。結局、シナリオ面で明確な誘致要因を見いだしにくい「日常系」作品の場合、どうあがいても「萌えもの」のレッテルを取り払うことは出来ず、最低限必要なものは「作画の安定」である。もしくは、多少なりとも崩れたとしてもごまかせるような、強力なキャラクターのプッシュなどでとにかく視聴者の目を引きつける必要があったはず。本作の場合、どうやら「女子中学生4人の何気ない日常」という素朴なテーマにこだわり過ぎたきらいがあり、演出面での(過剰なまでの)売り込みはあまり望んでいなかったようで、そうした淡々とした進行を支えきるだけの「質」が維持出来なかったのは不幸である。どうしたことだったんだろう。あれだけばしばし放送前にCMを打っていたことを考えればそれなりに準備期間と予算はあるもんだとばかり思っていたのだが。天下のサンライズとは思えないお粗末な結果である。おそらく製品版では大量の修正がはいってもう少しまともなものが出てくると思われるが、とどのつまりは「質が低いことを理解した上でそれを垂れ流していた」わけで、怠慢の誹りは免れまい。種々の期待感があり、各方面から注目されていた作品だっただけに、この致命的な「不足」は残念至極である。もう少し各制作会社でリソースの割き方を考えて欲しいもんだけどなぁ。

 あとはまぁ、当然中の人的な盛り上がりを見せられるという売り方には注目すべき。「第2のスフィアクラブ」とも言える本作であるが、「女子中学生の永遠の友情」テーマをそのまま中の人への願望に転化するのは声オタの宿命。スフィアのユニットとしての活動はいつまでも続けて欲しいものです。そして、個人個人のスペックについては何もいう必要はない。役柄の差分もありつつ、相変わらず一番いいところを持って行ったのは戸松には違いないのだが、入れ替わり話での彩陽・美奈子の連携なんかはなかなか面白かったし、アイドルを目指すオーディションへの物語という側面もあったので、その辺の微妙な重なり具合から各人の隠しきれない個性が出てきているのは興味深かった。4人とも基本的にスペックが高いので、どっかで「全員役を入れ替えての再録」とかも見てみたい気がする。絶望先生のシャッフル話数みたいなやつを毎回やるっていう手もあるな。誰が優香をやるかで雰囲気ががらっと変わりそうだ。

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<白>

Ajani,Caller of the Pride/群れの統率者アジャニ(M13)」 M

 群れアジャニが続投。軽量プレインズウォーカーなのにそこまでのニーズが無いちょっと可哀想なカード。時代さえ合えばなぁ。

 

Angelic Wall/天使の壁(AVR)」 C

 1年前に「アヴァシンの巻物」を起動しようとして、「コイツ天使だから5点……違うわ!」ってなってた。紛らわしい。

 

Auramancer/オーラ術師(M12)」 C

 1回休んでの復帰、今回はエンチャントギミックがちょいちょいあるから、お仕事多そうですよ。こいつもレベッカ・ガイのイラストが変わらんな。

 

Blessing/祝福(4ED)」 U

 再録ですって言われても「知らんがな」としか答えられないカード。流石に4thってのは無理だなぁ。なお、カード自体は割と馬鹿にならない能力の模様。呪禁持ちにぺたんこ、二段攻撃持ちにぺたんこ。

 

Brave the Elements/精霊への挑戦(ZEN)」 U

 意外なハードカードが再録。デッキ選ぶけど効果は絶大。白ウィニーを推すカードとか、個人的にはヘイトの対象。プロテクションの説明のせいでテキストが無闇に長い。

 

Capashen Knight/キャパシェンの騎士(USG)」 C

 また絶妙なところからの再録。書いてあることはすげぇちっちゃい「真火の聖騎士」みたいなものだが、絶妙なコモン感。

 

Congregate/集い(USG)」 U

 マローが公式に「ちょっと失敗しちゃった」と語るカードが、ここにきて復活。世はまさに大ライフゲイン時代。このカードの爆発力が、何か事件を起こすかもしれない。ちなみに、ボクの中でこのカードは「パンチラ」という印象しかない。

