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最近のアニメや声優、Magicに対する個人的な鬱憤を晴らすためのメモ程度のブログ。
「ビーエイチ」って発音しちゃうんだww第10話。いや、別にそれでもいいんだけどさ、今回のエピソード中、原作のセリフでは「BH」表記が2回あって、1回目のバッファローマンは「ブラックホール」って呼んでたから「まぁ、流石にそやろな」って思ったらそのすぐ後でスプリングの奴が「ビーエイチ」って呼んでるもんで、何が何やらよくわからんかった。もしかしてバッファローマンはまだちょっと気まずさが残ってるからあだ名呼びできない、みたいな演出なんでしょうかね。 などとどうでもいい話題はさておき、今週の最大の見どころは何といっても悪魔超人軍のわちゃわちゃである。なんかよく分からない地下洞窟住まいの面々、あれほんとにどこなのか謎なんだけど、アトランティスの特訓とかもみんないっしょにやってたし、もしかして普段から集団生活してるんでしょうかね。アニメ化に際して惜しかったのは、尺の関係で悪魔マント(?)に関わるくだりが全カットだった部分で、1人1人が適当な理由をつけて完璧超人をターゲット指名していく台詞はなくなってしまった。まぁ、すげぇいい加減なことしか言ってなかったから切ってもいい部分ではあるんだが、特にカーメンの「クラッシュマニアの血を吸ってしまえという神のお告げ」は下ブレ感が尋常じゃないのでちょっと残しておいてほしかった気も。代わりに、ちょけるステカセさんのシーンは完全収録でほんとに可愛い。っていうかこいつらみんなして和気藹々とふざけ合ってる姿が全部可愛い。あれだけ冷酷に悪魔の使命として味方の犠牲を尊重していたスプリングマンが、この後の展開で最大級の友情パワーを発揮していくっていう展開を知っていると尚更である。あと、みんなして憎まれ口を叩きながらバッファローマンを補佐して盛り立てていく姿勢についても、この後の展開を知ってると「こいつらめっちゃ見る目あるやん……」って感動してしまうポイント。やっぱり付き合いが長い分だけ、バッファローマンがスペシャルであることを感じ取っていたということなのだろう。 そんなバッファローマンに「全てを見ておけ」と託した魔雲天。残念ながらバッファローと武道の直接対決は叶わなかったので試合そのものを見せた意味はあんまり無いんだけど、バッファローマンが後々に始祖の欺瞞を見抜いて勝機につなげる展開に関わったといえば関わったのかもしれない。なるほど確かに大殊勲である。魔雲天って本筋での出番は割と少ない方の超人だったはずなのに、この短いエピソードだけでグッと好感度あげたよね。どこぞのマキマキとはエラい違いである。 そうそう、今回の魔雲天の決めポーズのおかげで今更気づいたんだけど、グランドキャニオンでの試合、ナイトシーンになってましたね。思い返せばテムズ川も暗かったので、これってもしかしてキン肉マンのとんでもネタあるあるの「世界中から中継してるはずなのに時差が無い」っていうネタをきっちり回収して整合性をとった結果なのか。だとしたらアニメスタッフのこだわりすごいな。別にそこに矛盾があっても全然気にしないのだが……。大峡谷での対決がナイトシーンになったことで、この度の魔雲天の唯一とも言えるキメシーン、トップロープ上での宣誓が逆光に映えて格好良く仕上がっている。こうやって花を持たせてくれる演出いいよね。紹介ムービーでも「数々の超人を葬り去ってきた」とか紹介してくれたしね。我々熱心な読者でも「魔雲天が葬った超人」が誰なのかは全く知らないんですけどね。 ちなみに魔雲天については「柔道超人」という部分にも割とツッコミが入ることが多いが、今回はアイキャッチのTIPSで「柔道から学んだチーム戦術」とか書かれちゃってるので「お、おう」と納得するしかない。今回に至るまで、あいつにチーム戦略の要素なんて1つもなかったやんけ、とか思わない。霊になって邪魔してたあたりが多分チーム戦略。ついでにTIPSからもうひとネタ拾っておくと、魔雲天ドロップといえばやはり「ペシャンコに」する技です。こちらはキン肉マン超人テーマソング、魔雲天のテーマ「地獄の山脈」の歌詞にも象徴的に登場するフレーズである。「ぺしゃんこ」っていう間抜けなワードも、宮内タカユキ歌唱でバシッと決めると格好良く聞こえるんだから不思議なもんだぜ。あ、ちなみに武道については「剣道超人」と言われていますが、同じく超人テーマソング「覆面の狩人」内の台詞によれば「武道、すなわち剣道柔道空手道など、あらゆる武芸に精通」しているらしいので、武道の概念は柔道超人の上位互換です。 さぁ、第1ラウンドを終えて試合は次のフェイズへ。この度完璧第2陣のキャストも発表され、特にグリム=べーさんというあたりが話題になっていましたが、引き続き出し惜しみなしの良いキャスティングになってるんじゃないでしょうか。特にネメシス役の草尾毅については「そうきたかぁ!」というナイス采配。それにしても体が緑。 PR 確定演出アツい、第9話。やっぱアニメ版キン肉マンにとってシンボルとなるのは「キン肉マンGo Fight!」なんでしょうかね。個人的にはシリアス味が強い「炎のキン肉マン」の方がどっちかってぇと印象深い派です。そっちも是非どこかでリメイクしてほしいな。なんならセンセーションの方も。串田アキラが元気なうちにやれること全部やろうぜ。 毎回きっちり原作3話分ずつ進行しているので今回も大きな改変などは無く進んでいるのだが、原作首っ引きで確認しながら視聴している身としては、今回が今までで一番細かい編集が多かった回かな、という気がする。ざっくり言うと台詞のカットがかなり多く、詰められるところをぎゅぎゅっと詰めまくった感じ。これは改めて原作を丁寧に読むと理由が分かって、今回展開された3話分、とにかく設定の説明が必要な話なので他のエピソードに比べて圧倒的にネームの量が多いのである。