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最近のアニメや声優、Magicに対する個人的な鬱憤を晴らすためのメモ程度のブログ。
壮大なプロローグが終わった感、第4話。なんでだろう、ヒーラーが「ヒーラーの任務をまっとうします」って言ってくれるだけでやたら安心するのは。世の中にヒーラーを名乗ってヒーラーじゃない奴が多すぎるせいだろうなぁ。 前回の死闘と打って変わって、今回はほのぼの多めのお話。特に新たに仲間になった(?)ブルリンの愛くるしさが大変よろしく、小熊(というにはややでかいが)のもふもふ加減が実に癒しになっている。唯一心配なのはブルリンの発声方法がだいぶ無茶な唸り声なので中の人は大丈夫なのかということくらいだ。ブルリンが寝てる状態で王都を走ってたらガヤからブルリンと同じ声(?)が聞こえてきてちょっと笑った。その声のモブが出てくるのはアクシズ教徒の町以来ですよ。飲・め・る・の。 ローズの第一次試練を乗り越え、めでたく前衛適性を認められたウサト。改めてこの世界における救命団の任務を思い知らされ、さらに特訓は過酷になっていく。そんな中で新たに「先輩ヒーラー」に出会ったり、街の人から救命団の評判を聞いたりしてその仕事の大切さを学んでいく。いやまぁ、常識レベルでの「回復役って必要だよね」っていうだけの話ではあるんだけど、ローズが必要以上に伝説を作ってくれているおかげでその重要性はさらに大きく見える。魔王サイドの描写によればローズの武勇伝は敵味方問わずに鳴り響いているようで、最強の前線ヒーラーが1人いるだけでずいぶん戦局にも影響を及ぼすようである。なんだかんだ言って最終的に耐久力がものをいうのはどんなバトルでも当然ですからね。 そして、ヒーラー職の大切さを学んだウサトの背中を最後に一押ししたのが天然風味マシマシのスズネ先輩の存在。異世界に飛んでからだいぶ様子がおかしかった先輩だが、どうやらこちらのテンションの方が完全に素のようで、活き活きしながら自分の任務に向けて鍛錬を続けているという。そんなまっすぐな先輩も間違いなく前線に送られてしまう「勇者」である。(少なくともかつては)憧れた人を守れるというなら、自分のできる最大限のことをやろうと思うのがウサトという男である。これが恋心なのか憧れなのか、はたまた友情なのかはまだ分からないが、純粋に戦場で背中を預けられる関係性になれればベストですね。ただ、その場合にカズキの存在ってどこに落ち着くんだろうというのは気になるが……ベースとしてはカズキと先輩がくっついとくのが無難なんだよなぁ。ウサトは多分現地民と新しく関係を築けそうだし……あの思わせぶりに出てきたウサ耳っ子はなんだったんでしょうね。 PR どうとも判断のつかぬ、第3話。今期はなんだろう、むしろ精神的に余裕があるせいなのか、いつもと違って「面白いわけではないのだが」という奇妙な動機の記事立てが発生している。 こちらの作品については、新番チェックの際に「よく分かんなかったから保留」みたいな適当な結論にしていたのだが、一旦そこにちゃんと白黒つけようというのが今回の記事立ての理由である。結論から先に書くと、「どっちかってぇと無い寄り」である。 いい点から先にあげよう。まず、映像制作がちゃんとしているというか、そこはかとない作家性を持ち出した責任ある作りになっている。決して作画状態が良いとは言えない部分も多く、どうにも違和感は混じるのだが、最近の中国アニメなんかでよく見られる不思議なエフェクトと陰影の付け方には目を引かれる部分も多く、決して捨て鉢なクオリティではない。なんなんだろね、機材の流行り廃りでもあるんだろうか、この「どっかソシャゲみたいな不思議なライティングの色彩」は最近そこかしこで見るようになった傾向な気がする。多分見栄えがしつつ作画のコストを(金銭的にも、時間的にも)ある程度抑えられるシステムなんじゃないかと睨んでる。知らんけど。 そしてもう1点は新番チェックの際にも触れたが、既存のなろう文法の完全なコピーだけではない進行。