 

Divine Favor/神聖なる好意(M13)」 C

 3年連続、3回目。悪いことは何1つ書いてないけどリミテッドでも割と地味。

 

Fortify/補強(TSP)」 C

 「時のらせん」当時は主にサリッドや巣穴から総出してきたゴブリントークンなんかのサポートで一撃必殺を演じたカード。単にモードが増えた「ラッパの一吹き(M13)」だが、ラッパが充分戦略を支えたのだから、これだって。

 

Griffin Sentinel/グリフィンの歩哨(M12)」 C

 M10で初登場して、1年休んでM12,更に1年休んでもう一回。オリンピックイヤーが好きなMagic業界の日暮である。

 

Indestructibility/不滅(M10)」 R

 ルール改正による「破壊不能」の説明のために久しぶりの登場。やっぱり「破壊不能を持つ」ってなんか変。

 

Pacifism/平和な心(M13)」 C

 何年連続だか分からん、何回目かも分からん。ひょっとしてスタン落ちしたことねぇのか、こいつ。

 

Pay No Heed/無視(TOR)」 C

 世紀のダルダル環境だったオデッセイリミテッドでは、青白の純正ダルデッキに投入されることもあったカード。まぁ、「励まし(ODY)」の代用品としてだけども。ぺいのーひーど! と名前を叫びたくなるのが不思議。

 

Pillarfield Ox/柱平原の雄牛(M13)」 C

 あまりに自由なテキスト欄を謳歌するためか、年々フレーバーが長くなってるんですが。しかもM13版今回、台詞言ってるの同じ人だ。

 

Planar Cleansing/次元の浄化(M13)」 R

 ハズレっていうなよ! 今回は「もぎとり(M13)」も無いから、安心してこのブロックのラスゴを名乗って良いぞ!

 

Serra Angel/セラの天使(M13)」 U

 リミテッドでの「とりあえず1引きしとけ」感は異常。

 

Show of Valor/武勇の誇示(M13)」 C

 去年からの新規組が続投。「保安/奉仕」の片方だけ、って言われるとちょっとしょんぼり。いや、コスト違うけどさ。

 

Siege Mastodon/包囲マストドン(M12)」 C

 この象の復活にアヴィトーラ将軍もお喜びである。

 

Silence/沈黙(M11)」 R

 カウンターを失った「静寂宣告」。嘘。多分こっちの方が強い。

 

Solemn Offering/真面目な捧げ物(M11)」 C

 いっつも思うんだけど、逆に「不真面目な捧げ物」があるなら見てみたい。

 

Suntail Hawk/陽光尾の鷹(10ED)」 C

 「審判官の使い魔」に勝てる部分を考える、っていう遊びをすると、3分ぐらいなら時間を潰せる。リミテッドだと、これにオーラ張るだけでも割と戦えたりする。

 

Wall of Sword/剣の壁(10ED)」 C

 基本セット常連だったのに、しばらくお休みしてた。6thでMagicに入門したとき、なんか知らんけどやたらコレに愛着を持っていた記憶がある。当時から壁好きだったんだろうなぁ。もちろん「氷河の壁(7ED)」も好き。


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最後までこの作画! 最終話。もう、結局なんだったのよ……そんなに難しいキャラデザにも見えないんだけどなぁ。今回なんて特に使い回しのカットが多かったんだから、時間使って作ってくれよう……

 とまぁ、結局最後の最後まで作画面でのグダグダばかりが目につく作品だったが、懸念されていたシナリオ面での幕引きは思いの外綺麗に。「そりゃそうするしかないな」という終わり方ではあるのだが、4人のメンタリティがきちんとまとまっていて、それぞれが「終わらないこと」と「終わらせること」にちゃんと意味を持たせて、それが全員の絆になる、というのは非常に端正である。一部で不安視されていた「紗季引っ越し取りやめエンド」とかじゃなくて本当に良かった。あと、オーディションも受からなくて良かった。しかしものすごい早さで結果が届いてたな……芸能のオーディションってそんなもんなんか?