説明しなければいけない要素としてはまずは「ピークのトンデモな性質」について、そして「キン肉マンとカメハメの関係性」「カメハメがキン肉マンに伝えたこと」「その精神がなぜピークを凌駕したのかという理屈」「ピークと武道の関係性」「完璧超人の掟とピークの変心」と、丁寧に掬っていかないと訳のわからなくなる要素がてんこ盛りなのだ。そのどれか1つを完全に切り捨てるという措置がありえないため、それぞれの要素からちょこちょこ抜ける部分を抜いて軽量化を図っているのである。改めてこういうのを見て、「やっぱアニメの脚本家って難しい仕事だよなぁ」と尊敬の念を新たにする。いや、うまくいってる作品だからこそだけども。 要素が多いのでいちいち全部は回収しないが、毎度のことながら過去エピソードでも切り捨てていい部分は容赦なく切っている。具体的には今回「ジェシーメイビア」という名前は1回も出てこない。まぁ、無くても問題ないのでしょうがない。一応そのために回想シーンのキン肉マンがカメハメに言った文句が「お前の代理でジェシーメイビアと戦ってやるのに」みたいな内容から「お前の技を受け継いでやるというのに」とだいぶ恩着せがましくなってる部分だけがちょっと気になったくらいか。まー、ここで「カメハメが1度ハワイ王者を譲り渡した」みたいな面倒な説明いれてられないしな。 他には、バッファローマンの「こうして私はキン肉バスター返しを誕生させました」みたいな丁寧な解説もカット。これも画面を見てれば不必要な要素なので問題ないし、当然風林火山の歴史の説明なんかも、そもそも「あんま覚えてる人はいないだろうけど!」って言ってるくらいだから端折ってもいいだろう。まぁ、原作読んでる時は「確かに、風林火山ってアニメでめっちゃ使ってた印象あるけど、原作だと出てきたの1回だけなんだよなぁ」ってしみじみしたので、その辺の要素が響く人からしたら残念な修正かもしれないが。でも、そんな「アニメ版の象徴たる風林火山」にメインテーマ重ねるのはやっぱアツいのでナイスな演出でしたよ。地味に、技の説明にその後カメハメが捕捉してくれた「それぞれの技にどんな意味があるのか」を織り交ぜてくれた改変も○。そして何より、カメハメの声で風林火山の文言を詠唱してくれたのが◎。もう、我々にとっての最大級のご褒美でした。ありがとうございます。 こうしてきっちり主人公の帰還を印象付けてくれたマッチメイクは素直にとても良いものだったと思う。キン肉マンにおける超人レスリングって、作中でキン肉マンも言うようにどんどんド派手なオリジナルホールドの応酬になってジャンプ的な能力バトル感が強くなっていくと思うのだが、根っからのプロレスファンであるゆでたまごはそれをあんまり良しとしてなかったきらいがあるのよね。その揺り戻しが「2世」で露骨に出てきて、2世の時代って、現実のプロレスの流行り廃りもあるのかもしれないけど、やたら渋いグラウンドでねちっこく展開する試合描写が多かった。画力の向上もあってそれでも作品としては成立してたんだけど、やっぱ活劇漫画としてどうしても地味なところがあって、2世の頃の間延びした雰囲気は試行錯誤の過程だった気がしている。そしてこの新シリーズ。キン肉マンという象徴を使って「渋い技も見せたい」という主張を声高に叫びつつ、それをしっかりギミック超人の打開策として意味を持たせ、ドラマを膨らませているストーリーテリングが実に綺麗。「ゆで、やれば出来るやん」と本当に感心したものだが、まぁ、有能すぎる若手編集のアイディアがどれくらい関わってるのかは不明。なんにせよ、この辺のバトル展開、シナリオ展開で新シリーズキン肉マンがその支持を磐石のものにしたのは間違い無いだろう。 こういう話をすると2世を馬鹿にしてるように見えてしまうが(まぁ、実際その傾向は否めないが……)、別に2世も嫌いじゃなかったんですよ? いろんなテイストをまるっと飲み込んで、老境にいたり完成したキン肉マンが今のシリーズ、それでいいじゃないですか。だから、次の確実に消化試合にしか見えない魔雲天の試合だってちゃんとフックがあるんですよ。たとえ「まぁ、こんだけ男気を見せた魔雲天も、十数年後には可愛いオーバーオール着込んでトラックで息子の部活の送迎してくれる子煩悩なパパになるんだけどな」とか思っちゃってもね。あれはあれでいいエピソードだ。 武道の殴られ続け記録更新中、第8話。原作だと最初の武道の台詞のところで魔雲天のパンチをカットしてカウンター入れる描写が入ってるんだけど、その後もひたすらマウント取られ続けてるっていう矛盾が発生してしまってるおかげでアニメではカットされている。おかげで武道さんはここ3週間くらいずっとおねんねしっぱなしである。 Aパートはアトランティス戦の決着。いいですね、ちゃんと格好良かったです。アトランティスの全身緑色で皮膚なのか鱗なのかもよく分からない形質ってなかなかアニメで表現するのが難しそうなんだけど、ちゃんと「緑色の筋肉」みたいな躍動感が出てたんじゃないでしょうか。それはマーリンマンも同じなんだけど、こいつら「水棲超人」って括りだけ同じくせに何もかもが違うのはどういうわけなんだろうな。まぁ、超人世界に進化の系統樹とかの話を持ち出してもなんの意味もないんだけど。ちなみに今回アトランティスはアイキャッチのTIPSでも「古代アトランティス帝国の系譜」っていう触れられ方をしているんだけど、多分古代アトランティス帝国の人に魚要素はないぞ。あと同じくTIPSで「セントヘレンズ大噴火、昔はネックハンギングからしか出せなかったけど、キン肉マンとの試合の後でトレーニングしてどっからでも炸裂させられるようになったんだ!」というフォローまで。ありがとう謎TIPS。まぁ、理屈は1ミリも分からんけどな。 