そもそも「最弱」が最弱のままで進行していること自体がレアだし、現時点で主人公に優遇的な措置がほとんど取られていない。辛い物語ではあるが、これはこれで独自性を発揮する要素にもなっているだろう。 その上で何故「無い寄り」という結論に至ったかというと、そうして描かれているドラマにやっぱり説得力が無いからだ。1話目2話目時点で「なんでそこかしこにビンに入ったままのポーションが落ちてるんだよ……」とかいう細かいところが気になってしょうがなかったのだが(どこぞの転生者なんて、ポーションを生成できることを悪用して空き瓶だけで一儲けしようとしてたぐらいやぞ)、まぁ、そこは「本当にスキルという言葉が全てを支配している世界」だと思えば無理やり納得できなくもない。たとえば1つの村に1人くらいの割合で「瓶入りのポーションを生成するスキル」持ちが生まれてくるという世界であれば、そこらじゅうに瓶入り賞味期限切れポーションが転がっていてもおかしくはないだろう(どうだろう)。ただ、そうして「すべての人間が星に規定されたスキルを持っている世界」だとするなら、あまりに描写が杜撰なのだ。世界観の説明のためとはいえ、家族の会話で「お母さんの星2スキルがあるから」みたいなことをいちいち言わんだろ。また、星無しがあそこまで忌み嫌われる世界ということは「星1」と「星2」にも厳然たる差があるはずで、それだけで身分の差があるような扱いを受けて然るべき。その世界で軽口として「お前は星1だからだろ」みたいなことを言い合うのはどうにもこの世界の倫理がイメージできない。 そして主人公がレアな星無しという設定と、星無しが生まれたら親子の縁を切ってでもそいつを村から追放するという過激な文化。こちらに関して、脳内前世記憶から「魔女狩り」というフレーズが出ていたが、どっちかというとシンプルに「忌み子」文化だろう。これも現実世界では近世くらいまでどこのコミュニティにも存在した可能性がある文化であり、ひどいことはひどいが、まぁ、理解できる文化形態である。ただ、もし「忌み子」の文化的背景があそこまでの拒否反応を引き起こすほどに強固なものであるとするなら、まず忌み子に認定された時点で殺すなりなんなりという「規範」が存在して然るべきだろう。殺すことがいいというのではない。ただ突然父親がとち狂って娘を家からおん出すだけ、というのがどう考えても文化の理解度とその対応の未成熟さで釣り合わないのだ。 また、当然作者目線ではこの忌み子の文化を「主人公が受ける理不尽な仕打ち」の描写として表示しているわけだが、残念ながら視聴者目線ではこれが本当に理不尽なのかどうかを判断する術がない。まず、「世界中のすべての人間がスキルを与えられる世界」であるということを飲み込む必要があり、さらに「星無しは家族であろうが幼子であろうが放逐されるくらいに忌み嫌われる」という文化も飲み込むとしよう。であるならば、この世界にはさらに「そこまでの仕打ちを受けるくらいに、過去に星無しが忌み嫌われるような理由を作り出してしまった」という歴史的事実があるはずなのだ。そうでなければあそこまで強固な忌避感は作り出せないだろう。であれば、ヒロインは本当に周囲に「呪い」を与えている可能性があり、彼女の身の上が単なる「不憫」で終わらない可能性が出てくる。もちろん「そんなことはなく、あくまで理不尽な仕打ちを受けているだけなのだ」ということは描写から伝わってはくるのだが、そのことをきちんと理屈として設定してくれないことには納得感が薄い。そこに筆を割く判断が下されないのであれば、やはり今作の脚本には懐疑的にならざるを得ない。 ……というのが現時点での結論、長くなったのでもう一回まとめておくと「無し寄り」になった理由である。…………まぁ「そんなに気張ってみるもんでもないやろ」も結論なんだけども……せっかく他には無い設定で進めてくれている作品なので、もっとうまいことやって欲しいっていう気持ちがあるのだよなぁ。 このアニメの方が真っ当な意味でもふもふなでなでしてるよな、第3話。動物の種類はうさぎとクマだけだったけど……こっちの動物の方がもふった時に幸せそう。 