 「終わらない夏休み」ってことで、当然頭をちらつくのは「エンドレスエイト」なわけだが、こちらの「エンドレス十数回」については、基本的に作中で4人だけがループを認識しており、それが子供の夢であるエンドレスサマーを演出しつつ、最終的にはループからの脱出が「奇跡からの卒業」を意味するようになり、子供が大人になる「夏の終わり」の風景と重なっているのが気持ちいい。優香に関しては本当に相変わらずだったので何とも言えないが、一番うじうじとくすぶっていた夏海が、強制的に背中を押されて自分から別れを選択せざるを得ない状態まで持って行くってのは、多少の残酷さはあるものの、まっとうな「成長」の描写といえる。最後の夜のタイムループ脱出が夏海視点から描かれたのも、そうした「卒業」の風景をはっきりと描くためだろう。こんな終わり方なおかげで「日常系」アニメにありがちな「アニメが終わっちゃうんだなぁ」感はよりいっそう強くなっていてちょっと寂しい部分もあるのだが、中盤のグダグダ感に比して「ちゃんと終われたな」という印象が強く残ったのだから結果オーライであろう。

 しかし……やっぱり今回一番存在感があったのって凛子のご母堂だよね。エンドレスエイトにおける長門的存在とでもいうべきポジションなのだが、母親の持つ包容力と「全部分かってる」感が何とも言えない。あの局面で選んだ一言が「いつ帰ってくるの?」っていうのが、すごいセンスだと思う。正直、ゾワッとしたもの。実はこの作品、人妻萌えの要素も結構強い。

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気付けば最近、小見川に対する嫌悪感は大きく低減されている気がする第11話。これってようやく慣れただけなのか、それとも彼女が相応のスキルを手に入れはじめたからなのか。……後者じゃない気がするんだけどなぁ。

 前回はイビチャ回、そして今回はエレナ回。これでようやくパイドパイパーの面々に一通りスポットが当たった形。前回はなんだかなぁな出来だったけど、今回は割と「らしい」仕上がりになってますね。ナルの寝取られ回とかもそうだったけど、こういうぼやっとした不安定な話を書かせた方が、ここのスタッフの場合は面白いものが出てくるのかもしれない。まぁ、ディティールを考え始めるとやっぱり色々と気になる点はあるんだけども。

 今回のお話は、カテゴリとしては一人二役もの(そんな名前の付け方があるのかどうかしらんが)、もしくは二重人格ものということになる。この手のサスペンス要素が強いお話は、過去に「銀の靴」(「妄想代理人」の3話)やその元ネタになっている某作品(ネタバレになるので一応名前は伏せる)が面白かったので無条件に好印象を持ってしまう。今回のお話も、ガゼルが「エレナ=ミラー」であることに半ば確信的なところからスタートし、「何故、アメリカの諜報員であり、売れっ子だった歌い手のミラーが、あんなオタクっ娘になってしまったのか」という謎からお話がスタートする。しかし、そこからイギリス諜報部などの働きかけ、そして実に都合の良いタイミングで襲撃してきた微粒子シークレットの働きを通じて、「あれ? 実は別人だったんじゃん」という解答へと導かれる。若者のトラパー遺伝子に働きかけて妄想を見せる悪戯シークレットの力によって、エレナはミラーとの逃走劇を夢想してしまい、そこには「自分とは全く違うミラー」がいたのである。

 しかし、「幻想」「妄想」というのは便利なもので、そこにいたミラーはあくまで幻。一緒について来たアオも認識しているから実在しているのかと思いきや、実は彼が見ていたのはエウレカとナルという故郷の幻想でしかなかった。拠り所を失い、シークレットの呪縛も弱まったところで、エレナはようやく「ミラー」の幻影を解き放つことに成功する。