そんな頑張り屋のアトランティス、多分タワーブリッジの練習は1回もやったことないと思うけど(多分やってたら友達から冷やかされる)、土壇場であの技を炸裂させたということはやっぱり当人の思い入れが強かったということなのだろう。イイハナシダナーと思ってしみじみ聞いていたが、ふと今回冷静になって考えたら、アトランティスが固執するのってむしろロビンじゃなくてキン肉マンが正しいんだよな。負けてんだから。苦汁を舐めさせられたキン肉マンのことをさっぱり話題にせず、自分の勝ち星の記憶であるロビン戦を擦りたおすアトランティス、考えようによっては単なるヤな奴のはずなのだが……それ以上に「えっ、テムズ川で戦わなきゃいけないの? ほなロビン風味出してあげないとお客さんも可哀想かぁ」みたいな気の遣い方に悪魔なりのショーマンシップを感じる。多分、素直にそのまま受け取ってふつーにイイやつなんだろうな。ちなみにどうでもいい話ですが、こんな可愛いアトランティスは先ごろ発売された「悪魔超人熱海旅行殺人事件」で被害者役です。かわいそう。 心臓を2度も貫かれながらも気合のタワーブリッジで痛み分けまで持ち込んだアトランティス。そのメンタルは本当に凄まじいものがあるが、もっと凄まじいのは無惨にマーリンマンの背骨を粉砕し、死にまで至らしめたタワーブリッジの威力。本家ロビンでもダイレクトに死に直結するタワーブリッジなんてほとんど出したことないだろ。これまでの完璧超人の死因が自殺&赤き死のマントと分かりやすい殺処分だったのだが、マーリンマンだけは直でフィニッシュホールドから死亡という壮絶な最期を遂げた。アトランティスさんは「地獄でやり合おうぜ」と言っていたが、マーリン目線ではご勘弁被りたいところだろう。まぁ、鏡を使えば死の国からこっちに簡単に出てこられるんですけどね! 転じて一気にユルい雰囲気になるBパート。今作では貴重な主人公の試合である。だいぶ長いシリーズになったが、現時点でスグルの直接のバトルは4回。まぁ、決して少なくはないが多くもない。そしてそのうち1戦が「2世でよく見たやつだ……」というちょっと不安がつきまとうギミック超人とのバトルである。でもまぁ、ピークアブー自体の設定はそれなりに面白そうではあるよね。コピー技とか使うキャラはどんな格闘漫画でも定番だけど、こうして「相手を模倣し、さらに上をいく」という「青眼虎」戦法(俺は本当にこの表記が好きだな)はキン肉マンでは初めてだろうか。まー、「んなわけあるかい」っていうギミックではあるんだけど……スグルの現役復帰第一戦ということで「基礎から思い出してスグルのいいとこを出していく」ギミックとしてはちょうどいい。 ただ、やっぱりちょっと油断するとギャグバトルっぽい流れはゆでらしいトンチキシチュエーションが出がちなのは注意が必要で、これも原作ではスルーしてたんだけど、突然観客が「可哀想だろ!」「あやしてやれよ!」ってヤジ飛ばすのほんとゆで。どゆことやねん。「リング上に何も分からない赤ん坊が上がってる」っていう前提をなんの疑問もなくスグルも観客も受け入れられるのすごいよな。さっきまでボコボコふまれてたやないかい。まぁ、次週からはシリアス一辺倒になるので雰囲気は安定することでしょう。 この試合でも注目せざるを得ないのはやはり中の人の頑張り。石下翔弥くんのピーク、程よくキモい感じが演じてて楽しそうでいいですよね。そしてようやく本腰を入れて聴くことができる宮野真守のキン肉マン役。まー端々で「マモやないかい」ってなるのは付き合いが長すぎるのでしょうがないが、そっちよりもむしろ所々で「えっ、すごいきっちりキン肉マンになってる」って思う瞬間があることを褒めるべきでしょうね。別に神谷明の模倣をするってわけじゃなくて、むしろ「キン肉マンはこういう話し方をする」に合わせてる感じがちゃんと伝わってくる。面堂役に続いての配役ってことで、元々神谷明との相性は良かったとは思うんだけど、そこで似せるだけの作業にしないのがマモのお仕事ですよ。そしてそんなキン肉マンのためにカメハメが出てきます。どっちかと言ったらそりゃカメハメの方が先代には似てないわけでな。今回はもう「このキン肉マンに何かを伝えるにはこの声しかない」ってんで兼ね役で任されてる状態なわけで。ちなみに今調べてて初めて知ったのだが、元々カメハメ役をやっていた蟹江栄司さんという人(ラーメンマンなどとの兼ね役)、当時めちゃめちゃ早逝してたのね。神谷さんはそうした過去のお仲間の分も背負ってるんだから、歴史の長さにドラマを感じるなぁ。 今回ロンドンの男の子ポール役を演じた声優さんは将来Wikiに「キン肉マン 完璧超人始祖編:ポール」って書かれるんだよな……第7話。後から見て「誰やねん」ってなる。まぁ、新人さんらしいのでポールを足がかりに頑張ってください。(いきなり何の話?) でもポール君が今作の中で果たした役割はとても大きい。キン肉マン名物「友情パワーの大切さを伝えてくれる無垢な少年」であり、テリーにぶん殴られてキン肉マンに火をつけたり、幸福の青い鳥ブルーサンダーを連れてきてくれたり、過去にも困った時にはぽっと出の少年にお世話になっているのだ。今回そんな少年が示してくれたのは、今作における悪魔超人の立ち位置、というか上手い使われ方。原作ではすでにステカセがウォーズマンリスペクトを匂わせてその辺を示してくれていたが、アニメではそこがカットされていたのでこのアトランティスが明確に示してくれた「昔戦った正義超人たちのことは尊敬してるんだぜ」というムーブ。カーメン・BHにその要素が1ミリもなかったのでここまで原作を読んできた読者もちょっと意識の外に出ていたことだったが、そこをよりにもよってアトランティスが示してくれたことにより、おっちゃんたちはすっかり悪魔超人にキュンキュンしてしまったのである。 だってさぁ、アトランティスだよ? どっかでインタビュー受けた安元も言ってたけど、ロビンのマスク握りしめての「ケケケ〜!」