というわけで、汚いシートン動物記みたいなお話になったわけですが、相変わらずテンポが良くて勢いがあるので、今期なろうの中では一番忌憚なく観ることができる作品になっている。3話目時点でこれだけの作画クオリティが維持出来ているなら、今後もそこまで大きな崩れは無い……と期待したいところだね。 今作が楽しく見られるのは、やはりなろうではあるがなろう的な要素が薄くて至極真っ直ぐな少年漫画っぽさがあるところで、いわば1話から3話までず〜っと修行パートみたいなもの。最近は本家ジャンプ漫画ですら人気が落ちるというので忌避されているらしい修行パートだが、こうしてちゃんと努力の過程と結果が見え、そこに因果関係が感じられてキャラクターの成長要素に寄り添えるならあって然るべきだと思うわけですよ。治癒魔法の「間違った使い方」は多分「間違ってる」のだろうが、「ダメージを受けてもその場で回復し続けながら殴る」は割と伝統的なキャラ造形の1つであり、ヒーラーというポジションじゃなくても、例えば不死性を持つキャラなんかが似たような振る舞いをすることもある。つまりは描き方次第でだいぶ陳腐に見えてしまうリスクを孕んだ主題のはずだが、今作はその部分をおよそヒーラー職とは思えないローズというバイオレンスクイーンに全て委ねることによって「地獄を見た上で、より高次の恐怖に打ち勝つためにヒール」という謎のモチベーションが付与され、充分にオリジナルな要素になっているのである。 今回の大蛇戦もアクション的見せ場が多く、ファンタジー世界ではお約束というか、一番の盛り上がりになるべき「巨大ボス戦闘」がちゃんと見せ場になっている。最近だと「一撃死のリスクを負った状態での巨大ボス戦」というと「シャングリラ・フロンティア」あたりで割と力の入った映像が見られるが、やはりゲームと現実(?)では必死さも違うし、こちらは熊さん親子の命のバトンという余計なおまけもついている。必死で頑張る主人公・ウサトの下に集うのがエロ可愛い女の子とかじゃなく、もふもふ出来る動物軍団になるならそれはそれで嬉しいじゃないですか。いや、今後ハーレムになる可能性は多分にあるのだが。ちなみに今回仲間になった熊さんのCVが明乃さんらしいです。女帝、なんでか知らんけどこれで異世界は巨大ハムスターに続いてのケモノ実績解除である。そんなポジションか? 中の人の話をついでにもう1つしておくと、今作を見ていて楽しい要素の1つに、実は主人公・ウサト役の坂田将吾がいい仕事をしているというのも挙げられる気がする。まぁ、普通の主人公ボイスではあるのだが、全盛期の石川プロみたいないい具合のノリを感じるのだよね。今まで何となくで名前を認識してたけど、もうちょい注目してみてもいいかもしれない。 ヤッター! 上(略)、第2話。どんななろう世界だって女神か姫の役で姿を現すぜ! 今世紀最高のノーブルボイス、はっきりわかんだね。 録画環境のトラブルで2話の視聴がすっかり遅れてしまった。地上波番組とバッティングしちゃうと録画がキャンセルされてミスっちゃうのよね。でも幸いAT-Xにはリピートがある。今後はちょっとスケジュールをずらしての視聴になるだろう。ある程度柔軟に調整できるありがたさ、入ってよかったAT-X(ダイレクトマーケティング)。 さておき今作、多分今期放送されてるスタンダードなろうの中では群を抜いてクオリティが高い。筋立てのどこがいいとかは具体的にあんまり無いのだが、とにかく映像が見やすいのとお話のテンポがいいのと。あとはまぁ、いわゆるなろう的チートからスタートするんじゃなくてちゃんとゴリゴリの修行パートから入ってるのも印象がいい。少年漫画ならごく当たり前の展開なのに、なろうフォーマットでそっちに進むだけでも「とても普通のお話だ!」ってんで印象が良くなるのは私の評価基準がクソ甘いだけでしょうかね。 でも、修行パートの見せ方とかも普通に上手いと思うんだけどな。「治癒魔法使いだから、自分の身体を痛めつけてもすぐに回復できて、超回復が絡むから短期間でステータスアップが見込める」っていう設定、多分ヒーラーを主人公にしたなろう作品なんて山ほどあるだろうし、このロジック(というかシステム?)