 結局、じゃぁミラーってのは何者だったんだろうね、というエンディングになるのかと思いきや、ここでもう一捻りが今回のエンディング。ガゼルたちの調査はぎりぎりで打ち切られてしまったが、もう一踏ん張りしていれば、エレナ・ピープルズは既に死亡しており、現在知られている人間とは全くの別人であったことが分かったはずだった。つまり、現在の「エレナ」は、結局「エレナ」ではなく「ミラー」だったわけだ。いや、正確には今現在のミラーはアメリカ政府が送り込んだ「ミラー」ではないので、「ミラー」でも「エレナ」でも無い、という結論。どこで入れ替わったのか、何が起こったのかは想像するしかないが、元々ミラー自体が虚勢・偶像であったことを考えると、元来ミラーという人格そのものが単なる厨二病で人格を生み出すオタクっ娘だったのかもしれない。やりよる。

 というわけで、謎が全て片付いたわけじゃないんだが、二転三転して揺さぶられるサプライズはなかなか興味深い筋書きだった。アメリカがミラーの重要性をどの程度見ているのかにもよるけど、今後彼女の正体に言及されることはあるんだろうか。正直、無くても問題無い、というかこれ以上掘り返されても蛇足な気がするんで、気になる人は考察をして見るといいんじゃなかろうか。

 今回はメインシナリオ以外にも、ゴルディロックス再登場からの謎のサービスシーンなんかもあって、退屈せずに見ることが出来た。冒頭でフレアが父親絡みで荒れるところも面白かったしね。エレナに「他に好きな人がいるんだよね」と振られたとき、何故か一瞬イビチャが固まってたような気がしたんだが、イビチャさん、実の娘みたいに気にしてるんでしょうかね。実父はあんななのに。あと、すっげぇどうでもいいことが気になったんだけど、エレナたちがエア・カーを爆破してイビチャが駆け寄ってくるシーン、あのときのノアってどこに隠れてたの? ひょっとしてイビチャの後ろをものすごい勢いで追いかけてきたとか……何それ、怖い。

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「ZETMAN」 5→5

 始まりはゼロ、よろしかったんじゃないでしょうか。いかにも読売系、っていうまとまり方だったと思う。なかなか他の局だとこういう作品のアニメ化ってしてくれないしね。

 振り返ってみると、話の筋立ては本当にシンプルで、「正義とは何か」という永遠の命題を、黒と白の2人のヒーローの正義感、生き様を対比させ、そこに絶対悪を紛れ込ませることで問うていく形。結局どちらが正義か、とか、どちらが勝つのか、といった終わり方にはなっていなかったが、そりゃまぁ、たかだか13話であっさり理解されても困るしね。1クールで終わってしまうのは意外だったのだが、この尺にしては案外内容も豊富だったし、原作ファンからもそこそこ満足してもらえるくらいの出来にはなっていたんじゃなかろうか。いや、実際には原作が続いてるみたいなので、どの程度の「未完」っぷりなのかはよく分からないけども。

 基本的に主人公2人の「正義」が揺れ動くものとして描かれているおかげで、この作品は「悪」の方が際だった存在になっている。2人のヒーローを形成しようと躍起になるおっさんどもがこれでもかと素敵な不幸を提供し続けてくれるため、どこまで言っても胸くそ悪い展開しか待ち構えていない。あっさりと人が死ぬし、あっさりと仲間には裏切られる。生真面目に生きようと高雅がもがけばもがくほど、その先には絶望しか待ち受けていない。何となく予想をつけながら見ていても、なかなかやるせない気持ちになれるお話である。ただまぁ、視聴者視点からすると高雅の幼稚な「正義」感にも同調できるわけでもないし、当然無頼を気取ったジンに感情移入するでもない。2人があーでもないこーでもないと大人に振り回されてどんどん追い込まれていくのを見ていると、「悲惨だなー」という気持ちはありつつも「そうなれば、そうなるやろ」という、なんだか腑に落ちる部分も多かったりするのである。なんだろうね、この微妙な歯がゆさが気持ちよくなる感覚は。

 あとはまぁ、このどうにもならないお話をそこそこ楽しみつつ、存外出来の良かった映像面でのまとまりと、おっさんフェスティバルな中の人祭りを楽しむだけ。やっぱりね、おっさんが活躍出来るアニメって素敵だと思うんですよ。最近だと「Fate/Zero」もおっさん声優が贅沢に共演していて話題になったが、実はおっさん濃度で言ったらこちらの方が圧倒的に上。個人的に「親父にしてみたい声優」第1位(?)の菅生さんが活躍してるだけでもたまらんし、奇人変人おっさんパワーでは右に出るものの無い堀勝之祐氏も大大大好き。飯塚昭三氏がいて、広瀬正志氏がいて、石井康詞がいる。もう、アフレコ現場の加齢臭がすごそう。たまりません。千和を放り込んだら発狂するレベル。