は当時数々の少年少女にトラウマを植え付けたに違いない。悪を自称する悪魔超人の中でもとびきりの汚れ役、それがアトランティスだったのだ。そんな彼がさ、曲がりなりにも自分が倒した相手にきちんと敬意を払っていることがわかり、かつての因縁を思わせるリングで次々にエモを展開してくれるわけじゃん。この展開を読まされたら、もう「そうか、この新しいキン肉マンはこういうシナリオ作りができる作品なんだ……」って全面降伏するしかないじゃん。アトランティスの一番上手い使い方は間違いなくこれだよ。 冷静に考えりゃ変な試合なんだよ。そもそも「水棲超人って何?」って話で、多分アトランティスもマーリンマンも日常生活はふつーに地上で送ってるんじゃねぇのか? 肌が乾くと死んだりするんだろうか? そんなよく分からん、ふつーの漫画だったら噛ませポジにしか見えない変な「水中専用キャラ」がさ、よりによって水上リングでぶつかって互いに水中での強さを主張しあう。これだけ聞いたらどんだけしょっぱい試合だよって思うよ。ほんとなら一番かわいそうなのはアトランティス当人で、今まで独占してたはずの「水の中で強そうな超人」っていうアイデンティティを完全に奪われてオリジナル要素を全剥奪されかねないんだから。マーリンマンの方も、露骨なキャラ被りの中で完璧超人らしい強さを見せつけなきゃいけないとかいう無理難題を押し付けられ、最終的にはヒレを回すくらいしかやることないわけですよ(キン肉マンの超人、とりあえずパーツ回転させすぎ問題)。 しかし、この試合が6つの試合の中でもトップレベルの激おも感情増し増し試合になってるのは全てアトランティスの動きのおかげ。ロビンへの敬意、ロビンの思い出語り。「そうか、お前にとってあの一戦ってそんなに大切なものだったんだな……」っていうだけでおっちゃんたちは「朝まで呑もか!」ってなるじゃない。いいやつだなぁ、アトランティス。 そんなアトランティスの特訓シーン、アニメではちょい追加されており、ステカセにも蹴られたり、なぜかカーメンがのどの上に乗ったりしてた。原作だと全然気づいてなかったけど、アトランティスが「岩のような皮膚に変化して……」って言ってるシーンでアトランティス殴ってるのがよりによって魔雲天だったからちょっと笑ってしまった。その後のアトランティスが感慨深く喉を触ってるカットは原作コミックでは連載版から描き直しが入っている特別なシーンだったし、ほんとにいいアニメとして描いてもらっています。ところで、原作時点で思ってたんですが、「ウィークポイントをストロングポイントに変える」ってのが悪魔超人的発想だってのはいいんですが、アトランティスがこんだけ苦労したってことは、キーパーツを無効化して呪いのローラーまで取り付けたサンシャインってどんだけ努力を重ねた結果だったんだろうね。 閑話休題、こうしてアトランティスばっかり持ち上げるとマーリンマンが不憫な気もするが、彼は彼で「こやつ受け身が巧みすぎる」というアトランティスの変な台詞でフィーチャーされた「受け身のうまさ」がしっかりアイキャッチネタで活かされてたり、ちゃんとリスペクトのある描かれ方にはなってるんですよ。説明がないとどう考えても「魚が口の中から浮袋を出したなんて一瞬でわかんねぇだろうなぁ」っていう必殺技も含めてね。多分、今後「キン肉マンカルトクイズ」とかが作られた時に難問になるであろう必殺技第1位、ピラニアン・シュート。 原作3話区切りが基本なのでよもやのところで今回はおしまい。いい見せ場作ってもらったなぁ……。 なんで最後の提クレバックがよりによって「ニードロップミスったダルメシマン」なんだよ、第6話。流石にそこ取り上げるのはかわいそうやんけ、ただでさえ不憫なやつなのに……。 BH! BH! BH! というわけでまるまる1話分ブラックホール戦。原作連載時には悪魔超人たちの登場で一気に読者たちがヒートアップし、ステカセの善戦でさらに加速、カーメンの醜態で4コマガイジンのように一旦座り直した我々だったが、このブラックホールの戦闘は悪魔軍の初勝利というだけでなく、全く意味が分からない上にあまりに子供向けなゆでイズム全開だったためになんか別な感情にもスイッチを入れてくれる素敵な試合となっている。アニメで初めてキン肉マンを見る視聴者ももしかしたらいるかもしれないが、流石にこの試合は「は? 何言ってんだ?」と思うパートが多かっただろう。安心してくれ、根っからのファンだって何されてるかは分からん。ゆっくりキン肉マンの味を覚えていってくれ(お口に合わなかったらバッドラックだ)。 しかし、毎度のように原作と比較していくと、今回のアニメ化、ほんとのほんとにスタッフがガチでシナリオ検討してくれている様子がよくわかるものになっており、なんと、意味が分からなかったゆで展開を多少なりとも意味のわかるものにしようと細部をいじってくれている。原作ファンもちょっと感動したと思う一番の変更点は、意外にもダルメシマンの放ったサリベーティングシールドの効果であった。ブラックホールの影殺法を封じるための方策、かつてキン肉マンはサンマッスルという謎の発光現象で「強い光を発する」ことでリング全体を照らして影を消滅させたわけだが……ん? 強い光が影を消す? どういうことだ? ……ま、まぁ、なんか、そういうことよ。そして原作でのサリベーティングシールドは、なんとリング全体を覆ってしまうことでブラックホールの影を消すという、犬ならではの実にクレバーな対策法で……ん? 太陽を遮って影を消す? どういうことだ? ……。 いいかいみんな、落ち着いて聞いて欲しいんだが、俺は原作を最大限楽しんだ上で、今回のアニメ放送を見た今の今まで、この展開に1ミリも疑問を持ってなかったんだ。「犬がよだれで影の対策するなんて、またアホみたいな技だぜ!」とは思っていたが、その効能に疑問は一切持ってなかったんだよ……これがゆでたまご脳だ。