も散々流用されてるのだろうけど、そうして「簡単にステータスアップできるよ」という部分でもきちんとそれなりの苦労を伴ったことが克明に描かれ、その中での精神的な変化もちゃんと描かれてるっていうのが見やすさの要因かしらね。 あとは「同時に3人が転移してきてるから、自分以外の連中の様子もわかる」というのも1つのポイントかも。まぁ、どこぞの盾の例や聖女の例を見ると、だいたいにおいてなろうにおける「一緒に転移してきたやつ」はちやほやされて後からザマァしたり、主人公のチートを引き立たせるための噛ませにするためだけに呼ばれる不憫な連中が多いのだが、本作の場合は(少なからずそういう要素もあるのかもしれないが)ちゃんと仲良しのままでいてくれているし、先輩のキャラがどんどん濃くなっているので3人の絡みを見ていてもちゃんとネタになっている。普通に考えたら「同郷から転移させられた数少ない知り合い」なんて協力して助け合っていくのが普通なのだから、蹴落としたり嘲ったりするのが前提のなろうフォーマットの方がおかしいんだよな。 とはいえ、次回でいよいよモンスターとのバトルに入りそうだし、ここからチート的な主人公の活躍が始まっちゃったら結局は「いつものなろう」に帰着するリスクもある。ここまでの見せ方から最低限の気配りはあるものと信じているが……是非ともこのテンションを保ってほしいもんである。 祝(?)・第2期決定、最終話。……いや、曲がりなりにも楽しんでいた身としては2期おめでとうと素直に言ってあげたいところではあるのだが……これ、2期やるようなアニメか? というわけで一旦区切りの最終話。ハッコンにも手出しできないような最強の敵キャラが出てくるところで閉幕。ただ、他のなろうと違ってハッコンってば世界最強でもチート術師でも知識マウントでもない単なる自販機なので、「まぁ、別に太刀打ちできない強敵なんてなんぼでもおるやろな」というので特に節目って感じでもない。特に今回の絶望ラストバトルで改めて提示された事実として、これまでなんとなくハッコンのおかげでミッションをコンプしてきた「愚者の奇行団」が別に強い連中ではないってのがある。いや、弓使いとかはそこそこの手練れなのかもしれないが、今回殺された(!?)ヒュールミなんて単なる研究者だから戦闘能力はほぼゼロじゃん。そんな連中が冥府の王にボコられて命を奪われるのも当然の展開なのよ。むしろここまでよくこんだけ無防備でやってきたよな。この設定のままで、更なる強敵と立ち向かう展開……あるのかなぁ。 「じゃぁ、ハッコンたちの成長はどこで示せばいいのか」という話で、これまでハッコンの内部ではがっつりパラメーターの上昇は示されていたし、最大の見せ場である「変な自販機」設定で新たな商品が登場すればそれがダイレクトに成長要素につながっていた。というか、そんなふうに見えていた。冷静に考えると、ハッコンが自販機のバリエーションを増やしたのって冒険の序盤の方だったので、そこから先はステータスアップが著しいわけじゃないんだよな。ピンチになると内部パラメーター上げて凌いでたので、その辺りは一応蓄積された成長要素なのだろうが……やっぱり視聴者目線だと「次はどんな商品が出てくるんだァ!?」という方が焦点になるので、そっちで成長要素が出ないとちょい寂しい。というかこの作品である意味がない。 最終回は「ガソリンスタンドのやつ」と「AED」という自販機と呼ぶにはギリギリのラインで追加要素を見せ、お外に出ないアニメオタクにも分かりやすくAEDの使い方を教えてくれる教養番組みたいになった。でもまぁ、今回見せた最大の成長要素って、やっぱりラッミスとの絆パワーの強さの方だよね。冷静に立ち返って考えると、結局今作における最大のチートって「特に理由もないラッミスの怪力」なのよ。人智を超えた筋力を持つヒロインがその拳1つで突き進む、史上最大の脳筋ファンタジーなのよ。最終回となる今回は単なる徒手空拳でラスボス格の相手の手を叩き折り、形の上ではそれによって相手を退場させることにも成功している。そして「このアニメっぽい要素」をなんとか出さねばならないってんで、ハッコンを自在に操り、腕っぷしだけで自販機を投げつけるというとんでもねぇコンビ技で真価を示す。最後の最後でスーパー物理になるヒロイン、むしろ推せる。世の中にはトンファー神拳や自転車殺法など意味のわからないものを武器として使いこなす技があるが、ここに至ってラッミスが「自販機殺人拳」を編み出したというのが一番の大ネタなのかもしれない。 「大抵の生物は自販機を投げつけられたら死ぬ」。これが真理よ。