 終わりならゼッ。

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「ヨルムンガンド」 5→5

 最終話がちょっとナニだったのでややとっ散らかった感はあるものの、シリーズを通じての評価で言えば充分今期では上位に入る出来の作品。今から秋が楽しみではある。

 本当に、惜しいとしたらシナリオの詰め込み具合だけ。話の筋はシンプルな作品だから、これにプラスアルファでアニメならではの良さを出すとしたら、独特の「悪漢たちの社会」を描くすれっからした感じを引き出す方向になると思うのだけど、急いてしまうとどうしてもそうした「おおごと感」が薄れてしまって、本当に武器商人が淡々と武器を売って回るだけの進行になりかねない。もちろん、ほとんどの話数ではそんなことは無くて、きちんとココたちの個性を押し出しながら、ピカレスクならではの爽快感もあったし、ココのふざけたキャラクターもいい味になっていた。最初は「尖ってるな!」と思ったキャラクターデザインも、ココがよくやる百面相を見ているうちにどんどん馴染んできて、独特な「隈取り」フェイスも面白味になっていたと思う。考えてみりゃ、あんだけ大胆に顔が変わるシーンはアニメにするとなかなか見せ方が難しい要素だったんじゃなかろうか。

 あとはいつかも書いたことだが、この作品独自の長所は「武器商人」という立ち位置がそのまま見せ場に出来ること。「この武器ならこう使え」といった見せ方もそうだし、バトル要素も「多分みんな色んなことに精通しているからこんな風になるんだろうな」というよく分からない説得力の持たせ方でオリジナリティが出る。今時のアニメだったら、刀だろうが銃だろうがバズーカだろうがミサイルだろうが、扱うのが華奢な女の子だったりするんだが、この作品は基本的におっさんとムキムキだけだから安心だ。カレンさんがちょっと細身だったくらいだろうか。そうなると、自然に最萌えキャラがヨナ坊になるというのが恐ろしい。別にショタの気はないのだが、屈託無く笑えるようになったヨナは本当に「普通に利口な男の子」だよね。ラストエピソードでのバルメを通じたココとの関係性は良かったと思う。メインヒロインのココがあまりにも完成された人格なもんだから、回りにいるヨナやバルメの精神性を成長させることで物語としての進展を生み出す流れなのでね。次のシリーズではヨナが何をやらかしてくれるんでしょうか。

 その他、レーム、ルツなどのメインスタッフ、スケアクロウやショコラーデなどの賑やかしも短いスパンできちっとキャラを出してくれていたし、どこまでギャグになっても一線は越えずにきちんと「命の取り合い」という路線をキープしている舵取りのバランスもよい(考えてみりゃ、阿澄ボイスが聞こえてきたのに殺し合いの現場、っていうのはすごい設定だと思うよ)。このあたりは流石の元永さん、といったところか。個人的には、「刀語」の時にも面白い起用のされ方をしていた音楽担当の岩崎琢氏の仕事も大きかったんじゃないかって気もする。これ書いてる今日この日、丁度サントラが発売されたらしい。…久しぶりにサントラ欲しいなぁ。

 そして音響といえば中の人ですよ。最初は当然バルメの中の人目当てで見ていた部分が大きかったんですが、最終的にはきちんとメインヒロインであるココがお気に入りになってました。御前は良いお仕事をしてくれる。デビュー当時は割とお堅い役や包容力を求められる役が多かった気がするけど、最近は(本人のキャラのおかげか)こういう飄々とした得体の知れない役も増えたね。本当に、いい歳の取り方をしていると思う。

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関西在住の、アニメを見ることを生業にしてるニート。必死で好きな声優を12人まで絞ったら以下のようになった。
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