調教の成果だ。……ものの分からぬ幼少期はまだしも、おっさんになった今でもゆで論法に丸め込まれることってあるんだな……そうだよ、冷静に考えれば、太陽を隠すシールドを作ったら影は消えるんじゃねぇよ。単にもっとでかい影になるだけだよ……。なんで気づかなかったんだ……。 という事実にアニメスタッフは気づいてくれたんでしょうね。「どうします、これアニメで絵的に嘘はつけますけど……」とは思ったかもしれないが、ブラックホールという「影」に対抗する手段としては、やはり「光」の方が画としても映えると判断したのだろう。アニメ版サリベーティングシールドは、単なる覆いではなく「太陽光を乱反射させて光源を増やすことにより、あたかも手術室の無影灯のように影を消す光源」という概念になりました。わざわざテリーを使って解説させるくらいにはお利口なこのアイディア……なんて優秀なアニメスタッフなんだ……。 まぁ、もちろんその後の展開もバリバリゆでイズムなのでそこだけお利口にしたところで焼石に水なんですけどね。これもアニメで初めて気づいたんですが、ダルメシマンが影の中のブラックホールを特定するくだり、最初は「俺は開始1不運でお前本体の匂いを覚えたから、分身したとしても嗅ぎ分けられるぜ」って言ってんのに、襲撃時には「さっき本体に唾液でマーキングしておいたのさ!」って言ってんの意味わかんないよね。一応「本体っぽいやつを覚えた」→「8メンキックの時にマーキング」→「だから影に潜っててもわかるよ」ってことなんだろうけど、どう考えてもマーキングのくだりは不必要なんだよ。 あと、これはアニメ用に分かりやすくするための改変だと思うのだが、原作だとダルメシマンの嗅覚は人の1京倍だそうですが、アニメでは「1ケイ」という音が分かりにくいということで「犬の嗅覚が人間の1億倍、そして俺の嗅覚は犬の1億倍」という表現に変更されております。こういう細かいところが気が利いてるし、序盤の攻防ではコブラツイストによる細かい絡みも追加。ブラックホールの技巧派な面もチラ見せしてくれている。 そういや前回「多彩で小器用な超人はキン肉マンだと貧乏くじ引きがち」みたいな話をしたけど、今作になってその下馬評をひっくり返したのがブラックホールさんかもしれない。こんだけ意味のわからない能力持ちなのに最終的に2勝ですからね(ネタバレ)。今じゃすっかりスプリングマンに続いて悪魔超人軍No.3的なポジションに固まった。こんな無茶苦茶な設定の超人のくせして。ちな、私は7人の中で一番好きなのが彼だったりします。やっぱフォルムが刺さるのよなー、子供心にこの不気味さはほんとツボだったからさー。中の人の宮田俊哉も善戦してくれたんじゃないでしょうか。 そんなBHが見事なゆで理論を展開して華麗なる1勝。新オリジナル技のフォーディメンションキルもなんの説明もなく出てきた割にはちゃんと格好いい模範的なドロップ技のデザインに仕上がっている。ぜひ、機会があったら更なるスピンオフとかで四次元殺法コンビには再活躍の場を与えてあげて欲しいです。
悲報!「悪魔を舐めるな!」ポーズカット、第5話。いや、冷静に考えて原作のあのコマだけ完全に浮いてたし、アニメの流れの中で入れ込む方がおかしなことになるんだが。 毎週毎週「あそこが変わった」だの「あれがなくなった」だのと違いをあげつらってますが、別に文句言ってるわけじゃないですよ(文句の場合もあるけども)。それこそメディアの違いってやつだし、そもそも我々肉ファンはみんな知ってるんですよ。ゆでたまごの漫画なんて、その場の勢いで意味も分からず適当に描いてることが山ほどあるってことを。だから後になってシナリオを総体で見て「無い方がよかったな」と思ったら変えたり消したりするのは全然問題無いんです。以前取り上げた例だと、魔雲天の「俺のマウンテンドロップの痛さまでは〜」っていうセリフなんていかにもアホっぽいじゃないですか。まぁ、それがゆで文法なわけですけど、シリアスなシーンだったらもっと格好いい(普通の)言い回しがあるわけで、そこは現場が改変していく方が正しい作品作りになるわけですよ。そういう意味で、「悪魔を舐めるな!」は別なところに活かしてもらう方向でいいんじゃないでしょうか。 というわけで今週も刺激的なお話でしたが、結果だけ見たら悪魔超人軍の2連敗。ま、連載当初から「そらそうよ」としか思わなかった展開なわけですが、それにしたってカーメンのやられっぷりはいささか不憫ではある。ステカセの方はきっちり元ネタを活かして「見たいもの」を全部見せてくれた上での敗北だし、さらにターボメンの能力がしょーじき意味分かんないじゃないですか。多分初見の視聴者は「どゆこと?」ってなったと思うんですが、安心してください。後の展開まで全部見ても「で、ターボメンってなんだったん?」ってなるので。あの能力は、「そういうもんだ」と思ってスルーするしかないです。これは邪推なんだけど、多分「受けたダメージを吸収して相手にエネルギーを返す」っていう能力、思いついた当初はもっと後で有効利用するつもりだったんじゃなかろうか。モーターマンがバイクマンのバッテリーがわりにチームにいたのと似たような感じで。一応後になってからエネルギー吸収用のプラグ部分だけはグリムさんが有効活用してくれたけど、多分もっと他の使い方を想定してて、最終的にボツったのがターボメンなんじゃないかと思ってる。信じるか信じないかはあなた次第。 まぁ、とにかくそんなよく分からん機械に負ける時代遅れのステカセ。先週に引き続き「ステカセかわいいなぁ」が全面に溢れ出ていたし、負け際までかっきーのキュートな演技が光っていました。そういやステカセとターボの最後の会話も改変されてて、「最後までウォーズマンにこだわった理由は云々」っていう割とエモ寄りの要素がなくなっていたんですが、これも後のことを考えての調整でしょうね。