自動販売機オブ・ザ・デッド、第11話。まぁ、あっちは自販機を使わずにコンビニからビールを調達してたけども……ホームセンターがゾンビに強いのは有名だが、自動販売機でも案外戦える。 前半戦はただひたすラッミスを愛でるパート。怖いものが苦手という属性があったようで、怪力&えちえち衣装の女の子が子供のように震え上がっている様子は単に可愛い。「ちっちゃい頃からそういうのがダメ」ってことは、当然この世界も幽霊話や怪談の類は現実と同じように存在しているということだろう。ただ、正直言うと設定としてわかんない部分が2つある。1つは、「屍炎魔」みたいな実際に死体が動く現象がそこかしこに観測できるこの世界観において、果たしてお化けは怖いのかという点。我々現実の人間が怪奇現象を怖がるのは「それがなんでだか分からない」から怖いわけで、もし死んだ人間がちゃんと理屈をつけて復活した上でお話ししたいと言ってきたら、多分それは怖くはないだろう。あり得ないことが起こっているという状態そのものが怖いだけなのである。 そう考えると、「お化けも怪物も、魔法も全部普通にある」というこの世界において、お化けの類だけを特別怖がる必要ってないと思うんだよね。多分人間に害をなす存在ではあるだろうから怖がること自体は別にいいのだけど、それってはっきりとその存在を認識できた上で「こちら側の安全を脅かすから怖い」だけであって、現実で言うなら熊とか狼とか、もしくは台風とか洪水と同じような「怖さ」ということになる。だとすればラッミスみたいに「怪談話だけは無理」みたいな精神性って生まれない気がするんだが……やっぱり「生きた人間がベースになっている」って部分が特別な怖さにつながっているのだろうか。 2つ目の疑問は、そうしたアンデッド系モンスターばかりが跋扈する「亡者の嘆き階層」ってのはいったいどうやって生まれたのかと言う部分。冒頭の説明で「アンデッド系のモンスターが多い、墓石だらけの階層」と説明されていたが、その墓石は間違いなく人間が置いたものなんだよな。打ち捨てられた住居や、なんなら村落っぽいものまであったのだから、おそらくあの階層には以前人間が集団生活を行った形跡がある。そこが何らかの理由でアンデッドに支配されてしまって現在に至るのだろうが……なんでそんなことになった? この階層だけの特質として「死者がアンデッドになる確率が高い」っていうエリア修正が入るのだとすると、しばらくは他の階層同様に人間が普通に生活していたが、死者が出て埋葬したら復活しちゃって、そこからアンデッドが連鎖的に増えていった、と考えるのが自然な歴史か。だとすると確かに結構エグい設定だな……墓石の量が多いってことは、おそらくそうしたパンデミックが起こった後にも人が住み続けて墓地を整備し続けた結果であるので、「そんなことしてないでさっさと他の階層に立ち去ればよかったのに」と思わんでもない。 Bパートでそんなゾンビとハッコンの交流を描くお話が語られたが、まぁ、すごくインスタントなシナリオ展開で、悲しくなったり苦しくなったりする暇もなかったな。流石にポッと出のどこの誰かも知らないような子供アンデッドに感情移入はできないからなぁ。ハッコンも「なんかもやっとするけど、アンデッド相手じゃどうしようもない」ということは頭ではわかってるようで、結局「何となく後味が悪い話」というだけのエピソードだった。これがちゃんと次週のボス戦への伏線とかになってればいいのだが……次回予告はAEDが登場してたぞ。あれを自販機と言っていいのかしら?