結局ウォーズマンとターボに絡みが一切なくて、ウォーズマンが「ステカセはよくやったよ」みたいなことを言うチャンスがなかったので、トータルで見るとよく分からん要素になっちゃったからね。ウォーズマンサイドから見たら、当時のステカセとの絡みとか思い出したくもないだろうしな。もし「ロボ超人と家電超人」っていう新たな絡みが掘り下げられればそれはそれで面白かったかもしれないけどね。できればステカセのエモ要素はやっぱりスプリングマン側から見たいので、機会があればあのスピンオフ漫画もぜひアニメ化をお願いします。ステカセをもっと堪能したいです。 転じてカーメンについては……なんも言うことねぇなぁ……短い時間で節操なくいろんな技を披露してくれるサービス精神はありがたいのだが、キン肉マン世界って、こういう小技(というにはトリッキーすぎる技)が多い超人って結局持て余してかませポジションになりがちなイメージがあるのよね。この後に出てくるプラネットマンなんてその最たるものだし、世界の条理すら揺るがすミスターVTRなんかもそう。結局、作者が泥臭いレスリングファンだから奇策持ちは強キャラになれないのですよ。カーメンは戦績だけ見れば過去40年の歴史の中で2戦2敗という作中最弱キャラの一角に。いや、ブロッケン戦は事実上勝ってるんだから不当な評価だけどな。確実に2戦2敗のプラネットよりはマシ(?)。あ、負けた後に霊になって他所の試合を邪魔してた実績をどうカウントするかにもよる。 というわけできーやん、違う、カーメンはさっさと退場。バトンは我らがBHことブラックホールに託された。それにしても……超人紹介Vがかっこよすぎんか? これ見てたら純粋にブラックホールのデザインが最高にイカしてるだけに思えてくるけども。胸のBHが輝く演出とか、ほんとのブラックホールファンにしか作れない映像でしたよ。これ、魔雲天版も再来週あたりに流してもらえるんだよね。楽しみだなぁ。息子の姿がちょろっと見えたりしないかなぁ。魔雲天と武道が2週にわたってずっと仲良くおねんねしてんの、超ハイレベルなBLに見えませんか? スカイマンのカセットはいらないんじゃないかな……第4話。まぁ、以前作者がスカイマンのリライトもやってみたいって言ってたし、もしかしたら格好良く活躍できるのかもしれないけどさ。 ステカセかわい〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜!!! もう今回はそこにつきますね。アニメになって動くステカセ、コミカルさが全力再現出来てて超可愛い。以前も言及した通り、ステカセはこの後作られたスピンオフストーリーの影響もあってすっかり読者たちの間での可愛さがアップしてしまっているわけだが、アニメは既にその設定を取り込んだかのような可愛らしさ。いや、別に原作から大きな改変はないんだけどね。 改めて思い起こすに、悪魔超人編って原作ではキン肉マンが完全にシリアス路線を受け入れた転機となるエピソードで、2度の超人オリンピックで模索した路線の完成形ではあるのだけど、それまでのルービックキューブマンとかベンキマンとかの超人の路線もまだ残ってて、悪魔超人軍その系譜を継いだ「過去のテイストの残滓」がステカセ(とバネ)だった(その証拠に悪魔騎士にはステカセ路線のキャラはもういない)。おかげで一応ギャグ的なデザインも残しつつだったわけだけど、「ウォークマン」というガジェットをこのデザインに仕上げたゆでたまご、キャラメイクのデザイン力は高いんだよな(読者募集超人というリソースがあるとはいえ)。今の世に出してもゆるキャラとして充分通じるし、シンプルなデザインの中にしっかり個性が出ているステカセ、見れば見るほどに完成度の高いキャラである。 そしてそんなステカセを見事に彩ってくれているのが、なんといってもキャストの柿原徹也である。かっきーのスキルなんて今更疑う余地もないが、持ち味である軽い声のトーンを活かして振り切れたステカセの愛嬌がたまらない。こんだけシリアスな世界観でこのステカセが出てくるだけでも嬉しいし、本人もインタビューで答えていた通り、いろんな超人のモノマネを入れてくれているのも芸達者である。まぁ、今回モチーフにした超人で明確な真似先があるのはネプチューンマンだけだけども(ウォーズマンは来週ね)。「全力で杉田のモノマネしてるかっきー」って、単なる業界の悪ふざけでしかないんだけど再現度たけえな。ちなみに今回かっきーが先んじてゼブラとマンモスマンをやってしまったため、もしオメガ編以降までアニメが作られることになったら、ゼブラ役の人とマンモス役の人は「真似したかっきーの真似」をしなきゃいけなくなりました。なんだこの状況。 そしてもう1つステカセを彩る要素を生み出してくれたのは、当然アニメの作画スタッフ。わざわざ過去の活躍シーンをダイジェスト形式で差し込んでくれたのもありがたかったが、いちいち変身する時の細かい段階の描写が面白くて、原作でも丁寧に描写してくれた「ステカセとコピー元のハイブリッド」みたいなデザインが面白い。足元ひょろひょろで上だけゴツいマンモスマンスタイル、アニメで見るとだいぶキモいことがよくわかるぞ! あと、地味なポイントとして合間に入るアイキャッチの紹介文も要注目。「ステカセは状況に応じて戦略を変えられるメタゲーム特化の超人だ!」なんて言及には「確かに!(あんま活かせてないけど)」と思っちゃったし、2枚目のアイキャッチは「旋律」と「戦慄」を引っ掛けたダジャレまで入れている。スタッフの愛を感じる細かいポイント。 今回はステカセの活躍だけで満足してしまっているが、その他の要素も軽く触れておくと、以前から気にしていた時代設定の話、やはりアニメでは有耶無耶のまま進むようである。「赤の広場」に関しての言及は基本的に全カットで、他の場所は具体的に言及してる割にはステカセたちの試合会場だけは「広場」としか言われてないのはちょっと変な感じ。