なんやねんこのアニメ、第10話。いや、そのツッコミを入れるのは10週遅い。 緊張感のかけらもないお話。なんとも不思議な構成になっており、前回までは一応曲がりなりにもなろう的ファンタジー世界におけるバトル要素が大なり小なり存在していたが、今回はいよいよそれもなくなり、物珍しげにハッコンを見守る異世界人たちを相手に、ただやりたいことをやるだけのお話になっている。まぁ、冷静に考えりゃ自動販売機が戦闘に絡む方がおかしいわけで、今回の方が作品の趣旨として自然な気もするのだが……何がすごいって、別にハッコンは「いなくてもいい」くらいの存在感でやんわりと世界に干渉しているということ。何しろ今回初めて変身した自販機はジュークボックスと温泉自動販売機(そんなのあるのかよ!)。もう、本当に「これも一応自販機の範疇だから……」という重箱の隅の品評会である。そしてAパートはメントスコーラ以外のコーラの新たな使い道(?)を開発するという、自販機のアイデンティティの原点に立ち返ったかのようなお話だったが、結局あのコーラ作戦がどの程度功を奏したのかがよく分かってないんだよな。今作は以前も似たような展開があったが、「ハッコンがいいアイディアを思いついて奇抜な自販機に変身したぜェ!」→「ま、あんま意味なかったけど……」みたいに試行錯誤の結果が堂々とスルーされる展開がある。エンタメ作品・なろう作品としては「どないやねん」というパートなのだが、そりゃまぁ、こんだけいろんなことが出来るなら、その全部が全部意味のある行動にならない方が自然なわけで。やることなすこと全部世界に影響しちゃう主人公よりかはなんぼか説得力はある。まぁ、その上で「俺たちはいったい何を見せられているんだ」とは思うけど。ほんと、大食い大会のくだりはなんだったんだよ。さらにその中で行われた演劇のくだりはもっとなんだったんだよ。マジで脚本構成が「別に、アニメの1話1話に意味なんてなくてもいいんだよね!」って開き直って書いてるとしか思えないシナリオであった。そして、その上で「まぁ、これはこれでええやろ」くらいの認識になっちゃってるのが不思議。 ちなみに一番納得行かなかったのは、「背中の流しっこするならタオル巻いたままはおかしいやろ!」っていう部分ですね。ラッミスはええ身体してんねんから、もっと有効活用していけ(普段からだいぶ活用してるからいいだろ)。
前半の一連の流れで、一時期はやった嘘松疑惑Tweetを思い出すなど、第9話。いやまぁ、当事者からしたら大きな問題なんでしょうけど……あれだよね、男側からの触れ方って、それこそ旦那でもない限りは正解が分からないよね。 というわけで、「残った自動販売機のネタは……」と必死に頭を巡らせたのか、「変わった自動販売機」で必死にググった結果なのか、いよいよもってストーリーに絡めにくい自動販売機が登場した。もしここで「ファンタジー冒険世界で生理用ナプキンを有効利用するバトル」を描けたならこの作者は文句なしのナンバーワンだったのだが……そうか、無理だったか……。いや、でもドライアイスとか風船とかでも強引にバトルに絡めたんだから、そこはもう、なんとかすればよかったんちゃうん。「めっちゃ液体度合いが高くて掴みどころのないスライム型モンスター」とか出して「これで吸収するんだ!」みたいなバトルにするとか…………いや、キモさが増すだけだな……結局、こうしてヒロイン勢に苦労してもらう以外の絡め方がなかったってことよなぁ。……そこまでして無理やりその自販機を出さなければいいだけの話では? まぁ、見つけたから書きたかったんやろなぁ。男目線だとこんな自販機があるっていうだけで驚きだしね。 そうしてお茶の間になんとも言えない空気を残しつつ、今回のメインはそこではなく、ここにきてなんとも不思議な存在である「コミュ障勇者」ミシュエルが追加された。彼の存在はこの世界においてどんな意味を持つのかはよく分かっていない……というか、こんだけ冒険を重ねているのに未だに「このダンジョンって結局なんなの?」という一番大事な部分が何一つ語られていないので、そりゃ突然「勇者」が出てきたところでどんな意味を持つのかは分かるわけもない。いや、本人も別に勇者を名乗ったわけでもないし、本当に単なる一介の冒険者っていう可能性もあるけどね。多分最終回に向けてのクライマックスは彼を取り巻く諸々が描かれることになるのだろう。ハッコンの結界能力を試すために彼が打ち込んだガチ必殺技はそれなりの迫力もあり、この世界の人間のスキルの限界値がまだまだ見えないことも物語っている。使いようによっては壮大な世界の存在を匂わせる伏線として機能するはずだが……あんまり期待はせんとこ。 Cパートでは「偽ハッコン」の小話が挟まれたが、あれで騙される街の人たち、流石に知能がやばすぎないか? いい商品が買えればそれでいいのか?