その他にも原作にあった時代を感じさせるセリフは微妙に改変されており、バッファローマン登場時の「日本にこんな屋根付き球場ができたとはな!」が変更になっているのが分かりやすい。東京ドームが出来てまもなくの出来事ってわけではないと。他にもステカセがキン肉マンをコピーしてしまったくだりについて、原作だと「7年前の試合」と言及しているのだが、その辺も面倒くさいので時系列はぼやかす形に。そのくせステカセだけははっきりと「時代遅れの家電超人」呼ばわりされてんのがちょっと草。原作の時代設定でも「今はCDの時代だから時代遅れだ!」って言われてたし、そこは改変の必要無し。ひどい言われようである。 そしてダブルミーニングで「盟友」なスプリングマンも登場。彼のフォルムを見てると「アニメだとやっぱ正確に描くの大変だよなww」と思わざるを得ない無茶なデザインである(頑張ってるけど、首元のあたりがアングルによってやっぱなんか変)。まぁ、これはむしろ漫画の時にはそんな「無茶な嘘」を強引に画力で捩じ伏せている原作者を評価すべきポイントだろう。世界中探しても、スプリングマンを格好良く描ける漫画なんてこれくらいのもんだよ。スプリングマンも中の人のよっちんがいい味出してるし、ステカセを見守るスプリングマンの図、どうしても色々感じ入ってしまいますね。ちなみにこれはすぐ後で回収される伏線だが、バッファローマンがポツリと「魔雲天……」って漏らすくだりも実は結構な情緒があったりする。さぁ、他の悪魔超人たちも続くぜ。 追伸:アデランスの中野さん、割とガッツリ中野さんとして描かれててワロタ。キャストが柳原哲也なんだけど、芸人枠が多いのはやっぱりゆでたまごの交友関係からだね。そのうちバカリズムとかもどっかで出てきそう。 ちゃんとテリー止めたの魔雲天でしたね、第3話。できれば原作通り「ケケケ〜」までみたかったけど、奴らの活躍は来週までお預けだ(次回予告のステカセ素敵)。 順当に進行しております。1話2話がだいたい原作3話分ずつの進行で、今週もちょっとツメ気味ではあったが一応約3話分が終わったのでスピードは悪くない感じかな。ただ、意外だったのは対話シーンとかと比べると試合シーンの方が時間を削りにくくて尺を食ってる印象があったこと。視聴前はさ、なんだかんだ言って試合中ってそこまで複雑なことするわけじゃないからもっと尺詰めてサクサク行けるもんだと思ってたんだけど、やっぱ一応は(失礼だな)プロレス漫画なんだよな。ちゃんと試合の展開を描き、そこに説得力のある画を乗せようと思ったら試合シーンの方がたっぷりの尺を必要としていた。まー、考えてみりゃ詰められる台詞尺とかも試合中の方が少ないもんな。今後は1話2話と違って試合シーンが中心になっていくので、中弛みせずにどのように見せていくのか、今後も期待。 さて、今週も引き続き原作からの変更点を中心に確認していくが、まずなんと言っても気になったのは、分割ビジョンに展開された6ヶ国について、描写こそあれ具体的に「どこ」と説明されたのがグランドキャニオンと両国だけだったこと。これで何が気になるって、「ソ連」なのか「ロシア」なのかなんですよね。先週見た通りに、どうにも背景の様子なんかから舞台が「現代」っぽくなってるんで、ここで「ソ連」っていう言葉を明確に使わなかったことがどうなんだろうと。いや、来週あたりあっさり「ソ連」って言われるかもしれないけどさ。もし「ロシア」と明言されるようなことがあれば、それはそれで話が変わってきそう。 あとは尺を詰めるためのカット要素が中心で、例えば原作だとテリーの試合中に挟まったバッファローマンのメディカルサスペンション解除描写が無くなった。おかげで「正義超人のメディカルサスペンションの解ける音が聞こえる」っていうマーリンマンの台詞が「あなたの気のせいなのでは?」みたいになっちゃったのがちょっとかわいそうだし、悪魔超人軍の出撃への伏線が1個減っちゃったのでちょっと唐突にはなっちゃったか。まぁ、順序的には来週頭にバッファローマンの描写を入れる形になるかな。個人的にはねぇ、原作読んでてこのお話のラストのステカセ&BHの登場シーンで泣くほど感激したから、できればそこで引きを入れて見せて欲しかったとは思うんだが……ほんとに尺がギリだったからしょうがないか。無理やり入れようとして描写が省かれて「正義VS完璧」の思想の違いみたいな重要なファクターが抜けるのもそれはそれで困るからね。 ちなみに他のカット要素として大きい(?)のはキン肉マンの怯え描写の低減。主に漏らす描写のカット。まぁ、これは別にいらんといえばいらんし、アニメで克明に描かれても困るからカットでええか。こんだけちょこちょこ要素はカットされてるけど、やはり定番のトンチキマシンガンは丁寧に描いてくれるのがスタッフの愛。あんな意味わかんないことやってんのにね。あれが無くなったらキン肉マンじゃないもんな。無駄に迫力が出てて笑ってしまった。百歩譲って巨大マシンガンが生成されるのはいいとしても、突然競技場の土が盛り上がってきたのはなんだったんだよ。 引き続き注目して聴いちゃうのは完璧超人軍のみなさんの台詞(笑い声)。ラジアルの「バルル」がうますぎたのでハードルが上がってるが、一番自分のものにしているのはやはり圧巻、檜山ダルメシマンの鳴き声。こちらは文字にすると「ガウガウ」や「ウォンウォン」なのだが、自分なりに解釈して不自然にならない音でしっかり残している。やたら尺を取っちゃって厄介なターボメンの「ボシュー」。いちいち「私発言します」みたいなテンションで呼気が吹き出すターボさんちょっと可愛い。クラッシュはもう余計な小細工無しではっきり「ギガギガ」言うとる。イケボだから許されるが真面目にギガギガ言うてるのが逆に面白い。クラッシュの中の人はあんまり知らんかったのだけど、意外と若手なのかしら? ナレーション畑で活躍してる人みたいね。ピーク役の石毛くんは……大変だが頑張れ。試合中の変化が今から楽しみですね。 来週はステカセ戦。ステカセさんはあのスピンオフ話を読んだ後なので、また試合の印象変わりそうだなー。