無茶苦茶な戦い方がきちんとセオリーとして蓄積されてんの草、第8話。もう、多少の無茶も「まぁ、前にやったからいいか……」ってなっちゃうもんな。 1つ上の階層のヌシ戦では「いくらなんでもそれは無茶やろ」と思う展開がいくつもあったのだが、今回のバトルは何故かいろんなところがやけに執拗というか、地味なことを積み重ねてその上で「でもやっぱ無茶やん……」みたいな変な味わい。異世界転生バトルもので、なかなか「数日かけてゆっくり水を貯める」なんてカイジの沼編みたいな行程を経ることもないだろう。その上で「やっぱ無理じゃん」からドライアイスに切り替えるあたり、もうちょい「すごいことやってるんだぞ!」っていうドヤ感が出てもいいのに、しれっと誰にも気づかれずにやっちゃうあたりがハッコンらしさではあるんだろうか。まぁ、「水捌けが良くてあれだけの水量が一切貯まらないようなロケーションで、果たして二酸化炭素が貯まるんだろうか」という疑問もあるのだが……あと「この世界の魔物の燃焼が科学的な根拠に基づいた燃焼なのかもよく分からない」っていうのも不安材料だよな。魔法(魔物)が存在してる時点で、ハッコンの理解してる化学法則が成り立たない世界なのは間違いないわけで、そこは前提とした上で博打に出たという解釈でいいのかしら。 まぁ、そうしてやっぱり設定の微妙な部分に首をひねることは多々あるわけだが(そもそもあの大穴スイッチなんやねん)、それら全てに目をつぶれば(?)、むしろ地味で丁寧なお仕事ぶりはなろうヒーローの中では好感が持てる部類。制限された機能の中で戦うハッコンの頑張りはいつだって評価できるものだし、今回は「高圧放水機になってみたけど、最終的になんの役にも立たんかった」という、まさかの「変形に意味がない」パターン。そういうのも挟まると、とにかくやたらめったら変身できることばかりがハッコンの力ではないことが裏付けられているようでちょっと安心する。あとはトライアル&エラー。過去に展開したドライアイス製造機、エロ本販売機、そして風船販売機などを多用してのミッションクリアは、このタイミングで総決算の趣。お疲れ様でした。 ただ、1つだけどうしても納得できないのが…………念話機能とかあるの?!?! いや、それは流石に取れよ! 取ったらハッコンのアイデンティティが失われるから作品としては全く面白くなくなるだろうが……普通に考えたらまずは意思疎通をクリアにするのが最優先じゃん。そこを心情的な理由から忌避してるって設定は……急激にハッコンの好感度が下がる要素じゃないか? 「言葉を発することができず、機能制限のある自販機で必死に戦う」が面白みなのだから、ここで「自由に意思疎通できる可能性」を匂わせるのは悪手だよ。まぁ、その先にもっと強い「人間に戻る」というゴールが提示されているので、その前段階だと捉えられているのかもしれないが……今のハッコンの悩みを考えると、「人間に戻る」よりも「自由に意思疎通できる自販機になる」が最善手な気がするんだけど……やらんのかい。
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Thraxi
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男性
趣味:
声優のこと全般
自己紹介:
関西在住の、アニメを見ることを生業にしてるニート。必死で好きな声優を12人まで絞ったら以下のようになった。
大原さやか 桑島法子 ーーーーーーーーーー ↑越えられない壁 沢城みゆき 斎藤千和 中原麻衣 田中理恵 渡辺明乃 能登麻美子 佐藤利奈 佐藤聡美 高垣彩陽 悠木碧
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