エンディングええやん! 第2話。曲そのものはまぁ、「キン肉マンのエンディングだからちょっとコミカルな要素が入ってもいいよね」っていうニュアンスで成立してるし、何より映像が素晴らしい。原作コミックの画像をそのまま流用するアイディアは「キャプテン翼」のオープニングでも採用されていたが、今回は密度が桁違い。コマ送りで1枚1枚鑑賞したいくらい。第0話の時にも感じたけど、私たちはずいぶんキン肉マンのコスチュームに思い入れがあったようで、いちいち衣装が変わったり、アホみたいなリングが出てくるだけで心躍る。「あぁ〜魔法陣リングとイミフアーマーなんじゃぁ〜〜〜」っていうだけでたまらん。OKスタッフ、愛あるデザインだぜ。 さて2話目。感想としては「思いの外原作を忠実にアニメ化してくれとる」。いや、そりゃこんだけ面白原作なんだからイジる必要もないんだろうけど、台詞の細部に至るまで、かなり丁寧に拾ってる印象。ぶっちゃけ、何度も読み返していると言っても流石に表紙がボロボロになるまで読んだ元祖コミックほどには記憶に定着してない部分もあって、久しぶりに見直して「あ、こここうなってたんだっけ」って新たな気づきを与えてくれる部分もある。そうか、この時点で一応ミステリアスパートナーって出てきてたんだっけ。テリー戦の前に1日のブランクがあるから、そこで第2陣の連中は一旦宇宙に帰ったんやろな。そんであのタイミングで改めて空から降ってくるっていう。……めんどくせぇな。ちなみにミステリアスパートナーの中身は、代表してポーラマンだけがボッフォボッフォ喋ってくれたもんだからキャストが公開された形(松山鷹志氏だった)。あそこ、どうせならクレジットに「ミステリアスパートナー」って書いて欲しかったけど、まぁ、あんだけの数がいたらパートナーってのも変か。 原作再現が嬉しいついでにもう1つ触れておくと、ずっと中の人の話で恐縮だがマックス・ラジアル役の小林親弘がまー器用。彼の上手さは嫌というほど知ってるけど(以前Twitterで彼にはシングマンをやって欲しいって書いたくらい)、ラジアルの「バルルーン」という無茶な発声を見事に自然な呼吸で落とし込んでるのが神技。いや、武道の「グロロ」もすごかったけどさ、「バルルーン」がいい具合に機械音と肉声の間みたいな入れ方になってんのよ。今後のメチャむずキャラをやらされるキャストたちのハードルが上がってしまう……。そうそう、キャストといえば将軍様とはぐれ悪魔コンビたちも今回ちょっとだけ顔見せ。まぁ、こいつらのド安定感は今更いうまでもないか……こうなると今からハードルが爆上がりしてるのが「シルバーマン誰にするよ」問題なんだよな……。個人的には保志総一朗あたりを推したい。 逆に、原作から改変された部分についてもちょっとだけ言及しておくと、わかりやすいところではナツコさんの存在が抹消されている。別にアニメではいてもいなくてもいいとは思うんだけど、残念ながら今後ナツコさんが絡むシーンが一度もないからね……そこはもうとっぱらった方がスッキリするという判断なのだろう。ちなみにビビンバは登場しているのだが、なぜかCVがすみぺの兼ね役だった。そこはキャスト立ててもよかったやろがい、とは思うが、キン骨マンたちもわざと兼ね役になってたし、多分その辺は旧アニメリスペクトなんだろうな。そりゃ当時はね……ロビンマスクとアシュラマンとブラックホールが兼ね役だもんな……。 あと、これは今後の展開にも結構な影響がでそうな改変で、前回もちょっと気にしてたのだが……これ、もしかして舞台が現代になってる? ちょっと明確な手がかりがないので分からないんだが、原作だと時系列を合わせるため(2世にも合わせなきゃいけないからね!)、一応198X年という設定だった。アニメの方はというと、どうにも牛丼屋のテレビが薄型っぽいし、牛丼の値段も今の物価っぽいんだよな(原作だとあのシーンは特盛で300円である)。時系列がズレると、一応今後の舞台選びの時に若干の影響は出るはずなんだが、その辺は帳尻合わせてくるのかしら。 その他細かいところでは、「ゴング前のミートの助言がより具体的になった」→多分テリーの暴れ馬っぷりを強調するための変更。「全然聞いてない」雰囲気を出しつつ、さらにミートがちゃんと参謀として役にたつということを初見の人に提示する目的だろうか。初見の人に対しては、リングインのアナウンスの際に映像を入れて過去の活躍を紹介するなど、一応の配慮は見せてくれている(まぁ、それでもやっぱり一見さんはお断りだろうが)。そしてちょっと面白かったのは、「牛丼屋の親父がはっきりキン肉マンだと気づいている」。独り言を言わせるより、対話相手がいた方がテリーへの信頼をはっきり見せられるという判断だろうか。 さて、今後も余裕があればこんなふうに原作との対比も楽しんで行きたいところですね。今日のまとめ:自分たちの異名が書かれたオリジナルのカードを作っちゃう武道さん可愛いですね。 |
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Thraxi
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声優のこと全般
自己紹介:
関西在住の、アニメを見ることを生業にしてるニート。必死で好きな声優を12人まで絞ったら以下のようになった。
大原さやか 桑島法子 ーーーーーーーーーー ↑越えられない壁 沢城みゆき 斎藤千和 中原麻衣 田中理恵 渡辺明乃 能登麻美子 佐藤利奈 佐藤聡美 高垣彩陽 悠木碧
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